溶接が上手くなるコツTIG編！: 気ままな溶接工のDIYブログ

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2017年09月07日

溶接が上手くなるコツTIG編！

カーリーです。

TIG溶接はただ溶かすだけなら誰にでもできます。溶接棒を入れながら溶接するのも、慣れれば簡単にできます。

初めての人や、まだあまり慣れていない人なら、まずタングステンを母材にくっつけないように動かす練習をしてみましょう。それに慣れたら、左手に溶接棒をもち、溶融池にチョンという感じで入れてみます。溶けたのを確認したらゆっくり動かしながらまた棒をチョンと入れていきます。

これを繰り返すとウロコのようにビードが形成されていきます。

これがスムーズにできるようになったら、ローリングを試してみましょう。

ローリングは、トーチを転がしながらジグザグに前に進んでいきます。YouTubeなどでも投稿されていますが、ペンでジグザグを書き、それをなぞるように進んでいきます。

動きは、こじんまりしたような小さい動きではなく、大胆にダイナミックに手首を動かしましょう。

最初はぎこちない動きでも、徐々にスムーズな、まるで手首を回す体操のように円を描きながら進めるようになります。

手首の動きを毎回同じ位置で転がせるように頑張ってみましょう。すると自然と綺麗な溶接ができるようになるはずです。

ちなみに、半自動とアークはスパッタが出ますが、TIG溶接の場合スパッタもカスも全くでないので、後処理が楽です。そして薄物でも溶接できるので、DIYには大活躍します。
ぜひ挑戦してみて下さい。

↓こちらは狭い所にもトーチが入るアタッチメントです。