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2017年07月31日

大腸CT検査アカデミー  便潜血陽性後から内視鏡を受けるまで10ヶ月以上たつと大腸がん全般・進行がんのリスクが高まる!!

PubMedから、今日のつぶやき − 40 −

Corley DA, et al. Association Between Time to Colonoscopy After a Positive Fecal Test Result and Risk of Colorectal Cancer and Cancer Stage at Diagnosis. JAMA 2017; 317: 1631-1641.



さて、前回の続きです。

果たして、便潜血陽性後から内視鏡を受けるまでの期間が
大腸がん診断のステージやリスクに影響するのか?!



●方法の補足●
もともとの対象は南北カリフォルニアのカイザーパーマネンテ加入者で
便潜血検査を受けた50-75歳の男女125万8039人です。
このうち便潜血陽性者は10万6520人です。

陽性率8.4%となりますので、幾分か高めの陽性率ですね。
注)あまり陽性率が高いのはよくありません〜

大腸病変の既往のある人や検査既往のある人を除外して、
研究対象となった人が8万1518名です。

このうち、実際に内視鏡検査を受けた70,124名
(年齢の中央値は61歳、男性の割合は52.7%)
が今回の解析対象です。

精検受診率は86%になります。
あまりよい受診率ではありませんが、
日本の精検受診率約60%に比べたら断然に優秀ですね。


内視鏡受診までの期間を以下の7つに分けて検討しています。

1) 8−30日以内
2) 1-2ヶ月(31-60日)
3) 2-3ヶ月(61−90日)
4) 4-6ヶ月(91-180日)
5) 7-9ヶ月(181-272日)
6) 10-12ヶ月(272-365日)
7) 12ヶ月以上(366-1751日)

途中ですが、ここでクイズです!

便潜血陽性後から内視鏡を受けるのは何日以内が良いと推奨されているでしょうか?

Q1. 日本は?
Q2. 米国は?
Q3. カナダは?
Q4. 欧州は?



答えは明日の記事をご覧くださいね!


●結果の概要●
実際に内視鏡検査を受けた70,124名から、
2,191例の大腸がん、601例の進行がんが見つかりました。

1ヶ月以内に内視鏡を受けた人たちと比べて、
1-2ヶ月、2-3ヶ月、4-6ヶ月、7-9ヶ月後に受けた人たちの
大腸がんリスクや進行がんリスクに差はありませんでした。

ところが、10-12ヶ月に内視鏡を受けた人たちは、
1月以内に内視鏡を受けた人たちと比べて、
大腸がんのリスク(オッズ比:1.48)、
進行がんのリスク(オッズ比:1.97)と有意に上昇します。


さらに、12ヶ月以上に内視鏡を受けた人たちは、
1月以内に内視鏡を受けた人たちと比べて、
大腸がんのリスク(オッズ比:2.25→2倍以上!!)、
進行がんのリスク(オッズ比:3.22→3倍以上!!!)と上昇します。

●結論の概要●
便潜血陽性後から内視鏡を受けるまでの期間が10ヶ月以上になると
有意に大腸がんおよび進行がんのリスクが上昇する!!



なかなか、衝撃的な研究ですね。

便潜血が陽性になった場合、内視鏡を早く受ける重要性を痛感します。
そして、陽性になっても内視鏡を受けないことが以下に恐ろしいことかも分かりますね!


とてもいい研究だと思います。
便潜血陽性後に内視鏡あるいは大腸CT検査を受ける期間は、
皆さんの御施設ではどのような感じですか?

まあ、日本の場合、便潜血検査の結果が受診者の手元に届くまで時間がかかるのも問題ではありますが・・。
感覚的な印象で構わないので、皆さんの地域の様子をぜひお聞かせください〜

それでは、また。


原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28444278




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「大腸CT検査の実態全国調査【臨床研究 GAIA−03】」
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<適応>
・閉塞性大腸がんに対して大腸CT検査は有用だが、手技に工夫が必要。
・完全閉塞症例には「PET/CT colonography」。
・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。

<前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。

<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。

<診断>
・C-RADSにおけるC1の5-10年の検査間隔は妥当
・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)

<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。



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2017年07月30日

☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆

☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆



Q15.
便秘なので、下剤を常用しています。
普段飲んでいる現在はどうすれば良いでしょうか?
また、検査の前に飲む下剤が効くかどうかも心配です。



A15.
普段飲んでいる下剤はいつも通り服用してください。

なお、大腸CT検査は内視鏡検査と異なり、完全に便を出す必要はありません。
前処置のお薬をきちんと飲んでいただければ、大腸CT検査の診断は可能です。

ですが、前処置を開始してから検査までの間に1回も便が出なかった場合には、
診断に必要な造影剤が直腸まで到達していない場合があります。
その場合には、医師に必ずお伝えください。





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タグ:下剤 便秘

2017年07月29日

☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆

☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆


Q14.
大腸内視鏡検査では、便を完全に出したように記憶しています。
今回の大腸CT検査では検査前の下剤をすべて飲んだのですが、
便が出きっていないようです。
正確な検査ができない気がするのですが、大丈夫ですか?



A14.
心配ありません。
大腸CT検査は内視鏡検査と異なり、完全に便を出す必要はありません。
検査前に服用した造影剤が残った便と混じることで
、便が残っていても、便とポリープの区別がつくのです。
ただし、検査前に指示された薬を飲み忘れたなど、
事前にお願いした通りにできなかった場合には必ずお知らせください。





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2017年07月28日

大腸CT検査アカデミー  内視鏡を受けるまでの期間は大腸がんのリスクに影響するのか!?

PubMedから、今日のつぶやき − 39 −


Corley DA, et al. Association Between Time to Colonoscopy After a Positive Fecal Test Result and Risk of Colorectal Cancer and Cancer Stage at Diagnosis. JAMA 2017; 317: 1631-1641.



今日は、T橋さんからの二つ目のリクエスト論文です。

既にお伝えしたように、
便潜血陽性になってから大腸CT検査を受診するまでの期間の
検討研究を立ち上げたいと考えています。

その研究デザインを考える上で大変参考になる論文ですね。
T橋さん、グッド・ジョブです!


この論文は、便潜血陽性後から大腸内視鏡検査を受けるまでの期間の違い(早い・遅い)が
大腸がん診断のステージやリスクに影響するかを検討した研究です。

著者陣が面白いです。

大学や病院の研究者ではなく、保険会社の研究チームなんですね。

筆頭著者は米国のHMO(Health Maintenance Organization:米国の医療保険システムの1つ)
に分類される最大の保険会社「カイザーパーマネンテ」の研究部門になります。

保険会社としては、内視鏡を受ける期間(遅くなると)が大腸がんのリスクを高めるのであれば、
それは医療費の交付増大を意味することになります。

そこで、内視鏡を受けるまでの早い遅いが大腸がんのリスクにどのくらい影響したのか調査したのです。
理にかなっていますね。


投稿先としたジャーナルの選択も理にかなっています。
一流雑誌『JAMA」ですね。

170728_JAMA.jpg


『JAMA』はThe Journal of the American Medical Associationの略で、
日本語では「米国医師会雑誌」になります。

今回の調査研究は、医療制度や内視鏡の体制などに大きく関係します。
米国の医療制度に関係が深いので「米国医師会雑誌」に投稿することは、
読者層やジャーナルの趣旨からも適合していますね。

同じく一流紙の『BMJ』 (British Medical Journal)は英国医師会雑誌ですので、
今回の調査は掲載されにくいと思います。

もちろん、JAMAは米国以外の研究を受け入れないわけでも、
BMJが英国以外の研究を受け入れないわけではありません。

科学的解明などの真実は国の違い関係ないのですから、米国以外の研究もたくさん掲載されます。

ただし、人種や文化の違いなどを考慮しなければいけない場合もあります。

だいぶ脱線をしてしまいました。


論文の要約です。

●研究の重要性●
便潜血検査陽性になった場合には、
大腸がんの有無を調べるために大腸内視鏡検査をすることが多い。
でも、内視鏡を受けるまでの期間の長短が大腸腫瘍の進展に影響するのか分かっていない。


●目的●
便潜血陽性後から内視鏡を受けるまでの期間が
大腸がん診断のステージやリスクに影響するのかを評価した。


●研究デザイン●
南北カリフォルニアのカイザーパーマネンテ加入者を後ろ向きに評価した。
対象は2010−2014年の5年間で、便潜血陽性となり大腸内視鏡検査を受けた50−70歳の7万人あまり。

結果が気になりますね。
皆さんはどのように考えますか?
検査間隔の長短は関係しない?
それとも関係する?→この場合、早く受診する制度(受診勧奨)が必要になりますね。

気になるところで、明日に続きます〜
それでは、また。


ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。


原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28444278




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2017年07月27日

大腸CT検査アカデミー  良いオープンアクセスジャーナルを見極めよう!

PubMedから、今日のつぶやき − 38 −


Binefa G, et al. Colorectal Cancer Screening Programme in Spain: Results of Key Performance Indicators After Five Rounds (2000-2012). Sci Rep 2016;6:19532.



先週は3施設のドクターや技師さんが
読影トレーニングのレポートをご提出されました。
地道で大変ですが、コツコツ進めていけば必ず終わります。
とてもお忙しいとは思いますが、最後まで頑張ってくださいね。
やり遂げると、必ず相当な力になります!!



さて、オープンアクセスジャーナルの続きです。

いずれにしても、ジャーナルと論文を載せられない研究者の利害が一致して急速に普及したといえます。

オープンアクセスジャーナルから、
論文投稿して〜、特別価格で載せるよ!
今だけ掲載無料だよ!
エディターに加わてあげる〜
といった内容のメールが毎日たくさん(10〜20通)は届きます。
朝、こうしたメールを掃除するのが日課です笑
オープンアクセスジャーナルが膨大な数になっているのを実感しますね。

オープンアクセスジャーナルをメジャーにしたのがPlos Oneという雑誌です。

170727_PlosOne.png


この雑誌にはきちんとした査読があります。

ただ編集方針として、研究手法が正しければ基本的に掲載する、
言い換えると科学的なインパクトは一切考慮しません。
ジャーナルから言わせると科学的に意義があるかどうかの判断は読者に任せるいうスタンスなのですが。

Plos Oneが出た当初、どうせ長続きしないだろうと、老舗出版社たちは見ていました。
ところがPlos Oneについた最初のインパクトファクターが4点台と高得点をたたき出して、
大いに注目を集め、投稿数もさらに伸びていったんです。

ネガティブな書き方からはじまりましたが、Plos Oneは良いジャーナルですよ。

iPS細胞で有名な山中先生たちのグループも、
Plos Oneに何本も論文を掲載しています。

(一例)
査読スピードが速く、いち早く世の中にリリースできる長所もあるからですね。

ところが掲載論文がいまや年間3
万件以上となり、やはり玉石混合になります。

先月、このジャーナルの査読を行いました。
韓国からの研究で、大腸がんの腫瘍量をCTで計測するとその体積とステージは
相関するという内容のものでした。

科学的な研究手法は正しいのですが、
だから臨床で何に使えるかというと厳しいですよね。
臨床家からすれば当たり前です。

一部突込みを入れて修正をお願いしましたが、研究手法に間違いはないので、
最終的にアクセプトとなりました
もう少しすると掲載されるかと思っていたら、早くも掲載されていました。
早い〜 この早さもジャーナルの魅力の一つですね


ちなみに、どのジャーナルも査読は完全にボランティアです。
ジャーナルによっては、1年単位で査読した論文数を掲載した賞状(のようなもの笑)を
送ってくれますが報酬はありません。


話がそれました。
いずれにしても、このPlos Oneが成功したのを受けて、それまで馬鹿にしていた老舗ジャーナルも
、次々とオープンアクセスジャーナルを出すようになりました。

その一つが、かの有名なジャーナル「Nature
が出したのが「Scientific Reports」なんですね。

「Scientific Reports」や「Plos One」の評価は分かれますが、
インパクトファクターが高値であれば魅力はあるといえるでしょう。

でも、オープンアクセスジャーナルが増えるに連れて「Plos One」の
インパクトファクターは右肩下がりで減少(3点台)してきています。

「Scientific Reports」の採択率は55%程度もあり、「Plos One」の採択率は70%にもなります。
今後は徐々にインパクトファクターが下がっていく可能性もあると思いますし、
運営費用がまかなえなくなると淘汰されていくようにも思われます。
どうなっていくんでしょう。

でも実を言うとEuropean Radiologyにアクセプトされた
大腸CT検査の実施状況および偶発症に関する実態全国調査の論文ですが、
アクセプトされなければ次は「Scientific Reports」を考えてました。

ジャーナルの未来も気になりますね。
今後流行っていくだろうジャーナルに投稿した方がいいと思います〜
それでは、また。


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<読影>
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<診断>
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2017年07月26日

大腸CT検査アカデミー  Scientific Reportsって、どんなジャーナル!?

PubMedから、今日のつぶやき − 37 −


Binefa G, et al. Colorectal Cancer Screening Programme in Spain: Results of Key Performance Indicators After Five Rounds (2000-2012). Sci Rep 2016;6:19532.




T橋さん、コメントありがとうございます。

「検診の精度管理では最重要とも言える精検受診率(ここでは内視鏡実施率)が
92.3%ってやっぱ凄まじいですね。
というか日本が酷いだけ?
日本で大腸CTが精検の救世主になるといいですね……」

全くその通りですね。
精検まで受けなければ検診の意味はないですよね。
あなたは大腸がんのリスクが高いですという結果が出ても、
精検を受けないというのはある意味すごいわけで、
ここまで精検受診率が低い国は先進国では日本だけ
ですね。

だから、日本の大腸がん罹患率・数、死亡率・数、
いずれも先進国内では最悪レベルになってしまうのでしょう。

是非、CTC Academyのメンバーで大腸CT検査をひろめていきたいですね。


さて、今回ご紹介している論文は内容だけではなく、
掲載論文にも注目です。

掲載されたジャーナルの略名は「Sci Rep」
正式には「Scientific Reports」になります。

170726_Scientific Reports.jpg

2015 Impact Factorが5.228あって
なかなかいいジャーナルですよね。


で、何が面白いかというとオープンアクセスジャーナルなんです。

普通、ジャーナルはその読者が購読して、その購読料でジャーナルの運営をします。
そのため、オンラインでジャーナルにアクセスしても、
アブストラクトしか読めないことが多いですよね。

JANCTを掲載したAmerican Journal of Gastroenterologyもそうですね。
このパターンが一番多いですね。

でも、上記からジャーナルのウェブにアクセスすると
日本のお大規模試験「JANCT」は本文も読めますよね!?

これは著者がジャーナル側にお金を支払って一般公開しているんです。
広く世界の皆さんに読んでもらおうという意図ですね。

JANCT論文では、研究費から確か3,000US$(約33万円)くらいお支払いです。
誰でも読めるだけでなく、Copyrightもジャーナルから著者に移行するんですよ。


一方、インターネットの普及と共に2000年以降急速に増えたのが、
オープンアクセスジャーナルというものです。

論文はオンライン上のみとなり、紙媒体を印刷・販売経路・郵送など
の手間やコストが必要なく安価で運営できます。

しかも運営費用は、投稿者から集めています。
なかなか論文掲載できず悩んでいた研究者側からすると願ったりですね。
投稿費用は高いものの、掲載される可能性が高くなります。
ジャーナルからすれば極端なこといえば、査読を簡便にし、
なるべく多くの論文を掲載した方が運営がうまくいきますよね(儲かります)。

これを実際やっている悪質なジャーナルもあって、
Predatory Publishers(ハゲタカ出版社)と呼ばれています。
コロラド大学の図書館司書さんBeallさんが、ハゲタカ出版社
ブラックリスト「Beall's List」を作成しています。

ここに掲載されているジャーナル・出版社は避けたほうが良いでしょう。

そして劣悪の一番簡単な見分け方はインパクトファクターの有無でしょうね。


今回のジャーナル「Scientific Reports」は
オープンアクセスジャーナルの
トップジャーナルの一つと言ってもよいでしょう。
インパクトファクターが5.228もあるのですから。

でも、ジャーナルの評価は分かれているのが現状です。

長くなってきたので、また次回に続きますね。
それでは、また。



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2017年07月25日

大腸CT検査アカデミー  検診ではパフォーマンス指標による精度管理が大切だよ!

PubMedから、今日のつぶやき − 36 −


Binefa G, et al. Colorectal Cancer Screening Programme in Spain: Results of Key Performance Indicators After Five Rounds (2000-2012). Sci Rep 2016;6:19532.




前回の続きです。
研究の舞台となったカタルーニャ州のルスピタレート・ダ・リュブラガートという都市は
スペインで初めて住民検診が開始された地区です。
そのため、こうしてきちんと報告を出しているのですね。

郵送で検診の案内を送付し、6週間以内に検診の申し込みがないと
リマインダが郵送で送付されます。

2000年から始まった大腸がん検診ですが、
最初の3期までは化学的便潜血(グアヤック法)のみで、
4期目から部分的に免疫学的便潜血検査が導入されました。

免疫学的便潜血検査の結果が優れていることを受けて、
第5期からこの地区の便潜血すべてを免疫学的便潜血検査に切り替えています。
ただし1日法ですね。

幾分か専門的になりますが、カットオフ値は100ng/mLです。

検査結果は郵送で通知され、基礎疾患などの問題がない限り、
陽性者は大腸内視鏡検査を電話で予約する流れとなります。

ここで、素晴らしいのは上記の検診プログラムを始めて、
それが正しく実施されているかきちんと評価している点です。


それが昨日ご紹介した、下記のキーとなるパフォーマンス指標による精度管理です。
これを2000年から2012年までの5期間で各期間の指標に対する達成度を出しているんですね〜

【組織・体制に対する評価指標(許容率)→<最終5期目の結果:その判定>】
・検診の招待率(許容率95%以上)→<98.6%:良>
・検診参加率(45%以上)→<35.9%:不可>
・便潜血結果を伝えるまで15日以内(90%以上)→<97.7%:良>
・内視鏡を実施するまで60日以内(90%以上)→<61.7%:不可>

【プロセス指標(検査手法などに対する評価)】
・不適切な便潜血(3%未満)→<1.2%:優>
・便潜血陽性率:化学的便潜血では初回許容率4.4-11.1%→<7%:不可>、
次回以降3.9%→<5.1%:不可>
・内視鏡実施率(85%)→<92.3%:優>
・内視鏡完遂率(90%以上)→<97.8%:良>
・内視鏡偶発症率(5〜16‰)→<8.7‰:優>
・陽性適中率→<初回腺腫59.6%、2回目以降61.8%:良>、
<初回癌6%、2回目以降5.1%:優>

【インパクト指標(効果を見る指標)】
・検出率→<初回腺腫35.9‰、2回目以降28.3‰:良>、
<初回癌3.6‰、2回目以降2.3‰:優>
・早期がん割合(70%以上)→<64.5%:不可>



上記は5期目だけの結果ですが、数値目標があると概ね徐々に改善傾向にあるんです。
指標と数値目標がないと何をどのように精度高くやればよいのか分かりませんよね。

豊かではない地区の住民検診でも、組織型検診としてきちんと精度評価すると
きちんとした検診になるということを示した素晴らしい論文です。

このあたりいまひとつぴんと来ない方もいらっしゃるかもしれません。

日本では、こうした評価指標もその目標値も今までなかったですね。
検診受診率や精検受診率を出すのが精一杯で、その数値も実は正確ではないんです。

日本で広く行われている職域検診(職場で受ける検診がありますよね)では、
その実態把握が全くできていないんですよ。
企業として、社員の検査結果は個人情報で踏み込めず
、陽性の場合の精検受診の有無など追えないんですね。


大腸CT検査でも一緒です。
よかろうと思って検査をしていても、検査の仕方(低線量?適切な腸管拡張?なあど)、
読影方法(精度検証済みの標準的読影法))、検査結果(陽性適中率?、検出率?、内視鏡受診率?)
を把握していなければ、質の高い検査であるのかそうでないのか分からないんですね。
検査の標準化が必要なこと、精度管理のシステムが必要なわけがこのあたりです。


今日はこの辺で。


次回以降はこの結果と、この論文の掲載誌「Scientific Reports」についてつぶやいていきますね
それでは、また。



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ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。
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原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=Colorectal+Cancer+Screening+Programme+in+Spain%3A+Results+of+Key+Performance+Indicators+After+Five+Rounds



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大腸CT検査のポイント集
毎日のつぶやきを経て増えていきますね。

<適応>
・閉塞性大腸がんに対して大腸CT検査は有用だが、手技に工夫が必要。
・完全閉塞症例には「PET/CT colonography」。
・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。

<前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。

<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。

<診断>
・C-RADSにおけるC1の5-10年の検査間隔は妥当
・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)

<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。





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2017年07月24日

大腸CT検査アカデミー  きちんとした検診・検査ができているのかどう評価するの!?

PubMedから、今日のつぶやき − 35 −

Binefa G, et al. Colorectal Cancer Screening Programme in Spain: Results of Key Performance Indicators After Five Rounds (2000-2012). Sci Rep 2016;6:19532.



T橋さんからコメントいただきました。
ありがとうございます。
CTC Academyでの研究として
「大腸CT検査までの待ち時間の検討」に一票いただきました!


それに面白い論文を2つピックアップしてくれました。
大腸CT検査とは直接は関係ありませんが、面白いので今回取り上げてみました。


スペインからの研究報告です。
「大腸がん検診プログラムをキーとなるパフォーマンス指標を
精度管理に組み込んだら効果あるか?」
を検討したものです。

対象は50−69歳の男女6万5千人です。
実施した地区は、カタルーニャ州の
ルスピタレート・ダ・リュブラガートという都市(バルセロナの南西)での調査です。

EU有数の人口密度の地区で、
人口の2.2%が文盲、
12%が教育を受けていない、
16%が初等教育に留まる
と記載されていますので、あまり豊かな町ではないのでしょうか・・。

検討結果として、
化学的便潜血(グアヤック法)よりも
免疫学的便潜血検査(現在の日本ではすべてこちら)の方が優れていたという、
まあ日本では常識的な内容もあります。

ですが、T橋さんの注目したのは、
ユニークなキーとなるパフォーマンス指標を精度管理を取り込んで
きちんとした精度管理を試みているという点でしょう。

指標は以下に分けられています。

組織・体制に対する評価指標
・検診の招待率:許容率95%以上
・検診参加率:許容率45%以上
・便潜血結果を伝えるまでの時間(15日以内):許容率90%以上
・内視鏡を実施するまでの期間(60日以内):許容率90%以上

プロセス指標(検査手法などに対する評価)
・便潜血陽性率:化学的便潜血では初回許容率1.5-8.5%、次回以降0.8-1.8%
 免疫学的便潜血検査では初回許容率4.4%-11.1%、次回以降3.9%未満
・内視鏡実施率:許容率85%以上
・内視鏡完遂率(盲腸まで挿入):許容率90%以上
・内視鏡偶発症率:許容率5〜16‰
・陽性適中率:詳細略

インパクト指標(効果を見る指標)
・検出率を化学的便潜血と免疫学的便潜血検査に分けて、
初回と2回目以降、腺腫とがんに分けて細かく許容率を挙げています。



確かに素晴らしいですね。
こうした指標があると何が良いのか?
きちんとした検診・検査ができているのか評価できるということです。
やりっぱなしではなく、正しい方法で検査ができているか、そしてその効果があるのか見られるわけです。
日本ではまだまだですよね。

豊かではない地区の住民の検診として効果があったのかきになりますね。
でも、今日は長くなったのでこのあたりにします〜。

次回以降はこの結果と、こ
の論文の掲載誌「Scientific Reports」についてつぶやいていきますね
それでは、また。



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原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26787510



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・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。

<前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。

<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。

<診断>
・C-RADSにおけるC1の5-10年の検査間隔は妥当
・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)

<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。




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2017年07月23日

大腸CTアカデミア  ☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆

☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆



Q13. アメリカでは、大腸がんでなくなる人は多いのですか?

A13. National Cancer Instituteによる米国の2015年の
大腸がん予測死亡数(大腸がんでなくなる人の数)は4万9700です。

日本の2015年の予測死亡数は5万1600人ですから、
なんと日本の方が多いんですよ!!





National Cancer Institute

170723_nci.jpg




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2017年07月22日

大腸CTアカデミア  ☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆

☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆



Q12.
アメリカでは、大腸がんになる人は多いのですか?


A12.
National Cancer Instituteによる米国の2015年の
大腸がん予測罹患数(大腸がんになる人の数)は13万2700人です。

日本の2015年の予測罹患数は13万5800人ですから、
なんと日本の方が多いんですよ!





National Cancer Institute

National Cancer Institute.jpg



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プロフィール
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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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