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2016年05月16日
ドル高と円高と
やはり米ドル(USD)安の時間帯は終わってしまっていたようだ。終わっただけでなく逆に米ドル高の方へ一気に流れができてきた。それと同時に米ドルは対日本円(JPY)では新値を更新できなかったことから、結果的にクロス円の下落が加速的に起きてしまっている。
なんとなくわかってきたような気がする。
ある程度までは全体の関係性をを把握できている(と思われる)。しかしどこかが抜けているがためにそれを最終的な利益に結びつけることができない。
今まで何度となく繰り返されてきた、円全面高→戻り局面→再度円高で、なぜかこの「再度の円高」の部分を手にすることができないでいた。元々筆者には円高指向があるにもかかわらず。
今回の一連の動きを、ポジションを取ったり外したりしながら、全体の動きをリアルタイムで注意深く観察していて、ようやく自分の考え方の中で相互矛盾をしていた部分に整合性を持たせることができたような気がする。
カナダドル(CAD)に対して筆者がしていた見方と、実際に起きた値動き。ここに本質が隠されている。多分。(笑) 元々わかっていた知識なのに、運用面では自分の都合のいいように(自分の期待する相場観に沿うように)解釈していたようだ。やっぱり基本は大事だね。
とは言いつつも、導き出した結論が正しいかどうかはまだわからない。あくまでも筆者の頭の中で落着しただけの話だ。いずれ結果が出るようになったら一度考えを整理してまとめてみよう。ただの『机上の空論』にすぎないかもしれない。(笑)
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2016年05月13日
ドル安もう終わっちゃった!?
欧米時間も途中までは予想どおりの展開だったようが、最後にガタンときて戻ってきた。
カナダドル(CAD)と英ポンド(GBP)、スイスフラン(CHF)は対米ドル(USD)で新値更新したものの再びレンジ内に引き戻された。日本円(JPY)とNZドル(NZD)、ユーロ(EUR)は抜けず。豪ドル(AUD)に至っては日本時間で安値の方を更新している。
というわけで見方を変える必要が出てきた。現在までの値動き(豪ドルの崩れ)まで入れて考えると、豪ドル以外のほぼすべての通貨が拮抗状態で保ちあっている。ただクロス円も考慮に入れるとカナダドルが頭一つ抜けて強いと言える。
豪ドルが先ほど下抜いて我道を行く素振りを見せつつあるが、これがダマシになるかどうかを見極める必要あり。抜けていくようだと当面のトレンド形成となりそう。
昨日チャンスを待っていたが結局仕掛けられなかった。ドルカナダ(USD/CAD)の売り狙い、予想通り上がってきて(最初の仕掛けだと損切りさせられていた)崩れ始めたのもリアルに見ていたのに躊躇してしまった。戻りを待つべきか否かで。
今回に限って戻りを待とうとしたらサクッと落ちていった。それでもっていざ戻り始めるともう売れないんじゃないかと思えてしまう。なまじ値段を下げきっただけに「一勝負終了の感」を醸し出していたので余計に売れなかった。もし崩れの段階で仕掛けていたら仕切って終わっていたはずだからだ。
自分の思うとおりにチャートが描かれないと躊躇してしまうのが人間らしい。自分だけか?
まだまだ先は長い。
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カナダドル(CAD)と英ポンド(GBP)、スイスフラン(CHF)は対米ドル(USD)で新値更新したものの再びレンジ内に引き戻された。日本円(JPY)とNZドル(NZD)、ユーロ(EUR)は抜けず。豪ドル(AUD)に至っては日本時間で安値の方を更新している。
というわけで見方を変える必要が出てきた。現在までの値動き(豪ドルの崩れ)まで入れて考えると、豪ドル以外のほぼすべての通貨が拮抗状態で保ちあっている。ただクロス円も考慮に入れるとカナダドルが頭一つ抜けて強いと言える。
豪ドルが先ほど下抜いて我道を行く素振りを見せつつあるが、これがダマシになるかどうかを見極める必要あり。抜けていくようだと当面のトレンド形成となりそう。
昨日チャンスを待っていたが結局仕掛けられなかった。ドルカナダ(USD/CAD)の売り狙い、予想通り上がってきて(最初の仕掛けだと損切りさせられていた)崩れ始めたのもリアルに見ていたのに躊躇してしまった。戻りを待つべきか否かで。
今回に限って戻りを待とうとしたらサクッと落ちていった。それでもっていざ戻り始めるともう売れないんじゃないかと思えてしまう。なまじ値段を下げきっただけに「一勝負終了の感」を醸し出していたので余計に売れなかった。もし崩れの段階で仕掛けていたら仕切って終わっていたはずだからだ。
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2016年05月12日
通貨ペア選択の誤り
ほぼ昨日書いた雑感のような値動きで戻ってきたので気を良くした筆者。今日も頑張ろうと各種チャートの選別をしていた。
朝方から日本円(JPY)が買われたもののクロス円はまだ弱そうには見えない。ということはドルストレートでの米ドル(USD)売りはまだ有効のようだ。
筆者が選んだ通貨ペアはドルカナダ(USD/CAD)の売り。米ドル売りのカナダドル(CAD)買いだ。
2016/05/12 9:28 「1.28540」
正直NZドル(NZD)とどっちにしようか迷ったのだが、NZD/CADのチャートがまだ下方向に思えたのでカナダドルの方を選択したのだが、結果的に裏目に出たようだ。
こちらが仕掛けたUSD/CADのチャート
一時的に利が乗ったものの薄利だった。利食うほどではないしプロテクトするほどの値幅も達成していない。
それと比較するとNZD/USDの方は
スタートこそUSD/CADより遅かったものの、その後の勢いはご覧のとおり。しっかり利食える水準に達している。
その時のカナダドルとNZドルとの関係は(NZD/CAD)
一度下抜けた後戻って保合に入っていたのが、レンジを上に抜けていく状況だったようだ。後から振り返ると仕掛ける時間帯においてはNZドルの方が勢いがありそうだと考えられないこともないが、現実に仕掛ける時にはまだNZD/CADは下方向にあると思ってしまうのは仕方ない。
結局その後も往ったり来たりで方向感が薄かった。そういえば日本時間はカナダドルはあまり仕掛けない方が良いということに気づいていたことを忘れていた。米ドル、日本円、ユーロ(EUR)以外の通貨はそもそも取扱い量が少ない。それでもオセアニア時間でもあり豪ドル(AUD)やNZドルはマザーマーケットということでけっこう動く。旧基軸通貨の英ポンド(GBP)も動く時は動く。でもさすがにカナダドルはねえ・・・。実際今日も、円買い→NZドル買い→豪ドル売りと値動きの主導権が移っていっている。
さてどうするか。今までの経験上この時間帯までに動かないと新値更新することは少ない。逆に一度反対に持っていかれそこで損切り、その後元の流れに戻って行くパターンが多いような気がする。
ということでタイム・ストップで仕切ることにした。
2016/05/12 12:09 「1.28579」
(△0.00039、△0.24R)
まあ仕方ない。次のチャンスを待とう。
※一応念のため。米ドル売り方針とはいっても今現在の状況では、見合いに豪ドルは買えないのでご注意を。
追記:いや無くもないか。買いにくいというだけの話。タイムスパンも人によって違うし
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筆者が選んだ通貨ペアはドルカナダ(USD/CAD)の売り。米ドル売りのカナダドル(CAD)買いだ。
2016/05/12 9:28 「1.28540」
正直NZドル(NZD)とどっちにしようか迷ったのだが、NZD/CADのチャートがまだ下方向に思えたのでカナダドルの方を選択したのだが、結果的に裏目に出たようだ。
こちらが仕掛けたUSD/CADのチャート
一時的に利が乗ったものの薄利だった。利食うほどではないしプロテクトするほどの値幅も達成していない。
それと比較するとNZD/USDの方は
スタートこそUSD/CADより遅かったものの、その後の勢いはご覧のとおり。しっかり利食える水準に達している。
その時のカナダドルとNZドルとの関係は(NZD/CAD)
一度下抜けた後戻って保合に入っていたのが、レンジを上に抜けていく状況だったようだ。後から振り返ると仕掛ける時間帯においてはNZドルの方が勢いがありそうだと考えられないこともないが、現実に仕掛ける時にはまだNZD/CADは下方向にあると思ってしまうのは仕方ない。
結局その後も往ったり来たりで方向感が薄かった。そういえば日本時間はカナダドルはあまり仕掛けない方が良いということに気づいていたことを忘れていた。米ドル、日本円、ユーロ(EUR)以外の通貨はそもそも取扱い量が少ない。それでもオセアニア時間でもあり豪ドル(AUD)やNZドルはマザーマーケットということでけっこう動く。旧基軸通貨の英ポンド(GBP)も動く時は動く。でもさすがにカナダドルはねえ・・・。実際今日も、円買い→NZドル買い→豪ドル売りと値動きの主導権が移っていっている。
さてどうするか。今までの経験上この時間帯までに動かないと新値更新することは少ない。逆に一度反対に持っていかれそこで損切り、その後元の流れに戻って行くパターンが多いような気がする。
ということでタイム・ストップで仕切ることにした。
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(△0.00039、△0.24R)
まあ仕方ない。次のチャンスを待とう。
※一応念のため。米ドル売り方針とはいっても今現在の状況では、見合いに豪ドルは買えないのでご注意を。
追記:いや無くもないか。買いにくいというだけの話。タイムスパンも人によって違うし
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2016年05月11日
アホな売買例チャート
昨日手仕舞ったニュージー円(NZD/JPY)とスイス円(CHF/JPY)の売り。
※筆者はNZドル(NZD)のことを「キゥイ」とは言わない。豪ドル(AUD)の「オージー」と語呂がいいので「ニュージー」と言っている。
あの頃はこんなアホな売買をしていたんだなあと、将来感慨深く振り返って見る時のためにチャートをUPしておこう。
〔CHF/JPY〕
〔NZD/JPY〕
NZD/JPYを手仕舞う時に参考というより根拠となった売買
(オセアニアは強い「はず」)
〔AUD/USD〕
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あの頃はこんなアホな売買をしていたんだなあと、将来感慨深く振り返って見る時のためにチャートをUPしておこう。
〔CHF/JPY〕
〔NZD/JPY〕
NZD/JPYを手仕舞う時に参考というより根拠となった売買
(オセアニアは強い「はず」)
〔AUD/USD〕
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ドル安って言ったら・・・
さっき雑感で、「これまでの米ドル(USD)高の局面はいったん終了したかも」と書いたらすぐにドル高方向に振れてしまった。
しかも「見合いで買うのは日本円(JPY)ではなく他の通貨の方がいいと思う。ドル円は落ちるにしても一度揉み合ってからのような気がする」と書いたのでドル円(USD/JPY)だけは下がるというおまけ付き。(笑)
雑感は適当なことを思いつきで書いていると思われるのもなんなので、その考えに基づいてトレードしている証拠を載せておこう。
ちゃんと米ドル(USD)売ってるでしょ。円以外で。
ちなみに今日は2回仕掛けている。最初のは「1R」以上行ってたのに欲張ってしまって利を削ってしまった。筆者のやり方は利を伸ばさずに確実に利食った方がいいような気がする。
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ちゃんと米ドル(USD)売ってるでしょ。円以外で。
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ドル安の時間帯入りか
今日のドル円(USD/JPY)の崩れで、これまでの米ドル(USD)高の局面はいったん終了したかも。
ただし、見合いで買うのは日本円(JPY)ではなく他の通貨の方がいいと思う。ドル円は落ちるにしても一度揉み合ってからのような気がする。
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2016年05月10日
短期の方が合ってるのか
昨日は値動きを追いかけすぎて記事を書くヒマがなかった。
先週末の雑感を書いた後、仕掛けをしていた。ニュージー円(NZD/JPY)とスイス円(CHF/JPY)の売り。
※筆者はNZドル(NZD)のことを「キゥイ」とは言わない。豪ドル(AUD)の「オージー」と語呂がいいので「ニュージー」と言っている。
NZD/JPYの売り
2016/05/06 14:38 「73.461」
CHF/JPYの売り
2016/05/06 14:38 「110.634」
仕掛けてから日中のレンジを下方にブレイクしていった。その後欧米時間で下値を更新していったが最後は戻して引けていたのを休みの間に確認はしていた。ストップ注文だけ出して利食いのオーダーは入れてなかった。
雑感でNZドルとのクロス円は言及していたが、欧州とのクロス円については触れてなかった。日足の形から弱いと判断できたのは資源国通貨だけであり、欧州系はまだ弱いとは言い切れないと思っていたが、1時間足ベースでは弱かったので仕掛けることにした。崩れてからは欧州通貨の方がより売られたようだ。
瞬間的にNZD/JPYで「1.55R」、CHF/JPYで「2.13R」をつけたようだが指値注文もトレイル注文も出してないのでいい値段で利食いできていない。
ハッキリ言おう。筆者は仕切るのが下手クソだ!(笑)
仕切り下手の原因は相場観の時間軸にある。各クロスチャートの関係から弾き出した力関係の有効期間がどれくらいあるのか、どうもそれを見誤っているようだ。特に日足などの中長期チャートの方向性と短期の方向性とが「一時的に」一致した場合に、それが長い時間継続すると都合よく解釈してしまう。利が乗れば乗るほど相場観の正当性が立証されるため、結果として利食って抜け出せなくなってしまう。
リアルタイムで見ていればドル円(USD/JPY)が新安値になっていないので、円買い継続に黄信号が点っていたのに気づけたかもしれないが、欧米時間に見れないのはわかっていること。それなのに今のやり方を変えていないのがまずい。
結果から言うとNZD/JPYは「0.32R」でなんとか利食ったものの、CHF/JPYに至っては損切りで終わってしまった。「2.13R」が「△1.00R」の損切りである。我ながらほんとアホだ。なまじ中期の相場観が同じ方向だったために途中で抜けられなくなってしまった。
※NZD/JPYはAUD/USDの売りをデイトレで仕掛けていたため、その絡みで途中で切ることができた。
筆者は日足を見るとかえって良くないかもしれない。注意しよう。
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※筆者はNZドル(NZD)のことを「キゥイ」とは言わない。豪ドル(AUD)の「オージー」と語呂がいいので「ニュージー」と言っている。
NZD/JPYの売り
2016/05/06 14:38 「73.461」
CHF/JPYの売り
2016/05/06 14:38 「110.634」
仕掛けてから日中のレンジを下方にブレイクしていった。その後欧米時間で下値を更新していったが最後は戻して引けていたのを休みの間に確認はしていた。ストップ注文だけ出して利食いのオーダーは入れてなかった。
雑感でNZドルとのクロス円は言及していたが、欧州とのクロス円については触れてなかった。日足の形から弱いと判断できたのは資源国通貨だけであり、欧州系はまだ弱いとは言い切れないと思っていたが、1時間足ベースでは弱かったので仕掛けることにした。崩れてからは欧州通貨の方がより売られたようだ。
瞬間的にNZD/JPYで「1.55R」、CHF/JPYで「2.13R」をつけたようだが指値注文もトレイル注文も出してないのでいい値段で利食いできていない。
ハッキリ言おう。筆者は仕切るのが下手クソだ!(笑)
仕切り下手の原因は相場観の時間軸にある。各クロスチャートの関係から弾き出した力関係の有効期間がどれくらいあるのか、どうもそれを見誤っているようだ。特に日足などの中長期チャートの方向性と短期の方向性とが「一時的に」一致した場合に、それが長い時間継続すると都合よく解釈してしまう。利が乗れば乗るほど相場観の正当性が立証されるため、結果として利食って抜け出せなくなってしまう。
リアルタイムで見ていればドル円(USD/JPY)が新安値になっていないので、円買い継続に黄信号が点っていたのに気づけたかもしれないが、欧米時間に見れないのはわかっていること。それなのに今のやり方を変えていないのがまずい。
結果から言うとNZD/JPYは「0.32R」でなんとか利食ったものの、CHF/JPYに至っては損切りで終わってしまった。「2.13R」が「△1.00R」の損切りである。我ながらほんとアホだ。なまじ中期の相場観が同じ方向だったために途中で抜けられなくなってしまった。
※NZD/JPYはAUD/USDの売りをデイトレで仕掛けていたため、その絡みで途中で切ることができた。
筆者は日足を見るとかえって良くないかもしれない。注意しよう。
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2016年05月06日
オージーは先導か
GW中はチャートチェックのみで過ごした。以前も書いたが、基本的に日本の祝日は仕事ができない。稼いでいて休みを取るならいいのだが、稼いでないのに休むというのは自分でもいい気はしない。かといってやれば儲かるという保証も現時点では無いのでなんとも言えない。つらい立場だ。
さて最近つくづく思うが、どうも日本の祝日に絡んで円高が進行しているようだ。これが意図的に仕掛けられているものなのかどうかは知る由もないが、結果的にそれがセリングクライマックスを遠ざけてしまっていると思っている。
日本悲観論者(筆者も昔はそうだった)は総じて日本円(JPY)を売りたがる。特に日本が低金利で海外が高金利の時はスワップがもらえるのでそれが顕著であるが、金利差が狭まっても売りたい気持ちが強いのは、日本の将来を悲観しているからであろう。
悲観するのは別に構わないけれど、為替は相対的な交換レートなので、日本だけのことを考えても片手落ちである。日本は悪いけど、じゃあ他の国は良くなるの? 少なくとも日本より悪くはならないの?
比較してるといいつつも、結局は債務残高や債務のGDP比率など「債務」だけにしか注目していないことが多い。じゃあ「資産」はどうなのか? 負債や資産を形作る仕組みはどうなっているのか? 他のすべてが日本と一緒なら債務だけの比較でも問題ないが実際はそんなことはない。それなのに単純にギリシアと比べても仕方がないのにと思う。
相場に携わる人間としては、「ギリシアよりGDP比率が悪い日本は必ず破綻する」という論理は採用できない。それよりも、日本よりGDP比率の良いギリシアが破綻して日本が破綻していないという現象を重視し、「債務のGDP比率は破綻を左右するほどの重要な要素ではない」という考え方を採用したい。
そもそも日本が破綻するほどやばい状況の時に海外に資産を置いておくという考え方はおかしいのではないだろうか。キャピタルフライトなる言葉もあるが、それはもう最後の局面であって、逃げる前にまず資産を日本に戻して、日本を何とか立て直そうというのが通常の順序である。少なくとも現在海外に多額の資産を持っている政府・企業・資産家はそういう行動をするのではないだろうか。何もせずに指をくわえたまま逃げ出すのだろうか?
残念ながら筆者はそういった資産を持つほどの身分ではないが、それだけの資産を築いた人たちは自分に自信を持っているはずなので、最後の最後になるまで、いや最後の最後になっても諦めないと思うのだけれども違うだろうか?
そもそも過去にキャピタルフライトが起きた国は海外に資産を持っていたことがあるのだろうか。海外資産を持っていてそれが無くなったとしても、切り崩し始めてからゼロになり、そしてそれから本当のキャピタルフライトが起きるまで相当の年月を必要とするように思えるのは気のせいだろうか。
日本が海外資産を切り崩し始めて困るのはどこの国か?
日本なの?
経常収支が黒字なのに。
日本の海外資産を国内に戻したら円は一気に弱くなるの?
売られるの?
外貨を売って円転するのに。
急激な円安になったとしてそのレートで日本から買いたいものはないの?
日本に旅行したいとは思わないの?
優秀な労働力、魅力的な観光資源とかいっぱいあるのに。
筆者は別に「絶対円高論者」ではない。
円高の時もあれば円安の時もあるよね。ただどちらかと言うと円高になりやすいよね、今の状況・仕組みが続く限りは。
というくらいの感じである。
昔は、「財政破綻→ハイパーインフレ+急激な円安」というシナリオを安直に受け入れて、というより自分で考えることもなく素直に信じていたが、さすがに20年以上も同じことを聞かされ続けてると、それってどうなの? と思ってしまう。
環境は常に変化し続けるので、いつかはそういうことも起きるかもしれない。でもそれって意味あるのかな?
起きた現象は同じかもしれないけれど、予想の元となっている根拠は予想した時と実際に起きた時と全然違うのにね。
お〜っと、久しぶりに書いたので長くなってしまった。しかもタイトルとは関係のないことばかり。(笑)
一応タイトルの意味は、先週豪ドル(AUD)が崩れていたのは、オージーだけのちょっとした気迷いなのかそれとも今後の先行きを暗示しているのかどっちかなと思っていたのだけれど、どうやら先導していってるみたい、というニュアンスである。
欧州系はまだ微妙だけれど、加ドル(CAD)やNZドル(NZD)とのクロス円、案外もたずに崩れていきそうに見える。
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さて最近つくづく思うが、どうも日本の祝日に絡んで円高が進行しているようだ。これが意図的に仕掛けられているものなのかどうかは知る由もないが、結果的にそれがセリングクライマックスを遠ざけてしまっていると思っている。
日本悲観論者(筆者も昔はそうだった)は総じて日本円(JPY)を売りたがる。特に日本が低金利で海外が高金利の時はスワップがもらえるのでそれが顕著であるが、金利差が狭まっても売りたい気持ちが強いのは、日本の将来を悲観しているからであろう。
悲観するのは別に構わないけれど、為替は相対的な交換レートなので、日本だけのことを考えても片手落ちである。日本は悪いけど、じゃあ他の国は良くなるの? 少なくとも日本より悪くはならないの?
比較してるといいつつも、結局は債務残高や債務のGDP比率など「債務」だけにしか注目していないことが多い。じゃあ「資産」はどうなのか? 負債や資産を形作る仕組みはどうなっているのか? 他のすべてが日本と一緒なら債務だけの比較でも問題ないが実際はそんなことはない。それなのに単純にギリシアと比べても仕方がないのにと思う。
相場に携わる人間としては、「ギリシアよりGDP比率が悪い日本は必ず破綻する」という論理は採用できない。それよりも、日本よりGDP比率の良いギリシアが破綻して日本が破綻していないという現象を重視し、「債務のGDP比率は破綻を左右するほどの重要な要素ではない」という考え方を採用したい。
そもそも日本が破綻するほどやばい状況の時に海外に資産を置いておくという考え方はおかしいのではないだろうか。キャピタルフライトなる言葉もあるが、それはもう最後の局面であって、逃げる前にまず資産を日本に戻して、日本を何とか立て直そうというのが通常の順序である。少なくとも現在海外に多額の資産を持っている政府・企業・資産家はそういう行動をするのではないだろうか。何もせずに指をくわえたまま逃げ出すのだろうか?
残念ながら筆者はそういった資産を持つほどの身分ではないが、それだけの資産を築いた人たちは自分に自信を持っているはずなので、最後の最後になるまで、いや最後の最後になっても諦めないと思うのだけれども違うだろうか?
そもそも過去にキャピタルフライトが起きた国は海外に資産を持っていたことがあるのだろうか。海外資産を持っていてそれが無くなったとしても、切り崩し始めてからゼロになり、そしてそれから本当のキャピタルフライトが起きるまで相当の年月を必要とするように思えるのは気のせいだろうか。
日本が海外資産を切り崩し始めて困るのはどこの国か?
日本なの?
経常収支が黒字なのに。
日本の海外資産を国内に戻したら円は一気に弱くなるの?
売られるの?
外貨を売って円転するのに。
急激な円安になったとしてそのレートで日本から買いたいものはないの?
日本に旅行したいとは思わないの?
優秀な労働力、魅力的な観光資源とかいっぱいあるのに。
筆者は別に「絶対円高論者」ではない。
円高の時もあれば円安の時もあるよね。ただどちらかと言うと円高になりやすいよね、今の状況・仕組みが続く限りは。
というくらいの感じである。
昔は、「財政破綻→ハイパーインフレ+急激な円安」というシナリオを安直に受け入れて、というより自分で考えることもなく素直に信じていたが、さすがに20年以上も同じことを聞かされ続けてると、それってどうなの? と思ってしまう。
環境は常に変化し続けるので、いつかはそういうことも起きるかもしれない。でもそれって意味あるのかな?
起きた現象は同じかもしれないけれど、予想の元となっている根拠は予想した時と実際に起きた時と全然違うのにね。
お〜っと、久しぶりに書いたので長くなってしまった。しかもタイトルとは関係のないことばかり。(笑)
一応タイトルの意味は、先週豪ドル(AUD)が崩れていたのは、オージーだけのちょっとした気迷いなのかそれとも今後の先行きを暗示しているのかどっちかなと思っていたのだけれど、どうやら先導していってるみたい、というニュアンスである。
欧州系はまだ微妙だけれど、加ドル(CAD)やNZドル(NZD)とのクロス円、案外もたずに崩れていきそうに見える。
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2016年05月02日
抜糸
一週間ぶりの通院で右側頭部裂傷の縫合部分を抜糸してしてきた。ほんの一瞬引っ張られる感じで痛かったがすぐに終わった。診察に5分も掛からなかった。
おかげさまで何事も無く終わったようだ。一応まだ後遺症が出てくる可能性が残っているが、そんなものを今から心配していても始まらない。考えたら結果が変わるのならともかく、専門家でさえどうなるかわからないものに素人がいくら時間を掛けてもただのムダである。その時間を他のことに費やした方がよっぽどマシだ。後遺症が出てきたら素直にそれに対処するだけ。起こったものは仕方がないのである。
さて今さらではありますが、関係者の皆様にはお礼とお詫びを申し上げます。
・救急隊員の皆さん
・市民病院の夜間救急対応の皆さん
・市民病院の脳外科の皆さん
・タクシーの運転手さん
・カミさん、お義父さん
・息子たち
・近所の皆さん
世の中のいろんな人のお世話になって生きていることをあらためて痛感しました。
ありがとうございます。
m( _ _ )m
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・救急隊員の皆さん
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