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2018年06月04日

大腸CTアカデミア 大腸CT検査による小腸病変の検出

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PubMedから、今日のつぶやき − 249 −

Pickhardt PJ. The peroral pneumocolon revisited: a valuable fluoroscopic and CT technique for ileocecal evaluation. Abdom Imaging 2012; 37: 313-25.




論文「回盲部評価における小腸造影/CT技術
 〜経口送気腸管拡張を振り返って〜」
のご紹介です。

CT coloenterographyの部分を中心に
みていきましょう。

昨日の続きになります。

大腸CT検査ではときに送気ガスが小腸に
逆流することがあり、
まれに予想しなかった小腸病変が検出されることがある。


論文では3症例が例示されています。
ラインコミュニティ限定で
Fig12-14をアップしました。
(ラインコミュニティ特典です!)

Fig12
回腸リンパ管腫
回腸のリンパ管腫は稀ですね。

Fig13
回腸カルチノイド
全消化管カルチノイドの4.3%程度と稀です。
症状が出にくいことや
大腸内視鏡検査で発見されにくいことから
術前診断が難しく、進行して見つかることが多いですね。

Fig14 小腸過誤腫の1例
珍しいですね。
腸管の過誤腫は、組織発生の段階で、
筋・血管・神経・上皮などの組織が
単一性あるいは混合性に過形成をおこして生じる
一種の組織奇形とされています。
Peutz-Jeghers症候群で見られることが多いですね。

(感想)
これらはいずれも今までは珍しい病変とされてきました。

小腸カプセル内視鏡により、
発見頻度は増えているのでしょうか?

ご存知の先生いらっしゃいましたらご教示ください。

私自身は、大腸CT検査でこうした小腸病変を
見つけたことはないのですが、
集計して報告できたら面白そうですね。


本文に戻ります。

グルカゴン 1mgを静注することで回盲弁を弛緩させ、
小腸にガスを送ることができる。

大腸CT検査では小腸へのガスの逆流は
大腸CT検査の読影への影響(圧迫や拡張不良)、
受診者の受容性の低下のため、
通常は好まれない。

ただし、CT coloenterographyとして
小腸を評価する場合には使用することもありえる。

Fig15 
グルカゴン静注前後の変化


(感想)
大腸CT検査による小腸病変の検出について
日本ではほとんど論じられていませんね。

これを気にコミュニティの仲間で
議論できたら楽しいですね。

それでは、また。

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21681493




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タグ:小腸病変
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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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