Craft & Photo

銀座伊東屋さんに戻って、10階のフロアに着いたら・・、まだ並んでました。
ただ、限定品購入でなければそのまま買い物できるとの事。
並んでいる人たちを横目に会場へ。

カミさんに頼まれたリフィルと自分のリフィルを袋に入れて奥のイベントスペースへ。
初日はBrelioさんの日だったので、ブレイリオのスタッフの方々と挨拶。
毎年来ているので、すっかり顔馴染みになっている。
しばらく談話した後、新しいミネルバボックスと気になっていたナチュラルのコードバンを見せてもらった。
人気のミネルバボックスは、ナチュラルなので経年変化が楽しい革。
そして傷も目立た無い。ちょっと引っ掻いた傷くらいなら、布やブラシで擦れば直ぐ目立たなくなる。

今現在、ラウンドジップのお財布を使っているが、とても使いやすく経年変化も楽しい。




2枚目の内側は経年変化がほとんどされていないので、色の違いが良く分かる。
ラウンドジップは滑りも良く、引っかかった事は一度も無い。作りも素晴らしい。
ミネルバのナチュラルは素敵なのだが、お財布で楽しんでいるので、いまひとつ購買意欲が沸かない。

カミさんに頼まれたM5は買いました・・・。



そしてコードバンのナチュラル。
展示されているバイブルサイズのオールコードバンを見せてもらった。
手に取って革を覗くとスゴイ！
革の表面の様子がコードバンの艶の下に見える。革の生の荒々しさが伝わって来ると言った感じ。

良く見るとピンホールやらも所々見える。
通常染色してしまうので分からないものなのだが、ナチュラルだと丸見え。
Brelioさん曰く、それ故に厳選された革しか使えず、貴重なのだとか。
オールコードバンは表側が一枚革で継ぎが無い。
通常のシリーズは背の所で縫い合わされているため、違う革を併せているのが良く分かる。
以前に紹介したイル・ブッテーロのナチュラルも経年変化が始まると、違う革を併せてる感がある。
個人の嗜好だが、楽しくはあっても、美しくはないのである。

Brelioの大林さん曰く、ナチュラルコードバンは他の革と合わないと思っているそうで、
オールコードバンがオススメだとの事。
内側ベージュのカーフスキンでもいいんじゃないかと思うが、確かにしばらく使えば汚れて来るので、
違和感が大きくなりそう。

新しいロイヤルコードバンシリーズは、表と内側が同じ色だがブラックとチョコなので、
そもそも汚れが目立たない。
来年あたりロイヤルコードバンシリーズで、ナチュラルを限定で出しそうな気もするが・・・。




そうそう、ペンショーで限定発売されたA CHRISTMAS CAROLのインクも買っていました。




サラサヴィンテージのレッドブラックに近い色味（インクの箱にはレッドブラウンとの表記）。
とても落ち着いた濃い赤は、普段使いにも良い。




つづく