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2016年02月16日

『魔術師たちの心理学』


『魔術師たちの心理学』 トレードで生計を立てる秘訣と心構え
パンローリング社
2002年 初版発行
2008年 新版
バン・K・タープ 著
柳谷雅之 監修
長尾慎太郎、山下恵美子 訳
2,800円+消費税

第一次相場師時代に購入した本。
手元にあるのは初版だが、2008年に新しい版が出ているようだ。
初版からの主な変更個所は下記のとおり。

・超長期のメジャーなマーケットと世界を取り巻く大局観についての章を追加
・システムをリスク・リワード・レシオで評価するための方法
・実例とチャートも最新のものに更新
・スーパートレーダー、チャック・ホイットマンによる序文


この本を読んで初めて、自分のしていた相場を大局的に捉えることができた。自分が何をしていて、何ができていないかを、他と比較することによって客観的に見つめることができるようになった。

特にこのブログでも使っている単語、「R倍数」(R倍率)の概念を知ることができたのは一番の収穫である。またR倍数を元にした「ポジションサイジング」の概念は、相場で生き残るために必須である。こうしてまだ筆者が生き残っているのもそのおかげである。(笑)

また「機会」(売買頻度)が期待値に大きな影響を与えるということを知って、単純に勝率を追求していた自分がバカに思えたものである。

本書を最初に読んだ時、ドキドキワクワクしたことを覚えている。トレードアイデアにさほど意味はない、それよりももっと大事なことがある。それを読んだ時、相場の真髄に触れた気がしたからだ。これを身につければ「最強のトレーダーになれる!」と当時は思ったものである。

実際には最強トレーダーにならなかったのはご存知のとおり。(笑)

なぜか?

当時は、商品先物での裁定取引とサヤ取りで十分やっていけていたし、そこからさらに儲けようという意欲(物欲)がなかった。それどころか相場師自体もやめる方向で進んでいったので、深く追求することの必要性が無くなったのである。

とは言っても、本書はずっと頭の片隅に残っており、今回の相場再開にあたっても何度も読み返している。相場と長くつきあうつもりがある人は一度は読んでおいた方が良いと思う。


注意点が一つ。
著者はトレードアイデア自体に重きを置いていないので、いろんなアイデアをすべて使える概念として載せてはいるが、全体を通して見た時、前提条件として「トレンドフォロー」のアイデアを無意識に採用しているように思える。筆者の思い違いかもしれないが、トレンドフォローを使ってない人は気をつけて読んだ方が良いかも。


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やっぱり戻りの時間帯か

先日の記事、『セリング・クライマックスはまだ来てない』の中で書いたように、日本円(JPY)絡みは戻りの時間帯に入っているようだ。

「クロス円の日足で、Wボトム気味のチャートが散見されるので、目先そこそこの戻りを入れる時間帯が近いかもしれない。というより、そのせいでここまで戻ってきたのかな。」

基本次の売り場(ドル円、クロス円)を探しているので、円売りのポジションを持っていないのは寂しい限りである。逆に、海外の時間帯でいつ大きな円高が来てもいいように、ほんの少玉ドル円(USD/JPY)を売っている。

あ、だからまだまだ上がってるのか! (笑)


記事に書くくらいだから、当然まだ円高の流れは終わっているとは思っていない。ただ、みんな円高への恐怖心が芽生え始めた段階なので、逆に考えるとそうすぐには落ちて行かないような気がしてきた。

一度振るい落としのような感じで再度下値を見に行くものの、安値更新とはならず反転上昇、「円高は終わった!」と思う人が増えてしばし上昇トレンド、でもなんか上に行かないね、頭重いね、と思ううちに段々円高が進行してクラッシュ、というのが予想。

おそらく、予想を覆していくのが相場なので思い通りの展開にはならないだろうが、一つのシミュレーションとして頭に入れておこう。事前に想定していないと、円売りのポジション持っちゃいそうなんで。

円安の相場観を持って円を売り、結果円高になっての失敗ならいいんだけれど、円高の相場観を持っていながら目先の動きで円売りして、結局円高になったのに損で終わるというのが一番いただけない。

この手の、ジリジリ上げストン落ちのチャートは、「押し目売り」しそうなので気をつけよう。


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