フリー素材★小説文章★ネタupするからだれか完結させて下さい

マッチ売りの少女が最後のマッチを擦り、
在りし日の家族団らんの幻影を見ながら
幸せな気持ちで息絶えようとしたその時、
幻影の中の母親が少女に向かって問いかける。

「ほんとうにあなたは、そのまま死んでしまっていいの？
あなたを殺そうとしたこの世界に、
一矢もむくいないまま、
悲劇のヒロインで終わってしまっていいの？」

そう言って、１本の真っ黒いマッチを差し出す。



残った力を振り絞り少女が黒いマッチを擦ると、
大きなずぶ濡れのオオカミが現れる。

赤ずきんとその家族たちに腹に石を詰められ、
水死したはずだったオオカミは、
マッチ売りの少女に向かって語り始める。

「俺が悪かったのなら、どうしてすぐ銃殺しなかった？
なぜ、敢えて苦痛を与えて、すぐに死なせてくれなかったんだ？
俺は許さない。
『善良』というだけで残虐行為が許されるヤツらを」

オオカミの中に詰められ体内で変化した石を
頭薬に使ったマッチを擦ると、
クリーチャーが召喚できる。
マッチ売りの少女と川底のオオカミは、
世界に復讐するために、一緒に歩きだす。

だれか、続きをお願いします。

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