2018年12月06日
大腸CTアカデミア 背臥位・腹臥位 vs. 左右側臥位の研究デザイン
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ブログ「大腸CTアカデミア」では
非常時の備えを特集中です!
備え第1弾「飲料水」
備え第2弾「食料」
備え第3弾「バッテリー」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★
PubMedから、今日のつぶやき − 380 −
Takahashi N, et al. Colonic distention and patient acceptance of CT colonography: supine/prone vs left/right lateral scanning. Br J Radiol. 2018 Sep 21:20180538. doi: 10.1259/bjr.20180538. [Epub ahead of print]
時間の加速感が半端ないですね。
ネットがあらゆるところにいきわたり情報伝達が瞬時に行われていること
これに連携して科学、技術、経済などが猛烈に速く動いています。
有限な時間、1日24時間を効率よく大切に使っていかないといけない!
と痛感しているナガイチです。
それでは、論文
「大腸CT検査における腸管拡張と患者の受容性評価:
背臥位・腹臥位 vs. 左右側臥位」のご紹介です。
【方法】
連続する230名の無症状の受診者を交互に
背・腹臥位撮影と左右側臥位撮影に振り分けた。
このうち10名は、粗大病変の存在あるいは
過去の大腸手術既往のため対称から除外された。
解析対象の220名のうち
107名(平均年齢57.8歳)は背・腹臥位撮影
113名は(平均年齢59.1歳)左右側臥位撮影
に振り分けられた。
腸管前処置は低用量の腸管洗浄剤と
タギング目的に水溶性造影剤ガストログラフイン
が使用された。
前日までの食事に制限を設けなかった。
ブスコパンやグルカゴンなどの鎮痙剤は
一切使用しなかった。
(感想)
論文の方法の部分は新しく研究デザインを立てるときに
参考にすると役立ちます。
ここをキチンとやらないと論文化の際に頭を抱えてしまう
あるいは、レビュアーから手厳しい突込みが入り大変なことになります。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30209958
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【97名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30209958
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