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2015年10月30日

『忘れられた花園』第3回翻訳ミステリー大賞受賞(2011年)著者ケイト・モートン(Kate Morton)





忘れられた花園 
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1913年オーストラリアの港に着いたロンドンからの船。

すべての乗客が去った後、小さなトランクとともにたったひとり取り残されていた少女。

トランクの中には、お伽噺の本が一冊。

名前すら語らぬ身元不明のこの少女をオーストラリア人夫婦が引き取り、ネルと名付けて育て上げる。

そして21歳の誕生日に、彼女にその事実を告げた。

ネルは、その日から過去の虜となった…。

時は移り、2005年、オーストラリア、ブリスベンで年老いたネルを看取った孫娘、カサンドラは、ネルが自分にイギリス、コーンウォールにあるコテージを遺してくれたという思いも寄らぬ事実を知らされる。

なぜそのコテージはカサンドラに遺されたのか?

ネルとはいったい誰だったのか?

茨の迷路の先に封印され忘れられた花園のあるコテージはカサンドラに何を語るのか?

サンデー・タイムズ・ベストセラー第1位。Amazon.comベストブック。オーストラリアABIA年間最優秀小説賞受賞。
著者 ケイト・モートン
1976年、南オーストラリア州ベリに三人姉妹の長女として生まれる。クイーンズランド大学で舞台芸術とイギリス文学を修めた。夫と二人の息子とともにブリスベン在住。2006年に『リヴァトン館』で作家デビュー。『忘れられた花園』で、オーストラリアABIA年間最優秀小説賞受賞 。



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