2018年11月09日

化粧品の成分。グリセリンとは?

水面 (1).jpg



本業が忙しくてなかなかブログを更新できないなかご覧頂いている方、ありがとうございます。
本日は久しぶりに成分の説明でもしようかと思います。

以前に書いたBG(ブチレングリコール)の説明が意外と人気でアクセスがおおかったので本日も化粧品の基本成分であるグリセリンについてまとめていきますね。



グリセリンとは?


なぞ.jpg


グリセリンとはネットリとした3価のアルコールです。
化粧品業界でもグリセリンと呼ばれますが、グリセロールやDGとも呼ばれることがあります。
グリセロールは学術的にグリセリンがグリセロールと呼ばれるようになったための様ですが、化粧品の現場ではグリセリンが一番一般的。
技術資料なんかではグリセロールと書かれるところもあります。


DGは何でDGなのかというと、ダイナマイトグリセリンから来ているらしい。
もともとグリセリンはダイナマイトの原料となるニトログリセリンの原料となるためダイナマイトグリセリンと呼ばれていたそうな。

すごく遠回りな感じでダイナマイトグリセリンからグリセリンがDGと呼ばれるようになったそうな。

まあこれは化粧品開発の元師匠に聞いた話なんですがね。



化学的には1,2,3-propanetriol (1,2,3-プロパントリオール)と呼ばれます。
化学式はC3H8O3。



グリセリンは3価のアルコールと書きましたがいわゆるアルコール(エタノール)ではありません。
詳しくはBGの説明に書いてますので読んでみてください。

化粧品の成分について。BGとは?






ちなみグリセリンを舐めると甘いです!
ちなみにグリセリンは高カロリー。


ちなみに、元師匠いわく舐めればどの程度グリセリンが入っているかわかるらしい。


ちなみにもう小ネタはない。







BGは何のために入ってるの?

考える.jpg



化粧品としてはグリセリンは主に保湿成分です。
低濃度では優れた保湿成分ですが、高濃度のグリセリンは吸湿性が高いため逆に肌の水分を奪います。

ホットクレンジングゲルなんかは基材が水の代わりにグリセリンベースの物があります。
高濃度のグリセリンは肌の水分と反応して温感が得られるかですね。



食品にも活用され、食品分野では保湿剤の他に保存剤として使用されてますね。
医薬品では浣腸とか?

タバコにも添加剤として含まれておりますので非常に幅広く活用されております。
電子タバコ煙の成分でもありますね。













グリセリンのまとめ



グリセリンは化粧品だけでなく、非常に幅広く使用されるマルチな成分です。
安全性は高く刺激は無い。
保湿効果は高いのに安価なので非常に使いやすいです。


グリセリンの由来は植物だったり石油だったり動物だったり?
恐らく化粧品では植物由来が多いんじゃないかと思います。


グリセリンは汎用性が高いので油とくっつけて活性剤になったり、有用成分とくっつけて誘導体になったりと、どこにでも使われてます。

ステアリン酸グリセリルとかですとステアリン酸にグリセリンがくっついているものです。


少しはためになりましたか?
それでは本日はこのへんで。



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いちあと申します。 30代の理系男子?です。 肌が弱く、男性ながら化粧品業界に身をおいておりましたので、その経験を基に情報を発信していきます。
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