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2015年12月03日
ディアボーイズの続きが見てみたい1話 新学期
あの激動の6日間から約1ヶ月が過ぎ・・・
9月1日、2学期が始まろうとしていた。
チュンチュンチュン
哀川「ふあああぁぁぁぁっ。朝だ。学校行かなきゃ。なんか早起きが久しぶりに感じるな」
そう、毎朝、練習で朝の早かった哀川和彦も右肩の怪我で絶対安静。しばらくは休養を取っていた。
ガチャ(ドアをあける音)
哀川「いってきまぁ〜〜す!!(ととと、まだ走ったらダメだったんだ、はぁ、早く怪我が治らないかな)」
記者A「あっ、あれ哀川和彦だ。やっぱり哀川和彦。」
たたたた(哀川に近づく)
記者A「ねえねえ、哀川君。怪我の調子はどう?最近学校の体育館いってないみたいだね。どうなの?その怪我?色んな大学やプロのチームが狙ってるって噂だけど」
哀川「すみません。今日から学校で遅れるわけには行かないので、通してもらえますか?」
そう、あの優勝以来、タダでさえ有名な「哀川和彦」という名前が更に有名な「哀川和彦」となってしまった。
絶対的トップを誇っている天童寺が敗北するという歴史的事件を起こした「ミラクルチーム」に、その天童寺の元エースがいたのだから。新聞や記者からすれば、これ以上部数があがるネタはないわけである。
哀川「ほんと、通して下さい」
ビィィィィィ(スクーターの音)
でっかい男「おい、おっさんどけよ。うちのエースが嫌がってるだろ。取材なら許可とって学校に来な。まっ、この炎のパワーフォワードが先にインタビューに答えてやるぜ。何せ天童寺のセンターでも恐れるほどの力の持ち主だからよ。カカカ」
哀川「いっしぃちゅあ〜ん」
記者A「(こいつは石井努)ちっ。・・・それじゃあまたね哀川君」
哀川「あ、はい」
石井「おう、哀川。有名人は大変だな。肩はどうだ?」
哀川「ははは。石井ちゃん。もう大丈夫だよ」
石井「そんなすぐに治るわきぁね〜だろ〜。おめーはすぐに心配かけないように言っからなさぁ〜。昔からなおんね〜だよ。」
哀川「そんなことないよ。ほら」
グルンと腕を回す。
哀川「うっ、ててて」
石井「おい、哀川!大丈夫かよ」
哀川「へへへ。なんてね」
石井「騙したなぁ〜」
哀川・石井「はははは」
その前の交差点に二人の男女が歩いているのが目に入る。
石井「おっ、あの気合の入った髪型は・・・」
哀川もみる
哀川「お。おっはよ〜ん」
藤原「ういっす。」
杏崎「おはようございます」
石井「ザキも一緒か。朝からこんなとこ。秋吉に見られたら、また面倒な事になるゼ(笑)」
哀川「ははは。ホントだね」
杏崎「もう、ちゃかさないで下さいよ。これもマネジャーの仕事ですから」
藤原「すぐに病院サボると思ってついてきやがるんだ。まっ、感謝してっけどよ。(笑)哀川、お前は肩どうなんだ?」
哀川「さっきも石井ちゃんに聞かれたよ。みんなに言われた通り安静にしてたからね。もう大丈夫だよ。この通り」グルンと腕を回す。
杏崎「無理しないで下さいよ。怪我は癖になりますから」
哀川「さっとみちゃ〜ん。わかってるよ」
という、いつものようなやり取りをしてると、後ろから視線と熱気を感じる。
その熱気の持ち主は・・・ 秋吉夢津美
ごぉぉぉぉぉ
「ふ・じ・わ・ら・ せっかく迎えに行ったのに、何であの子と学校一緒に行ってんのよぉ。もう、男バスは引退でしょ。」
森高「まぁまぁ、むっちゃん落ち着いて」
秋吉「あれ?森高。 そっかあなたも哀川君を迎えに?」
森高「うん。哀ちゃんもう家出てたけどね、昨日電話しとけばよかった。」
秋吉「ふ〜ん、朝からご馳走様」
森高「えっ?」顔を赤める。
森高「なになに、変な意味じゃないよ」
秋吉「ん?何も言ってないけど・・・」
森高「うわぁぁぁぁぁん。むっちゃんの意地悪」
DEARBOYS NEXT
9月1日、2学期が始まろうとしていた。
チュンチュンチュン
哀川「ふあああぁぁぁぁっ。朝だ。学校行かなきゃ。なんか早起きが久しぶりに感じるな」
そう、毎朝、練習で朝の早かった哀川和彦も右肩の怪我で絶対安静。しばらくは休養を取っていた。
ガチャ(ドアをあける音)
哀川「いってきまぁ〜〜す!!(ととと、まだ走ったらダメだったんだ、はぁ、早く怪我が治らないかな)」
記者A「あっ、あれ哀川和彦だ。やっぱり哀川和彦。」
たたたた(哀川に近づく)
記者A「ねえねえ、哀川君。怪我の調子はどう?最近学校の体育館いってないみたいだね。どうなの?その怪我?色んな大学やプロのチームが狙ってるって噂だけど」
哀川「すみません。今日から学校で遅れるわけには行かないので、通してもらえますか?」
そう、あの優勝以来、タダでさえ有名な「哀川和彦」という名前が更に有名な「哀川和彦」となってしまった。
絶対的トップを誇っている天童寺が敗北するという歴史的事件を起こした「ミラクルチーム」に、その天童寺の元エースがいたのだから。新聞や記者からすれば、これ以上部数があがるネタはないわけである。
哀川「ほんと、通して下さい」
ビィィィィィ(スクーターの音)
でっかい男「おい、おっさんどけよ。うちのエースが嫌がってるだろ。取材なら許可とって学校に来な。まっ、この炎のパワーフォワードが先にインタビューに答えてやるぜ。何せ天童寺のセンターでも恐れるほどの力の持ち主だからよ。カカカ」
哀川「いっしぃちゅあ〜ん」
記者A「(こいつは石井努)ちっ。・・・それじゃあまたね哀川君」
哀川「あ、はい」
石井「おう、哀川。有名人は大変だな。肩はどうだ?」
哀川「ははは。石井ちゃん。もう大丈夫だよ」
石井「そんなすぐに治るわきぁね〜だろ〜。おめーはすぐに心配かけないように言っからなさぁ〜。昔からなおんね〜だよ。」
哀川「そんなことないよ。ほら」
グルンと腕を回す。
哀川「うっ、ててて」
石井「おい、哀川!大丈夫かよ」
哀川「へへへ。なんてね」
石井「騙したなぁ〜」
哀川・石井「はははは」
その前の交差点に二人の男女が歩いているのが目に入る。
石井「おっ、あの気合の入った髪型は・・・」
哀川もみる
哀川「お。おっはよ〜ん」
藤原「ういっす。」
杏崎「おはようございます」
石井「ザキも一緒か。朝からこんなとこ。秋吉に見られたら、また面倒な事になるゼ(笑)」
哀川「ははは。ホントだね」
杏崎「もう、ちゃかさないで下さいよ。これもマネジャーの仕事ですから」
藤原「すぐに病院サボると思ってついてきやがるんだ。まっ、感謝してっけどよ。(笑)哀川、お前は肩どうなんだ?」
哀川「さっきも石井ちゃんに聞かれたよ。みんなに言われた通り安静にしてたからね。もう大丈夫だよ。この通り」グルンと腕を回す。
杏崎「無理しないで下さいよ。怪我は癖になりますから」
哀川「さっとみちゃ〜ん。わかってるよ」
という、いつものようなやり取りをしてると、後ろから視線と熱気を感じる。
その熱気の持ち主は・・・ 秋吉夢津美
ごぉぉぉぉぉ
「ふ・じ・わ・ら・ せっかく迎えに行ったのに、何であの子と学校一緒に行ってんのよぉ。もう、男バスは引退でしょ。」
森高「まぁまぁ、むっちゃん落ち着いて」
秋吉「あれ?森高。 そっかあなたも哀川君を迎えに?」
森高「うん。哀ちゃんもう家出てたけどね、昨日電話しとけばよかった。」
秋吉「ふ〜ん、朝からご馳走様」
森高「えっ?」顔を赤める。
森高「なになに、変な意味じゃないよ」
秋吉「ん?何も言ってないけど・・・」
森高「うわぁぁぁぁぁん。むっちゃんの意地悪」
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