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2015年12月12日

「マルクスの恋人」【改題】『八月のマルクス』第45回江戸川乱歩賞受賞(1999年)著者新野 剛志(しんの たけし)





八月のマルクス
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ショービジネス界の暗部に死の罠が。

レイプ・スキャンダルで引退したお笑い芸人・笠原雄二。

今は孤独に生きる彼を、元相方の立川誠が5年ぶりに訪ねてくる。

だが直後、立川は失踪、かつてスキャンダルを書き立てた記者が殺された。

いわれなき殺人容疑を晴らすため、笠原は自分の過去に立ち向かう。

TV・芸能界を舞台に描く江戸川乱歩賞受賞作。
著者 新野剛志(しんのたけし)
1965年東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。’95年、「自分にイヤ気がさし」会社にも実家にも無断で失踪。ホームレス生活のなかで応募原稿を書きつづけ、’99年、本作品で第45回江戸川乱歩賞を受賞。3年半ぶりに実家に帰った。以後、「スジの通った男の生きざま」をテーマに、サスペンス、ハードボイルドの佳作を発表し続けている。他の著書に『もう君を探さない』『クラムジー・カンパニー』『罰』がある。



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