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2017年10月13日

検診大腸CT検査の将来

おはようございます!
2018年3月11日(日)に金沢で
第12回消化管先進画像診断研究会 (GAIA)
を開催します!!
豪華なセミナー、講演が実現できそうです!






PubMedから、今日のつぶやき − 91 −


The Future of CT Colonography Screening




読影トレーニングを頑張っている徳島県のK先生から
トレーニングに対するコメントをいただきました!
引用の承諾をいただきましたので、ご紹介しますね。

【今回の反省点】
1. 全体的に防げる見落としが多かった。
→ 読影速度を見直し、今までより時間をかけて読影する。

2.形状だけで腫瘍と判断して、2体位比較を怠った。
実際は、体位変換で移動していたため、十分に残渣と気付く症例だった。
→ 2体位比較の重要性を再確認する。

3.タギングされた液体内の腫瘍を、2Dで浮いた残渣と見誤ってスルーした。
→ 残渣だと思っても一度チェックして、別の体位で確認する。

今後も宜しくお願い致します。
*****引用終わり*****

復習から、次の行動をプラスに変えようというスタンスが素晴らしいです!
自分も負けないよう、謙虚に前進していきたいと思います
一緒に頑張りましょう!!


さて、今回はT橋さんが取り上げた記事についてみていきたいと思います。
記事はitn (Imaging Technology News)というサイトに掲載されたものです
医療画像のニュースを週刊で紹介しているサイトですね。
登録するとニューズレターが届くようです。
こうしたニューズサイトを読む際には、背後のスポンサーの有無など意識すると、
少しでも中立な姿勢で読めるかもしれません。
例えば、東芝のCTは経済的に優れているというような記事もありますね。
GEの牙城である米国では宣伝効果もありそうです〜



横道にそれました。
記事のタイトルは「検診大腸CT検査の将来」です。

【書き出し】
大腸CT検査は、少ない侵襲でかつ大腸内視鏡検査の代替となる検査法であり、
数多くの研究が、検診および診断法として大腸CT検査が有用であることを証明してきた。
だが、問題は米国の保健福祉省の内庁であるCMS(メディケア・メディケイドサービスセンター)
が、メディケア・メディケイドにおける保険収載を見送っていることだ。
放射線業界は保険収載に向けた活動を行うと共に、患者や保険会社への教育を行っている。

米国の唯一の公的保険に収載されない背景を何回かに分けてみていきましょう。

【大腸CT検査の有用性】
他の癌と異なり、大腸の精密検査(内視鏡、大腸CT検査)は
癌になる前の前癌病変(アデノーマ)の段階でとらえることができる。

これは大腸がん死亡率が高い日本や米国では検診として意義深い。
数多くの臨床試験により、大腸CT検査の大腸内視鏡検査に対する非劣性が証明されている。
JANCTUMIN6665もそうですね。


大腸CT検査の最大の欠点は、病変が指摘された場合、
追加の腸管前処置と大腸内視鏡検査が必要になることである。
ただ、病変の位置情報は、効率的な内視鏡検査の実施に貢献する。

大腸CT検査陽性になれば大腸内視鏡検査が必要ではあるけれど、
大腸CT検査は鎮静剤を使用しないので、病院からの帰りに車の運転が可能であるし、
すぐに日常生活に戻ることが可能である。


前振りはこんな感じです。
次回から保険収載に関する核心に触れていきますね。
それでは、また〜


ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。

原文
https://www.itnonline.com/article/future-ct-colonography-screening


★★重大ニュース!!━━━━━━━━━━━━━━━
日本消化器がん検診学会とGAIAの共催で実施した
「大腸CT検査の実態全国調査【臨床研究 GAIA-03】」
が放射線領域の代表的なジャーナル
「European Radiology(2016 Impact Factor: 3.967)」
に掲載されました!!
https://link.springer.com/article/10.1007/s00330-017-4920-y

PubMedにも掲載済みですよ
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28674967

委員の先生方に大変」ご尽力いただきました。
ご協力いただいた施設の医師や技師の皆様にも感謝です!
皆さま、本当にありがとうございました!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★





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大腸CT検査のポイント集
毎日のつぶやきを経て増えていきますね。

<適応>
・閉塞性大腸がんに対して大腸CT検査は有用だが、手技に工夫が必要。
・完全閉塞症例には「PET/CT colonography」。
・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。

<検診>
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
 大腸CT検査による検診受診率は735%増加した。
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
 大腸内視鏡検査による検診受診率は38%増加した。

<腸管前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。

<腸管拡張>
・右側臥位は最適な腸管拡張を得るためのベストポジションである。
・炭酸ガス自動送気装置は良好な腸管拡張を得るのに有用である。
・ブスコパンは腸管拡張の改善に寄与しない。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。

<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。
・検診目的の大腸CT検査は有症状者に対する大腸CT検査よりも、病変をみつけづらく読影には注意が必要。

<診断>
・C-RADSにおけるC1の5-10年の検査間隔は妥当
・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)
・便潜血陽性後から内視鏡を受けるまでの期間が10ヶ月以上になると大腸がん全般・進行がんのリスクが高まる。

<受診者の受容性>
・患者さんの苦痛度は炭酸ガス自動送気装置の使用やブスコパンの使用は影響しない。

<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。
・術前検査目的の大腸CT検査の穿孔率は0.028%。
・検診目的の大腸CT検査の穿孔率は0.003%。
・精検目的の大腸CT検査の穿孔率は0.014%。
・穿孔率は術前検査目的に比べて検診目的で有意に低い。
・穿孔症例の81%では外科治療が不要。
・自動送気装置の使用は穿孔のリスクを低減する。




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皆でパワーアップしていきたいですね!!


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■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、自身の業務が膨大になってきたこともあり、残念ながら永続的に続けることは困難な印象です。
一方で、学会で認定制度の設立に向けた動きが活発化してきました。
そこで申しわけありませんが、読影トレーニングの個人的な実施は今年一杯までとさせていただきたいと思います。。
トレーニングのレポートの受付と解答送付は今年一杯までとさせていただきます。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。


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プロフィール
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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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