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2016年11月25日

ディアボーイズの続きが見てみたい142話 〜久しぶりにどっか寄ってかねーか〜

キーンコーンカーンコーン


森高「ふぅ、やっとお昼かぁ〜」

秋吉「森高ぁ、屋上行かなくていいの?哀川君待ってるんでしょ」

森高「えっ、うん。行くよ。ごめんね、むっちゃん」

秋吉「なんで謝るのよ。早く行きなよ!」

森高「うん」



と、そこへ藤原が現れる

藤原「なぁ、ムツミ」

秋吉「ん?どうしたの?藤原君」


藤原「今日さ、学校終わったら久しぶりにどっか寄ってかね〜か?ほら、なんか映画とか見たいって言ってなかったか」


秋吉「え??どうしたの急に?」


藤原「えっ。あっ、予定あるのか。ならいいや。じゃあな」

秋吉「ちょっとちょっと。そういう意味じゃなくて。急に藤原君がそんな事言うの珍しいからびっくりしただけだよ。いいよ暇だし」(ごめん、森高約束してたのに)


藤原「そうか。じゃあ、学校終わったら校門の前で待ち合わせな」



屋上


哀川「あ〜〜〜〜ん」パク


モグモグモグ


哀川「おいし〜〜〜」

森高「えっ?そう?ありがとう。って哀ちゃん、何でも美味しいって言うから本当に美味しいのか不安になる時あるよ〜〜」


哀川「・・・」少し悲しそうな表情をする哀川


森高「え、あっ、ごめん。そんな悲しい顔しないでぇ〜〜美味しい?」


満面の笑みで答える哀川
「だって美味しいんだもん」

森高「よかったぁ〜〜」



影にいるバスケ部軍団
水前寺「だから、なんでトーヤさん俺等を連れてくるんすか?のぞきなんて趣味悪いっすよ」

トーヤ「うるせ〜、哀川さんのあの甘えた感じは参考になるんだよ。しっかり見とけ」

水前寺「だから、何の参考なんすか」

トーヤ「対氷室センセ〜だな。大人の女にはあの甘えた感じが受けるんだって。お前等湘南戦で作戦通り動かなかっただろ。普段からこうやって勉強するくせをつけてだなぁ・・・」


湯川「和君、好みのタイプ昔から変わってね〜な」

トーヤ「うんうん。って、え〜〜〜。湯川っちまで来てる」


榎本「かわいいっすよね」(ボソ)


トーヤ「って、榎っちまで何だかんだで来てるじゃん」


森高に見とれている紅林


そこへ急に強風が吹く

さぁぁぁぁぁ


バスケ部軍団(こ、これは、いつぞやのチャンス???)



森高「きゃあぁぁぁ〜〜」

哀川「ん?」


バシ


し〜ん


バスケ部軍団(チッ、惜しい)


森高「よかった。もうちょっとで風でめくれるとこだったよ」


哀川「ありゃ〜〜〜、惜しい」


森高「哀ちゃんのエッチィ」


哀川「あはははは」 「そうだ、麻衣ちゃん、今日学校終わったら久しぶりにどっか行こうよ。バイト休み貰ったんだぁ。いけそう?」


森高「え、ああ・・・うん、大丈夫」(ごめん、むっちゃん後で謝ろう)



キーンコーンカーンコーン 


哀川「あ、予鈴だ。そろそろいかなきゃね」

森高「うん」


バスケ部軍団(哀川さん、この風狙って屋上にしてるのかな・・・)




秋吉・森高「あ・・・」

秋吉「ごめん」 森高「ごめん」

秋吉「え??」 森高「え??」


秋吉「どうしたの?森高?」


森高「むっちゃんこそどうしたの?」


秋吉「いや、今日の帰り買い物行く約束してたんじゃない。それがさ藤原君に珍しく、いきなり誘われちゃって、イエスって答えちゃって・・・約束してたのにごめんって言おうと思って」


森高「え・・・あっ、私もなんだけど、哀ちゃんが急に誘ってくれて・・・バイトも休みだって聞いたから、OKしちゃって・・・むっちゃんに謝ろうと思って・・・」


秋吉「そうなんだ」 森高「ごめんね」


秋吉「って、結果オーライか。お互い久しぶりのデートだし。思いっきり楽しむか」


森高「うん!!」


秋吉「でも、哀川君はともかく・・・藤原君が誘ってくるなんて珍しいからちょっとびっくり・・・」


森高「そう?そんな深い意味なんてないよ。もしかしたら哀ちゃんに言われたのかもよ!俺も誘うから、拓も誘いなよ!!とかさ」


秋吉「あはは。案外そうかもね」


放課後、軽くお茶をしにいくだけであるが、ちょっとテンションが上がっている秋吉と森高であった。


DEARBOYS NEXT





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