そうの芸術的快適ライフブログ

2018年02月14日

隙間を埋める美学

皆さん、こんにちは。
そう（ＳＯＵ）です。

今回は「臭いものにはフタ」的な話です。
別な言い方をすれば、「余計なものをガードしてカットする」ということです。

私達人間の生活は環境に左右されます。
自分を取り巻く環境が悪ければ、どんなに立派な人でも次第に心が乱れていってしまいます。
逆に環境が良ければ嫌なもの・不快な景色を見なくて済むので、次第に心のバランスが前向き・明るい方に整っていきます。

その環境を住まいである部屋に向けて見た場合、「空間」という言葉で言い換えることができます。
環境が人間が快適に過ごせるかどうかを左右するのと同じで、空間もそれに準ずるということです。

その空間はそこで過ごす人の運気も左右します。
運気というとスピリチュアル的なイメージも沸きますから、「信ぴょう性はどうなの？」と思われるかもしれません。
でもそんなに難しいものではありません。
私の以前の記事でもご紹介しましたが、断捨離をして空間をすっきりさせれば仮にお部屋が狭かったとしても快適に過ごすことができます。
これは風水学にも通じますが、仮に空間が整理されていなければ頭の中・気持ちも整理はできないのです。
もし自分のお部屋の中で仕事をされる方でしたら、周りにごちゃごちゃとたくさんの物が散乱していたら集中できず良いアイデアも浮かばないのではないでしょうか？

。。。さてさて、前置きが長くなりましたが、ここで質問です。
～あなたのお部屋には「隙間」がありますでしょうか？～
私の部屋にはあります。
その隙間を埋めましょうというお話です。
・・・お部屋の隙間を埋める話の前に、美術でも似たような表現技法があります。
マスキングテープと言われるものを絵画の制作時に使用する技法があります。

この技法は水彩画や油彩画では使用することはありませんが、デザイン画であればこの技法が生きてきたりします。
私の例で見てみましょう。
私は大学時代に「花の絵デザインコンクール」に応募し、市長賞を受賞したことがあります。
このコンクールは、北海道紋別市にある公営団地の壁画に使用する飾り絵である花のデザインの応募を募るというものです。
この時に私が作った作品は、次のようなものです。
まずＡ４サイズの「ケント紙」と呼ばれるしっかりとした紙を用意します。
そして構図を決めます。
モチーフは「ハマナス」という北海道に多い花に決めました。

そしてそのハマナスを大胆に真ん中に持ってきて、花の背景を何重もの色違いの背景で表現しました。
この時に役立ったのがマスキングテープです。
着色を終えてからマスキングテープを剥がすと、綺麗なエッジができます。
今度はそのエッジだけが見える状態で、後はマスキングテープで隠した状態で着色してゆきます。
その繰り返しでデザイン画は完成します。
このようにマスキングテープは、不必要な着色を効率的にカットするのに役立ちます。

それでは今度は、視点をお部屋に戻しましょう。
先ほど「お部屋にある隙間を埋めましょう」と言いましたが、これはお部屋の窓やトイレの下の部分等をよく見てゆきますと結構隙間があるのです。
その隙間を埋めるのが「隙間テープ」と呼ばれるものです。
この隙間テープを綺麗にライン状に貼っていくことで、部屋は密封されてエアコンの効きも効率良くなり夏なら冷風・冬なら温風を素早く室内空間に充満させることができます。
隙間テープを貼ってゆく作業は、先ほどのマスキングテープを貼ってゆく作業と大差ありません。
同じテープですからね(笑)
最近はおしゃれで機能的な隙間テープも市場に出ていますので、自分の部屋に合ったものを選ぶと良いですね。

余談ですが、私の現在住んでいる部屋の場合、ちょっと厄介な構造になっています。
と言いますのも、「ガラスルーバー」という特殊な窓が廊下に2個・お風呂場に1個付いています。
分かりやすく言いますと、手元のハンドルをクルクル回して重なったガラスのボードを開いたり閉じたりして換気するものです。
ガラスルーバーは、（お風呂場は良いとして）ちゃんと閉じていても廊下は冬の場合、隙間風が入ってきて寒いです。
エアコンの効きも悪くなります。
そこで、先ほどご紹介しました隙間テープが使えるかという話ですが・・・
う～ん、ガラスルーバータイプの窓に隙間テープを使用すると確かに隙間は埋められるのですが、問題点があります。
まず、
①当然のことながら部屋の景観が悪くなってしまいます(笑)
そして
②完全にテープで埋めてしまっては、換気する場合に開けられません(笑)
このタイプの窓の隙間を埋めるとなると、さすがの私も苦戦してしまいますね(;^_^A

さてさて、話が脱線してしまいましたが、今回は余分なもの・隙間を埋める美学というお話でした。
ここでワンポイントアドバイスです。
お部屋の隙間を埋める前にお部屋の中の淀んだ空気を入れ替えてみましょう。
部屋という空間は常に締め切りではなく、窓を開けて換気することも大事です。
部屋の中に空気を流してください。
換気の目的は、外気を取り込むだけではなくて部屋の中の邪気を外に出すという意味もあります。
担げる縁起は担いでおきましょう。
ではでは、今回はこの辺で。
また、こちらでお会いしましょう。
あなたと共に美しき快適ライフを追求するアドバイザー、そう（ＳＯＵ）より。