新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2015年11月29日
『花園の迷宮』第32回江戸川乱歩賞受賞(1986年)著者山崎 洋子(やまざき ようこ)
江戸川乱歩賞全集(16)花園の迷宮
横浜の遊廓に、2人の少女が売られて来た。
飢えと不景気の昭和初期、歓楽の町に投げこまれた2人を、死と、恐るべき秘密が待っていた。
娼家を次々と襲う殺人事件、人間の欲望の凄まじさ、少女のけなげさが、巧みな展開と伏線、意表をつく結末で余すところなく描かれる、江戸川乱歩賞受賞の傑作推理長編。
著者 山崎洋子
1947年、京都府宮津市生まれ。コピーライター、児童読物作家、脚本家などを経て第32回江戸川乱歩賞を『花園の迷宮』で受賞し、作家デビュー。横浜を描く作家として名高い。現在は、小説だけでなく、ノンフィクション、戯曲なども手がける。2010年、NHK主催の地域放送文化賞を受賞。
DVDも出ています。