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2015年12月24日

川瀬七緒『よろずのことに気をつけよ』、 玖村まゆみ 『完盗オンサイト』第57回江戸川乱歩賞受賞(2011年)





よろずのことに気をつけよ
完盗オンサイト
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『よろずのことに気をつけよ』
都内に住む老人が自宅で惨殺された。奇妙なことに、遺体は舌を切断され、心臓をズタズタに抉られていた。さらに、縁の下からは「不離怨願、あたご様、五郎子」と記された呪術符が見つかる。なぜ老人はかくも強い怨念を受けたのか?日本の因習に絡む、恐るべき真相が眼前に広がる!

著者 川瀬 七緒
1970年、福島県生まれ。文化服装学院服装科・デザイン専攻科卒。服飾デザイン会社に就職し、子供服デザイナーに。デザインのかたわら2007年から小説の創作活動に入り、2010年第56回江戸川乱歩賞の最終候補に選ばれる。2011年、同賞二度目の応募作『よろずのことに気をつけよ』で第57回江戸川乱歩賞を受賞。15年ぶりの女性受賞者にして、乱歩賞史上初の女性ダブル受賞として、大いに注目を集める。

『完盗オンサイト』
皇居に侵入せよ。
乱歩賞史上、最も困難なミッション。
天才クライマーが狙うのは、徳川家光が愛でた名盆栽!
皇居に侵入して、“お宝”を盗み出せ! ターゲットは、徳川家光が愛でたという名盆栽「三代将軍」。樹齢550年!? 報酬は1億円!! 天才フリークライマー水沢浹(みずさわとおる)は、多額の損害賠償を求められ窮地にある元恋人を救うため、この前代未聞の依頼を引き受ける。果たして勝算はあるのか?

著者 玖村まゆみ
1964年、東京都生まれ。中央大学商学部在学中、体育連盟航空部に所属する。同大学卒業後、航空会社にCAとして入社。20代から作家を志し、航空会社退職後、ポルトガル、島根県と居を移しながら創作活動を続ける。2011年、初応募で第57回江戸川乱歩賞を受賞。同賞15年振りの女性作家デビューを果たす。




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