2011年09月11日
MRIの結果
お風呂上りに胸をぎゅーっとつかむとジワッとでてくるんです
旦那さんが高プロラクチンについてパソコンで調べててくれて
「炒り麦芽がいいらしいよ漢方薬みたいやで」
必死で調べてくれました
そして、検査結果を聞きに受診してきました。
「悪性ではないようです。良性の下垂体線種です。内服でホルモンは下がるでしょう。脳神経外科へ行きますか?」
もう飲み薬ですむならいいよ。早く母乳を止めてくれ。
診察待ちは1時間だったり、疲れモードでした。
治したいっていうより、現状を戻してほしい感じです。
なんて・・・内心思いながら・・・
テルロンというお薬をもらって帰ってきました。
高プロラクチン血症
脳腫瘍を除くとパーロデル、パロラクチン、テルロンなどの投薬を行うのが普通で、不妊症の方に対してはプロラクチンの値が正常であってもこれらの投薬を行うことにより
妊娠する率が高くなることも知られています。
投薬をどれくらい続けなければいけないかについては、個人差がありますので何とも言えませんが、通常一日二回の内服で一週間以上投薬すれば正常値になることが多いと思います。しかし、投薬を中止すると再上昇することもまれではないため、服用を中止したあとでも何度か測定してみた方が良いでしょう。
なお、高プロラクチン血症に伴って無排卵が起こり、その結果生理が不順になったり無排卵の状態にあった場合、これを治療することで排卵が復活し妊娠に至る場合があります。また、不妊治療の一つの方法として高プロラクチン血症治療薬を使用するのも同様のことを期待してものもので、これはプロラクチン値が正常範囲にあっても効果が期待できるものでもあります。
ところで、こうして妊娠した場合、はたして妊娠が判明した時点で薬の服用を止めてしまっても良いのでしょうか?
この答えは、下垂体腫瘍の方を除けば「YES」です。
本来妊娠すると同時にプロラクチンの分泌が盛んになるものですから、何もそれをさえぎるようなことをする必要はないわけです。
しかし、脳下垂体にプロラクチン産生腫瘍がある場合には、妊娠によって腫瘍が急激に腫大してくる危険があり、その結果視野に異常が現れたり頭痛や吐き気、めまいを感じたり、最悪の場合には下垂体卒中(下垂体に出血をおこすために起こる脳卒中)により生命に危険を及ぼす結果となりかねません。
したがって下垂体腫瘍がある場合には薬の服用を続けていくべきだと考えられますが、高プロラクチン血症治療に用いる薬剤の胎児に対する催奇形性については現在は問題ないと考えられていますからあまり心配することはないと思います。
旦那さんが高プロラクチンについてパソコンで調べててくれて
「炒り麦芽がいいらしいよ漢方薬みたいやで」
必死で調べてくれました
そして、検査結果を聞きに受診してきました。
「悪性ではないようです。良性の下垂体線種です。内服でホルモンは下がるでしょう。脳神経外科へ行きますか?」
もう飲み薬ですむならいいよ。早く母乳を止めてくれ。
診察待ちは1時間だったり、疲れモードでした。
治したいっていうより、現状を戻してほしい感じです。
なんて・・・内心思いながら・・・
テルロンというお薬をもらって帰ってきました。
高プロラクチン血症
脳腫瘍を除くとパーロデル、パロラクチン、テルロンなどの投薬を行うのが普通で、不妊症の方に対してはプロラクチンの値が正常であってもこれらの投薬を行うことにより
妊娠する率が高くなることも知られています。
投薬をどれくらい続けなければいけないかについては、個人差がありますので何とも言えませんが、通常一日二回の内服で一週間以上投薬すれば正常値になることが多いと思います。しかし、投薬を中止すると再上昇することもまれではないため、服用を中止したあとでも何度か測定してみた方が良いでしょう。
なお、高プロラクチン血症に伴って無排卵が起こり、その結果生理が不順になったり無排卵の状態にあった場合、これを治療することで排卵が復活し妊娠に至る場合があります。また、不妊治療の一つの方法として高プロラクチン血症治療薬を使用するのも同様のことを期待してものもので、これはプロラクチン値が正常範囲にあっても効果が期待できるものでもあります。
ところで、こうして妊娠した場合、はたして妊娠が判明した時点で薬の服用を止めてしまっても良いのでしょうか?
この答えは、下垂体腫瘍の方を除けば「YES」です。
本来妊娠すると同時にプロラクチンの分泌が盛んになるものですから、何もそれをさえぎるようなことをする必要はないわけです。
しかし、脳下垂体にプロラクチン産生腫瘍がある場合には、妊娠によって腫瘍が急激に腫大してくる危険があり、その結果視野に異常が現れたり頭痛や吐き気、めまいを感じたり、最悪の場合には下垂体卒中(下垂体に出血をおこすために起こる脳卒中)により生命に危険を及ぼす結果となりかねません。
したがって下垂体腫瘍がある場合には薬の服用を続けていくべきだと考えられますが、高プロラクチン血症治療に用いる薬剤の胎児に対する催奇形性については現在は問題ないと考えられていますからあまり心配することはないと思います。