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2019年09月30日
プー先生からの電話
スマホ画面に写った プー先生の名前
申し訳ないが この時は本当に面倒くさくて
その場で切りたくなった
嫁子ちゃんと娘に断り 店の外に出る
思わずため息をつきながら電話に出た
「にゃんママさん 今日の弁論が終わりました
双方に 裁判所から和解の提案がなされました
あちら側は
和解はあり得ないというようなことを言っていました
こちらとしては
これ以上伸ばしても 事態に変化は無いと思われるので
裁判所側の提案を受け入れようと思いますが・・・」
なるほどね・・・・
夫の証言に整合性がないのだから 和解なんかできない、という事だ
ここにきて これ以上何をどうしたいのだろう???
自分としては ドキドキハラハラだった裁判も
すでに 食傷気味というか・・・・・飽きた(笑)
裁判所側からも
水掛け論だし いい加減にしたら?ということでの
和解勧告なのだと思う
こちらとしては 何もする事がないので
先生方にお任せして " 待ち " の姿勢で行くことにした
「先生 このままあちらが和解をしない方針でいると
どんな風な展開になっていくんですか?」
「裁判所からの和解の提案なので
あちら側が拒否したままで裁判が進めば
裁判所に与える心象は すこぶる悪くなりますね
結果的に和解になったとしても 金額が大きくなると思います」
ほぉほぉ・・・・
そんな不利な状況になるやもしれないのに
何かまた手を打つのだろうか?
いったい いつまで続けるつもりなのやら
喉の奥に 魚の骨が引っかかっている状態が
これからも 先行き不透明のまま続きそうな・・・
そして 先生からの念押しの「お言葉」!
「和解をしないままで行くと 最終的には
裁判所から " 判決 " が下されることになります」
出たぁーーーー 「判決」!!!
痴話喧嘩の裁判に
判決が下されるようになるかもしれないとは!!
「最終期日が 11月6日に設定されたので
それまでに 相手側から和解の申し出がなかった場合
それ相当の判決が下されると思います」
" それ相当 " かぁ・・・・・
何がどうなるのか 想像もできないけれど・・・
この話を聞き " 待ち " の姿勢で行く事が
自分にとって最上の策だと あらためて確信した
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2019年09月27日
2014年 9月
次男の結婚式も無事に終わり
また いつもの日常が戻ってきた
1日の夕方 プー先生から電話がきた
「被告側代理人から連絡があり
ご主人の証言に整合性が認められないため
宿泊の事実はなかったと認められる!と
これからもまだ争うという 意思表示をしてきましたよ
当然こちらは ご勝手にどうぞ、というスタンスで
4日の弁論期日をむかえるつもりでいますが・・・」
何なの? これ以上何をしたいの?
何かアクション起こすとしても
あちらは嘘をつく事しかできないはずなのに
暑さで 脳内お花畑も萎れてきていると思っていたが
どっこい 暑さで狂い咲きしているのかも?(笑)
そんな電話があったものの
計画していた通り 3日から娘と上京した
次男のお嫁さんからも 是非遊びに来て、とのお誘いで
都美術館と新国立美術館の美術展を観る予定だったので
遠慮なく お宿にさせてもらった
3日は娘と二人で 都美術館の
メトロポリタン美術館・古代エジプト展「女王と女神」を鑑賞
そのあと
公園にいた画家の卵さんに 似顔絵を描いてもらったり
美味しい焼肉ランチを食べ アメ横での散歩を楽しんだり
もう 完全にガン患者ということを忘れていたほど
ただ 現実は ウイッグが暑くて参ってはいたが(笑)
その夜は 残業続きの息子も早めに帰宅してくれて
これまた 楽しい夜を過ごした
翌日は 嫁子ちゃんも交えて3人で
新国立美術館の「オルセー美術館展」を鑑賞
これまた素晴らしい美術展で感動した
3人で 美術館からほど近い
アメリカンダイナー的な雰囲気のお店でランチ
「きゃー ギロッポンでランチしてるよ!!」と
お上りさん丸出しで大喜び!!!(もちろん 小声で)
その時 プー先生からの電話がなった!
そうだ!!! 今日は4日だ!!!
弁論期日ではないか!?
あまりの楽しさに ほとんど忘れかけていた
正確に言えば・・・ 忘れられるはずはないので
特別に意識していなかったというのが正しいかな
とにかく スマホの画面に出たプー先生の名前を見て
楽しい気分が あっという間にどこかに吹っ飛んでしまった!!!
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2019年09月26日
2014年 8月 結婚式当日
次男の結婚式当日
心配していた暑さは ほんの少し和らいで
明るい空ながらも 曇りがちな朝だった
並木道を歩いての 式場への道のりは
息子たちのことを思う嬉しい気持ちと
果たして夫は来るのだろうか?と
何かざわつくような気持ちが 半分半分だった
挙式前に 並木道での撮影
道路向かいのビルを 何度か見てみたが
夫が見ているかどうかは 最後までわからなかった
ガラスが反射して見えるはずもないのだが・・・(笑)
式場は 小さいながらもとても素敵なチャペルで
神父様は
サンタクロースのような立派なお腹と
本当に吸い込まれそうなほど 深い深い青い瞳の方だった
アットホームな あたたかい素敵な式で感激した
娘は
夫から頼まれたと言っていたビデオ撮影に忙しそうだったが
それもまた楽しそうで
大好きな兄夫婦の姿を 泣き笑いで撮影していた
挙式が終わり(親族のみの式で披露宴はない)
食事会に移動するときには
曇りがちだった天気もすっかり良くなり
相変わらずの 夏の暑さが戻ってきた
食事会を中座し
自分の両親を 高速バスの停留所まで送った
その帰り 情けないことに涙が止まらなくなった
こんな状態の家族だが やはり夫のことを
呼べばよかったのではないか?
けれど そうしたらあちらのご両親と息子夫婦が
いい思いをするはずはない
そもそも 少しでも想像力があるのならば
年頃の子供たちがいる身で 不倫も何も無いはずだ!!!
夫は 自身では否定するが
結局は自分の尺度のみで 生きてきた人なのだろうな・・・
涙が止まらないわけは " 情けない " の感情なんだと
歩きながら 怒りとともに確信した
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2019年09月22日
次男結婚式 前夜
次男の結婚式は 盆休み中の8月15日!!!
暑さ真っ盛りの頃だが おめでたい事には変わりはない
両家ともに 親兄弟・祖父母か叔父叔母等
極々近い親類だけでの挙式
我が家は
母親のみという形で 両親は揃っていなかったが
息子の大好きな祖父母(私の両親)が列席してくれることに
その当時から 体力が落ちてきていた父だったが
自分の孫たちの中での 結婚トップバッターだから、と
バスで3時間近くかかる会場まで 前乗りしてくれた
挙式前夜は 祖父母を交えて 皆で土地の名物料理店へ
そのあと
小さな路地にある 今時の可愛いバーで
独身最後の夜となる次男をからかいながらの家族呑み(笑)
今でもだが 本当に兄妹3人はすこぶる仲が良い
母親ながら 見ていて微笑ましく 心の底から嬉しい!
自分が育てたとは思えないほど 良い子に育った子供達
それだけで 生きてきた甲斐があったと思うほどだ
何気ない兄妹の会話を聞いているだけでうれしくて
式は明日なのに もう涙が出てきそうなほど・・・
こんなに楽しくうれしく 感動的で素敵な夜
一生のうちで そうそう巡り会えない夜なのに
そこに 父親がいない事の方が " 楽 " でいいや、と
子供達に言わせてしまっている夫
可愛い次男の結婚式だというのに 相手方の両親から
出席を断られてしまっている夫
一体 今夜はどんな思いの夜を過ごしているんだろう?
素直に 自分の非を認めてくれていたら・・・
狐目の彼女とは 2度と会わないとの約束を
きちんと守ってくれていたら・・・
私も 裁判にまで持ち込むことはしなかったと思う
たとえ 後になって子供達に知れるようなことになっても
過ぎた事として 子供達も少しは納得してくれたかもしれないのに
脳内お花畑のせいで 自分の不倫を半ば正当化していた夫
文字通り 「自業自得」だった
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2019年09月21日
2014年 8月の検査結果
次男の結婚式を3日後に控えた8月12日
O先生のところへの 定期通院
採血だけだったので 検査はすぐ終わり
外来待合室で 呼ばれるまでのんびり過ごす
7月のPET検査の画像では 異常がなかったものの
腫瘍マーカー値が上がってきていたので 少し心配だ
O先生は 相変わらず穏やかで 笑顔を見るとホッとする
「ニャンままさん 残念ながら
少ーーし 腫瘍マーカー値が上がってきてます
ただ 先月もお伝えした通り
今すぐどうこうという状態ではないです
前回の血液検査の結果で 骨転移もありませんでしたし
また しばらく様子を見ていきましょう」
なんとなく・・・ 納得しなくちゃなぁと思っていると
「今イレッサを飲んでいますが
万が一 これからマーカー値が上がってきて
転移が確定という状況になった時には
私としては 抗がん剤点滴治療に移行したいと思っています」
うわっ!!! また点滴ーーー???
血管炎を思い出して 鳥肌がたった
「先生 イレッサのような他の分子標的薬はないのですか?」
「次のステップとしては タルセバがありますが
今のニャンままさんには 奏功率としては期待できないと思います
副作用としての皮膚炎も イレッサよりも多数報告されているので
ニャンままさんの場合 現在よりもひどい状態になると思われます」
確かに 今の皮膚炎よりも酷くなるのは 絶対に嫌だな
「先生 でもそれは " 転移 " が確定してからの話ですよね?」
「もちろんですよ! まだまだ頑張れるはずです!
そういえば そろそろ息子さんの結婚式でしたよね?
楽しんで 祝福して差し上げてきて下さいね!」
先生からの励ましもいただき
次男の結婚式 存分に祝福してあげようと
ますます気合が入った(笑)
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2019年09月19日
2014年 8月初旬
8月に入ると 例年通りの暑さがやってきた
7月も暑かったが 月が変わってからというもの
暑さの質が違ってきた感覚だった
8月早々 夫からの電話!
なにごと???と身構えたが
自宅の給湯器が壊れてしまったとのこと
あら それは大変!と思うが 仕事のシフトを調整しないと
自宅の工事に立ち会うことは無理だ!
わざわざ私が行くより
夫が休みを取ってくれればいい話だ
私がするのが当たり前という その意識に呆れる
別居中・裁判中なのに そんなこと自分でやれって(怒)
文句を言っていても 給湯器が直るわけでもなく
何より 娘が可哀想だ!
仕方なく シフト調整をして自宅での工事立会いをすることに
工事立会いが終わり 娘との食事も終え
アパートに帰ろうとしていたその時
珍しく 夫が早く帰宅した
着替えもそこそこに おずおずと聞いてきた
「次男の結婚式のことだけど・・・
本当に私は出席できないんですか?」
思わず ため息をついてしまった
どんな理由で出席を断られているのか
全く自覚がないのか?
絵に描いたような おバカさんではないか?(笑)
情けなくなり 夫の顔も見ずに答えた
「挙式・披露宴共に 予定通りの列席者のみ!
ただ写真撮影で 屋外のシーンを撮ると思うから
式場向かいのビルから見えるかもね!」
幸か不幸か 式場は大きな並木道に面しており
当日は その並木道で撮影するカットも予定されている
式場向かいのテナントビルから ちょうど見えるはずだ
私もそこまで鬼にはなり切れず・・・
子育て中の楽しかった事を色々と思い出し
少し夫が不憫に思えた
夫が入浴中に 式当日のタイムスケジュールを書き出す
目立つように リビングテーブルに置いて
アパートに戻った
当日は お向かいから「家政婦」さんのように
影から見守っていて下さいな!
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2019年09月18日
2014年7月 暑気払い
暑さの厳しくなってきた7月末にかけて
冷房の効いている職場だったことに感謝しながら
毎日を いつもの通りに平穏に過ごしていた
そんな穏やかな日常の中
夫の同期で 私とも共通の友人Hくんから
暑気払いのお誘いがあった
美味しいと評判の博多料理店で待ち合わせ
私の体調が良さそうなのを見て取って
我が事のように喜んでくれた
裁判を起こしたことは伝えておいたが
その件に納得してはいても
いまだに別居していることに たいそう驚かれた(笑)
「体調 大丈夫なの?
一体 あいつ(夫)は何考えてんの?
病気のニャンままに裁判起こさせるほどのことをしておいて
別居を解消して 関係を修復しようという努力もしないの?」
全く おっしゃる通りでございます!っという感じ
彼は 本当に愛妻家なので 信じられないのだろう
とても可愛らしい奥様で とにかく仲が良く羨ましい
同じ職場結婚だというのに この違い(笑)
まぁ 原告と被告側関係者が同居しているのも不思議だが・・・
あ! そういえば原告側関係者でもあった!(笑)
久しぶりに会ったので
楽しいおしゃべりの話題は途切れることなく
美味しいお料理とお酒で 本当に楽しい時間を過ごしていた
もうそろそろ 電車の時間かな?というその時
Hくんの口から 驚くべきことを聞いた!
「今さらなんだけど・・・・
4月末頃に 被告側から
僕の上司に接触があったみたいだよ
あいつらがラブホに行ったとされる日には
飲み会の最後まで一緒にいて
バスで帰宅したのを見たのでラブホになんて行っていないはず、と
証言してほしいと」
あぁ 裁判当日 被告側から出された陳述書の事だ!!
宿泊されたとされる当時は その上司が夫たちの上司だったのだ
まぁ 今更ながらの話ではあるが
よくも抜け抜けと そんな頼み事を上司に依頼できたものだ
その上司が
本当にその陳述書を書いたのかどうかまでは
Hくんは確認していなかった
そこは突っ込んで欲しかった!というのが
正直な思いでもあるが(笑)
2ヶ月前に出されたものが 本人のものなのか
被告側が勝手に作成したものなのか
もう 確認する気力も無かった
どうぞ ご勝手に!という気持ちでしかなかった
なぜなら 出廷が終わってからも
入庫確認ばかりか
もっと証言を集めようとしているとか
無駄になりそうなことばかりしている、と
プー先生も 半ば呆れていたから・・・
とにかく次回は 9月4日!!!
まだ1ヶ月以上先だ・・・・
どんな展開になっても 先を見据えて
きちんと進んでいこう!と 改めて気を引き締めた
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2019年09月17日
感謝
9月の最初の連休が終わった
昨日から仕事が始まり
自分にとっての日常が戻ってきた
先週は 自分の通院や娘の結婚式等があり
仕事の合間を縫って 自宅とアパートの間を2往復した
O先生のところでの 定期検査
今回は 採血とレントゲンだった
外来に呼ばれて診察室に入ると
先生が じっと画像を見比べていた
「ニャンままさん
前回の検査時と特に変わった様子はないのですが・・・」
画像を見据えた状態のまま こちらを見ない先生の言葉に
今までも何度か経験したことのある胸苦しさを覚えた
そして ゆっくり振り向きながらの 先生の言葉
「少し 便秘気味ですね? 辛くないですか?」
アァーー びっくりした!!!
確かに 結構な便秘症で
今回もお通じがあまりなかったタイミングだった
「お恥ずかしながら その通りです
少しお腹は重い感じがしますが 通常の範囲内です」
側から見れば 笑ってしまうほど
何とものんびりとしたやりとりだったに違いない
他にも 腎機能の数値が少々下がってきているので
意識して水分を多く摂取すること!!
という注意をいただいた(毎回このシーズンには注意される)
和やかに 次回の予約をし
今回の検査も 大事なく無事に終わった
そして 土曜日にあった娘の結婚式
お天気に恵まれ 本当に良いお式となった
親類関係は 親兄弟のみ
6月に挙式したばかりの長男夫婦はもちろんのこと
二人の子連れの次男夫婦
そして幼稚園時代からの友人達や
学生時代・社会人になってからの先輩・後輩等
どの方々も 娘夫婦の門出を満面の笑みで祝福してくれた
新郎方の招待客は
学生時代の友人の方達を始め(これがまた大人数 笑)
職場の方々も 皆本当に良い方達ばかりで
新婦側の我々にも とても気さくに 楽しく応じてくれた
こんなにも暖かく 門出を祝福してくれる皆さん
新郎新婦はもちろんのこと
親である自分にとっても 本当に心強く嬉しかった
ここまで 生きていられた自分の身体と
どんな場面においても
いつも支えて続けてくれた子供達に 感謝しかない
夫は・・・
今となっては改心しているのだろうが
娘とバージンロードを歩ける日を迎えたことには
私自身が一番驚いている
娘も器が大きいな!!!と感心しきりだ
娘の心の中に ものすごい葛藤があっただろうことは
想像に難くない
この 表面上からは何の荒波感もない家族の間に
ここに至るまでには
まだまだ波乱の展開があった事を
振り返りながら 思い出しながら
一つ一つ綴っていくつもりだ
さぁ 今日も仕事を頑張って
気持ちを上げていこう!!!
毎日 楽しく笑えていられることに
改めて こころいっぱいの感謝を込めて!!!
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2019年09月10日
台風一過
昨日までの 台風15号の影響は凄いものでした
皆さんの地域では 被害は出ませんでしたか?
当方 自宅も 現在の単身赴任先(実家前)も
大きな被害もなく ホッとしております
90歳と82歳の老親たちを
避難させなければならない状況にはならなかったので
それだけは ホッとしました
私の勤務先からは " 自宅待機 " の指示が出て家にいたので
何かあった時には 避難させなければ!と緊張していたという・・・
大ごとにならず安堵しましたが
台風シーズンは終わらなそうなので まだまだ油断できませんね
今書いている2014年のこと
これから まだまだ続きます(笑)
ただ 今週は仕事のシフトが結構入っていたり
O先生のところでの定期検査
そして 週末には 娘の結婚式♡
・・・などなど 移動も多く結構ハードです
なので 更新はポツリポツリという感じになりそうです
ゆる〜い目で のんびり見守ってくださると嬉しいです
では 今日のところはとりあえず これで失礼します
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2019年09月09日
2014年7月 PET検査の結果
無言の夫とのドライブで Mクリニックへ
PET検査はいつもの通り無事に終わった
帰り道に 夫がボソッと・・・
「裁判 そんな風になっていたんだ・・・
今日の結果はいつわかるの?」
1週間後のO先生の外来診療日に
結果を教えてもらうと夫に告げたが
それには ただ頷くだけで
4月に入庫確認がされたと言う事実には
なんの言葉もなかった
裁判やら イレッサの副作用やら
様々なストレスを抱え込んでいたこの時期
正直 結果を聞くのが 今までで一番怖かった
いよいよ O先生に結果を聞きに行く日
今回は 結果を聞くのが主なので
採血だけで 他の検査がなかった
それで 予約は午後一番に入れてもらっていた
そんな自分を恨めしく思うほど
朝からどんどん気温が上昇して
病院に向かう頃には 溶けそうな暑さだった
実際に 診察室に呼ばれるまでに1時間
この日は妙に腰が痛んで
もしかして腰に転移?などと 余計な事まで考えてしまっていた
診察室に呼ばれた時 O先生は画像をじっと見ていた
" え? やっぱり転移しているのかな? "
一瞬 身構えてしまった
O先生は 振り向きざまに言った
「右側肋骨断面に多少の集積が見られるんだけど・・・
でも 転移と断定できるほどの大きさではないかな?」
え? でも集積が見られるのであれば転移なのでは?
「ここは 手術の時に 器具を通すために切った箇所です
患部に近かった箇所に一時的な集積が見られる事は珍しくありません」
そんなものなの? 少し納得いかずモヤモヤ・・・
「ニャンままさん どうしましたか?
転移していた方が良かったのかな?(笑)」
「いえ そうではなくて・・・
明らかにCEAが上昇しているのに転移ではない!と
言い切れるのかどうか不安になったので」
「うーーん なるほど ご心配はよくわかります
ただ 腫瘍マーカーはもちろん大事な判断材料ですが
それが全てではありません
あくまでも 全身状態も合わせてみての所見です
私の意見では
今すぐ何かをしなくてはならない程ではないと言う事
ただ 骨の断面に集積が見られると言う事実に対して
骨転移の検査を依頼することにはしました
もしそれで 転移がはっきりした場合
イレッサを中断して 抗がん剤投与の治療に切り替えます」
抗がん剤投与???
それを聞いた途端 頼むからイレッサ続けさせてよぉ〜と
心で叫んだ
さらに 現金なもので
抗がん剤を投与されたくない一心で
" 転移なんかしてない!!! " と
根拠のない自信を持ってしまった(笑)
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