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2021年05月31日

大腸CTアカデミア 大腸CT検査における直腸肛門部の病変の判定のピットフォール

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
2021年10月2日(土)に千葉市で開催が予定されていた
日本消化器がん検診学会関東甲信越支部地方会
での
第3回大腸CT検査教育研修会・大腸CT検査実践トレーニングコースは
パンデミックがおさまらない影響を考慮して中止となりました

6月4日より配信される
第2回大腸CT検査教育研修会・大腸CT検査実践トレーニングコースを受講下さい。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆






PubMedから、今日のつぶやき − 976 −



Majima K, Nagata K. Gastrointestinal: Obscuration of anorectal lesions in computed tomographic colonography due to balloon deflation. J Gastroenterol Hepatol. 2021 Feb 21. doi: 10.1111/jgh.15429. Epub ahead of print. PMID: 33615557.




論文
「大腸CT検査においてカテーテルのバルーンを脱気したことにより直腸病変の指摘が困難になる事例」
のご紹介です。


大腸CT検査における直腸肛門部の病変の判定には多くのピットフォールがある。


ピットフォールの一つにが直腸カテーテルのバルーンの圧排によって病変が隠されてしまうことである。

そのため、一般的には少なくとも1体位はバルーンを脱気して撮影することが推奨されている。

けれども、バルーンを脱気しても病変の診断が困難なこともある。

直腸は腹臥位でより拡張することが多いが、2体位目を腹臥位としてバルーンを脱気するとガス漏れによって直腸のしぼんでしまうこともある。

これにより、病変が肛門管に引き込まれ病変を指摘できなくなってしまうことがある。

直腸が完全にしぼむわけではないので、一見すると良好に撮影ができたように見えてしまう場合もある。

今までに、カテーテルのバルーンを脱気することで病変が肛門管に引き込まれ病変が観察できなくなる例は報告されていない。

直腸カテーテルのバルーンは膨らませたままでも、脱気しても、病変を隠してしまうことがあることに留意すべきである。

それでは、また。


原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33615557



ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。







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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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