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2014年10月05日

義姉の大岡裁き

昨夜は友人に誘われてご飯を食べに行ってきました。
少し前に記事にしたご主人が浮気をしているという彼女です。

親が離婚したこどもの立場である私の意見が聞きたかったみたいです。
彼女のお子さんはいま、大学生。
私もその年頃に片親になりました。

昔の事をいろいろと思い出しながら、しんみりとしたお酒になりました。
また改めて記事にしてみたいと思います。

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さて、孤立無援状態となってしまった義妹の秋子。
(前回の記事 「嫁の実家をあてにする」)

先ほどまでの調子のよさはどこにいったのか。
さすがにしょげ返ってしまい青菜に塩の風情です。

「父さん、よく言ったわ。私その言葉をずっと何年も待ち続けてたよ」

と義姉の春子ちゃん。

「もうそろそろ、本当の意味で秋子も大人にならなくちゃいけないよ。
いつまでも親に頼って甘えてちゃ一人前とは言えない。京介がいるし二人目も生まれる。
あんたには親としての責任があるんだよ。いい加減に自立しないと」

秋子は俯いたまま黙っています。

「そこで私からの提案。というか、もうあんたには選択肢はないんだからね」

義姉は私たち一同を見渡して

「みんなも賛成して欲しいの。この案は秋子を助けるためではなくて、このバカを更生させるのが目的だからね」

そう前置きしての内容は

  • 秋子のクレジットカードは全て没収(冬彦名義のものも)
  • 借金はいったん春子が全額肩代りで返済する
  • 秋子は毎月1万円ずつを春子に現金で返済する
  • 延滞は基本的に認めないが状況によっては猶予する
  • 秋子は家計簿をつけて毎月の家計の実態を春子に報告する


「ええー?家計簿なんてつけたことないよお〜」

情けない声を出す秋子に義姉はため息をつきながら

「あのね!フツーの主婦はみんなやってることなの!分からなければ母さんにやり方を教えてもらいなさい」

と一喝。

「母さんもね、こういうことを秋子に教えなきゃだめなんだよ。
お金がなければ言われるがまま補填してやるんじゃなくて節約食材で作る料理とか
家計の切り盛りの工夫とか・・・やってきたじゃない?若い頃は母さんだって。
父さんのお給料だけで子供三人を立派に育ててきたんだもの。
今からでも遅くないから秋子にそのノウハウを教えてやって」

いやーさすがは現役の中学教師です!
諭すのが上手い。
しかも子育てに失敗したと落ち込んでいる義母のこともフォローしています。

それにしても80万円もの大金をポンと妹のために用立てるとは。
なんだかんだと言っても見捨てることはできないんですよね。

後で聞いた話ですが、実は夫も自分が立て替えてやるしかないと考えていたようです。
姉と兄のこの優しい真心を義妹が理解してくれるといいですが。


時刻は夕飯時にさしかかっていました。
冬彦さんは結局、仕事が終わらないといって来ないままでした(これも疑わしいですが)

義妹は冬彦の兄弟宅に預けている息子を迎えに行かねばならず、
クレジットカードを全て置いて帰っていきました。

いつもなら「ご飯を食べに戻っていらっしゃい」と言う義母も
さすがに今回は「そのまま自宅に帰って自分で支度なさい」と言い渡しました。

義妹も自分の身から出た錆です。
少し不満げでしたが黙って出て行きました。


私たちはこんなことで義妹の性根が変わるとは思っていません。
夕食時にもその話題が出ましたが、きっとまた親を頼ってくることでしょう。

でもこれからは闇雲にお金を渡すのではなく、まずは義妹に考えさせると義母は約束しました。

一方の義父は一度冬彦さんと膝を交えて今後の生活設計について話し合うと言っています。
これはこれでまたひと波乱ありそうですが、一家の大黒柱としての覚悟を聞きたいのだそうです。

春子ちゃんも夫も私も、どうせ無駄なことだとは思いましたが口には出しませんでした。
義父には義父の想いがあるでしょうから。


長くなりましたが、以上が義妹の借金騒動の顛末です。

備忘録も兼ねて細かいいきさつまで記事にさせていただきました。
ここまでお付き合いくださりありがとうございます。


それにしても義妹は幸せものですよ。
世の中には多重債務の底なし沼に溺れて生きるか死ぬかの思いをしているひとがたくさんいます。

それに比べれば、クレジットカードを没収された不自由さはあるものの
借金は全てきれいになくなる訳ですから。しかも利息なしの月1万円払いだなんてね。
頼れる親兄弟がいるのは羨ましい限りです。


私は明日からまた親への仕送りのために頑張って働きます。苦笑
人間はみな平等だなんて嘘ですよね。
少なくとも金銭面では違います。身にしみて思いましたよ。

5年後なりたい自分は今つくる!「レアウ」


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posted by ヒメジョオン at 16:21| 借金問題

2014年10月04日

嫁の実家をあてにする

ママ友に誘われてマルチ商法に片足を突っ込み、
在庫を抱えすぎてクレジットカードを使って支払いをしたものの、
思ったほど儲からなくて借金だけが膨らんでしまい、その返済を
複数社からのキャッシングを繰り返すことで一時しのぎをしていた義妹。

マルチは辞めると約束はしたものの、今ある借金を片付けなければなりません。

どうするつもりなのだと追求された答えが
「親から財産を生前贈与して貰って返済する」というもの(驚)でした。
(前回の記事「誰の入れ知恵?」)

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ええ、はなから自己解決するつもりはなかったようです。

甘やかした親が悪いのか。
それに甘んじてきた子が悪いのか。

たぶん、両方でしょうね。苦笑


しかも、それを考えついたのが夫の親だったというから驚きです。
普通は思っていたとしても口に出したりはしないでしょうに・・・

「あっちのお母さんは税金のことに詳しいの。保険の外交員をしてるからいろんな情報が入ってくるみたい」

そう、冬彦母はバリバリ現役の保険外交員なのです。
そのやり方たるやすさまじいものでして、義妹たちが結婚した当時は
我が家や義理実家にも押しかけて保険のセールスをしたぐらいですあせあせ(飛び散る汗)

「このあたりは土地の評価額も高いだろうし、今のうちから
相続税対策はしておいたほうがいいよって冬彦に言ってたみたいだよ」

ええーっ?
嫁の実家の不動産にまでチェック入ってるの?がく〜(落胆した顔)

もうマジで引く!
ピン子えげつなすぎ!!
(冬彦母は泉ピン子に似ているw)


そういえば、孫がもしかしたら嫁実家の養子になるかもしれないって話も
平然としていたそうだし(「そんな話は聞いてません」)一般人とは感性が違いすぎる・・・

「だから今回の件もうちの親に助けて貰えばいいだろって冬彦は言ってる。
もうすぐ二人目も生まれるからどっちにせよ物入りが続くしさ〜」

平然と言ってのける義妹に

「情けない・・・」

呟いたのは義父でした。

「いい若い、働き盛りの男が女房の実家をあてにするなんてな。
その亭主に吹き込まれて親のすねをまだかじろうとする秋子はもっと情けない」

いつもは温厚な義父ですが、このときの言葉には静かな怒りが含まれていました。

「いや、一番情けないのは私たちだ。こんな子育てしか出来なかった親の責任だな」

隣に座っている義母が嗚咽を漏らします。

「言っておくが」

義父は義妹に向かって続けました。

「父さんは今のお前に一銭たりとも生前分与するつもりはない。もちろん京介(孫)にもだ」

まあ、当然こうなるでしょうね。
こうして義妹はとうとう孤立無援になってしまったのでした。

(続きます)

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posted by ヒメジョオン at 15:50| 借金問題

2014年10月03日

誰の入れ知恵?

前回の続きです。
(「借金を借金で返す」)

カード会社2社を使ってキャッシングを交互に繰り返しながら借金を一時的に返済していた義妹。

どうするつもりだったんだ?と兄である夫に尋ねられて驚きの発言をしました。

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実の両親から生前贈与と言う形で
お金を貰えないかと頼むつもりだったと
がく〜(落胆した顔)


「年間110万円までなら贈与税が掛からないんだって!
どうぜ税金で持っていかれちゃうなら、今のうちに少しずつ貰っておいたほうが得でしょ?」

得意そうに話す義妹に開いた口が塞がりません。

ここで義姉が初めて話を遮りました。
口うるさく、厳しい義姉の春子ちゃんですが、今回の話し合いでは辛抱強く沈黙を守っていました。

それは事前に「冷静に話を聞こう」と私たちと約束していたのもありますし、
義母の予想外の発言に驚かされたせいもあったでしょう。
(「予想外の展開です」)


しかしここにきて、堪忍袋の緒が切れたようです。

「あんたね・・・それは一体誰の入れ知恵なの?」

税金のことや制度のことに疎いはずの妹がこんな発言をするのは誰かにそそのかされていると思ったようです。

口ごもる義妹に

「冬彦でしょ?あんた旦那に親から金をせびれって言われたんでしょ?」

もともといい印象を持っていない妹婿が思いついたことだと感じたようです。
すると義妹は

「違うよ。冬彦じゃなくてあっちの親だよ!それにその話が出たのは奨学金の話がきっかけだから」

どうやら、冬彦の奨学金の件が話の発端だったようです。

「ママたちが代わりに冬彦の奨学金を返してやろうかって言い出して、
それを春子ネェが怒ってあっちの親に電話したでしょ?
(「奨学金は誰が返す?2」)

あのあと、冬彦の親が言ってたんだよ。
肩代わりして貰うことに対しては申し訳なく思うことはないって。
だって、どうせ親の財産を相続するときに税金がたくさん掛かるんだから
今のうちに毎年110万円ずつ貰っておいたほうが得策だよって」


義妹は目を輝かせて続けます。

「それにね、来年からは法律が改正されて孫への贈与で相続税がお得になるんだって!
だから京介のためにたくさん貰っておけばいいよってあっちのお母さんが言ってた」

義妹以外が益々無言になっていく中、彼女の独壇場は続きますあせあせ(飛び散る汗)


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posted by ヒメジョオン at 19:00| 借金問題
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