課長の資格「ビジネスマネジャー検定」その学習ブログ

フランスのスタンダールという小説家、「スタンダール」はペンネームらしいのですが、この人が言ったんです。



「恋の情熱においてもっとも驚くべきは第一歩である」

恋愛論(上) (岩波文庫)

ようするに「取っ掛かり」がもっとも重要であるという事なんだと思います。とにかく始めるという行動。



なぜ、こんなことを言うのかというと、「アイディア」を生み出す為に必要なもの、状況、は何だろう？と考えたんです。有名な人たちの例でいうと



・りんごが落ちるのを見て万有引力を発見したニュートン

・お風呂の中で浮力の原理を発見したアルキメデス

・たばこを買いに出かけた帰りに火花のようにアイディアが浮かんだラッセル

・就寝時、天井板の年輪をみて眠り、翌朝、気分転換でキャッチボールをしているときに仮説が浮かんだ湯川秀樹



つまり、アイディアとは予想もしていない瞬間に浮かぶもの。では、偶然ではないか？と思いますが、そうではないんです。



ものが地面に落下する場面やお風呂に入る事、買い物帰りやキャッチボール、誰でも同じ経験をすれば同じ感覚をうけます。しかも、何度も経験しているはず。でも、落ちるりんごやお風呂でふわふわの経験が、なぜ万有引力や浮力に思い至ったのか？



重要なのは「なぜその時ひらめいたのか？」











その答えは偉大な発見者すべての人が言っています。


常に考え続けていたから　









すでに、考え及んでおり着想の一歩手前にいたんです。そこまで考え及んでいたからひらめいたんです。



だから、ニュートンで例えれば、手にしていたペンを落としたとき、そこまでの考えに達していればその瞬間に万有引力の概念に辿りついたんだと思います。「ニュートンのペン」になっちゃいますよね。



つまり、問題を考えている事が重要なんだという事だと思います。ある仕事に取っ掛かり、それに浸かっている事、仕事に関して「現役でいる」事が重要なんです。



アイディアは何もないところに突然現れたのではなくて、潜在意識の中で着実に思考が進んでいるんです。何かのきっかけに意識が顕在化した時、外から見るとたまたまアイディアが生まれたように見えるだけなんです。



重要なのは「常に問題に立ち向かい取り組んでいた」事なんだという事。



「考え抜く」という事の話がここでも出ましたね。来期の戦略策定がんばります。少しやる気になっていただけたのならば幸いです。はなからやる気です！って方にはくどかったかな(笑)



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