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2017年10月06日
MSCクルーズ、日本発着第2弾を発表 8月ねぶた祭
MSCクルーズは、「MSCスプレンディダ」(13万7936トン)による日本発着クルーズ「日本再発見! ねぶた祭りと来た日本の魅力を探訪する9日間」を2018年8月に実施すると発表した。
同年5月に実施する日本発着クルーズ(自主1コース、チャーター1コース)に続く第2弾となる。
10月10日に販売を開始する。
MSCクルーズジャパンのオリビエロ・モレリ社長は
「当社初の日本発着が好評を博し、この度2018年2本目のクルーズ実施を発表できることをたいへんうれしく思う。地中海・カリブ海でMSCクルーズを利用される日本人のお客さまは年々増加しており、今年は地中海クルーズに乗船される日本人のお客さまのうち、約60パーセントが当社のクルーズをご利用いただく見込み。日本発着クルーズの実施により、さらに気軽に、当社の近代的な客船でヨーロピアンスタイルのエレガントな休日をお楽しみいただけると確信している」
とコメントしている。
今回発表した日本発着ではMSCボヤジャーズクラブ(リピーター)会員特別特典として、今年10月10日〜12月31日までにバルコニーキャビン以上を予約した人に一人につき50ドルのオンボードクレジットを提供する。
予約と同時に会員登録をした人も対象。
クルーズの概要は下記のとおり。
本コースの次航にあたる8月10日〜18日には旅行会社によるチャーター(南西諸島、台湾クルーズ)も予定されている。
MSCスプレンディダ
日本再発見! ねぶた祭りと来た日本の魅力を探訪する9日間
日程:2018年8月2日(木)〜10日(金)
横浜〜(終日航海)〜室蘭〜青森〜(終日航海)〜ウラジオストク〜(終日航海)〜仙台塩釜〜横浜
代金:12万7000円〜(2名1室利用の1人分。諸税、チップを除く)
(WEB CRUISE より)
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どうしてクルーズが生まれてきたのか?
どうしてクルーズが生まれてきたのか?
その理由を述べたいと思います。
19 世紀半ばから、世界中で大陸間の
長距離移動を担ってきたのは、
外洋客船(オーシャンライナー)でした。
日本人の方には「タイタニック」が
デビューした時代と言った方が
わかりやすいかと思います。
アメリカやイギリスなどの
欧米主要国は国威をかけて
巨大・豪華な客船建造に覇を競い、
ビジネスとしても、まれにみる
成功をおさめたのです。
1 世紀続いたこの栄華も20世紀半ばには
航空機の登場によって、
その覇権をおびやかされることになったのは
予想も着かなかったと思われます。
世界で最も華やかな航路とされた
アメリカ大陸とヨーロッパを結ぶ
北大西洋横断航路も変貌を迫られてました。
1958 年、最初の商業ジェット機が
大西洋を横断しました。
この年は、北大西洋を渡った船客数が、
航空旅客より多い最後の年だったのです。
1960 年代初め、約100 の船会社が
ありましたが、1960 年代半ばまでは
船の運賃が航空機より安かったのです。
しかしジェット機の出現、
特に1970年代初めのボー イング747機の
登場で大きな節目を迎えたのです。
1962 年に 100 万人が船で大西洋を
越えたが、1970 年には 25 万人に増大。
毎週定期的に大西洋横断をした
「クイーンメリー(81,237 トン)」は
1967 年に引退しました。
1996 年までに建造された
世界最大客船であった
「クイーンエリザベス(83,673 トン)」は
1968 年に最後の航海をあとに引退。
多くの船会社は廃業し、
船は解体されたのです。
生き残りを模索した船会社は、
南の太陽を求めるレジャー客を対象に
活路を見出そうとしたのです。
バハマを含むカリブ海が
魅力的に見えたのですね。
これまでより小型の、
カリブ海の島々の小さな港に
入ることができる船が現れたのです。
まったく新しいビジネスだった。
はじめは、ニューヨークなどの北の港から
長い距離を南の海まで船客を運んでいた
船会社は、こぞって本社をフロリダに
構えるようになりました。
寒い気候、荒れた海の航海を避け、
燃費の節約をするため船客をクルーズ船の
出る港まで航空機で運ぶことが次の段階だった。
フロリダがカリブ 海クルーズの、
カリフォルニアはメキシコクルーズの、
バンクーバーはアラスカクルーズの
基地となったのです。
航空会社と船会社の
新しい関係が構築された。
エア&シー 型、(フライアンドクルーズ )と
呼ばれる航空機とクルーズを組み合わせた
パッケージ商品が誕生。
これが その後のクルーズの主流となった。
1970 年代を通じて、クルーズ産業は
急速に拡大しました。
クルーズは 二地点間の移動を行う
海運業(Shipping Business)ではなく、
純粋にレジャー・観光を目的とした
船客を対象とした
ホスピタリティ産業(Hospitality Industry)
となったのです。
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