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2018年05月31日

いつから・・・だった?14 PET検査

 
 技師さんに呼ばれたのに すぐに
 気づかなかった


 薄暗い部屋だったので ウトウトしていたんだろう

  
 
 いくつかある 検査室の一つに入る

 
 CTのような機械だけど ちょっとみ
 私には 区別がつかなかった


 相変わらず 狭い

 
 「とにかく 動かないでじっとしていて下さい」


 悪い癖で 何となく咳込みたくなってきた


 「咳が止まらなくなったらどうすればいいですか?」


 「それでも なるべく我慢してじっとしていて下さい」


 MRIのように大きな音もなく
 検査している実感もないまま・・・




 そこから2〜30分くらい経っただろうか?

 やっと終わって 着替えに戻る


 


 「あなたはどこのガン?」

 着替えの部屋で突然 70代くらいの方に
 声をかけられた


 「私は ガンで胃を全摘してるの 
  転移がないかどうか
  定期的にPET検査していただいてるのよ!」と



 とても顔色のいい綺麗な方だったのでびっくり!





 もし 自分がガンだとしてもあの人のように
 朗らかに笑うことができるのかな?



 急に 不安が押し寄せてきた







野菜をMotto!!レンジカップスープ






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2018年05月30日

いつから・・・だった?13 PET検査


 帰省していきた大学生・高専生の息子達も交え
 年末年始 表面上は楽しく過ごした

 

 喉の奥に何か引っかかっている感じはずっとしていた

 
 痰が絡んでいたのも事実だけど 何よりも
 これからの検査
 その結果
 症状に基づいた治療なり手術なり・・・

 全く予想できないので 心の対処の仕方がわからない


 何となく 大事になりそうな気分
 いや 自分に限ってそんなはずはないという気持ち



 初診時から行ったり来たりしている ふらふらした
 心持ちのまま PET検査の日を迎えた




 位置的には 電車で1時間弱の場所にある
 圏内でも有数の 大病院


 脳外科や放射線治療で名を馳せている所だ


 そこを紹介された時点で
 夫は私がガンであると確信した様子だった


 
 混んでいた!!!
  
 駐車場から始まり その病院のどこもかしこも
 患者さんやその家族の方で とても混んでいた

 


 受付に呼ばれて地下1階に案内される
  
 そこには 放射線科全般の受付があった


 ここにもたくさんの人

 「ガン患者ってこんなにいるの?」
 その頃には もうすっかりガン患者の気分だった


 一通りの確認作業の後 着替えをして
 小さな部屋まで看護師さんについていく


 この部屋に入る所から 放射線管理区域の
 大きなマークが付いていた
 いやに おどろおどろしく感じたのを覚えている


 注射器でFDG(ブドウ糖に似ている薬剤)を
 注入される

 
 何でも ガン細胞のような分裂が激しい細胞に
 放射線を出す物質らしく 
 ガン細胞が凝集していれば
 そこが光って映るようにする目印をつけるらしい

 
 点滴のようにゆっくり 確実に入れられた

 あまり いい気分ではないな・・・

 
 その後 大きめの病室のようなくらい部屋に行く

 
 パーテーションで区切られていて
 リクライニングチェアーが置いてある


 「これから 1時間ほど安静にしていただきます」
 
 「検査の順番が来たらお呼びします。
  その間のトイレ歩行などは問題ありませんが
  早歩きをしたりはしないで下さいね」


  身長が低く 胴長の私は 
  この椅子を ギシギシいわせながら
  フィットしない身体の調整をずっとしていた


 

 
  



 









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タグ:#PET

2018年05月28日

医師との接し方

 私自身は 3度の出産経験以外 
 いわゆる 大病の経験は無い



 長男が小学校4年生の時 小児慢性特定疾患で
 大学病院に3ヶ月入院したことがある

 その時は いつも先生に質問を用意して
 とにかく何でも聞きまくった

 
 難病指定だからといって 親が諦めてどうする?と



 
 なのに 今回は質問しようがない

 ハッキリと宣告されている訳でもないし

 先生も言いたそうな雰囲気ではあるけれども
 (肺腺ガンの疑いって言ってたのに)
 検査結果優先だと 教えてくれないし


 ひょっとして 違う病気なのかしら?
 
 素人では判断出来ない重大なことが
 レントゲン画像に写っていたのかな?


 わずかな自覚症状である咳込みも治まりつつあり
 自分でも 何をどう質問していいのやら・・・



 山ほどの疑問を一つ一つぶつけてみたいけど
 担当医は ちょっと距離を置いている


 信頼できる先生だとは思うけれども
 強引に聞いて 面倒がられたら嫌だな



 
 今になって思い返せば 何をそんなに
 遠慮してたんだろう?と思う

 病気になっているのは自分なのだし
 プロである担当医に 
 先生個人の見解でもいいので、と
 もっと突っ込んで聞いてみてもよかったのでは?



  
 この 年末年始のモヤモヤを経験したおかげで
 自分の病気に そして検査や先生方と きちんと
 向き合っていかなくては!と決心できたのだ



   


  





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2018年05月27日

いつから・・・だった?12 確定診断は?

 
 気管支鏡検査を終えて退院はしたものの・・・


 担当医からは 
 「肺腺がんの疑いがある」というままの
 病状説明のみだった


 
 いやぁ どうみたってガンじゃない?
 
 いやいや 何かのポリープかもよ?

 そうだよね・・・咳も止まって来てるし

 あれ? 入院の時の採血結果もまだじゃない?

 悪い結果だったら 言ってくれるよね?



 年末年始の忙しさに紛れてはいるものの
 ハッキリとした結果を言われていないので
 毎日 自問自答




 職場にも復帰したが 結果・治療諸々のことについては
 年明けに報告します としか言えないでいた
















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2018年05月26日

いつから・・だった? 11 結果は?


 病室に戻るまで 車イスの上で抜け殻だった

 検査前は あんなに饒舌だったのに

 
 何も考えられず ただただ終わった・・・と

 「もうしばらくは飲食できないので我慢して下さいね」

 誤嚥の恐れがあるからだそう



 ベッドに横になると 緊張が解けてきたせいか
 体のあちこちがギシギシとしてきた


 
 ” あまりの咳込みと痛さで 余計な
  力が入ってたんだろうな・・・”

 
 とにかく ホッとしたと同時に
 これからの治療は どんな事をしていくんだろう、と
 今まで感じた事のない 不安を覚えた



 夜の面会時間には 夫と娘が来てくれた

 いかに「壮絶な」検査だったのか
 力説したのだが もちろん実感がある訳でもなく(笑)


 
 自分の不安を悟られないように
 コントのように話をしていた


 

 検査結果は年明けだとのこと

 「別の病院でのPET検査の結果と併せて
  お話しさせていただきますね」



 
 えーーーーーーーーー???

 年末年始の楽しみが いっぺんに
 黒雲で覆われてしまった



 こんな状態で 年越しするのか・・・・

 
 何だか納得いかないままに
 一泊二日の入院を終えた
 




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2018年05月25日

いつから・・・だった? 10:気管支鏡検査

 咳が止まらなくなってきた



 咳が止まらなくなってきてからは 息苦しいのが倍増し
 検査本番前だというのに 涙が出てきた

 
 吹きかけられる麻酔薬も にがいし 苦しいし


 舌を引っ張り出したままの間抜けな姿勢で
 少し間を開けながら 4〜5回麻酔をスプレーされた

 


 そして・・・やっとのこと 検査のためのベッドに乗るように促される 


 この頃には 姿勢を変えるだけでも咳き込みが激しくなり
 涙と 鼻水と よだれとで 顔面は悲惨なことになっていた
 

 血圧計や 酸素濃度計測の指クリップ
 鼻に酸素のチューブを付けられ 
 アイマスクのように ガーゼを被せられた
 
 そして 軽く体を固定される

 

 マウスピースをはめられ いよいよ 気管支鏡挿入!!!

  

 もうーーーー 最初っから無理!!!
 
 苦しいし 痛いし 咳はますます酷くなるし・・・

 
 

 看護師さんが
「咳き込むと 気管支鏡が上手く入っていかないので
 できるだけ呼吸を深くして 力を抜いてください!」と



 ・・・んなことできる状態ではございません!!!!!


 そいつが入っていくのがハッキリとわかるのだから!

 
 これって 麻酔効いてる??って文句言いたかったくらい


 咳き込みが激しく 喉を通すだけでもすごい騒ぎ!




 「血圧196!!! ゆっくり深呼吸してください!!!」


 
 深呼吸なんて できるものならとっくにしてるわ!!!(怒)


 身体をよじって逃げ出したいほど

 実際 よじったようで 看護師さんに押さえつけられた



 喉元過ぎれば・・・・って 
 
 そこからも気持ち悪かった

  
 右の鎖骨の下あたりを 気管支鏡が入っていくのがわかる
 


 「はぁい 取りまぁ〜す」(何を?あ、組織か)
  
 「はぁい 擦過しまぁ〜す」(ゴシゴシ)
  



 このゴシゴシが 気持ち悪かった!
 
 体の中なのに ハブラシで擦られてるように
 ハッキリとした感覚があった

 骨にも響くというか・・・

 頭の中 パニック・・・・・・・・




 「はい 無事に終わりました 抜きますね」

 
 
 気管支鏡を戻す時も えずくような感覚




 

 咳き込み 泣き喚いた(実際には声は出せない)
 悪夢のような時間が やっと終わった




 

 
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タグ:#気管支鏡

2018年05月24日

いつから・・・だった? 9:気管支鏡検査

検査当日

 
私は 午後に検査予定だったので
朝食は通常通り

午前10時からは 飲食は一切禁止となる



水も飲めないんだ・・・と思っていたが
しっかり 点滴につながれた

何か体に入れてもらっている、と思っただけで
喉の渇きもそれほど感じなくなる(現金www)



担当の看護師さんが迎えに来る

おぉ〜〜 車イスだ!
点滴しているだけで何ともないのに
乗せていってもらっていいのだろうか?


初めて「患者」になった気分


何だか「ハイ」になってしまい
検査室に向かうまで 看護師さんに向かって
おしゃべりし通しだった




検査室に入ると 「メガネ男子」とでも
呼びたいくらい 若い先生が近づいてきた


「これから麻酔をします。 麻酔といっても
 もちろん全身麻酔ではなく 喉の部分のみになります」



自慢じゃないが 内視鏡の類は経験がない


昨夜 一連の流れの説明は受けたはずだったが
ここにきて 若干の恐怖心


看護師さんがきて 腕に筋肉注射

は?これ麻酔じゃないよね?





「はい 口を大きく開けてください
 それから 舌をご自分で引っ張る感じで 
 前に出していてくださいね
 麻酔薬を 喉奥に スプレーで噴霧していきます」



スプレー???  噴霧???


そんな感じの麻酔って言われてたっけ?


 
ヨダレ出ちゃうじゃん、と突っ込もうとしたら
頭を斜め上にされ ガーゼやら何やら巻かれた


そして ガーゼを持たされ 滑らないように
そのガーゼで舌を挟んで 引っ張り出す


これだけでも 苦しくなって来るんですけど


 
「唾が出てきても 飲み込まずにティッシュに
 吐き出して取ってくださいね。
 はい! スプレーします! 息を吸って〜〜〜」


おもむろに 
シュコッ! シュコッ! シュコッ!


” なんだこれ?”


言われた通り 視線を斜め上にキープしながら
喉の奥に向かって スプレーされてる車イスの自分



先生の指示通り 「吸って 吐いて〜」を繰り返す

段々と 喉が腫れて来るような感覚!
  

え???  息苦しいんですけど!!!

今すぐ下を向いて 色々吐き出したいんですけど!




歯医者で麻酔をされ 歯茎がすごく腫れ上がって
感覚がなくなって来る あの感じが喉の奥に・・・



息が苦しいーーー!!!
もうやだーーーー!!!!!





苦痛なく検査を受けるための麻酔で
すでに 苦痛まみれになっていく自分


 
落ち着いていたはずの咳が 止まらなくなってきた








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お祝いや内祝に!【ヨックモック】






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2018年05月23日

いつから・・・だった? 8

2011年のクリスマスも終わる頃

気管支鏡の為に総合病院に入院

紹介からの診察・PET検査とバタバタした初診時から
時間を置いたせいか 特に緊張もしなかった


咳と嗄声(させい:声枯れ)が落ち着いてきたことが気持ちを
楽にさせていたのかもしれない

その他には 自覚症状らしいものは感じていなかった




入院初日は 血液検査・CT検査、栄養士さんとの面談
全て 終わってから 翌日の検査日程の詳細説明



出産以来の入院なので 少々気負っていたところもあったが
栄養士さんに「好き嫌い・アレルギー」等を聞かれる頃には
すっかり リラックスできていた



「いちじくがお嫌いなんですね?」と
若い栄養士さんにニッコリと確認された


その時 自分の中での一番食べられない物が
「いちじく」しか思い浮かばなくて(笑)

小さい頃 いちじくの木に触れただけで
身体中に蕁麻疹が出たことがある

触れただけで酷い思いをしたのに
それを口にするなんて 自殺行為でしかないと
いまだに思い込んでいる

家族や友人たちは 皆いちじくが大好きなのに・・・

食べられないなんて可哀想、とまで言われているのに・・・




栄養士さんが笑ったのは その日の夕食に
「いちじくのコンポート」が出るはずだったので
確認できて 安心したからだそう


その一点だけで もう私は「ラッキー!!!」と
大喜び!



好き嫌いはほとんど無いと自覚しているが
調理法によっては食べられない物もある中 
” ポンっ”と「いちじく」の名前が浮かんだのだから




何か 見えないものに守ってもらっているのかも?

 


特に 信心深くも無いはずの自分の発想に驚いた



























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2018年05月21日

孫に会ってきた


今月で初孫も2歳を迎えた


とっても元気な女の子
次男である息子にそっくりで
なかなかのお転婆さん(笑)



2012年に 右肺の上葉を取った後は
” 何年生きていられるのかな・・・?”
なんて ドラマで見たような感覚になってた


喉の奥が詰まってしまったような
呼吸が半分しかできていないような

毎日何となく 息苦しさを覚え 
言葉には表せない精神状態だった



まさか こんなにも長く そして元気で
生きていられるなんて 考えもしなかった



ただ 孫娘を追いかけるのにも
すぐ息が上がってしまうのも事実
・・・年のせいもあるのだろうけど



今年の11月には 二人目の孫にも会える予定

なんてうれしいこと!!!



今月初めの 定期検査は 何事もなかった

来月初めには また別の検査がある



一つ一つ きちんと検査して
乗り越えていこう!


大丈夫!

きっと来月以降も 楽しく 笑えてる!!!



















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タグ:#孫

2018年05月20日

いつから・・・だった? 7

空腹だったはずなのに 帰宅後は食欲がない

いや 感じなくなったのか・・・



PCとのにらめっこが始まる


「肺腺ガン」

・肺がんの中の ”非小細胞性”と分類される
・喫煙との因果関係は弱い
・男性より女性の方がかかりやすい傾向
・重い肺の疾患にかかった人はリスクが高い
・自覚症状が出にくい


どのサイトを見ても おおよそこのようなことが書いてあった





確かに 私は喫煙経験は全くない(遊びでくわえた事すらない)

肺結核等の重い肺の病気にもなった事はない(小児喘息は経験したが)

自覚症状らしいものもない
 (この時はそう思っていたが 実は関係ないと思っていた症状があった!)




いくら原因が特定できないからって 何故・今・私なの?



大学生 高校生二人の3人の子供達


乳幼児や小・中学生よりは大人とは言え  まだまだ別れたくない


それぞれの道が 大まかにでも見える時期までは生きていたい



大きくなっていても やはり大好きな子供達

 


子離れできない親なの?私   なんて考えてしまった















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プロフィール
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ニャンまま
2011年12月に肺腺ガンの疑いと宣告される。 翌年2月に右肺上葉を切除。2014年に右腎臓摘出。 その間 何度か部位を変えて転移するも現在に至る。 2019年12月にパーキンソン病の確定診断を受ける。
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