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2015年07月27日
7月27日は「スイカの日」。スイカは野菜か果物か、どっちでもいいけど夏といえばスイカですね。
「スイカ」は「西瓜」と書いて、夏の青果の代表ですが、スイカは野菜か果物か?野菜と果物の違いは草本か木本かによるんだそうです。
「草本」とは地上部がふつう一年以内に開花・結実・枯死するもの。
「木本」とは地上部が多年にわたって繰り返し開花・結実するもの。
らしいのですが、実際には中間的なものも多くあって、草本と木本を明瞭に区別することは難しいんだそうです。とまあそういうことから、スイカは野菜だ!と全国農業協同組合連合会もおっしゃっているんだそうです。しかし青果市場では果物に分類されて、園芸分野では野菜に分類されるなんて話も聞きます。
一大産地は熊本や千葉らしいです。果肉の90%以上が水分で、喉の渇きを癒やすのには最適です。むくみの解消やカリウムを含んでいるので利尿作用もあるんだそうです。
7月27日が「スイカの日」になったのは、夏の果物の「横綱」であることと、スイカの縞模様が綱のようであることから、「夏(7)の綱(27)」の語呂合わせできまったようです。
ところで「スイカ割り」ですがこれはなんとスポーツなんだそうです。「日本すいか割り協会」というものがあり、「スイカ割りは遊びではなくスポーツだ!」と言っているそうで、「すいかと競技者の間の距離は9m15cm」、「審判員はその年のすいかを10個以上食べた人でなければならない」、などの公式ルールがあるそうですが、いい迷惑です。
カブトムシやクワガタの餌には「スイカ」は向かないと言っている人もいます。昔はスイカ・メロン・桃・リンゴ・バナナなどの果物をあげていたようですが、スイカやメロンなどは、カブトムシやクワガタにとって水分が多すぎる割に必要な栄養分が少ないので、与えると下痢をしてしまうと言うのです。
しかし、スイカやメロンを与えて、エサが腐らないよう管理をしっかりして育て、ちゃんと長生きして産卵したという人もいるようです。
カブトムシやクワガタにとって必要な栄養素をバランスよく含んだ「昆虫ゼリー」というものが出てきて、 昆虫ゼリーと比較すると、栄養が少ないことや体調を崩してしまうかもしれないというリスクから、あえてフルーツやスイカなどを与える必要がなくなった、ということのようです。
種を表に出さない切り方というのがあるそうで、スイカの縞(しま)と縞の間を切ると切断面に種があまり出ないそうです。店で切り売りのスイカを買うとき、ついつい種が少ないものを選んでしまいますが、お店の方だってちゃんと考えているわけです。