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2015年12月27日

「無縁の常闇に嘘は香る」【改題】『闇に香る嘘』第60回江戸川乱歩賞受賞(2014年)著者下村 敦史(しもむら あつし)





闇に香る嘘
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「週刊文春2014ミステリーベスト10」国内部門 第2位。

「このミステリーがすごい!2015年版」国内編 第3位。

歴代の江戸川乱歩賞受賞作で両ランキングのベスト3に入ったのは史上初の快挙!

村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。

和久は兄の竜彦に移植を頼むが、検査さえも頑なに拒絶する兄の態度に違和感を覚える。

中国残留孤児の兄が永住帰国をした際、既に失明していた和久は兄の顔を確認していない。

27年間、兄だと信じていた男は偽者なのではないか。

全盲の和久が、兄の正体に迫るべく真相を追う。

選考委員の有栖川有栖氏が「絶対評価でA」と絶賛し、選考会では満場一致で受賞が決定。

第60回を迎える記念の年にふさわしい、江戸川乱歩賞受賞作!
著者 下村敦史(しもむら・あつし)
1981年京都府生まれ。99年に高校を自主退学し、同年、大学入学資格検定合格。2006年より江戸川乱歩賞に毎年応募し、第53回、第54回、第57回、第58回の最終候補に残る。2014年に9回目の応募となる本作で第60回江戸川乱歩賞を受賞。



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