中年男の転職

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。

直属の上司に「話があるのですが、明日にでも時間を頂けないでしょうか？」と切り出しました。
２６年間働いた会社に対しての運命の瞬間です。（とうとう言ってしまった。）
その後、ビールを飲んで、帰宅しました。

電車の中でこれでいいのか、と思いましたが・・・・
明日、どのように退職の意思を伝えるか考えました。（ほぼどのように言うかは決めていましたが・・・）

失業保険のことやハローワークのことはほぼ調べていました。

私が退職した時期の雇用保険は、勤続年数２６年で４０代後半、自己都合だと１５０日、約５ケ月です。
ちなみにどんなに勤続年数があっても自己都合の給付日数は最大で１５０日、待機期間は３ケ月です。
会社都合だと比較的短い勤続年数でも約１年、しかも待機期間はなし、失業が認定されればほぼ直ぐに給付開始。
凄いさ差です。

でも会社都合にはなかなかできませんよ、至難の業です。
会社も自己都合にしたがります。
理由はいろいろあると思いますが、それについてはのちのち書いていきます。

さぁーて、明日、直属の上司と面談です。

会社を退職する決断を自分なりにしました。
仕事ができる先輩が辞めることになったようです。（なんかそんな感じが半年前からしてました。）
いろいろ理由があると思いますが、仕事ができるのに周りの人から嫌われている感じでした。
かなり優秀なのにはずれの仕事ばかり回されてました。みんなの前でちょっとしたミスを
責められたリしてました。なにもそこまで言わなくてもって感じです。
やはり会社自体が危うくなると誰かを集中攻撃するのですかね。

次は僕の番かなって感じです。
なんかそういう空気が流れてきました。

以前はいい会社でみんなで旅行とか行ったりしてましたけど。（２０代のころは会社は楽しかったです。）

ケンカ別れするよりもここは和やかに退職する決意をしました。
円満退社が一番です。

まずは失業生活のことを書いてある本を買いました。
そして直属の上司に話すことを決意しました。

なんせ２６年間も務めた会社なので、なかなか決断ができず
綱渡りの仕事をしていました。

ある日、どう考えても成功しそうにないプロジェクトに派遣されそうになりました。
以前にもこんなことがありました。やはりそのプロジェクトは失敗しましたが・・・
まぁーその時は大変でしたよ。平日は朝８時から夜の１０時過ぎまで、土日は出勤
３週間休みがありませんでした。

またそんな仕事に派遣されるのかぁー
やはり社内ＳＥ、社内プログラマーがいいですよ。
私は基本、社内ＳＥ、プログラマーでしたがだんだんとそのような仕事が減ってきました。
そうなんです。これからはプロジェクト単位で半年から１年、２年と、どこに派遣されるか
わからない仕事ばかりになっていくのです。近場ならいいのですが、また転勤となると。

中小企業だから支店がないから転勤はないと思ったら大間違い、
この会社にいると、どこに派遣されるかわからないようになってしまいました。
一度派遣に承諾してしまうとそりゃもうずーと遠方に派遣です。
何人か社内にそういう人がいました。その人は仕事だから前向きにって言ってました。
でもそのうち数人は家族持ちでしたけど離婚しました。そりゃーあんだけ転勤が多いと。
しかも会社を辞めた人もいました。

やはりこの会社、仕事は辞め時だと思いました。
そして、辞めるための準備をしようと思いました。
失業保険のこと、ハローワークの使い方、実際４０代後半の求人とはどんなものか。
そして何より家族との相談 ←これ一番大事、下手すりゃなにもかも失います。

あ、そういえば求人で多いのがやはり飲食関係、介護医療関係、あとなんとＩＴ関係です。
でも応募者は少ないようです。飲食、介護、ＩＴはきつい仕事ってイメージがあるからかな。

まずは情報収集して下準備してから行動しよう。

会社を辞めた他の理由は
辞める２〜３年前からやたら勉強会や課題（宿題）みたいなものが多く出されるようになり完全に休日はパーです。正直この仕事はプログラムを組むのが趣味で、何も言われなくても帰宅してからも、休日も、自発的に勉強を継続していける人間でないと長くは務められません。私のような４０代後半のコピペプログラマーには到底無理だとわかりました。最後の方の仕事なんか毎日が綱渡りでしたよ。精神的にもかなりきつい。

ここで思ったプログラマ、ＳＥになるための条件
１：プログラムを組んだり、ＩＴの勉強をするのが趣味である。（４０代、５０代になってからもずーと）
２：家庭よりも仕事を優先することができる。
（ずーと独身を覚悟する、デート中に呼び出し電話があるかもしれない）
３：タフであり、ストイックな人間である。
（病気で休んだりすると大変なことになることもしばしば、体力勝負みたいなとこもある）

話が辞めた理由にもどりますが、
そもそも２６年も経ってから変な話ですが、自分はこの仕事向いてないんと違う？・・なんて思うようになり。
俺の人生このままでいいんかなー、このままこの仕事続けてても地獄やし、希望もないし、給料さがるわりには仕事量が増えるし、このまま人生ＴＨＥ　ＥＮＤみたいな。

でも４０代後半で転職なんて、世間では４０代後半にもなるとコンビニのバイトもないような・・・
同じ職種には就きたくないし。
正社員採用なんてあるのか？、あったとしても、もっと現状悪化するような・・
そもそも生活していけるのかなど、ましてや家のローンも残ってるし。(ToT)
不安がてんこ盛りでした。

２６年間務めた会社を辞めた理由、それは３０代後半になってきてＳＥ、プログラマーの仕事についていけなくなりつつあったこと。
主にプログラマーの仕事がメインでした。しかも使用していた開発言語が変わりますますしんどくなってきました。
４０代後半から新しい開発言語などなかなか大変です。

あと開発納期が短いので、休日出勤もあり、平日は家に着くのが２２時過ぎ、それから御飯食べて寝るだけ。
トラブったら当然のごとく突然電話がかかってきます。
最悪だったのが引越しの最中に今からすぐ来てくれというのもあった。さすがにそれは・・・
こんなんだとおいそれと休みに旅行にも行けません。出発日、旅行中に電話がかかってくるかもしれないので。
旅行をキャンセルして出勤した人もいた。
まぁ書き出すといろいろあるのでこの辺にしときますが。

唯一ましだったのは人間関係はそれほど悪くはなかったことです。（人間関係ではあまり悩みませんでした）

あと、辞めるきっかけの一つになったのが子供が生まれてすぐに転勤になったこと。
かなり腹が立ちました。我が家は共働きなので致命的です。
でもこの転勤は程なくして戻れたのですが。
でも結構こういうことあるんですかね、話で何回か聞いたことあるのだけど、子供が生まれた途端とか
家を買った途端に転勤とか。

家族持ち、妻（４０代）、子（小学生）3人家族で中年男（４０代後半）が２６年間務めた会社を辞めた後、どのようになっていくかを書いていこうと思います。（実話です）

約２６年間、ＩＴ関連会社でＳＥ、プログラマーとして働いてきましたが、わけあって退職しました。
３５歳位からずーと１０年間辞めようと思っていました。
次回は、退職理由や、悩んだことなどを書いていこうと思います。