2018年02月16日
暮らしに「彩度」を取り入れる
皆さん、こんにちは。
そう(SOU)です。
今回は、私たちの暮らしに「色」や「光」といった概念が与える効果について見てゆきましょう。
前回人間が置かれている環境がいかに大事かというお話をしました。
環境がその人の人間関係や心の状態までも左右するからです。
プライベートでは普段過ごすお部屋が、その人の生活環境になります。
どうせ毎日身を置くお部屋なら、自分の好みに沿うお部屋にしましょうということです。
無理にお金を掛けなくても、工夫次第で自分の理想のお部屋に近づけることができます。
(もっと詳しく知りたい方は、私のブログの1月の記事でお部屋のスタイルあれこれについてを述べていますので、良かったら参考にしてください)
さて、部屋という空間が人間に与える影響として大きいのが、「色」と「光」です。
まずは「光」ですが、この光量が多いと明るくなり逆に光量が少ないと暗くなります。
この明暗の差を色彩学では「明度」と言います。
明るさとは、言い換えれば光の反射量のことです。
そして「色」についてです。
色は専門的には「彩(いろどり)」と言います。
色彩学においては、これを「彩度(さいど)」と言います。
では彩度とは何かと言いますと、平たい言い方をすれば「色の鮮やかさ」のことです。
次の表を見てください。
この表を見ると、「明度」が高ければ(=光量が多ければ)明るさが高まり、「彩度」が高ければ色の鮮やかさが高くなることが分かります。
逆に、「明度」が低ければ(=光量が少なければ)明るさが低くなり、「彩度」が低ければ色の鮮やかさが低くなります。
その明度と彩度のバランスを、どちらの分量を多くするかによって自分の好みの色をセレクトすることができます。
では、これを具体的にお部屋空間に当てはめて考えてみましょう。
まずお部屋の場合で言う「明度」は、次の2点に言い換えることができます。
@日中、自然光を上手に部屋に取り入れる
A夜間、照明器具を効果的に取り入れる
「自然光」から説明しますね。
これは天候にもよりますが、もしよく晴れた日であればせっかくのお日様の恵みいっぱいに部屋に取り込みましょう。
お部屋の窓全面から光が差し込むようにします。
あまりにも天気が良すぎて、暑い・まぶしいという場合には、薄いレースのカーテンだけ使用するようにします。
逆に夜間は外の光をシャットアウトする為に、「遮光カーテン」を使用するのがお勧めです。
必ずしも遮光カーテンではなくても良いのですが、遮光カーテンは無駄にお部屋の熱が外に逃げてしまうのを防いでくれる役割もあります。
なので、私の場合は遮光カーテンを使用しています。
例えば、この商品のように「遮光率が100%」といった機能性を持つものもあります。
カラーバリエーションが豊富なのも良いですね。
そして上記2番目の、「夜間、照明器具を効果的に取り入れる」についてです。
これも照明器具を上手にセレクトして使用することで、あなたのお部屋の雰囲気が大きく変化します。
私の場合、白を基調にしたロココ調のお部屋をイメージしているので、シャンデリアを使用していました。
シャンデリアは明るさ(=輝度)がそんなに強くはないのですが、とてもおしゃれなお部屋になりました。
一度引っ越ししましたので、現在は使用していませんが。
一例ですが、天井にメインの照明を取り付けるのではなく、「間接照明」を使用するという方法もあります。
間接照明を廊下や部屋の対角線上にふたつ配置します。
例えばこんなのです。
間接照明は、
@床に置くタイプ
Aポール状のタイプ
があります。
ご自分のお好みに合わせてチョイスしましょう。
さて、次はお部屋空間で言うところの「彩度」についてです。
これも一例なのですが、室内空間で余計なものを省いて見た場合、部屋の印象を左右するのがじゅうたんやカーペットです。
私の場合は現在フローリングの部屋ですので、そのフローリングの見た目を生かしたまま敷物でアクセントを付けるのに、「センターラグ」を使用しています。
あくまでも私の例ですが、このようなラグです。
このラグは、「シャギーラグ」と言われるものす。
「シャギー」とは何かといいますと、【毛足の長い、けば立った毛織物】という意味です。
婦人服・コートなどに用いたりします。
シャギーの良いところは、肌に触れた時の感触がとても優しくて心地よく、また保温性にも優れているところです。
私はこのラグのブラウンを使用しています。
本当は白を基調にした部屋でしたら赤が生えるのですが、ラグが赤いと派手で落ち着かない部屋になってしまうので茶色にしました。
(この商品の場合には「レッド」もありますから、もしあなたのお部屋のイメージに合っているのでしたら赤でも全然構いませんよ)
床に茶色を使用するのは、風水で言うところの大地のイメージに当たるので理に適っています。
茶色は金運アップにも良いと言われています。
私のお勧めは暖色系統のカラーですね。
このように、「白」や「黒」のモノトーン以外の色を自分の好みに合わせて上手に使用することで、自分に合ったおしゃれなお部屋を演出することができます。
とりもなおさず、モノトーン以外の色というのが、申し上げた「彩度」に当たります。
ラグやカーペット、カーテン等に上品に「彩度」を取り入れることによって、おしゃれで居心地の良いお部屋になります。
もしも小さいお子さんがいらっしゃるご家庭でしたら、このような「ジョイントマット」もお勧めです。
このマットでしたら、小さいお子さんが飲み物等をこぼしてもサッと拭いてすぐにキレイにできます。
更に断熱性や保温性もあり、機能的です。
そして「彩度」に当たるカラーバリエーションも豊富です。
私には子供はおりませんが、もしも私に子供がいてこの商品でチョイスするのなら、「グリーン×イエロー」を選ぶと思います。
理由は、緑は目に優しい色でイエローは明るい気分にさせてくれる、赤ちゃんにも優しいと思える色だからです。
パステルカラーなのも、ちびっこに優しくて良いと思います。
さてさて、色々ご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ここで挙げたのはひとつの例です。
皆さんのお部屋の間取りやイメージ、あなたの好みの色、どのようなテーマのお部屋にしたいかによってチョイスは変わってきます。
この記事が、その具体的なイメージが沸くヒントになれば幸いです。
どのような素材、色、デザインにするか家具を選ぶのもとても楽しいですよね。
ではでは、今回はこの辺で。
またこちらでお会いしましょう。
そう(SOU)です。
今回は、私たちの暮らしに「色」や「光」といった概念が与える効果について見てゆきましょう。
前回人間が置かれている環境がいかに大事かというお話をしました。
環境がその人の人間関係や心の状態までも左右するからです。
プライベートでは普段過ごすお部屋が、その人の生活環境になります。
どうせ毎日身を置くお部屋なら、自分の好みに沿うお部屋にしましょうということです。
無理にお金を掛けなくても、工夫次第で自分の理想のお部屋に近づけることができます。
(もっと詳しく知りたい方は、私のブログの1月の記事でお部屋のスタイルあれこれについてを述べていますので、良かったら参考にしてください)
さて、部屋という空間が人間に与える影響として大きいのが、「色」と「光」です。
まずは「光」ですが、この光量が多いと明るくなり逆に光量が少ないと暗くなります。
この明暗の差を色彩学では「明度」と言います。
明るさとは、言い換えれば光の反射量のことです。
そして「色」についてです。
色は専門的には「彩(いろどり)」と言います。
色彩学においては、これを「彩度(さいど)」と言います。
では彩度とは何かと言いますと、平たい言い方をすれば「色の鮮やかさ」のことです。
次の表を見てください。
この表を見ると、「明度」が高ければ(=光量が多ければ)明るさが高まり、「彩度」が高ければ色の鮮やかさが高くなることが分かります。
逆に、「明度」が低ければ(=光量が少なければ)明るさが低くなり、「彩度」が低ければ色の鮮やかさが低くなります。
その明度と彩度のバランスを、どちらの分量を多くするかによって自分の好みの色をセレクトすることができます。
では、これを具体的にお部屋空間に当てはめて考えてみましょう。
まずお部屋の場合で言う「明度」は、次の2点に言い換えることができます。
@日中、自然光を上手に部屋に取り入れる
A夜間、照明器具を効果的に取り入れる
「自然光」から説明しますね。
これは天候にもよりますが、もしよく晴れた日であればせっかくのお日様の恵みいっぱいに部屋に取り込みましょう。
お部屋の窓全面から光が差し込むようにします。
あまりにも天気が良すぎて、暑い・まぶしいという場合には、薄いレースのカーテンだけ使用するようにします。
逆に夜間は外の光をシャットアウトする為に、「遮光カーテン」を使用するのがお勧めです。
必ずしも遮光カーテンではなくても良いのですが、遮光カーテンは無駄にお部屋の熱が外に逃げてしまうのを防いでくれる役割もあります。
なので、私の場合は遮光カーテンを使用しています。
価格:8,480円 |
例えば、この商品のように「遮光率が100%」といった機能性を持つものもあります。
カラーバリエーションが豊富なのも良いですね。
そして上記2番目の、「夜間、照明器具を効果的に取り入れる」についてです。
これも照明器具を上手にセレクトして使用することで、あなたのお部屋の雰囲気が大きく変化します。
私の場合、白を基調にしたロココ調のお部屋をイメージしているので、シャンデリアを使用していました。
シャンデリアは明るさ(=輝度)がそんなに強くはないのですが、とてもおしゃれなお部屋になりました。
一度引っ越ししましたので、現在は使用していませんが。
一例ですが、天井にメインの照明を取り付けるのではなく、「間接照明」を使用するという方法もあります。
間接照明を廊下や部屋の対角線上にふたつ配置します。
例えばこんなのです。
価格:9,980円 |
間接照明は、
@床に置くタイプ
Aポール状のタイプ
があります。
ご自分のお好みに合わせてチョイスしましょう。
さて、次はお部屋空間で言うところの「彩度」についてです。
これも一例なのですが、室内空間で余計なものを省いて見た場合、部屋の印象を左右するのがじゅうたんやカーペットです。
私の場合は現在フローリングの部屋ですので、そのフローリングの見た目を生かしたまま敷物でアクセントを付けるのに、「センターラグ」を使用しています。
あくまでも私の例ですが、このようなラグです。
価格:6,793円 |
このラグは、「シャギーラグ」と言われるものす。
「シャギー」とは何かといいますと、【毛足の長い、けば立った毛織物】という意味です。
婦人服・コートなどに用いたりします。
シャギーの良いところは、肌に触れた時の感触がとても優しくて心地よく、また保温性にも優れているところです。
私はこのラグのブラウンを使用しています。
本当は白を基調にした部屋でしたら赤が生えるのですが、ラグが赤いと派手で落ち着かない部屋になってしまうので茶色にしました。
(この商品の場合には「レッド」もありますから、もしあなたのお部屋のイメージに合っているのでしたら赤でも全然構いませんよ)
床に茶色を使用するのは、風水で言うところの大地のイメージに当たるので理に適っています。
茶色は金運アップにも良いと言われています。
私のお勧めは暖色系統のカラーですね。
このように、「白」や「黒」のモノトーン以外の色を自分の好みに合わせて上手に使用することで、自分に合ったおしゃれなお部屋を演出することができます。
とりもなおさず、モノトーン以外の色というのが、申し上げた「彩度」に当たります。
ラグやカーペット、カーテン等に上品に「彩度」を取り入れることによって、おしゃれで居心地の良いお部屋になります。
もしも小さいお子さんがいらっしゃるご家庭でしたら、このような「ジョイントマット」もお勧めです。
価格:2,340円 |
このマットでしたら、小さいお子さんが飲み物等をこぼしてもサッと拭いてすぐにキレイにできます。
更に断熱性や保温性もあり、機能的です。
そして「彩度」に当たるカラーバリエーションも豊富です。
私には子供はおりませんが、もしも私に子供がいてこの商品でチョイスするのなら、「グリーン×イエロー」を選ぶと思います。
理由は、緑は目に優しい色でイエローは明るい気分にさせてくれる、赤ちゃんにも優しいと思える色だからです。
パステルカラーなのも、ちびっこに優しくて良いと思います。
さてさて、色々ご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ここで挙げたのはひとつの例です。
皆さんのお部屋の間取りやイメージ、あなたの好みの色、どのようなテーマのお部屋にしたいかによってチョイスは変わってきます。
この記事が、その具体的なイメージが沸くヒントになれば幸いです。
どのような素材、色、デザインにするか家具を選ぶのもとても楽しいですよね。
ではでは、今回はこの辺で。
またこちらでお会いしましょう。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7323368
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック