2015年12月11日
『果つる底なき』第44回江戸川乱歩賞受賞(1998年)著者池井戸 潤(いけいど じゅん)
果つる底なき
「これは貸しだからな。」
謎の言葉を残して、債権回収担当の銀行員・坂本が死んだ。
死因はアレルギー性ショック。
彼の妻・曜子は、かつて伊木の恋人だった。
坂本のため、曜子のため、そして何かを失いかけている自分のため、伊木はただ1人、銀行の暗闇に立ち向かう。
著者 池井戸潤(いけいどじゅん)
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学文学部・法学部卒。1988年、三菱銀行(当時)に入行し、おもに中小企業向け融資を担当。同行を退社後は、コンサルタント業のほか、ビジネス書の執筆を手がける。1998年、本書で第44回江戸川乱歩賞受賞。会社員時代の知識と経験を活かした金融ミステリーの書き手として注目される。著書に『M1』(講談社)など。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4357615
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック