「第５２回グラミー賞」授賞式が３１日（米国時間）、米ロサンゼルスにある「ステープルズ・センター」で開かれました。

最優秀楽曲賞をビヨンセの「シングル・レディース」、最優秀アルバム賞をテイラー・スウィフトの「ユー・ビロング・ウィズ・ミー」、最優秀レコード賞を「キングス・オブ・レオン」の「ユーズ・サムバディ」、最優秀新人賞を「ザック・ブラウン・バンド」が受賞。この４つの賞が最も注目されているようです。

　

最多１０部門でノミネートされていたビヨンセは６部門で、８部門でノミネートされていたスウィフトは４部門で受賞。若干19歳スウィフトは今年は日本でもブレークしそうですね。

スウィフトは「本当にありがとうございます。このステージに立ち、トロフィーをナッシュビルに持って帰ることできること光栄。家族はみんな自宅のリビングで見ていると思う。この賞はパパに捧げたい。歳をとっても、２０１０年にアルバム賞を取ったと、孫に何度も何度もうんざりするほど話すと思う」と喜びを語った。

授賞式は、エルトン・ジョンがレディー・ガガと「Ｙｏｕｒ　Ｓｏｎｇ」を２人でピアノ演奏し幕開け。奇抜なパフォーマンスで知られるガガが新たな一面を見せ聴衆を魅了した。いやーすごいパフォーマンスでしたね。

このほか０９年６月に急死した歌手のマイケル・ジャクソンの追悼として、マイケル・ジャクソンがロンドンで企画していたコンサート「ＴＨＩＳ　ＩＳ　ＩＴ」で披露しようと準備を進めていた「アース・ソング」の３Ｄ映像が初公開されました。でも会場で３Ｄメガネをかけている映像は少し変な感じでした。（笑）

ステージでは、セリーヌ・ディオン、ジェニファー・ハドソンらが映像に合わせて「アース・ソング」を熱唱。

３Ｄ映像公開後、マイケル・ジャクソンに「特別功労賞」が贈られ、ステージに、息子のプリンス君らが登場。昨年同じ会場で行われた追悼式では涙を見せたが、この日は笑顔でトロフィーを受け取り「父の代わりにここにこられて光栄。・・・父のメッセージは愛。今後も伝えていきたい」と堂々としたものでした。

娘のパリスちゃんも「本来ならパパがここでパフォーマンスするはずでしたが出られませんでした。パパ愛してる」とコメント。会場から暖かい拍手が送らていました。本人がいないのがやはり残念無念。

一方で、日本人でノミネートされていた、キーボーディストの喜多郎と故・武満徹は、いずれも賞は逃してしまいました。残念。

MJ　マイケル・ジャクソン・レジェンド　1958─2009