2021年04月18日
ウッドデッキ DIY の失敗 後悔しないための11のポイント
最近はDIYブームで、色々な事にDIYでチャレンジする人が増えている。
DIYでは危ないとか、専門知識が必要だとか言われて、そんなものかと鵜呑みにして専門業者に頼んでいたものが、ネットで調べてみると、案外簡単にできる事が分かって、しかも専門業者に頼むより安く済む事が多い。
とは言え、ウッドデッキ、外壁塗装、フローリング張り替えなど、DIYの中でも費用面や作業期間などの面で大物になると、失敗を恐れて、いざとなると外注してしまう人も多いもの。
でも、普通のサラリーマンでの自分が、今まで挑戦してきた経験からすると、最終的には案ずるより生むが易し。
それなりの事前準備が必要だし、最初から簡単にいく事ばかりではない。
でも、試行錯誤はあっても、精密機械を作れと言っているわけではなく、所詮は手作業でやること。
頑張っても最終的に失敗で終わる、ということはまずない。
今までに自分の中で、これはDIYでは難しそうと思っていたけれど、思い切ってやってみたら出来たことを思い返すと・・・
・無垢フローリング張替えDIY
・屋根裏部屋作りDIY
・壁紙張替えDIY
・ハードウッドウッドデッキDIY
・ハードウッドフェンスDIY
・枕木駐車場DIY
・車の大きな凹み修理DIY
・カーナビ、ETCなど車電装DIY
・ランクルのホイールにタイヤを手組みDIY
・釣りのリール分解整備DIY
・ユーザー車検
などなど。
自分は特別器用でも、研究熱心でもない。
それでも、当たって砕けるつもりで挑戦してみたら、どれも最終的にはそれなりに成功して、自分の技術になったし、専門業者に頼むよりはるかに安く済んだ。
ウッドデッキなどの大物になればなるほど、節約効果も高くなる。
自慢したいのではなくて、時間、労力、チャレンジ精神があれば、この程度はなんとかなるのではないかな、と言いたい。
ちなみに、今、自分は新築からそろそろ10年経つ自宅の外壁塗装DIYについて考えて、調べてワクワクしているところ。
さて、前置きが長くなったけれど、本題のウッドデッキDIYの失敗について。
そもそも、インターネットで「ウッドデッキ DIY 失敗」で検索しても、失敗しないためにはどうするか、という専門業者などの営業記事ばかり。
そーなるワケは、ウッドデッキDIYは実行に移せば失敗しないからではないかと思う。
DIYで失敗した情報をせっせと記事にする奇特な人が少ないからではないか、といわれたら、それを論破するのは難しい。
でも、自分の今までのウッドデッキDIY経験上、そう推測する。
それなりに作り方を調べて、道具を用意して、開始すれば、試行錯誤しながらも、完成させるのがヒトの性。
そして、仕上がりに多少の難はあっても、ウッドデッキが完成すれば、達成感に満たされて成功と認識する。
仮に不具合個所があったとしても、DIYで作ってウッドデッキの構造を把握していれば自分で治せるのだから、その時点で大した問題ではなくなってしまうはず。
むしろ課題解決を楽しむ気持ちになれるのではないかと思う。
そんな事ばかり言って、結局、失敗の具体的中身について書かない、ありがち記事かと思われても困るので、色々な意味で、以下、ウッドデッキDIYを失敗せず完成させるため、そして後悔しないための、自分の経験に基づくポイントを取り上げてみたい。
1 デッキ材選びの失敗
ソフトウッドだろうが、ハードウッドだろうが、材料にこだわらなくてもウッドデッキらしきものはDIYで作れる。
何にせよウッドデッキらしきものが完成してしばらくの間は大差なく満足感を与えてくれるはず。
でも、安いからと通いなれたホームセンターで買ったSPF材(防腐剤注入した緑っぽいものも大差なし)で作ってしまうと、定期的な塗装と、それでも2-3年で訪れる腐敗箇所の修理、場合によっては全取替えに見舞われる。(逆に直ぐに引っ越すとか、長く使わないなら、それでも十分)
どうしてもソフトウッドの風合がよければ、ウエスタンレッドシダーを塗装(塗料はキシラデコールという浸透性塗料が一般的)して使うことをお勧めしたい。
前の家に作ったウエスタンレッドシダーのウッドデッキとフェンスは10年経ったけれど、特に塗替えしなくても健在な様子なので、環境にもよるだろうけれど、おそらく5年〜10年位は大丈夫。
ただ、新築の家の庭などに作り、長期的にノーメンテナンスで使うウッドデッキにしたいならベストな選択は間違いなくウリン、セランガンバツ、イタウバなどのハードウッド。
ハードウッドと一口に言っても上に書いたものなど、樹種は色々ある。
主なもの(使ったことのあるもののみ)を公表されている耐久性順に並べると以下のとおり。
基本的に耐久性と硬さは比例しているので、下に行くほど加工しやすくなるし、価格も安くなる(ただし、イタウバとセランガンバツーでは、イタウバのほうが柔らかく加工しやすい印象)。
・イペ
・ウリン
・イタウバ
・セランガンバツ
この中でどのハードウッドが良いかは、お財布事情とDIY経験などによるけれど、自分は最近、大抵のものはセランガンバツで充分だと考えてほぼ一択で使っている。
セランガンバツはサイズも豊富で、比較的安く加工も容易、耐久性は色々な情報があるけれど、20年くらいは平気だろうと踏んでいる。
重たいハードウッドも今はネット通販で玄関先まであっという間に届けてくれるし、ホームセンターで買うより品質も良いのだから、使わない手はない。
話は失敗に戻って、まとめると、ウッドデッキ材選びでは上に挙げたハードウッドから選択しておけば、まず大きな失敗はないと思う。
ちなみに、有名どころであまりお勧めしないのはサイプレス。
香りが良く、加工しやすい割に耐久性もあるけれど、いかんせんヒビ割れが目立つのが理由。
2 ウッドデッキ床下処理の失敗
ウッドデッキを作る場所は色々だと思うけれど、崖や、急傾斜地などといった特殊な環境であれば別としても、通常の家の庭の土程度であれば、防草シートを敷いた上に砕石を撒く程度の簡単な処理で充分。
ガッチリ土間コンクリートにして固めてしまうと、後にウッドデッキを一部やめて畑にしようとか、デッキをくり抜いて木を植えようと思っても時すでに遅し。
庭のウッドデッキ程度なら、基礎は不同沈下を防ぐなんて大袈裟な意味はほぼ無い。
束柱を置く際、その下の地面を少し掘って、砕石を入れて突き固めておく程度で、経験上十分。
雑草が生えないこと、床下が気持ち悪くならないこと、が達成されれば十分。
土間コンにするくらいなら、コンクリートの平板やコンクリートブロックを並べる方がまだまし。
雑草を防ぐために固める土や、モルタルで覆う程度ならまだしも・・・メッシュ金網を入れて土間コンを打つなんて過剰にも程がある。
もちろん、経済的に余裕があって、また業者に頼んで撤去すればいい、という人は好きにしたらいい。
でも、わざわざウッドデッキをDIYしようという人ならば、そういうお金の使い方は好まないバズ。
世の中には色々な情報、意見があるけれど、たかだかウッドデッキを置くだけの地盤、万が一傾いたってDIYで作ったならDIYで直せばいいだけ。車用のジャッキでジャッキアップして隙間にものを挟むとか、いかようにもなる。
ウッドデッキごとき(失礼)に過剰なコンクリート下地を作ってしまって後悔しないでもらいたい。
3 工具選びの失敗
ウッドデッキに限らず色々なDIYを経験してきて、つくづく感じるのは、工具選びの大切さ。
インパクトドライバー、丸ノコ、ビス(コーススレッド)、その他何でも、今はホームセンターオリジナルなどの廉価版がある。
それでいいじゃないかと買って使ったことももちろんあるけれど、良くなかった経験が多い。
安いには訳がある。
パワー不足に耐久性不足。
しっかりスペックを見て買えば大丈夫かもしれないけれど、DIYで初めて買う工具にどの程度のスペックが必要なのかまでしっかり確認しろというのは酷な話。
使い比べて選ぶなんてこともまず無理。
ウッドデッキに使うような工具は、何回も買うようなものではないし、ケガ対策、作業に使う力の節約、効率的な作業などの面を考えれば、最初から下に挙げるような一流メーカーのものを買っておくほうが間違いなく無難。
ウッドデッキに使用する工具はハイテク機材ではないので、これら一流メーカーのものであっても1〜2万円程度のものが大半。
今まで、10年以上、ウッドデッキDIYなどしているけれど、工具で買い換えたのは、インパクトドライバーをバッテリー式からコード式へ、丸ノコを集塵対応のものへ買い換えた位で、故障はほとんどないので、最初にしっかりしたものを買っておけば良いのではないかと思う。
★オススメのコード付インパクトドライバー
RYOBI CID1100
マキタ(Makita) DIYモデル AC100Vインパクトドライバ MTD0100
★オススメの丸ノコ(マキタ M585)
★あると飛躍的に作業効率が上がるレーザー距離計
個人的にはマキタが大好きでよく使っているけれど、RYOBIの安いコード付きインパクトドライバーもとてもいい働きをしてくれるので、お気に入り。
道具選びでの失敗は、一流メーカー品で無難に回避してもらいたいところ。
4 水平出しの失敗
ウッドデッキDIYの作業における肝といっていい要素がウッドデッキを水平に作る事。
おそらく、水平がとれていない失敗状態を完成まで放置する人はいないはずなので、作業途中で気が付いて、修正しなければいけないので、これは手戻り、時間のロスを招くという意味での失敗。
自分の紹介する作り方では、特に最初の一辺を水平に設置する事がキモ(以降は、そこを基準に作業を進める)なので、ここでの失敗はないように、必須アイテム、水平器を使ってしっかり確認したいところ。
基準となる1つの水平な辺ができてしまえば、あとはそれに合わせるだけなので、作業が驚くほどスムーズに進められる。
▼実際の作業の様子▼
5 近所迷惑の失敗
丸ノコ必須のハードウッドを使ったウッドデッキDIY。
ハードウッドを必要な寸法にカットする際の粉塵、騒音は避けては通れない。
洗濯物や高級車の近くで粉塵を飛ばしたり、空いている窓のすぐ前で騒音を出したり、深夜や早朝にお構いなしに工具を使ったりすれば、よほどお人よしのご近所でない限りは、トラブルが起きても仕方ない。
ベストなのは、相手もしょっちゅうDIYして音や粉塵を出しているなど、お互い様であることだけれど、なかなかそういうこともない。
以下は自分が気を付けている近所迷惑防止対策(これでも不満に思ってる可能性はあるけれど、完全になくすことは無理なので、許容限度がどの程度なのか常識の範囲で考えて、努力するほかない。)
【騒音対策】
・音の出る作業時間は9時〜17時
・音の出る作業はまとめて一気に済ませる(これはかなり重要で効果的だと思っている。騒音は断続的に長時間が一番こたえると思うので。)
・工具のメンテナンスを怠らない(注油、粉塵掃除)
・刃、ドリルが劣化したまま使わない(作業時間を最短にするため)
【粉塵対策】
・丸ノコの粉塵を集塵機に吸わせる(丸ノコにアダプターで接続)
・作業途中、作業後に掃除する(集塵機や掃除機)
・作業場の近くで窓が開いていたり、綺麗好きさんの車が停まっていれば、作業場もしくは自分と丸ノコをブルーシートなどを被って飛散防止して作業する。
【全般】
・日ごろから、きちんと挨拶する(気の合わない人は仕方ないけれど、味方を増やしておく努力は必要)。
環境、人柄、作業内容によって様々だとは思うけれど、近隣関係での失敗はウッドデッキどころではなくなるリスクもあるので、くれぐれも失敗のないようにしたいところ。
6 ケガの失敗
せっかく節約しようとウッドデッキDIYにチャレンジしても、怪我をしてしまったのでは本末転倒。
医療費と時間ロスでかえって浪費になってしまう可能性が高い。
自分のこれまでの経験では、ネットなどで注意喚起が盛んに行われる丸ノコは細心の注意を払うので案外大丈夫なのだけれど、意外な落とし穴に落ちそうになったことがある。
・インパクトドライバーや、振動ドリルにグローブが巻き込まれてしまう。(骨折する危険)
・木材を足に落としてしまう。(ハードウッドは重いので、落とし所が悪ければ骨折の危険も)
・インパクトドライバーでビスを打とうとしたら、木材に弾かれたビスが目に飛んできた。(失明の危険)
・ハードウッドの棘が手に刺さった。
・粉塵が目に入った。
・粉塵を吸い込んで咳が止まらなくなった。
とにもかくにもケガなどを防ぐには、基本はグローブ、メガネ(ゴーグル)、マスク、これが大事。
自分の場合、暑い時期はマスクを外してしまうことは多いけれど、グローブとメガネは必ず装着している。
3M コンフォートグリップ グローブ グレー Lサイズ GLOVE-L |
ビジョンベルデ 保護めがね 軽量 可動式ソフト鼻パッド 両面ハードコート MP821 |
TOYO 使い捨て式防じんマスク No.1700 |
ただし、振動ドリルは、グローブをしていることで却って巻き込まれやすくなり危険を招く場合もあるので、よく調べてベストな対策をすることが必要になる。
7 床板が真っ直ぐに見えない失敗
初めてのハードウッドを使ったウッドデッキDIYの場合などは特に、床板を張るところまで来ると、完成を急ぐあまり、雑に作業したくなる。
しかし、そんな気持ちを弄ぶように、床板はウッドデッキで一番目に触れる場所で、実は最も丁寧な仕事が求められる部位。
残念ながらハードウッドという自然木を使う以上、木材の反りや曲がりは不可避。
製材時点では真っ直ぐにしていても、保管中に乾燥などで反りや曲がりが生じてしまう。
自分の場合、床板に使う場合以外は、まず補正することはないけれど、ウッドデッキの肝、床板張りだけは別。
ハードウッド、特にウリンやイペは硬いので大変だけれど、蚤、金槌、クランプ、頭、腕力、脚力をフル活用して、補正する。
こうして作り上げた一定の間隔の床板ががほぼ真っ直ぐに並んだウッドデッキは一生の宝物になる。
製作時はもちろん、床板は完成後も暴れるので、製作時は真っ直ぐだからとビスを少なくしたりせず、しっかり固定して、見た目的にケチがつくような失敗は避けたいところ。
▼作業の進め方▼
8 ビス(コーススレッド)選びの失敗
色々なDIYをやる人ほど、家にビス(コーススレッド)のストックがあるのではないかと思う。
節約にもなるし、在庫一掃にもなるということで、それをハードウッドのウッドデッキに使おうと考える人も多いはず。
でも、ハードウッドに使うビスは普通のものと別に用意すべき。
条件は3点。
・錆びにくい
・折れない
・ナメにくい
堅木用ビスとして、色々売られているけれど、実際に色々試した限りでは、錐込隊長はこの3つの条件を完全に満たして文句なし。若干高くても工具などに比べればたかが知れている。
長さは使用する木材の2倍が目安とされているので、その長さを基本としつつ、少し無理な角度で打つ場合にも備えて長めのものも用意するのがベター。
安価なホームセンターオリジナルで済ませようとして、折れて無駄な時間を費やしたり、見栄えの悪い折れたビスの刺さった穴が増えるような失敗がないようにしたい。
仮に錐込隊長がなくなって、普通のコーススレッドを使ってネジ山をなめてしまった場合や折れてしまった場合、あとはドリルビットが折れてしまって抜く必要がある場合に備えてネジザウルスがあると非常に助かるのでPZ58を愛用している。
9 サイズ間違いによるカットの失敗
ウッドデッキをDIYすると、作業途中で実寸を計測して、現場合わせで木材を丸ノコでカットする場面が少なからず出てくる。
ウッドデッキDIYを始めたころによくあったミス。
作業が波に乗ってきたり、日没タイムアウトが迫り、早く作業を進めたい気持ちが強くなると、ついつい計測したメジャーの数値の読み間違いや、木材に墨線を入れる際に間違えたサイズになってしまったり。
あと、意外に多いのが、一度書いた墨線が間違っていることに気が付いて書き直したのだけれど、消さずに適当に×印をつけたりしていて、いざカットする場面になって、間違ったほうの墨線にしたがって切ってしまうという失敗。
当時は墨線を引くのに普通の鉛筆を使っていたので、こういうミスが起こったけれど、今は「書いたあと消せるチョーク」のような使い勝手の良いものがあるのでこのミスはほとんどなくなった。
貴重な材料を間違ってカットしてしまうともったいないばかりか、作業が進められなくなってしまうこともある。
そんな致命的な事態につながるような失敗がないようにしたい。
10 無駄な買い物で失敗
初めてのウッドデッキDIYだと意気込んで、自分で調べてならまだしも、ホームセンターの店員や、昔の知識かアップデートされてない人の勧めるままに、余計なものまで買ってしまうなんてのは最悪。
まず、一番ありがちなのが、塗料。
ハードウッドはメンテナンスなしでも発揮される耐久性、自然の木ならではの風合いが魅力なのに、塗装なんてしないて十分だと思う。
高齢の外構屋さんに、せっかくハードウッドのウッドデッキだというのに、塗装しないとすぐにダメになるとしつこくアドバイスされた事もあるけれど、それははっきり言って知識がアップデートされてないからだと思う。
実際、最初はなんとなく塗装した人でも定期的にハードウッドのデッキを塗装してる人なんてほぼいないはず。
あのハードウッドと言われる所以たる硬い手触り、重さ、水分の吸込みの悪さを知れば塗装しようなんて気持ちは無くなるのではないだろうか。
少なくとも、ハードウッドを手にする前や、作業すらせずに塗料を買い込むようなことだけはやめた方がいいと思う。
次にありそうなのは、高価なコードレス工具。
インパクトドライバーはもちろん、丸ノコも高価なコードレスタイプが登場して、とても良さそうに見えてしまうかも知れない。
そりゃあ、鳶職よろしく右に左に上に下にと動き回るのなら、コードレスでなければ辛いだろうけれど、普通のDIYで作る程度のウッドデッキにホントに必要かよく考えることをお勧めしたい。
最大のネックはバッテリー。
ハードウッド相手にハードに回転し続けるインパクトドライバーはかなり電池を消費する。
いきなりパタッととまるならまだマシで、最悪なのは少しづつ弱ってくるところ。
気がつかずに、なんか手が疲れるなぁ、と思ってしばらくすると、回転不足でビットがおれてしまったり。そこでようやく原因に気がつく。
予備バッテリーに交換して充電しておけば良いけれど、バッテリーもいずれは劣化してくる。
やけに減りが早くなり、どうにもならなくなって買い増そうと思うと、高い。
そんなこんなで、自分は完全にコード付き派。
コード付きは安くて安定して使える。
しかも、2つ買っても最新のコードレスタイプに遠く及ばないので、予め下穴錐とプラスビットをセットしておいて、効率的に作業ができる。
丸ノコに至っては、粉塵のこともあるし、しっかり固定して使う以上、どこでもかんでも使うようなものじゃないんだから、コードレスである必要性は???
というわけで、無駄な買い物で貴重な資金を浪費するという失敗は避けたいところ。
11 慎重すぎてスタートできない
ハードウッドウッドデッキのDIYをカンタン楽々、なんて言うつもりはない。
でも、ハードウッドは素人はおやめなさい、とか、やれ丸ノコは危険だの、構造計算がどうのと、やったこともない人や、やって欲しくない人のコメントはネットで探せばいくらでも出てくる。
検索スキルがあれば、自分の不安や心配を裏付けるコメントなんていくらでも見つけられるのが今の時代。
どんな身体の不具合だって、調べ方次第でガンになる。
そんなコメントを見て、できないんじゃないか、失敗したらどうしようと考えていたら、いつまでたっても出来ないし、その不安がお札になって業者さんに渡る事になる。
極端な傾斜地や崖地、高所、超軟弱地盤などに作ろうと言うのでなければ、必要以上に慎重になる必要はない。やればできるはず。
前向きな検索ワードで勇気をつけて踏み出してみてもらいたい。
元来、心配性な自分には心配する気持ちが痛いほど分かるからこそ、強く言いたい。
為せば成る!!
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完成おめでとうございます!
初めてのデッキができたときの喜びは今も忘れてないので、思い出してしまいます。
もし差支えなければ、完成写真と苦労した点や工夫した点をこちらのアドレスにメールしていただけませんか?
skmuuu-deckmania@yahoo.co.jp
細かな表現や体裁はこちらで整え、個人情報のわからない形にしますので、成功体験をシェアしてもらえると、他の人にも勇気を与えられると思いますし。無理強いはしませんので、可能な範囲でご検討ください。よろしくお願いします。
こちらのブログで、作ってみよう!という気にさせてもらいました。設計から製作方法まで記事がとても参考になりました。つまづいたときは丁寧なアドバイスもいただき、なんとかハードウッドのウッドデッキを完成させることができました。
何から何まで感謝しています。ありがとうございました!
作ってみた感想ですが、根太、大引きの反りを考慮しての水平出しが大変でした。アドバイスいただいた通り切り欠きや、金具をスペーサーにして対処しました。
可能なら、反りに関する主様の考え方(木材の選び方、現場での対策など)いつの日か、ブログを書いていただけたらぜひ読んで見たいです。
その他、製作記事も楽しみにしています。