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posted by fanblog

2017年10月05日

検診目的の大腸CT(CT colonography)検査が保険でカバーされることによる影響は!?

おはようございます!
2018年10月8日(日)に郡山で
シンポジウム「増えている大腸癌 診断と治療における最新の進歩
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冨樫教授が企画されました。
遠藤先生や歌野健先生らによる「大腸がんの最新情報」が満載の講演が聞けます!!
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PubMedから、今日のつぶやき − 86 −


Smith MA, et al. Insurance Coverage for CT Colonography Screening: Impact on Overall Colorectal Cancer Screening Rates. Radiology 2017;284(3):717-724.




さて、「保険収載の大腸CT検査が大腸がん検診受診率全体に与える影響」
に関する論文の続きです。

前回のつぶやきに一部足りない内容がありました。

州によっては検診で大腸CT検査が実施された場合に、
保険の支払いを義務付けているのですが、
さらに保険会社によっても独自に大腸CT検査を承認している
組織も少なくありません。

UnitedHealthcareなどの大手が認めています。

自分がボストンにいた際に入っていた保険
「Blue Cross Blue Shield」も認めていますね。

これはつまり、州で認めていなくとも、
入っている保険会社が認めていれば、
検査料が支払われるということです。

前回述べたとおり、米国では保険で認められる人、認められない人が
混じっているので、こうした比較研究が可能となるわけですね。

研究の概要を見ていきましょう。

【目的】
大腸がん検診を受ける対象者のうち、
保険で大腸CT検査が認められている人と
保険で大腸CT検査が認められていない人とで
大腸がん検診受診率を比較検討した。

【方法】
アカデミックな医療施設から米国トップ10に入る大規模な健康記録データの
2005年から20010年までのデータを解析した。
このデータのうち大腸がん検診の対象者である33,177名が対象である。
傾向スコア(Stratified Cox regression models:
簡単に言うと、疑似的に観察研究のデータを
無作為化割り付け試験のように解析する方法です)にて、
大腸CT検査が保険でカバーされることによるハザード比を算出した。

さて、肝心の結果やいかに、・・・。
続きはまた次回です〜
それでは、また。



ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28696184



★★重大ニュース!!━━━━━━━━━━━━━━━
日本消化器がん検診学会とGAIAの共催で実施した
「大腸CT検査の実態全国調査【臨床研究 GAIA-03】」
が放射線領域の代表的なジャーナル
「European Radiology(2016 Impact Factor: 3.967)」
に掲載されました!!
https://link.springer.com/article/10.1007/s00330-017-4920-y

PubMedにも掲載済みですよ
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28674967

委員の先生方に大変」ご尽力いただきました。
ご協力いただいた施設の医師や技師の皆様にも感謝です!
皆さま、本当にありがとうございました!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★





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大腸CT検査のポイント集
毎日のつぶやきを経て増えていきますね。

<適応>
・閉塞性大腸がんに対して大腸CT検査は有用だが、手技に工夫が必要。
・完全閉塞症例には「PET/CT colonography」。
・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。

<腸管前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。

<腸管拡張>
・右側臥位は最適な腸管拡張を得るためのベストポジションである。
・炭酸ガス自動送気装置は良好な腸管拡張を得るのに有用である。
・ブスコパンは腸管拡張の改善に寄与しない。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。

<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。
・検診目的の大腸CT検査は有症状者に対する大腸CT検査よりも、病変をみつけづらく読影には注意が必要。

<診断>
・C-RADSにおけるC1の5-10年の検査間隔は妥当
・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)
・便潜血陽性後から内視鏡を受けるまでの期間が10ヶ月以上になると大腸がん全般・進行がんのリスクが高まる。

<受診者の受容性>
・患者さんの苦痛度は炭酸ガス自動送気装置の使用やブスコパンの使用は影響しない。

<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。
・術前検査目的の大腸CT検査の穿孔率は0.028%。
・検診目的の大腸CT検査の穿孔率は0.003%。
・精検目的の大腸CT検査の穿孔率は0.014%。
・穿孔率は術前検査目的に比べて検診目的で有意に低い。
・穿孔症例の81%では外科治療が不要。
・自動送気装置の使用は穿孔のリスクを低減する。




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そこで申しわけありませんが、読影トレーニングの個人的な実施は今年一杯までとさせていただきたいと思います。。
トレーニングのレポートの受付と解答送付は今年一杯までとさせていただきます。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。


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プロフィール
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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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