2015年07月28日
暑い日が続くとサッパリとしたサラダが食べたい。それもアボガド入のサラダが!
サラダ向け具材としてこのところ「アボガド」の人気が高まっているようです。健康効果が注目されているんでしょう。アボガドは、「森のバター」と呼ばれ、「最も栄養価の高い果物」といわれています。
甘みが全くないので、そのまま食べてもあまり美味しくありません。しかし、みずみずしいレタスと、酸味のきいたドレッシング、それにまったりとした脂肪分を含んだ「アボガド」が絡みあうと、あ〜ら不思議とても美味しい、豊かな味になります。
今では、てんぷらやグラタン、すしなど幅広い料理に用いられています。アボカドは醤油によく合うので、刺身のようにワサビ醤油で食べたり、バターの代わりにトーストに塗ったり、アイスクリームにもなっています。サーモンといっしょに食べても美味しいそうです。
アボガドの脂肪分は「ノンコレステロール」で、老化防止効果があるとされるビタミンEが豊富で、風邪の予防に必要不可欠なビタミンCや、便秘を予防して大腸がんを防ぐ作用がある食物繊維が多く含まれています。
ワニの皮のような果皮の様子からかつてはワニナシの別名もあり、中国語では現在でも「鰐梨」というそうです。
ところで、アボカド? アボガド?どっち?日本では「アボガド」とよばれることも多いようですが、これは誤りで「アボカド」
正しいということらしいですが、どっちでもいいです。
原産地はメキシコと中央アメリカあたりで、低温に弱く、主に熱帯、亜熱帯で生育するそうです。そのメキシコと中央アメリカあたりの言語ナワトル語ではアボガドは「睾丸」「きんたま」の意味らしいですが、俗説だという人もいます。あの形なんとなくということでしょうか。
アボガドの切り方にはコツがあって、まず縦半分に種に沿ってぐるっと切りこみを入れ、実を両手で持って、ねじるようにして半分にします。片方についている種に、包丁の持ち手側の角を突き立て、包丁を回して種をとります。
実が熟していれば、実と皮の間に指を入れて簡単にツルリと剥けます。気持ちいいです。アボカドは変色が早いそうで、カットしたらレモンを数滴たらした水の中へ少し入れておくときれいな緑色をキープできるんだそうです。
スーパーなどで買うときは、皮の色がより黒っぽいものが熟していて食べ頃らしいです。形がきれいで果皮に張りとツヤがあり、ヘタと果皮の間に隙間がないものがいいとのこと。数日後に食べる場合は果皮が緑色のものを、すぐに食べたい場合は黒みがかったものがいい。
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