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2016年12月31日
アガサ・クリスティ 「大空の殺人」
大空の殺人 (偕成社文庫 (3198))
パリ発イギリス行きの定期旅客機が英仏海峡にさしかかったとき、ハチが1匹機内を飛びまわりはじめ、その時マダム・ジゼルは死んでいた…。飛行機にたまたま乗り合わせたポワロが、大空の密室殺人の謎にいどむ。
2016年12月30日
アガサ・クリスティ 「NかMか」
NかMか (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
情報部からナチの大物スパイ“NとM”の正体を秘密裡に探るという任務を帯びたトミーは、妻のタペンスには内緒で任地へと赴いた。だが、タペンスとて一筋縄でいく女ではない。騙されたふりをして先回り。かくして二人は、大規模なナチ・スパイ網のまっただなかへと飛びこむことに…スリル満点の冒険ミステリ。
2016年12月29日
アガサ・クリスティ 「殺人は癖になる」
殺人は癖になる (創元推理文庫)
イラクで遺跡発掘中の調査団の中で事件が発生した。犯人はもとより殺人方法も見当のつかない怪事件が。たまたま現地に来ていたエルキュール・ポワロが調査を開始した。彼は第二の殺人の発生を警戒した。殺人は癖になるからだ。懸命な捜査にもかかわらず第二の変死事件が起きた。ポワロの頭に真相がひらめく。意外な犯人とトリックが……。
2016年12月28日
アガサ・クリスティ 「象は忘れない」
象は忘れない (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
推理作家ミセス・オリヴァが名づけ親になったシリヤの結婚のことで、彼女は先方の母親から奇妙な謎を押しつけられた。十数年前のシリヤの両親の心中事件では、男が先に女を撃ったのか、あるいはその逆だったのか?オリヴァから相談を受けたポアロは“象のように”記憶力のよい人々を訪れて、過去の真相を探る。
2016年12月27日
アガサ・クリスティ 「情婦」
情婦…クリスティ短編集 名探偵ポワロ
かつてマレーネ・ディートリッヒの主演で映画化されて有名になった名編「情婦」のほか、愛すべきポワロが活躍するクリスティの珠玉の短篇「西方の星」「首相誘拐事件」「ダベンハイム氏の失踪」「クラパムの料理女」「イタリア貴族の怪死」「エジプト人墓地の冒険」を収録したハンディな1冊。誰でも親しめるポワロ入門。
2016年12月26日
アガサ・クリスティ 「ベツレヘムの星 」
ベツレヘムの星 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティーは多くの傑作ミステリを書くかたわら、一冊の小さな宝石のような本を残しました。聖書に題材をとった物語と詩を集めたクリスマスブックです。人間の心理についての鋭い観察力と卓越したストーリーテリングが作り上げた小宇宙は、ミステリに劣らぬ驚きと優しいさわやかな感動に満ちています。
2016年12月25日
アガサ・クリスティ 「幸福手配師パーカー・パイン1 」
幸福手配師パーカー・パイン1
「あなたは幸福ですか? 幸福でないかたは、 パーカー・パイン氏にご相談ください」と新聞に広告を出し、この通りの文句を入れた名刺を持ち歩くパーカー・パイン氏。だがこれは慈善事業ではなく、正真正銘のビジネスなのだ。さまざまな悩みを抱えた人物が訪れる。氏はたちどころに核心をつく質問をして、直ちに処方箋を見つけて提案する。これこれの金額でいついつまでにあなたを幸福にしてあげますと言い切るのである。むろん前金でいただく。だがもし失敗すれば返金しますと申し添える。氏は有能な専属スタッフを使って、直ちに「幸福を手配する」…氏は有能な素人探偵でもある。
2016年12月24日
アガサ・クリスティ 「白鳥の歌」
白鳥の歌 (創元推理文庫)
ミステリの女王クリスティの短編集九冊から重複作品を省き、全五巻に再編集した決定版! 第二短編集の全訳である2には、全十二編を収録した。イーストウッド氏の冒険、日曜日には果物を、事故、エドワード・ロビンソンは男でござる、うぐいす荘、ラジャーのエメラルド、六ペンスの唄、リスタデール卿の謎、車中の娘、ジェインの求職、黄金の玉、白鳥の歌。意表をつく本格的トリックと無気味なサスペンスの連続は、まさに古き良き時代の本格派ナンバー・ワン、クリスティの独壇場である。
2016年12月23日
アガサ・クリスティ 「三幕の悲劇」
三幕の悲劇 (講談社青い鳥文庫)
三幕劇のような、3件の怪死事件。観客のポワロが舞台裏をあばいた!
名声を得て、金持ちになったポワロは、旅行をしたり、パーティーに招かれたりして、引退生活をしていた。ある日のパーティーで事件がおきて、灰色の脳細胞がよみがえった。
引退した俳優が田舎に所有する別荘でパーティーを主催。その席で、招待した地元の牧師が変死した。その後、俳優の友人の医師が、自分で開いたパーティーで、毒入りのポートワインを飲んで死亡した。さらに、この医師の婦人患者が毒入りのチョコレートを食べて死ぬにおよんで、ポワロは重大な連続殺人だと確信する。悲劇は三幕でおわらせなければならない……。
2016年12月22日
アガサ・クリスティ 「エンド・ハウスの怪事件」
エンド・ハウスの怪事件 (創元推理文庫 105-24)
風光明媚な海浜にあるエンド・ハウスの当主である若く美しい娘ニックは、再三奇妙な事故に遭遇し、あやうく命拾いをしたところだった。この話を小耳にはさんだ名探偵ポワロは、自らの眼前で起きた狙撃未遂を契機に、本格的に動き出した。しかし時すでに遅く、最初の犠牲者が血祭りにあげられてしまう。完全犯罪を目論む姿なき犯人は?