2016年06月18日
ハナとミナト 〜ガールズトーク〜
あの日以来、ミナトはハナへの気持ちを隠すことはなく、本当にグイグイアピールしてくるようになりました。
学校では常にハナの横にいて、家では毎晩のように長電話していました。休みの日もデートに誘ってきます。ハナもそれがイヤではなく、楽しんでいました。
でも、「ハナ、スキ♡」とか「ハナ、かわいい♡」とかは毎日言ってくるけど、エッチなことはあれ以来してきませんでした。
今日は久しぶりにミナトがいない、女子だけの時間。
「ねぇ、ハナ。そろそろミナトのこと好きになった?」
アンが聞きました。
「そだね、告白されてからもう1ヵ月?毎日毎日ミナトが横にいんの、あたし慣れちゃったよ。ハナは?」
ユキナが言いました。
「うん、あたしも慣れちゃった。なんか、ミナトがいるの当たり前になってるというか…。」
「もうさ、それって付き合ってるのと一緒じゃん?」
「毎日毎日一緒に帰って、長電話して、休みの日も一緒にいるんでしょ?付き合えばいーじゃん。彼氏にしてあげなよ。」
「ん…。」
「まだヨウヘイ君のことスキなの?」
「んんー。よくわかんないの。ヨウヘイ君を見ると今もドキッとするんだけど、前ほどじゃないし。でもミナトにはドキッとしない。一緒にいるのは楽しいけど。なんか兄弟みたいな感じなのかなぁと思ったり…。」
「あぁー。ミナトに足りないのはドキドキってこと?」
「うん。うん?そーなのかな。うん、たぶんそー。」
「だからオトコとして見れないってことか。ミナトめっちゃ我慢してんのに逆効果じゃん。かわいそ。笑」
「え?がまん?」
「そだよ。ミナトね、あの日ハナにチューしたこと、焦りすぎたって後悔してたの。内緒だけど。笑」
「ハナに好きになってもらってからじゃないとチューしないって決めたんだって。」
「…。そーなんだ。だから何にもしてこないのかぁ。」
「でもハナは何かしてほしかったんだねー♡」
「ミナトに言っとこ♡」
「ちょっ!そういうことじゃないから!絶対言わないでよ!!」
真っ赤になって焦るハナ。
アンとユキナは楽しそうに笑っています。
「ね、でもさ、なんで二人ともそんなこと知ってんの?ミナトといる時はあたしもいるのに。」
「あたし、たまにミナトと電話してるもん。」と、アン。
「えっ!?」
「やだハナちゃんミナトが電話するのは自分だけって思ってたでしょ」
「べ、べつに!そんなこと思ってないけど!」
「あれー?やきもちー?」
「ちがうよ!やきもちじゃないー!」
「ハイハイ♪ま、あれだよ。ハナもきっと、もー少ししたら自分の気持ちに気付くんじゃない?」
「そかなー。」
「とりあ、ミナトにはもっと攻めろってゆっとくわ。」
「いや!言わなくていーってば!」
あんなにスキスキ言ってきて、毎晩のように電話をかけてくるミナトが、アンとも電話してた。
それを知ったハナは、少し心がモヤモヤしていました。
でもまだそれを恋だと認めることができません。
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学校では常にハナの横にいて、家では毎晩のように長電話していました。休みの日もデートに誘ってきます。ハナもそれがイヤではなく、楽しんでいました。
でも、「ハナ、スキ♡」とか「ハナ、かわいい♡」とかは毎日言ってくるけど、エッチなことはあれ以来してきませんでした。
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アンが聞きました。
「そだね、告白されてからもう1ヵ月?毎日毎日ミナトが横にいんの、あたし慣れちゃったよ。ハナは?」
ユキナが言いました。
「うん、あたしも慣れちゃった。なんか、ミナトがいるの当たり前になってるというか…。」
「もうさ、それって付き合ってるのと一緒じゃん?」
「毎日毎日一緒に帰って、長電話して、休みの日も一緒にいるんでしょ?付き合えばいーじゃん。彼氏にしてあげなよ。」
「ん…。」
「まだヨウヘイ君のことスキなの?」
「んんー。よくわかんないの。ヨウヘイ君を見ると今もドキッとするんだけど、前ほどじゃないし。でもミナトにはドキッとしない。一緒にいるのは楽しいけど。なんか兄弟みたいな感じなのかなぁと思ったり…。」
「あぁー。ミナトに足りないのはドキドキってこと?」
「うん。うん?そーなのかな。うん、たぶんそー。」
「だからオトコとして見れないってことか。ミナトめっちゃ我慢してんのに逆効果じゃん。かわいそ。笑」
「え?がまん?」
「そだよ。ミナトね、あの日ハナにチューしたこと、焦りすぎたって後悔してたの。内緒だけど。笑」
「ハナに好きになってもらってからじゃないとチューしないって決めたんだって。」
「…。そーなんだ。だから何にもしてこないのかぁ。」
「でもハナは何かしてほしかったんだねー♡」
「ミナトに言っとこ♡」
「ちょっ!そういうことじゃないから!絶対言わないでよ!!」
真っ赤になって焦るハナ。
アンとユキナは楽しそうに笑っています。
「ね、でもさ、なんで二人ともそんなこと知ってんの?ミナトといる時はあたしもいるのに。」
「あたし、たまにミナトと電話してるもん。」と、アン。
「えっ!?」
「やだハナちゃんミナトが電話するのは自分だけって思ってたでしょ」
「べ、べつに!そんなこと思ってないけど!」
「あれー?やきもちー?」
「ちがうよ!やきもちじゃないー!」
「ハイハイ♪ま、あれだよ。ハナもきっと、もー少ししたら自分の気持ちに気付くんじゃない?」
「そかなー。」
「とりあ、ミナトにはもっと攻めろってゆっとくわ。」
「いや!言わなくていーってば!」
あんなにスキスキ言ってきて、毎晩のように電話をかけてくるミナトが、アンとも電話してた。
それを知ったハナは、少し心がモヤモヤしていました。
でもまだそれを恋だと認めることができません。
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