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2015年10月01日

垣根涼介 『ワイルド・ソウル』、歌野晶午 『葉桜の季節に君を想うということ』第57回日本推理作家協会賞受賞(長編及び連作短編集部門)(2004年)





ワイルド・ソウル

葉桜の季節に君を想うということ

ワイルド.jpg葉桜.jpg

『ワイルド・ソウル』
1961年、衛藤一家はアマゾンの大地に降り立った。夢の楽園と信じて疑わなかったブラジルへの移住―しかし、それは想像を絶する地獄の始まりだった。逃げ出す場もないジャングルで獣に等しい生活を強いられ、ある者は病に息絶え、ある者は逃散して野垂れ死に…。それがすべて日本政府の愚政―戦後の食糧難を回避する“棄民政策”によるものだと知った時、すでに衛藤の人生は閉ざされていた。それから四十数年後―日本国への報復を胸に、3人の男が東京にいた。未開の入植地で生を受けたケイと松尾、衛藤同様にブラジルを彷徨った山本。報道記者の貴子をも巻き込んだ用意周到な計画の下、覚醒した怒りは300発の弾丸と化し、政府を追いつめようとするが…。それぞれの過去にケリをつけ、嵌められた枠組みを打破するために、颯爽と走り出した男女の姿を圧倒的なスケールと筆致で描く傑作長篇小説。

著者 垣根 涼介
1966年長崎県生まれ。筑波大学卒。2000年『午前三時のルースター』で、第17回サントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞してデビュー。01年、第二作『ヒートアイランド』(共に文芸春秋刊)で、渋谷のストリートギャングと裏金強奪のプロフェッショナルたちの息詰まる攻防を描き、そのクールな文体とグルーブ感溢れる世界観が各紙誌の絶賛を浴びる。

『葉桜の季節に君を想うということ』
「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵・成瀬将虎は、同じフィットネスクラブに通う愛子から悪質な霊感商法の調査を依頼された。そんな折、自殺を図ろうとしているところを救った麻宮さくらと運命の出会いを果たして―。あらゆるミステリーの賞を総なめにした本作は、必ず二度、三度と読みたくなる究極の徹夜本です。

著者 歌野 晶午
1961年、千葉県生まれ。東京農工大学農学部卒業。1988年、『長い家の殺人』でデビュー。2003年に発表した『葉桜の季節に君を想うということ』で、第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞を受賞。

第57回は短編部門で伊坂幸太郎 「死神の精度 」が受賞しています。

評論その他の部門で千街晶之 『水面の星座 水底の宝石』と多田茂治 『夢野久作読本』が受賞しています。





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