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2021年04月11日
2018年12月23日
完成!ステップ型ハードウッド製ウッドデッキ製作DIY⇒費用18万円【作業編2/2】
DIY製作の途中だったハードウッドのセランガンバツーを使用したステップ型のウッドデッキ。
ここまで3日間の作業で7割がた完成し、床面の一部と、幕板の取付を残していた。
前回、ステップ部分で想定外のセランガンバツーを使ってしまったので、リーベで追加注文しておいたものが到着していた。
今回も反り、曲がりは少なく、品質、配送ともに問題なし。
まずは床板を貼り終わり。
ハードウッドの床板貼りは反り、曲がりの修正が最も大変。
ただ、ビスを打つ手順や腕力で大抵なんとかなる。
最初の1枚目をなるべく真っ直ぐな板にするのも重要なポイント。
幕板を貼り、3時間ほどでほとんど完成。
幕板はもっぱら見栄えのために取付けるので、今まではあまり付けたことがなく、今回、自宅以外に制作するということで、初めて本格的に取り付けた。
分かったのは、結構な量の木材を使用するということと、設計段階である程度イメージしておくことも重要だということ。
いい勉強になった。
今回のウッドデッキは、家よりの部分は横張りで、結果的に室内のフローリングの向きと同じなのがとても良かった。
ウッドデッキと部屋に一体感が生まれて、部屋が広がったような印象。
ウッドデッキの一部は、以前から生えていた植栽のために切り抜いた。
木の根元にソーラー式のスポットライトを設置したので、暗くなると木がライトアップされる。
お安いのに、かなりの明るさと、ソーラー電池の性能でかなりコスパのいい印象。
ハードウッドは施工直後はとても綺麗で、水に濡れると、このようにピカピカ。
でも、時間の経過とともに、汚れや日焼けでシルバーグレーっぽく変色してくる。
工具は除く資材と消耗品
@ 木材(セランガンバツー)
すべてリーベにて購入。
A ステンレスビス
錐込隊長 4.5(径)×51(長さ)mm(300本入)3箱=9,537円
B 防草シート 3,999円
C 下穴錐 4本 3,089円
D 消せるチョーク 700円
E 羽子板付き束石 430×8個=3,440円
F 砕石 約1000円
G ソーラーライト 2,998円
@〜G合計 183,252円
ちなみに、今回のハードウッドのセランガンバツーを使用したウッドデッキDIY作業は大体3.5日位。
仮に日給3万円(高目)と仮定しても手間賃が約10万円。
慣れてる職人さんなら、2.5日あれば作れそうだし、材料・工賃込みで30万円くらいあれば十分そう。
だけど、実際、ウッドデッキ製作業者さんに頼むとすると、倍はかかるんじゃないかな?
ハウスメーカーやホームセンター経由で外注して作ると、異常な値段になるようなので、節約したいけど、DIYは無理という人は、直接、専門業者に注文した方がいいと思う。
ここまで3日間の作業で7割がた完成し、床面の一部と、幕板の取付を残していた。
前回、ステップ部分で想定外のセランガンバツーを使ってしまったので、リーベで追加注文しておいたものが到着していた。
今回も反り、曲がりは少なく、品質、配送ともに問題なし。
【注文商品】
--------------------------------------
注文商品 :セランガンバツー20×120×3900mm(8.8kg) ※2000+残にカット
数量 : 6 本
単価(税込): \2,627
金額(税込): \15,762
---------------------------------------
小計(税込) : \15,762
(うち消費税 : \1,293)
送料 : \3,000
合計 :\18,762
ちなみに、個人宅の配送は3300mm以内とのことなので、3900mmのセランガンバツーを3300mmにカットして配送してもらおうと思ったところ、今回配達してもらったエリアは配送する車の都合上2000mmまでとのことで、急遽ほぼ半分にカットして配達してもらった。
まずは床板を貼り終わり。
ハードウッドの床板貼りは反り、曲がりの修正が最も大変。
ただ、ビスを打つ手順や腕力で大抵なんとかなる。
最初の1枚目をなるべく真っ直ぐな板にするのも重要なポイント。
幕板を貼り、3時間ほどでほとんど完成。
幕板はもっぱら見栄えのために取付けるので、今まではあまり付けたことがなく、今回、自宅以外に制作するということで、初めて本格的に取り付けた。
分かったのは、結構な量の木材を使用するということと、設計段階である程度イメージしておくことも重要だということ。
いい勉強になった。
今回のウッドデッキは、家よりの部分は横張りで、結果的に室内のフローリングの向きと同じなのがとても良かった。
ウッドデッキと部屋に一体感が生まれて、部屋が広がったような印象。
ウッドデッキの一部は、以前から生えていた植栽のために切り抜いた。
木の根元にソーラー式のスポットライトを設置したので、暗くなると木がライトアップされる。
お安いのに、かなりの明るさと、ソーラー電池の性能でかなりコスパのいい印象。
ハードウッドは施工直後はとても綺麗で、水に濡れると、このようにピカピカ。
でも、時間の経過とともに、汚れや日焼けでシルバーグレーっぽく変色してくる。
今回のウッドデッキのDIY製作費用
工具は除く資材と消耗品
@ 木材(セランガンバツー)
すべてリーベにて購入。
【ご注文商品】
--------------------------------------
商品番号 : WDSB-035
商品名 : ※【在庫限り】セランガンバツー・45×70×3000mm(8.9kg)
数量 : 5 本
単価(税込) : \2,857
金額(税込) : \14,285
---------------------------------------
商品番号 : WDSB-230
商品名 : ※【在庫限り】セランガンバツー・45×70×2700mm(8.0kg)
数量 : 6 本
単価(税込) : \2,571
金額(税込) : \15,426
---------------------------------------
商品番号 : WDSB-365
商品名 : ※【在庫限り】セランガンバツー・20×120×2700mm(6.1kg)
数量 : 22 本
単価(税込) : \1,959
金額(税込) : \43,098
---------------------------------------
商品番号 : WDSB-475
商品名 : ※【在庫限り】セランガンバツー・20×120×2400mm(5.4kg)
数量 : 3 本
単価(税込) : \1,740
金額(税込) : \5,220
---------------------------------------
商品番号 : WDSB-477
商品名 : ※【在庫限り】セランガンバツー・20×120×3300mm(7.4kg)
数量 : 3 本
単価(税込) : \2,394
金額(税込) : \7,182
---------------------------------------
商品番号 : WDSB-478
商品名 : ※【在庫限り】セランガンバツー・20×120×3600mm(8.1kg)
数量 : 18 本
単価(税込) : \2,612
金額(税込) : \47,016
---------------------------------------
小計(税込) : \132,227
(うち消費税 : \10,350)
送料 : \7,500
---------------------------------------
お支払合計金額: \139,727
★追加注文分
商品名 : ※【在庫限り】セランガンバツー・20×120×3900mm(8.8kg) ※2000+残にカット
数量 : 6 本
単価(税込) : \2,627
金額(税込) : \15,762
---------------------------------------
小計(税込) : \15,762
(うち消費税 : \1,293)
送料 : \3,000
合計 :\18,762
総計 :158,489
A ステンレスビス
錐込隊長 4.5(径)×51(長さ)mm(300本入)3箱=9,537円
B 防草シート 3,999円
C 下穴錐 4本 3,089円
D 消せるチョーク 700円
E 羽子板付き束石 430×8個=3,440円
F 砕石 約1000円
G ソーラーライト 2,998円
@〜G合計 183,252円
ちなみに、今回のハードウッドのセランガンバツーを使用したウッドデッキDIY作業は大体3.5日位。
仮に日給3万円(高目)と仮定しても手間賃が約10万円。
慣れてる職人さんなら、2.5日あれば作れそうだし、材料・工賃込みで30万円くらいあれば十分そう。
だけど、実際、ウッドデッキ製作業者さんに頼むとすると、倍はかかるんじゃないかな?
ハウスメーカーやホームセンター経由で外注して作ると、異常な値段になるようなので、節約したいけど、DIYは無理という人は、直接、専門業者に注文した方がいいと思う。
タグ:費用
2018年11月26日
ステップ型ハードウッド製ウッドデッキ製作DIY【作業編1/2】
以下、ウッドデッキDIYの作業手順(を備忘もかねて細かく書いておく)。
現地に到着すると、あらかじめリーベに現地に配送してもらっておいた材料(セランガンバツー)が山積みになっていた。
品質はいたって良好そう。さっそく作業に取り掛かる。
今回のセランガンバツーを使ったウッドデッキ製作の最初の一辺は、写真の木材の奥に見える建物に沿った掃出し窓の下部分。
なぜこの部分から作るかというと、ウッドデッキ床板の高さを掃出し窓などの下端と合わせるように現物合せで作るため。
(予め厳密に計測できればそれに越したことはないけれど、束石を置くために土を掘ったり、砕石を入れたり、それを突き固めたりする作業があるので、現場合わせする方が自分は楽。)
この一辺を作る場所に、まずは両端2か所の羽子板付き束石をセッティングして、その2点間をつなぐ木材(本件の場合には、床板を建物と水平方向に貼るので、「大引き」となる)を固定する。
このブログで紹介しているハードウッドを使ったウッドデッキDIYのオリジナルの作成方法では、この一辺がウッドデッキの全体的のベースとなる重要な部分なので、ここは慎重にやる必要がある。(逆に言えば、ここさえしっかりできてしまうと、あとは楽な作業になる。)
根太や大引きを固定するための束石を置く2か所(調整を見越して多少広めにしておく)は土を締め固めた上に、砕石をひいてそれをさらに締固めておく。
今回は、元が芝生なので、まずは芝生をカットしてめくって、出てきた土の部分を、束石でドンドンと突いて締固め、ある程度締め固めたら、できた凹みに砕石を入れて、さらに締め固める。
基本的に、自分がデッキを作る場合は、これだけしかしない。(束石を置かない部分は防草シートと砕石で雑草対策しておく)
土地の条件にもよると思うけれど、束石は複数置くので荷重は分散されるし、仮にこの方法で作ったウッドデッキ全体が傾くようなことがあるならば、その場所は、(本などでよくみられるように)数十センチ穴を掘ってコンクリを流してから束石を置いたり、束柱を立てたところで、大差なく傾くのではないか、いう考えによる割り切り。
まさか、震度7以上でも傾かないウッドデッキを目指すわけでもあるまいし・・・
もし締固め作業をしてみて、土が異常に沈んでしまい、沈下の懸念が大きい場合は、大きめに穴を掘って、コンクリブロック(重量)を埋め込んで、その上に束石を置いてもよいと思うし、大きな穴を掘ってコンクリートを流し込んでもいい。所詮は自分のウッドデッキ、自分の気の済むまでやればいいと思う。
続いて束石をセット(といっても置くだけ)するけれど、最初の一辺で使うのは羽子板付き束石が便利。
「羽子板付き」、とか「羽根付き」、とか言われるものだけれど、要するに、コンクリートの塊に、束柱を固定するための金物が予め埋め込まれているもので、ホームセンターでの購入が基本(500円/個程度)。ネット通販でも変えるけれど、送料の兼ね合いか、異常に高額(1個数千円)。
全ての束柱の下に羽子板付きを使う必要はないけれど、ウッドデッキの外周部分を組み立てる際に必要な束柱(四角なら最低4個)の固定には、これがあると非常に便利で作業効率が高まる。
羽子板付き束石で気を付けることは、羽子板の金具部分の穴から束柱にビスを打つので、その作業スペースが確保できる向きになるように置くこと。
置いた束石に束柱を仮止め(ビス2本)するけれど、ここで問題になるのは束柱の長さ。
束柱の長さは、床板の上端がサッシ下端に収まることを想定し、そこから逆算して決める。
計算でもいいけれど、自分の場合は、失敗したくないので、大抵、ひとまず長めに切って束石の上にセットして、その束柱に実寸に合わせて床板、根太、大引きなどの寸法を書き込んでいき、決まったところで木材を改めてカットする。
最初に置く束柱2つ、両方ともがサッシの下に位置していれば、両方とも同じようにサッシを起点として計測すればよいけれど、今回のようにウッドデッキの横幅がサッシからはみ出していて、片方の束柱がサッシの下に入っていないときには、そちらの束柱は基準点がなく計測が難しいので、この採寸作業の際に、2本の束柱を固定する木材(今夏は大引き)も水平に仮止めして、サッシ下にならない束柱の寸法を決めておくことが必要。
大引きの仮止めに使用しているのはクランプ。これがおひとり様ウッドデッキDIYの重要なパートナー。
最近は樹脂製の使いやすそうなものなどが販売されているけれど、重量のあるハードウッドを動かないように力任せに固定するので、破損リスクを考えると昔ながらの金属製にしておく方が無難。
とりあえず、片側の束柱の計測した場所に合わせてクランプで固定。
一人作業だと、この時点では大引きは完全に斜め状態になるけれど、気にせず、反対側の束柱にも大引きをクランプで固定。大引きが長い場合には、中間地点あたりに、適当な木材をあてがってクランプで固定して、ある程度水平になるようにしておいくと作業しやすい。
ひとまず大引きが2本の束柱にクランプで固定された状態になったら、ここから大引きを水平にする作業。
水平器を大引きの上に置いて、傾きを見ながら、クランプを少し緩めて木材を上げ下げして微調整する。
このとき使う大引きの上端面が水平でないと、全体の誤差が大きくなってしまうので、ここで使う大引きはなるべくまっすぐなものを選んで使い、複数地点で水平を確認する。(自然の木なので、多少のそり、たわみはあるのが普通)
大引きが水平になったら、束柱から外壁の距離など、左右均等であるべきポイントの寸法などを拠り所に適正な位置に束柱が置かれるよう微調整。
そして、大引きの下端か上端のラインの印を束柱にしっかりつけて、一旦解体。
今回、この印をつけるために使用したのは、その名も「書いたあと消せるチョーク」。
消せるのはもちろんのこと、書くときの滑らかさと、確実に書きこむ力には、今までの鉛筆での苦労はなんだったの、と思わされてしまう。一つのウッドデッキをDIYする間に印をつけたり線を書いたりする回数は相当なもの。そのストレスを解消し、作業効率を上げるためにこれからも愛用すること間違いなし。
さて、束柱を先ほど計測した長さにカットして、再度、束石に固定。
そして、大引きを本固定(各最低2か所づつビス止め)して、一辺目の作業は完了。
使用しているビスは頑丈で錆びの心配もないイチオシの錐込隊長。
一辺目の大引きに対して直角に交わる形で取り付けるのが2辺目となる根太。
家の外壁を頼りに垂直に設置。
垂直方向の位置としては、大引きの上に乗る形になる(=1辺目ができているので、高さを決めるのは簡単)。
2辺目を支える、まだ据え付けられていない束柱を、上に書いた方法でクランプ、水平気を遣いながら設置。
束柱は、根太の上端から2cmくらい下がった位置に天端がくるようにカットして設置。
(床板は根太で支えるので、束柱が床板にぴったりくっつく必要はなく、むしろ以後の微調整の際に、邪魔になることがないように2cmほど下がった位置にしている。)
以降は、3辺目に根太、4辺目に大引きとなっただけで、作業手順としては同じ。
今回は、家の外壁を使って直角を出したので、先に3.辺目の根太を設置してから、4辺目の大引きを設置したが、この順番はどちらでも構わない。
4辺目を作った時点で、これまでの作業の誤差が溜まった結果として1辺目と高さが合わない場合もある。(自分の場合、大抵そうなる)
その場合、根太や大引きの上げ下げで微調整して、全体が概ね水平になるようにする。
繰り返しになるけれど、この際、根太や大引きを下に下げたことで、束柱までカットしなければいけないようになると、手戻りで面倒なので、この調整シロとなるように、束柱は床板から2cmくらいは下がった位置になるようにしておくことが重要。
ちなみに、今回のウッドデッキの高台部分、長方形から少し出っ張る部分があるので、その部分も追加で設置してある。
写真にあるように、今回も使用しているのは、リョービのコード付きインパクトドライバー。7〜8千円で購入できて、トルクも充分。
バッテリー切れの心配もなく(バッテリーが弱くなってくると、ドリルビットが折れるという弊害も発生しやすくなる)、安いので2つ購入して、ドリルとドライバーのビットを装着して作業することでドリルビット交換の手間がないので、作業効率が大幅にUP。
ウッドデッキの外枠が出来上がったら、外枠に設置した2本の大引きの中間地点に大引きを一枚追加する(ウッドデッキの規模や樹種によって本数は変わる)。
水平方向の位置は、既設の根太の中間点。
垂直方向の位置は、既設の根太の下。
位置決めは簡単なので、あとはその場所に束石を設置して、まずは束柱を根太に固定してしまう。
その後で、束柱にクランプで大引きを仮止めして、ビスで固定。
最終的に床板を固定することになる根太を概ね500mm間隔で設置するため、設計図の寸法どおりに大引きに印をつける。
そこに束柱を立てて、まず先に大引きに固定してしまってから、順次根太を取り付けていく予定だった。
しかし、ここまで作業してきた感じで、20×120のセランガンバツーで作る床下構造はかなり頑丈で、これ以上の束柱が必要とは思えなかった。
中間地点に一か所くらいはあってもよいかと思ったのだけれど、とりあえず試験的に、設計図とは違ってくるけれど、束柱はこれ以上設置せず、大引きと根太を結合するための小さな角材を束柱代わりに取り付けて、根太を設置してみた。
ここまできたところで床下の雑草対策をしておく。
用意しておいた防草シートを敷き詰めて、その上に抑えとして砕石をまく。
少々、砕石の量が足りなかったのと、砕石の粒が小さくて、イマイチだったので、後日追加する予定。
なお、今回のウッドデッキは、ステップ式のため、低い部分の根太設置作業があるけれど、基本となる四角い高台部の作り方分かればよいと思うので、その部分の説明は省略。
全体の基礎が完成した状態はこちら。
今回のウッドデッキ製作の最大の目的は悲しいかなネコ避け。
施主の最大の関心事は、床下に猫が入り込まないかどうか。
というわけで、基礎の隙間から猫が入り込むことが無いようにホームセンターで購入した金網をびっしりと設置。
金網を押さえるために使っているのはステンレス製の座金。波板固定用の薄いタイプのものなので、100個入りで千円程度と格安。色々な場面で使えるので、お気に入り。
この上から幕板を設置すれば完璧に施主のリクエストに応えらえる。
この先の床板張り〜オプション工事〜完成までの作業工程は、後日UP予定。
1 最初の1辺を作る
現地に到着すると、あらかじめリーベに現地に配送してもらっておいた材料(セランガンバツー)が山積みになっていた。
品質はいたって良好そう。さっそく作業に取り掛かる。
今回のセランガンバツーを使ったウッドデッキ製作の最初の一辺は、写真の木材の奥に見える建物に沿った掃出し窓の下部分。
※完成時の様子
なぜこの部分から作るかというと、ウッドデッキ床板の高さを掃出し窓などの下端と合わせるように現物合せで作るため。
(予め厳密に計測できればそれに越したことはないけれど、束石を置くために土を掘ったり、砕石を入れたり、それを突き固めたりする作業があるので、現場合わせする方が自分は楽。)
この一辺を作る場所に、まずは両端2か所の羽子板付き束石をセッティングして、その2点間をつなぐ木材(本件の場合には、床板を建物と水平方向に貼るので、「大引き」となる)を固定する。
このブログで紹介しているハードウッドを使ったウッドデッキDIYのオリジナルの作成方法では、この一辺がウッドデッキの全体的のベースとなる重要な部分なので、ここは慎重にやる必要がある。(逆に言えば、ここさえしっかりできてしまうと、あとは楽な作業になる。)
束石を置く場所の下地を作る
根太や大引きを固定するための束石を置く2か所(調整を見越して多少広めにしておく)は土を締め固めた上に、砕石をひいてそれをさらに締固めておく。
今回は、元が芝生なので、まずは芝生をカットしてめくって、出てきた土の部分を、束石でドンドンと突いて締固め、ある程度締め固めたら、できた凹みに砕石を入れて、さらに締め固める。
基本的に、自分がデッキを作る場合は、これだけしかしない。(束石を置かない部分は防草シートと砕石で雑草対策しておく)
土地の条件にもよると思うけれど、束石は複数置くので荷重は分散されるし、仮にこの方法で作ったウッドデッキ全体が傾くようなことがあるならば、その場所は、(本などでよくみられるように)数十センチ穴を掘ってコンクリを流してから束石を置いたり、束柱を立てたところで、大差なく傾くのではないか、いう考えによる割り切り。
まさか、震度7以上でも傾かないウッドデッキを目指すわけでもあるまいし・・・
もし締固め作業をしてみて、土が異常に沈んでしまい、沈下の懸念が大きい場合は、大きめに穴を掘って、コンクリブロック(重量)を埋め込んで、その上に束石を置いてもよいと思うし、大きな穴を掘ってコンクリートを流し込んでもいい。所詮は自分のウッドデッキ、自分の気の済むまでやればいいと思う。
束石を置く
続いて束石をセット(といっても置くだけ)するけれど、最初の一辺で使うのは羽子板付き束石が便利。
「羽子板付き」、とか「羽根付き」、とか言われるものだけれど、要するに、コンクリートの塊に、束柱を固定するための金物が予め埋め込まれているもので、ホームセンターでの購入が基本(500円/個程度)。ネット通販でも変えるけれど、送料の兼ね合いか、異常に高額(1個数千円)。
全ての束柱の下に羽子板付きを使う必要はないけれど、ウッドデッキの外周部分を組み立てる際に必要な束柱(四角なら最低4個)の固定には、これがあると非常に便利で作業効率が高まる。
羽子板付き束石で気を付けることは、羽子板の金具部分の穴から束柱にビスを打つので、その作業スペースが確保できる向きになるように置くこと。
束柱と大引きを固定する。
置いた束石に束柱を仮止め(ビス2本)するけれど、ここで問題になるのは束柱の長さ。
束柱の長さは、床板の上端がサッシ下端に収まることを想定し、そこから逆算して決める。
計算でもいいけれど、自分の場合は、失敗したくないので、大抵、ひとまず長めに切って束石の上にセットして、その束柱に実寸に合わせて床板、根太、大引きなどの寸法を書き込んでいき、決まったところで木材を改めてカットする。
最初に置く束柱2つ、両方ともがサッシの下に位置していれば、両方とも同じようにサッシを起点として計測すればよいけれど、今回のようにウッドデッキの横幅がサッシからはみ出していて、片方の束柱がサッシの下に入っていないときには、そちらの束柱は基準点がなく計測が難しいので、この採寸作業の際に、2本の束柱を固定する木材(今夏は大引き)も水平に仮止めして、サッシ下にならない束柱の寸法を決めておくことが必要。
大引きの仮止めに使用しているのはクランプ。これがおひとり様ウッドデッキDIYの重要なパートナー。
最近は樹脂製の使いやすそうなものなどが販売されているけれど、重量のあるハードウッドを動かないように力任せに固定するので、破損リスクを考えると昔ながらの金属製にしておく方が無難。
とりあえず、片側の束柱の計測した場所に合わせてクランプで固定。
一人作業だと、この時点では大引きは完全に斜め状態になるけれど、気にせず、反対側の束柱にも大引きをクランプで固定。大引きが長い場合には、中間地点あたりに、適当な木材をあてがってクランプで固定して、ある程度水平になるようにしておいくと作業しやすい。
ひとまず大引きが2本の束柱にクランプで固定された状態になったら、ここから大引きを水平にする作業。
水平器を大引きの上に置いて、傾きを見ながら、クランプを少し緩めて木材を上げ下げして微調整する。
このとき使う大引きの上端面が水平でないと、全体の誤差が大きくなってしまうので、ここで使う大引きはなるべくまっすぐなものを選んで使い、複数地点で水平を確認する。(自然の木なので、多少のそり、たわみはあるのが普通)
大引きが水平になったら、束柱から外壁の距離など、左右均等であるべきポイントの寸法などを拠り所に適正な位置に束柱が置かれるよう微調整。
そして、大引きの下端か上端のラインの印を束柱にしっかりつけて、一旦解体。
今回、この印をつけるために使用したのは、その名も「書いたあと消せるチョーク」。
消せるのはもちろんのこと、書くときの滑らかさと、確実に書きこむ力には、今までの鉛筆での苦労はなんだったの、と思わされてしまう。一つのウッドデッキをDIYする間に印をつけたり線を書いたりする回数は相当なもの。そのストレスを解消し、作業効率を上げるためにこれからも愛用すること間違いなし。
さて、束柱を先ほど計測した長さにカットして、再度、束石に固定。
そして、大引きを本固定(各最低2か所づつビス止め)して、一辺目の作業は完了。
使用しているビスは頑丈で錆びの心配もないイチオシの錐込隊長。
2 2辺目を作る
一辺目の大引きに対して直角に交わる形で取り付けるのが2辺目となる根太。
家の外壁を頼りに垂直に設置。
垂直方向の位置としては、大引きの上に乗る形になる(=1辺目ができているので、高さを決めるのは簡単)。
2辺目を支える、まだ据え付けられていない束柱を、上に書いた方法でクランプ、水平気を遣いながら設置。
束柱は、根太の上端から2cmくらい下がった位置に天端がくるようにカットして設置。
(床板は根太で支えるので、束柱が床板にぴったりくっつく必要はなく、むしろ以後の微調整の際に、邪魔になることがないように2cmほど下がった位置にしている。)
3 3辺目〜4辺目
以降は、3辺目に根太、4辺目に大引きとなっただけで、作業手順としては同じ。
今回は、家の外壁を使って直角を出したので、先に3.辺目の根太を設置してから、4辺目の大引きを設置したが、この順番はどちらでも構わない。
4辺目を作った時点で、これまでの作業の誤差が溜まった結果として1辺目と高さが合わない場合もある。(自分の場合、大抵そうなる)
その場合、根太や大引きの上げ下げで微調整して、全体が概ね水平になるようにする。
繰り返しになるけれど、この際、根太や大引きを下に下げたことで、束柱までカットしなければいけないようになると、手戻りで面倒なので、この調整シロとなるように、束柱は床板から2cmくらいは下がった位置になるようにしておくことが重要。
ちなみに、今回のウッドデッキの高台部分、長方形から少し出っ張る部分があるので、その部分も追加で設置してある。
写真にあるように、今回も使用しているのは、リョービのコード付きインパクトドライバー。7〜8千円で購入できて、トルクも充分。
バッテリー切れの心配もなく(バッテリーが弱くなってくると、ドリルビットが折れるという弊害も発生しやすくなる)、安いので2つ購入して、ドリルとドライバーのビットを装着して作業することでドリルビット交換の手間がないので、作業効率が大幅にUP。
4 中間の大引き
ウッドデッキの外枠が出来上がったら、外枠に設置した2本の大引きの中間地点に大引きを一枚追加する(ウッドデッキの規模や樹種によって本数は変わる)。
水平方向の位置は、既設の根太の中間点。
垂直方向の位置は、既設の根太の下。
位置決めは簡単なので、あとはその場所に束石を設置して、まずは束柱を根太に固定してしまう。
その後で、束柱にクランプで大引きを仮止めして、ビスで固定。
5 残りの根太を設置
最終的に床板を固定することになる根太を概ね500mm間隔で設置するため、設計図の寸法どおりに大引きに印をつける。
そこに束柱を立てて、まず先に大引きに固定してしまってから、順次根太を取り付けていく予定だった。
しかし、ここまで作業してきた感じで、20×120のセランガンバツーで作る床下構造はかなり頑丈で、これ以上の束柱が必要とは思えなかった。
中間地点に一か所くらいはあってもよいかと思ったのだけれど、とりあえず試験的に、設計図とは違ってくるけれど、束柱はこれ以上設置せず、大引きと根太を結合するための小さな角材を束柱代わりに取り付けて、根太を設置してみた。
6 床下の処置
ここまできたところで床下の雑草対策をしておく。
用意しておいた防草シートを敷き詰めて、その上に抑えとして砕石をまく。
少々、砕石の量が足りなかったのと、砕石の粒が小さくて、イマイチだったので、後日追加する予定。
なお、今回のウッドデッキは、ステップ式のため、低い部分の根太設置作業があるけれど、基本となる四角い高台部の作り方分かればよいと思うので、その部分の説明は省略。
全体の基礎が完成した状態はこちら。
7 猫避け金網取付
今回のウッドデッキ製作の最大の目的は悲しいかなネコ避け。
施主の最大の関心事は、床下に猫が入り込まないかどうか。
というわけで、基礎の隙間から猫が入り込むことが無いようにホームセンターで購入した金網をびっしりと設置。
金網を押さえるために使っているのはステンレス製の座金。波板固定用の薄いタイプのものなので、100個入りで千円程度と格安。色々な場面で使えるので、お気に入り。
この上から幕板を設置すれば完璧に施主のリクエストに応えらえる。
この先の床板張り〜オプション工事〜完成までの作業工程は、後日UP予定。
タグ:事例
2018年11月25日
ステップ型ハードウッド製ウッドデッキ製作DIY【計画編】
1 ウッドデッキを作るキッカケ
親戚の家にある庭のスペース。
せっかくのゆとりスペース、芝生を植えて、根付いたのに、猫の糞害に悩んだ結果・・・
猫除けとして販売されている黒いトゲトゲ付きのマットが敷き詰められ、しまいには、トゲトゲが折れるからという理由で立ち入り禁止。
これじゃせっかくの庭も固定資産税払い損だなぁ、と思っていたところ、ウッドデッキにしてもらえないかとの相談。
このところ、新しいウッドデッキを作る機会に恵まれず、腕がなまりそうだと思っていたところなので、DIYerの私でよければということで、喜んで計画に着手。作るのは、当然、メンテナンスフリーで高耐久のハードウッド製ウッドデッキ。
2 採寸
まずはウッドデッキの施工場所の寸法を測るところから。
というわけで、ひとまず現地に赴いてメジャーとレーザー距離計で採寸。
計測は、正確であるに越したことはないけれど、少なくとも、大きい方向には間違えないよう気を付けたいところ。
採寸のみならず、この先の作業すべてを一人で済ませる前提で考えると、レーザー距離計は非常に助かる便利アイテム。
3 設計図の作成
(1)敷地図
ウッドデッキの設計図は、木材の配置や手順、おおまかな木材料(多少余裕をみてもDIYのメリットがなくなるほどには到底ならない)を割り出すためのものなので、あまり細かい仕上げまで作り込むことはない。
まずは、今回のウッドデッキ製作現場の採寸結果を図に落とすとこんな感じなった。
ちなみに、この図は独学で最低限の機能を覚えたJW-CAD(フリーソフト)で書いたもの。
手書き図面でも十分対応可能だけれど、この程度の作図は覚えておくと、色々なバリュエーションを検討したりするのが楽になるし、レイヤーで部位別に層毎に重ねていくことで作業手順もイメージしやすくなる。
(2)床板
現地の寸法を落とした図面にレイヤーを重ねてウッドデッキの木材を配置していく。
自分の場合、大抵、一番上の床板をまずは書く。どの範囲にどんな向きで床板を貼るのかは完全に好みの世界。
このとき、使用するハードウッドの種類、幅、厚さは決めておく必要がある。
今回使用する樹種※は価格、耐久性、施工性でのセランガンバツーとした。
※今回はどうしてもウリン、などというリクエストもないことから、樹種ありきではなく、なるべく安く仕入れられる材料の中からベストなものを選択した。
近年は他にサイプレス、イタウバなどが比較的安く買えるけれど、個人的にはサイプレスは経年での表面ひび割れが、イタウバは香りもよく、施工性もいいけれど、柔らかくて、根太の数が増えてコスパが悪化しそうなので、やめた。
ネットでいいハードウッドがないか探すと、ウッドデッキ材の販売では最大手と思われる「リーベ」でセランガンバツーの120mm幅の長尺(厚さ20mm)材が安くなっていて、送料無料キャンペーンも行われているのを発見。
木工ランド、サニーウッド、網中木材と比較したけれど、リーベが一番安く作れそうなので、リーベのセランガンバツーを使うことにした。
※床板は幅90mmでも、幅105mmでも、厚さ20mmでも、30mmでも構わないけれど、幅が広く、厚みがある方が貼る枚数が少なくて済むことと、たわみが小さくなるので、同じ厚みで比べれば根太の本数が少なくて済む。作業性や、市場価格、見た目の印象などで、好きに選べばよいと思う。
設計図を書く際は、いちいちスペースを開けて書くのは面倒なので、ウッドデッキの床板の間隔を2mm程度開けると想定して、CAD上では床板幅を122mmにしたうえで床板を置いていく。
※今回の実際の作業では、錐込隊長(堅木用ステンレスビス)をスペーサーに使ったので、約4mmの間隔を開けた。間隔は2mmでは狭いので、4mm〜5mmがおすすめ。
今回は吐き出し窓の前はウッドデッキ表面をサッシ下端に合わせて、奥行き約2m×幅3.6mの長方形の高台のウッドデッキスペースを作り、その他の部分は少し低くなるステップ型デザインでというリクエスト。
せっかくの機会なので、デザインも少しアレンジして、高い部分は横貼り、低い部分は縦貼りで作ってみようと思う。
ウッドデッキの床板表面のイメージはこんな感じ。
(3)根太
ウッドデッキの表面となる床板を置いたら、次に高台となる部分の床板をビスで固定するための基礎構造となる根太を配置する。根太は床板と直交する向きになる。
今回のウッドデッキの床板が20mm厚で、セランガンバツーはウリンより柔らかいことなどを考慮してやや狭く500mm間隔で設置する。
厚さは20mmといっても、幅が120mmなので、この根太間隔は、ややオーバースペック気味だけれど、自宅の庭でなく、人様の家に作るものなので、やや安全サイドで設計。
業者さんがお客様の家に作るときも、悪気はなくとも、こういう、トラブル回避の発想でオーバースペックになるんだろう。
木の長さや場所で微妙に色合いを変えているのでちょっと分かりにくいけれど、緑色の線が根太。
続いて、低床部分の床板を固定するための根太も配置する。
(4)大引き
次に先ほど書いた「根太」を更に下層で直交して支えるウッドデッキ構造最後の砦、「大引き」を配置する(赤と紫の線)。
低床部分は根太だけでよい(というか、高さ的に大引きは配置できない)ので、大引きはなし。
そして、根太と大引きの位置が決まったら、根太と大引きの交差点に束柱を置いていく(青い四角)。
低床部分の根太は、地面に埋め込んだ羽子板付き束石で固定する予定。
これでおおまかな設計は完成。
4 材料注文
(1)数量
ウッドデッキの設計ができたら、各部位に使用する木材の長さ、本数を数える。
アナログに手で1,2、3と数えていくだけ。
そして、若干余裕を持った数量で注文する。
全体の本数によるけれど、自分の場合は、必要本数+1,2本といった感じ。
「余裕」分は間違ってカットしてしまったり、設計上想定しなかったタワミへの対応などのためのもので、結果として使わないことが多いけれど、ウッドデッキが作れるようなら、ベンチやテーブルなど、欲しいオプションアイテムを何でも作れると考えればいいと思う。
DIY作業途中で、ウッドデッキ材が足りなくて途中でホームセンターで高い木材(ならまだいいけれど、種類の違うデッキ材しか売ってない場合も)を買う羽目になったり、作業が中断したりすることは回避したいし。
何より多少無駄になってしまったとしても、ウッドデッキ製作そのものを専門業者に頼むことを考えれば雲泥の差。
ちなみに、実は今回つくるウッドデッキ、当初は全体を低い位置に作る設計にしていたのだけれど、木材注文後にステップ型にしてほしいというリクエストがあったため、急遽設計を変更。
木材を注文のベースにしたのと異なる設計に流用しなければいけなかったため、このような在庫管理表を作って過不足確認をして対応した。幸い、材料的には問題なさそう。
(2)ネット通販店選び
材料を注文する店は比較検討した結果、久しぶりのリーベ。
実は、10年位前、ハードウッドを使ってのウッドデッキDIYに初めて挑戦したときは、自分が探した限りでは、まだリーベと木工ランドくらいしか個人が手軽にハードウッドを買える店がなく、それ以来、リーベをよく使っていた。
だけど、(ここからは個人的感想ですのであしからず。)リーベが徐々に規模拡大していく中で、納品時期が遅くなったり、注文への反応が遅かったり、届いた材の質が著しく悪かったり、そのうち、値段、送料が高くなり・・・と、サービス低下を感じずにはいられなかった。
そんなことがあったので、ここ数年は、木工ランドや、後発のサニーウッド、個人でちょっと敷居が高い印象のあった網中木材などを使うようになっていたし、このブログでもリーベはあまり押してこなかった。
しかし、今回、久しぶりにリーベを候補にしてHPを除いてみたところ
・HPのデザインが変わっていて、見やすくなった(以前はゴチャゴチャしていた)
・キャンペーンで送料無料(一部対象外あり。ここ数年は大規模な送料無料はなかったと思う。)
・セランガンバツーの値段が他と比べてかなり安い(時期、樹種によっては違うこともある)
という状況。
すごい変化だなぁ、と不思議に思ったのだけれど、どうやらリーベは愛知の大日本木材防腐というそこそこ大きな企業(名証2部上場)に買収(100%子会社化)されたようで、親会社のテコ入れが効いたのか、顧客サービスにかなり気を使っている感じ。
それならば過去のことは忘れて、一度、試してみようと注文したところ、大きな問題なく配送されたのはもちろん、何より届いた材の品質がいい。
以前は反りやタワミが大きいものが普通に混じっていたけれど、そういうこともない感じ。
そんなわけで、ウッドデッキ材の値段も安く、品質もいいなら、在庫も、種類も豊富なリーベはおすすめできるお店になった。
(3)注文内容
注文明細は以下のとおり。(実際の注文確認メールをコピペしてます。)
【ご注文商品】
--------------------------------------
商品番号 : WDSB-035
商品名 : ※【在庫限り】セランガンバツ・45×70×3000mm(8.9kg)
数量 : 5 本
単価(税込) : \2,857
金額(税込) : \14,285
---------------------------------------
商品番号 : WDSB-230
商品名 : ※【在庫限り】セランガンバツ・45×70×2700mm(8.0kg)
数量 : 6 本
単価(税込) : \2,571
金額(税込) : \15,426
---------------------------------------
商品番号 : WDSB-365
商品名 : ※【在庫限り】セランガンバツ・20×120×2700mm(6.1kg)
数量 : 22 本
単価(税込) : \1,959
金額(税込) : \43,098
---------------------------------------
商品番号 : WDSB-475
商品名 : ※【在庫限り】セランガンバツ・20×120×2400mm(5.4kg)
数量 : 3 本
単価(税込) : \1,740
金額(税込) : \5,220
---------------------------------------
商品番号 : WDSB-477
商品名 : ※【在庫限り】セランガンバツ・20×120×3300mm(7.4kg)
数量 : 3 本
単価(税込) : \2,394
金額(税込) : \7,182
---------------------------------------
商品番号 : WDSB-478
商品名 : ※【在庫限り】セランガンバツ・20×120×3600mm(8.1kg)
数量 : 18 本
単価(税込) : \2,612
金額(税込) : \47,016
---------------------------------------
小計(税込) : \132,227
(うち消費税 : \10,350)
送料 : \7,500
---------------------------------------
お支払合計金額: \139,727
★追加注文分
商品名 : ※【在庫限り】セランガンバツ・20×120×3900mm(8.8kg) ※2000+残にカット
数量 : 6 本
単価(税込) : \2,627
金額(税込) : \15,762
---------------------------------------
小計(税込) : \15,762
(うち消費税 : \1,293)
送料 : \3,000
合計 :\18,762
総計 :158,489
実は、全部送料無料だと思い込んで注文したのだけれど、ページのかなり下の方に以下の注意書きがあった・・・
応募条件
※今回のキャンペーンは、 2018年12月1日(土)までの到着指定のご注文分までを適応とします。
※全てのデッキ材は長さ3,300mm以内の材を対象としています。それ以上の長さの材をご注文の場合、長さカットのご相談、西濃運輸の到着店届けなどを相談させていだきます。
それでも十分他の店より安いので問題ではなかったのだけれど、キャンペーンを利用する場合は、条件を良く読むことが大事だと再認識。
5 その他用意したもの(木材以外)
なくても対応可能なものは★
・丸ノコ(今回は住宅地での作業用に集塵機に接続できるタイプを使用)
100%集塵とはいかないまでも、飛散防止に相当効果がある。粉塵が少ないと自分自身の作業も楽になる。
・集塵機(丸ノコ接続用。作業後の現場掃除にもあると便利。)★
・丸ノコ定規(丸ノコできちんと直角に切ったり、角度をつけて切る際に必須!)
・インパクトドライバー(コード付を2つ)
本当に高価なコードレスがベスト?狭い範囲で作業するDIYには低価格のコード付きで充分どころか、安定して長時間使えるこちらのほうが作業効率が高いと思う。
・下穴錐(ハードウッドには必須。折れると作業がストップするので、予備含め3個くらいは用意した方が無難。)
下穴錐も色々試したけれど、これが一番、切れ味よく穴が開けられるし、耐久性抜群。鉄鋼用などとは必要な力も全然違う。
・サシガネ(DIY作業全般の必須アイテム。メジャーだけでは無理。)
・メジャー(高価なものでなくても良い)
・レーザー距離計(おひとり様で大きなものを作る際、とても便利)★
・堅木用ステンレスビス(作業効率を考えるとコスパよし)
・消せるチョーク(今回初使用、木材にもコンクリにも、とにかく確実に書ける、消せるで便利すぎ。超オススメ。)
・スコップ
・防草シート(デッキ下に敷く)
・砕石(束石の下の締固め用、兼、防草シート押さえ用)
・手袋(怪我防止)
・作業用ゴーグル(怪我防止。丸ノコ、インパクトドライバー使用時に必須。)
6 作業手順
2016年04月26日
DIYでブランコを作れば子供大喜び!
以前から子供にブランコを造ってほしいとせがまれていて、いつか作ろうと思っていたので、先日、玄関前ポーチ上にパーゴラ?屋根?を作るときに同時にブランコも作ってみた。
ブランコ製作に使った材料は以下のとおり。
製作手順は以下のとおり。
以上で完成。作業自体はビックリするほど簡単に終了。
注意点としては、子供が乗るものなので、ロープ、チェーン、カラビナなどの材料はホームセンターの安いものなどではなく、それなりにきちんとしたものを使う事と、座面は4点で固定することかな。
以前、何も考えず片側1点で固定するブランコを作ったときは、グラグラして子供が乗れる代物ではなかったので、ご用心。
まぁ、最も大事なのはパーゴラ自体がちょっとやそっとでは壊れない構造になっていることだけど・・・なんせ子供のブランコは想定外の激しさなので・・・
夕涼みがてら大人がのっても十分気持ちいいので、パーゴラ製作時には併せて製作してみるのがおススメ。
ブランコ製作に使った材料は以下のとおり。
@ハードウッドの端材(幅130mm、厚さ20mm、長さ400mmくらい)
Aアルミカラーチェーン(径5mm、使用荷重140k/f、長さ4m)4000円
Bロープ(船舶用 径10mmくらい 長さ1mくらい)
Cステンレス製カラビナ(2個 TRUSCO製だったかな)
製作手順は以下のとおり。
@座面作り
・端材をおとなのおしりの幅+10cm程度にカット。
・ルーター、サンダーをつかって角を丸くし、座面もサンダー掛けする。
・左右2か所ずつロープを通すための穴を空ける。
Aチェーンをパーゴラの梁に空けた穴に通す。
Bチェーンの先端にカラビナを付ける。
C座面の板にロープを通して適当な長さ(子供が座って、ギリギリ地面に足が届くくらいの高さにした)に合せて輪状にして結ぶ。
Dロープにカラビナをかける。このとき、カラビナのところでロープが遊ばないように接合部分をロープで固定する。
以上で完成。作業自体はビックリするほど簡単に終了。
注意点としては、子供が乗るものなので、ロープ、チェーン、カラビナなどの材料はホームセンターの安いものなどではなく、それなりにきちんとしたものを使う事と、座面は4点で固定することかな。
以前、何も考えず片側1点で固定するブランコを作ったときは、グラグラして子供が乗れる代物ではなかったので、ご用心。
まぁ、最も大事なのはパーゴラ自体がちょっとやそっとでは壊れない構造になっていることだけど・・・なんせ子供のブランコは想定外の激しさなので・・・
夕涼みがてら大人がのっても十分気持ちいいので、パーゴラ製作時には併せて製作してみるのがおススメ。
タグ:ブランコ
2014年08月25日
DIYの魅力を再確認!ウッドデッキの床下収納作り放題!
どうせウッドデッキにして床下ができるのだから、有効活用ということで設置。これは便利!DIYならではの大容量も魅力。続きを読む...
2014年08月17日
2014年08月06日
2014年07月16日
ウッドデッキやウッドフェンスDIYで意のままに庭づくり
DIYなら自由に設計できます。続きを読む...
2014年06月11日
ハードウッドのサイプレス製DIYウッドデッキ
4年程前に、実家の庭にDIYで造った、というか、造らせてもらったウッドデッキ。
作業は1人で行い、所要日数は2日。
この時は、自身4回目のウッドデッキ製作で、初めてハードウッド(アウトレットで安く買えたサイプレス)を一部ながら使用して製作したもの。
床面はサイプレスでヒノキのようなとてもいい香りが漂う。
今でも雨にぬれると香りが漂っている。
アウトレットにしたせいか、ひび割れが多くて結果的にちょっと選択ミスかなとも思うものの、十分といえば十分。
束柱は90x90のレッドシダー。
まだ、ハードウッドに恐れを抱いていたので太いものを切る自信がなくて、こういう選択をしたけれど、本当は基礎こそハードウッドにすべきだと、今なら思う。
基礎をハードウッドにして、床板をソフトウッドにするなら、床板だけ交換するのも容易なので。
その他の部分はレッドシダーのツーバイシックスを使用。
レッドシダーはソフトウッドなので施工時にキシラデコールで塗装しておいた。
製作から4年経過しても、今のところ、基礎も含めてこれといった不具合は出ていない。
四隅の柱は基礎から貫通させてデッキ上に2m位出していて、その先端付近にステンレスの金具を付けてオーニングをセットできるようにしておいた。
両親も喜んでくれて、冬以外は、実家に帰るとここでバーベキューをしたりして大活躍中。
作業は1人で行い、所要日数は2日。
この時は、自身4回目のウッドデッキ製作で、初めてハードウッド(アウトレットで安く買えたサイプレス)を一部ながら使用して製作したもの。
床面はサイプレスでヒノキのようなとてもいい香りが漂う。
今でも雨にぬれると香りが漂っている。
アウトレットにしたせいか、ひび割れが多くて結果的にちょっと選択ミスかなとも思うものの、十分といえば十分。
束柱は90x90のレッドシダー。
まだ、ハードウッドに恐れを抱いていたので太いものを切る自信がなくて、こういう選択をしたけれど、本当は基礎こそハードウッドにすべきだと、今なら思う。
基礎をハードウッドにして、床板をソフトウッドにするなら、床板だけ交換するのも容易なので。
その他の部分はレッドシダーのツーバイシックスを使用。
レッドシダーはソフトウッドなので施工時にキシラデコールで塗装しておいた。
製作から4年経過しても、今のところ、基礎も含めてこれといった不具合は出ていない。
四隅の柱は基礎から貫通させてデッキ上に2m位出していて、その先端付近にステンレスの金具を付けてオーニングをセットできるようにしておいた。
両親も喜んでくれて、冬以外は、実家に帰るとここでバーベキューをしたりして大活躍中。
▼製作から10年経過後、柱を使って屋根を設置▼