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2016年07月18日

ディアボーイズの続きが見てみたい79話  〜レギュラー陣の力〜

石井と湯川のジャンプボールで試合は始まる


石井(ちっ、負けた。こいつ、やっぱ高け〜〜)


ボールを持つ高階。
「う〜し、一本確実に取るぞ」


土橋(トーヤのやつ、本当にポイントガードにコンバートしたのか。どんな感じになったんだ?)


水前寺(ポイントガードとしては俺の方が上だって事を、ここでトーヤさんにわからせてやる)

「確実に一本」という高階の掛け声に対抗して、腰をぐっと落として気合を入れている水前寺だった。



その掛け声とは裏腹に・・・


ヒュッ


ゴール付近にフワっとパスをあげる。


トーヤ「ほら。ドMパスだぁ〜。見せ場だぞぉ〜」


湯川「・・・」

ジャンプボールを終えて、一直線にゴール前に向かって走っている湯川。



石井「一発目からそんな事させっかよ」


湯川をマークしていた石井。


フリースローラインで急ストップ。


石井(ハイポストなのか?)


湯川はジャンプせずにその上をボールが通りすぎる。


ダダダ、タン


パシ  空中でボールを受け取る金髪


ドカーン。


アリウープ炸裂!!!


柏木「うぉぉぉぉぉ〜。俺天才!!」


石井・土橋「な、なに!!」


高階が汗をタラ〜と流している。


あまりに高レベルな一撃に石井と土橋の驚きの様子が隠せない。


ただ、コートにいるメンバーやそれを見ていたメンバーは意見が一致していた。



湯川(マグレ)

四井(マグレだ)

榎本(マグレが出た)

水前寺(偶然だ)

桑田・南山(初めてみた)

一年(嘘だろ)

トーヤ(パス出した俺もあんなの予想してなかったんですけど・・・)




柏木「ふははははは。見たか。この俺様の天才的なプレーを」


土橋「全く追いつけなかった。すごいじゃないか」


柏木「おう、おっさん。びっくりしたろ。さとみさ〜ん!見てくれてました?」


杏崎「早くディフェンスに戻って下さい」


攻守交替で、水前寺がボールを運び、ゆっくり確実に攻めようと考えている。


石井と土橋が動きパスコースを作っている。


ハイポストに石井が入り、ローポストに土橋がポジションを取ろうとする


石井「おい、水前寺。こっちだ!」


背中には湯川を背負っている。


そしてローポストでは土橋が柏木と激しくぶつかりあっていた。


土橋(こいつ、なんてパワーだ。動かない)


水前寺がハイポストへボールを入れようとした時に、高階が反応する。


パシ。


「ナイスカァット」


水前寺「し、しまった」


トーヤ「石井さんの声に反応してパスを出そうとしてもバレバレだぞぉ〜」


水前寺「悪い、バックだ。ハリーバァック」


川野(わかってるっつうの)

トップにいた高階より前に走っているのは、中学MVPの四井であった。


シュッ。高階が前方に送ったパスを四井が受け取る


足立「お前には決めさせん」


四井が受け取ったボールをシュートしようとする。(3ポイント後方1メートル)


足立(こいつは、どっからでも打ってくるんや)


チェックに行く足立をシュートフェイク一発で抜き去る。


川野「任せろ!!」

たった一瞬止まった時間を使って川野がフォローに入る。そのまま並走してゴールへ突っ込む二人。



川野(ブロックのタイミングは完璧だ。いける)


四井が選んだ技は高階得意のダブルクラッチリバース。


四井「トーヤさんのパスでトーヤさんの得意技で決めるっすぅ」


川野(くそ、去年もこれにやられたのに・・・)


パス。


ゴールが決まった。


石井・土橋(なんだ、こいつらのバスケ。マジですげ〜じゃね〜か)


柏木のゴールが勢いをつけた。といったスタートであった。しかし、柏木のビックプレーが勢いをつけたのでなく、今のレギュラー陣の力はそれほど控えメンバーとレベル差が開いていた。

氷室、杏崎、そして高階もそれに気付いていた(湯川はとくに興味なし)。

練習試合をする事によって、メンバーにある程度自らのポジション(位置づけ)を理解してもらう事も必要だった。各中学でエースだった彼等に気付いてもらう為には、実力でねじ伏せるのが一番でもあった。


その後、圧倒的なレギュラー陣の攻撃が控えメンバーに襲いかかった。


しかし、次のプレーで、レギュラー陣のパスミスが起こる


DEARBOYS NEXT





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