新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2015年12月16日
不知火 京介『マッチメイク』、赤井 三尋『翳りゆく夏』第49回江戸川乱歩賞受賞(2003年)
マッチメイク
翳りゆく夏
『マッチメイク』
プロレス団体の総帥ダリウス佐々木が対戦直後に急死した。額の傷からは蛇毒が。大観衆の見つめる中、何が起こったのか? 新人レスラー山田聡は同期の本庄と謎を追い始めるが、それが第2の悲劇を生む。プロレスに全てを懸けた者が決して許せなかったこととは?
感涙がとまらない第49回江戸川乱歩賞受賞作。
著者 不知火京介
1967年京都府生まれ。大阪大学経済学部卒業後、監査法人に約3年半勤務。退社後、飼料工場員、旅館従業員、学習塾教師、家庭教師、森林組合職員などさまざまな職業を経た後、2003年、『マッチメイク』で第49回江戸川乱歩賞を受賞。
『翳りゆく夏』
20年前の誘拐事件に“封印されていた真実”
過去と現在、親と子、罪と罰……。
さまざまな要素が複雑に絡み合う、社会派ミステリーの傑作。
「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。週刊誌のスクープ記事をきっかけに、大手新聞社が、20年前の新生児誘拐事件の再調査を開始する。社命を受けた窓際社員の梶は、犯人の周辺、被害者、当時の担当刑事や病院関係者への取材を重ね、ついに“封印されていた真実”をつきとめる。
著者 赤井三尋
1955年、大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、ニッポン放送に入社。小説は30代半ばから書きはじめ、文學界新人賞や江戸川乱歩賞で予選を通過した経験もある。’03年、『翳りゆく夏』で第49回江戸川乱歩賞を受賞。’06年フジテレビに転籍。
DVDも出ています。