2019年12月18日

アメリカの旅行事情(2)

第二次世界大戦後のアメリカの空路や陸路における
輸送手段の急激な変化は、人口集中都市と
滞在型リゾート地の距離を急速に近付けることとなる。

シカゴやニューヨークの住人は、

従来の東海岸のニューイングランドやメイン州など
「夏の避暑地」で滞在型旅行に加え、

昼間はビーチ、夜はカジノやショーを求めて、
フロリダやカリブ海諸国まで広がりました。

これらの地域を「冬の避暑地」として
滞在先の選択肢を広げることになったのです。


ケンタッキーや北マイアミ一帯のカジノやキューバに加え、
新型ラスベガスなどのカジノやショーを含めたエンターテイメントを
織りこんだ滞在型の旅行スタイルが以前にも増して注目。


キューバの情勢不安もあり、砂漠の中の新興都市ラスベガスには、
中西部を中心とした輸送組合などの年金を原資とした資金が流れ込んだのです。


これはラスベガスの急激な成長に貢献し、超大型ホテルの新設など、
同地のホテル業界を刺激していた。

資金力を盾に、新造ホテルは、従来の小規模滞在型設備の発想を一掃し、
大規模な滞在施設とカジノやショーも満載した大規模な滞在型旅行の
滞在地としての新しいビジネスモデルを創った。


1960年代に入ってカジノ事業の透明性に問題が発覚。

連邦政府の税制上の締め付けと州当局の積極的な介入が、
従来からのマフィア支配のスキミング防止策などを
一掃させることに成功しました。


ハワード・ヒューズやカーク・カーコリアンは
州政府の企業によるカジノ産業に対する行政上の
諸対策も後押しとなったのです。


ヒルトンをはじめとする国際的ホテルチェーンなどによるラスベガス進出が可能になったのです。

ホテルサイドとしては、ラスベガスの将来は「カジノ産業」から脱皮。

シアターや多くのレストランなども備えた総合エンターテイメント都市
として発展にあると予想していたのです。


今までラスベガスはカジノ産業都市から、
家族誰もがエンターテイメントが楽しめ、
イベントもできる新しい滞在型の観光都市として
積極的に売り出したのです。

 
1960年代後半には、ロサンゼルスやハリウッドからの
スター・エンターテイナーなども呼び込み、

ラスベガスは「カジノ」「ナイトライフ」も備えた
新しいテーマパーク型滞在観光としとして基礎が築かれた。

この頃、ラスベガスは、健全で、最も安全な都市となっていた。

このような環境の改善により、ネバタ州や観光当局は、
コンベンション・センターの設備的な拡充を進め、

一方、民間の資本で成り立っている。

ホテルなどの宿泊施設や夜間の健全な娯楽は、

全米からのイベントや旅行者を誘致することに努め、
更なる安定成長のために、リピーター対策も強化したのです。

 
西のラスベガスと同様に、東のフロリダ州オーランドにも
ディズニー・ワールドのような兄弟規模の新しい滞在型の
リゾート都市として急激に発展。

この新しいリゾート都市は、娯楽産業、ディズニーの周到に
して長期的な視野に基づく壮大なプロジェクトに沿って拡大して行きました。

1971年「ディズニー・ワールド」などの巨大な家族型遊園地と
滞在型ホテルを完備したテーマパーク型都市の誕生となった。

隣接されたエプコット・センターは1982年開園しました。

「ディズニーランドなどでの体験した喜びを、次世代や孫の代に繋ぐ」経営思想がある。

これら都市では、更に裾野を広げ、総合エンターテイメント(娯楽型)の大型宿泊施設を備え、

ますます「テーマパーク都市」化へ発展していくこととなるのでしたのでした。

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