クックの日常

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こんにちは。クックです。

いろいろな仕事がありますが、結論としてはどれも必要がある仕事ですよね。
なんか、この仕事は…。って、バカにしたりする人もいますけど、
世の中には必要とされている仕事だから、対価が支払われるのであって
必要とされていないものは、淘汰されてゆく…というわけですもんね〜。

さてさて、『保温屋』さんって聞いたことありますか？
なんじゃそりゃ？と思う人、たくさんいるのではないかと思います。

私も正直『それだけで食べていけるの？』って思った職業です。

ちなみに、保温屋（作業する人を保温工といいます。）さんの仕事は
給排水配管や冷暖房配管に巻いてある断熱材を主に巻く仕事です。
（あの表面が銀色でフワフワのものを巻いてます。）

多分、普通の小学生とかが、『大人になったら、なんの仕事したい？』
と聞いて『保温屋さん』とはまず答えられないでしょう。（笑）
きっと、知らない仕事。

でも、よくよく考えると、一つの建物を作るには、様々な部位があるわけで
その一つ一つを細分化されたスペシャリストが作業したほうが効率的だし
箇所も沢山ある訳で必要な職業ということでしょう。

仕事的には、クロス屋さんやフローリング屋さんとかと変わらないですけど
保温屋さんは、隠ぺい部の配管などにつけるものですのでなおさら
目立ちにくい職種ということになりますよね。

保温屋さんの手裁き（作業）を見ましたが、それは早く
複雑な配管に合わせて断熱材をカットしていく技は
職人さんという他、何もないでしょう。

大切なお仕事です。
まだまだ隠れたところで世の中を支えている仕事がたくさんあります。

何が偉いとかないと思っています。

どんなに頭がいい人たちが集まったって、作業する人がいなければ
今の世の中成り立たない。
デスクワークだけじゃ、物が作れない。

あたりまえのことだけど、あたりまえだからこそ
忘れてしまいそうなこと。

そんなことを今日、思いました。