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2022年01月21日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査によるハイリスクの大腸鋸歯状病変の検出精度は!?
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Deiss-Yehiely N, et al. Detection of High-Risk Sessile Serrated Lesions: Multi-Target Stool DNA Versus CT Colonography. AJR Am J Roentgenol 2021 Nov 10. doi: 10.2214/AJR.21.26719. Epub ahead of print.
それでは、論文
「マルチターゲット便DNAと大腸CT検査によるハイリスクの大腸鋸歯状病変の検出精度の比較」
のご紹介です。
【アブストラクト】
結果
スクリーニング検査が陽性であった場合の全体的な大腸内視鏡検査への紹介率は、マルチターゲット便DNA(mt-sDNA)検査では13.1%(522/3987)であったのに対し、大腸CT検査では6mmおよび10mmの閾値でそれぞれ12.2%(487/3987; p=0.23)および6.5%(260/3987; p<0.001)であった。
高リスクの大腸鋸歯状病変(SSL)の陽性的中率(PPV)は、mt-sDNAでは5.5%(26/476)であったのに対し、大腸CT検査では6mmと10mmの閾値でそれぞれ14.4%(66/457;p<.001)と25.9%(63/243;p<.001)であった。
高リスクSSLの全体の検出率は、mt-sDNAでは0.7%(26/3987)であったのに対し、6mmおよび10mmの閾値でのCTCではそれぞれ1.7%(66/3987;p<.001)および1.6%(63/3987;p<.001)であった。
(感想)
大腸鋸歯状腺腫の腺腫全体における頻度でも0.9〜4.9%程度とされていますので、十分に高いですね。
後ろ向き研究ですので、正確なところが分かりませんが、それでも便DNA検査よりは有用と言えそうですね。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34755523/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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高リスクの大腸鋸歯状病変(SSL)の陽性的中率(PPV)は、mt-sDNAでは5.5%(26/476)であったのに対し、大腸CT検査では6mmと10mmの閾値でそれぞれ14.4%(66/457;p<.001)と25.9%(63/243;p<.001)であった。
高リスクSSLの全体の検出率は、mt-sDNAでは0.7%(26/3987)であったのに対し、6mmおよび10mmの閾値でのCTCではそれぞれ1.7%(66/3987;p<.001)および1.6%(63/3987;p<.001)であった。
(感想)
大腸鋸歯状腺腫の腺腫全体における頻度でも0.9〜4.9%程度とされていますので、十分に高いですね。
後ろ向き研究ですので、正確なところが分かりませんが、それでも便DNA検査よりは有用と言えそうですね。
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