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2017年02月14日

オリンピックFP競技の終焉とその影響

50mプローン競技と共に、伝統あるFP競技もオリンピックから削除される可能性が高いことは、前回の記事で書いた通りですが、「オリンピックなんて、私には全然関係ないのに。」と思われる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。しかしながら、私には、日本の、そして全世界のISSF系ピストル射手やメーカーに多大な影響を及ぼすような気がしてなりません。

昔はRFP競技に22ショート弾が使われていたのをご存知でしょうか。故蒲池猛夫選手が1984年ロス五輪で金メダルをお取りになったのも、22ショート口径のワルサーOSPによるものでした。その後RFP競技に22LRが使用されるように規則が変更され、現在では同口径の競技用銃は全く作られなくなって久しくなります。私がアメリカ合衆国に永住移民したのは2005年初めですが、その当時は時々ウオールマートなどのスーパーで見かけていたCCI社製22ショート弾も、全く見かけなくなってもう随分になります。ひょっとしたら、もはや製造すらしていなんじゃないかとも思ったりします。まあ、需要がないものを作り続ける意味は全くないですから、そうであったとしても全然不思議ではありません。

オリンピックから無くなってしまえばFPの需要が激減(と言うかほぼ消滅)してしまい、モリーニ社をはじめとする各ピストルメーカーも直ちに生産を中止してしまうのは火を見るよりも明らかではないでしょうか。22ショート弾やそれを使用する銃が全く作られなくなってしまったのと同じことです。そうなると、日本でようやくAP四段を取得して装薬銃を持つ許可を受けたとしても、肝心の銃が手に入らないのではどうにもならなくなってしまいます。

プローン競技は、少なくとも三姿勢の中で生き残ることができるし、SBライフル銃そのものが無くなってしまうわけでもありませんが、フリーピストル競技がオリンピックから削除されてしまえば、あの独特の形をしたピストルそのものが無くなってしまうのと同じではないかと、私は憂慮しています。合衆国に在住している私には、装薬銃を所持する上での実際上の影響は全くありませんが、それでも日本にいる射撃仲間のことを気に掛けないわけにはいかないんです。
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合衆国精密射撃部
アメリカ合衆国在住です。現在ピストル射撃を中心に行っていますが、ライフルも撃ちます。その他、アウトドア関係全般に興味があります。
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