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2017年06月22日

レミントンM700アップグレードプロジェクト(5)




新しいストックにバレルドアクションを載せ替える際に、トリガーガード−付近の部品(Bottom metalと言います)を取り外さなければいけませんが、どうせ外すならついでにマガジン給弾方式に交換して装弾数を増やそうと思っていました。マグプル社のストックなら、この辺りは簡単に、しかも安価にできます。写真は、同社のレミントン700ショートアクション用"Bolt Action Magazine Well"という製品で、五連Pマグ付きで53ドルで安売りしていたのを入手しました。10連Pマグは別売りで34ドル(これも特価)でした。
Magpul_Magazine_Well.jpg




レミントンM700アップグレードプロジェクト(4)




次に、Magpul社の"Hunter 700"というストックにバレルドアクションを載せます。このストックは最近はやりのモジュラーシステム、つまり拡張性があるストックで、バットプレートにスペーサーを入れたりチークピースを交換したり、またマガジン給弾式に変更したりするのが簡単にできます。そして、安価な値段にも拘らず、アルミのべディングブロックが入りフリーフローティングになっています。
Magpul_Hunter_Stock.jpg

以前にも紹介しましたが、マグプル社のプロモビデオを貼っておきます。

レミントンM700アップグレードプロジェクト(3)




これが、レミントン社が数年前に鳴り物入り発表した"X-Mark Pro"というトリガーですが、これが原因(ずっとそれ以前から問題があったのですが)で24件以上の死亡事故、何百もの負傷事故が起きており、七百五十万丁にも上る大規模なリコール問題に発展しています。いかにも安っぽいシートメタルでできており、またこれが汚いんです。CNCマシーン加工の綺麗なTimneyとユニットとは雲泥の差です。
X-Mark_Pro.jpg

実は、1989年には既にレミントン社の技術者たちが同社の弁護士に会って、それまでの引き金のメカニズムをオーバーホールするべきだと進言しています。トリガーコネクターという部品の作動が不安定で、異物が溜まったり振動が加わったりした際に暴発の危険性があったためです。しかし、レミントン社はその進言を無視します。その後17年の間に何千と言うクレーム(英語ではcomplaintsと言います)、百以上もの訴訟を経てようやく同社は重い腰を上げて、新しいファイアーコントロールのメカを採用することになりますが、同社の信用が地に落ちて、もう恐らく二度と回復できないであろうということは想像に難くないでしょう。

アメリカ大手のCNBCドキュメンタリー特番を組んでいますので、興味のある方はご覧ください。




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合衆国精密射撃部
アメリカ合衆国在住です。現在ピストル射撃を中心に行っていますが、ライフルも撃ちます。その他、アウトドア関係全般に興味があります。
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