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ディアボーイズを語る部屋(コメント待ってます)
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2016年03月07日

ディアボーイズの続きが見てみたい54話  〜ラスト2分〜


「高校生に負けられないぞ。これは確実に決めるんだ」


「森山、中に入れ」


スクリーンを使って、中に入る森山。


そこへパスを合わせる


佐藤(うまい。ああいうパスの出し方もあるんだ。勉強になる)


パスを受け取った森山に武内がついた。


武内「キャプテン。自分が決めさせないっす」


シュバ

森山が高速スピンターンで武内を振り切ってシュートに行く。

森山「俺はもうキャプテンじゃないぞ。武内、お前ももっと自覚しろ」


無理な体制からもブロックに行く武内
「うおおおおおおおお」


ぴし
森山「・・・・」(かすった)


パス

ゴールが決まった


武内「・・・・」(くそぉぉぉぉ)


森山(本当に粘り強くなったな武内。あの体制からボールに触るなんて)


岸本「後、1分40秒もある。8点差くらいひっくり返すぞ」


「おおおお」


一気にフロントコートへ駆け上がる岸本。すぐに平田へ回して武内。


そして外に待っている赤穂へ


(外でくるのか・・・)


クイックスリー。


シュッ


森山(ここでもあの下條さんが3点??)


シュートに合わせて2メートルの巨体が空を飛ぶ。


佐藤「アリウープだ。ゴール下にいかせちゃダメだ」


武内「遅いっすよ。『森山さん』」


森山(え・・・)


パシ。  どっか〜〜ん。


「アリウープだ」

「すげ〜ぞ、いまの」

「NBAなみだ〜〜」

「あの、でかいのあんなに動けたのか」

「あの1年のパスもすごかったぞ。全員引きつけて」


赤穂(平田さん、サンキューっす。完璧なスクリーンでしたよ。すんげ〜動きやすかった)


シュートを決めた武内でなく、自分を動きやすくしてくれた平田に感謝している赤穂であった。


岸本「ナイスダンク。ナイスシュート」


武内「よっしゃ〜。一気に行くぞ」


ポツンと立って、後輩の姿を眺めている森山
(森山さん・・・少しは自覚できたか・・・)


「森山、何やってんだよ。せめっぞ」


森山「はい」


大学チームの監督から森山でフィニッシュをかけろ。という指令が飛んだ。


3−2ゾーンで組んでいる成田中央に森山の個人技が通用するのかを、この試合終盤で確認したかった。


注目の武内と実力を認めた赤穂の二人相手にどういったプレーをするのかを見たかった。


パスを受けた森山は背中で赤穂を押し、フロントターンをいれて、あえて武内に突っ込む。


武内(甘いっすよ。今の自分なら止められます)


マークに行く武内。


すぐさま急ストップのジャンプショット。


ブロックに飛ぶ武内。
「うおおおおおおお」


森山「たぁ」


フェイドアウェイにブロックは届かない・・・


武内(くそぉ〜〜〜)



ガン

森山「・・・・」(しまった)


シュートは外れた。


リバウンドは赤穂。


すぐに岸本へ繋ぎ速攻。


岸本、すぐに前方へ投げる


佐藤(はやい・・・・なんてスピードだ。あの2年生。コート上で一番早い)


完全フリーでほぼゴール前に来ている平田にパスが渡り、速攻が決まった。


「おおおおおおおおおおお、すげ〜〜〜〜成田中央。大学生と互角だ」


「あの、チビなにもんだ。むちゃくちゃ、はえ〜じゃね〜かよ」


「あんなやつ、去年いたっけ?」


「1年じゃね〜の?」


「いや、2年らしいぞ」


「飛んでもなくはえ〜じゃね〜か」


「これ、成田中央が勝つんじゃね??」



押せ押せの成田中央。

そしてラスト14秒、90対88で大学生の攻撃が始まる。


岸本「気合入れろ、これ止めて逆転するぞ。絶対勝てる!」


武内「おう、絶対に勝つぞ」


一同「おおお」


監督(さすが、下條さんの教え子達だ。こっちはフルメンバーではないにしろ、高校生とここまで競るとは思わなかった。ふっ、森山が一番複雑な気分だな。嬉しさと悔しさという事か・・)



監督「おい、絶対に決めろお前たち。高校生に負けてどうするんだ。森山。お前は去年までそこのキャプテンだろう。負けるなんて許されんぞ」


下條(ふふふ、さすがですね。自分でメンバーの力を調節して各フォメーションを試しながら、わざと追いつかせていたのに、ここに来てその演技ですか。選手の出し方でわかりますよ。うまく調整している事くらいは・・・・楽勝の試合をしても仕方がない。接戦を制してこそ実力がつくというもの。このラスト14秒は、何時間もの練習に匹敵する。まぁ、ここで勝たせてもらう事によって、練習の効果はうちがもらいますよ)


右手を上げてサインを出している下條。サインを出し終わった後に、右手でメガネを上げている。敵ベンチからみれば少し不気味にも見える。


監督(何をしてくるんだ?下條さん)


岸本「当たれぇ〜」


オールコートブレス。

トップの位置についたのは、ガードの岸本でもなく平田でもなく、赤穂だった。


ダブルチームに平田がいく。岸本も同じくパスコートを防ぎにいっていた。


DEARBOYS NEXT



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