ホラー好きのフライマン
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2016年01月30日

浜益海岸でもアメマス



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 海水浴場の一本防波堤横で釣果


 いつもは釣行の難しい土曜日だが、ポッカリと時間が空いたことから、ショアトラウト狙いで浜益海岸に赴いた。
 この時期の釣行先は、アメマスやサクラマスの期待できるポイントに絞られ、「自分はフライフィッシャーだ」ということを忘れてしまうのもたびたび。

 今回の浜益海岸は、昨年12月24日に訪ねた釣行先。その時は、浜益海水浴場のある一本防波堤横のワンドや、毘砂別海岸でルアーを投じたが、一度のアタリもなく終わった。
 その時の釣行記をブログに掲載したところ、浜益をよく訪れるkojiさん(ブログ:このへん釣れマスか?http://blog.goo.ne.jp/qqxq4xvdsongocnnejp)からコメントを寄せていただいた。コメントには、浜益海岸の常連のアングラーは、2月に入ってから訪れるとのこと。それからすると、12月24日の釣行はかなり早かったようだ。
@.jpg 
 そして今回、1月最後の土曜日ということもあり、期待を込めて釣行した。
 初めに入ったのは、毘砂別生活館から浜益市街地に500mほど行った、国道脇の崖下ポイント。ここは、アメマスのほかサクラマスも期待できるために、春先から多くのアングラーで賑わう。
 この時期としては波も穏やかで、風も思っていたよりも強くはない。それなのに、海岸線にはアングラーの姿は見えない。雪が深く降り積もった、海岸に降りるあぜ道には、足跡が残っていないことから、少なくともここ数日の入釣者はいないようだ。

 崖を下った直ぐ目の前のポイントに場所を構えた。波打ち際から離岸流も発生していて、期待は高まる。が、遠投したメタルジグ、ジグミノー、深場で泳がせたミノー、スプーンへの反応は全くない。「まだ早かったのか」と疑心暗鬼になりながら、それでも2時間粘るったものの一度のアタリもなかった。
B (2).jpg
 この場所から、浜益海水浴場の奥にある一本防波堤に移動。防波堤横のワンドは、昨年春に初めて入った時に、3匹のアメマスがヒットした場所。その後も、釣行するたびにアメマスはヒットしたが、昨年12月の釣行ではノーヒットに終わった。

 国道横にある海水浴場の駐車場には、札幌ナンバーの車が止まっていた。駐車場から海岸を見ると、防波堤横で車の持ち主らしいアングラーが竿を出していた。邪魔にならないように、そこからかなり離れたところに釣場を構える。そして、ルアーを投じながら先行者の様子をチラチラ見やった。

 一本防波堤から内側の海岸は、100メートルほどのワンドを形成しており、さらにその先にも浜益川導流堤まで砂浜が続いている。一本防波堤横から50メートルほどの区間が急深ポイント。これまでの経験から、このポイントを離れると遠浅となり、釣果は薄くなる。アメマスを狙うには、魚の溜まる防波堤横のポイント確保が絶対条件だ。
B (1).jpg
 防波堤横に場所を据えた先行者の釣果は、確認できたものだけで40センチ強と30センチほどのアメマスが2匹の計3匹。早い時間から入っているのならば、もっと釣果があったと思われる。
 その先行者のいる場所から、100メートルほど離れたところでルアーを投じるが、いくら遠投してもアタリはない。ルアーチェンジを何度も行ったが、ポイントが外れているのか、最後まで反応はなかった。
 ただ、海水浴場のワンドでアメマスが釣れているということは、海岸でも岸寄りしているのは間違いない。朝、夕のまずめには釣果が高まるものと思われる。

写真@:毘砂別から浜益にかけての海岸線。人気ポイントだが釣人の姿はなかった、同A:国道横の崖下でルアーを投じるも、アタリはなかった、同B:浜益海水浴場奥の一本防波堤。防波堤横のワンドではアメマスが溜まる
 


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2016年01月28日

中盤迎えた「あめますダービー」



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千走漁港でフライに釣果

 
  釣果登録の低迷が続いている「島牧アメマスダービー」だが、低調だったフライ部門で1月26日に5匹の釣果が登録された。この内3匹は恵庭・瀬川吉善さんで、記録は63p、67p、69pといずれも好サイズ。

 また、同じフライ部門で札幌・藤原大介さんが63p、島牧・鈴木正年さんが68pを登録した。釣果のあったポイントは千走漁港と横間。特に、時化を避けて入った千走で釣果が見られた。反面、ルアーは大会早々に太平川河口などで釣果が見られたものの、1月15日以降の釣果が登録されていない。
1月2日 74p.gif

 例年、寒気の強まる1月中旬からフライへの反応が増して、ルアーの釣果は下がってくるが、今年はいつもの年以上にこの傾向がはっきりしているようだ。原因のひとつには、例年以上に時化が多いことも上げられる。
 荒天の影響は、あめますダービーだけではなく、島牧から北部方面でも現われているようだ。特に雷電海岸や岩内、裏積丹、表積丹でその傾向が強まっているように感じる。
 2月からは雄冬、増毛方面でもショアトラウトの岸寄りが進み、釣行先も広がっていく見通しだ。果たして、例年のような釣果が見られるだろうか。
 
 写真は「2016あめますダービーin島牧大会」で、1月2日に江の島海岸レスト裏で最長の74pをフライで釣り上げた札幌の金田敏郎さん

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2016年01月25日

半月ぶりの釣行先は積丹



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ポイントを駆け足で回るがノーヒット
 

 1月7日以来、約半月ぶりの釣行先は積丹の各海岸。今年に入って3回目となる今回の釣行は、道内各地で今年の最低気温を記録。当然、積丹もマイナス10度近くまで下がる最悪の環境だった。ただ、小樽から古平にかけて吹雪模様だったのが、美国を越えると降雪も一段落。積丹の突端では一時青空も覗かせた。
 途中で立ち寄った野塚のゼロワンドは、時化てはいなかったが波のストロークが長く、よほどの遠投を行わなけでばヒットが難しそう。
  野塚からさらに進路を進め、向かったのは余別川河口海岸。余別川の流れ出るワンドの岩場は、波が覆い被さり立ち入ることができない。仕方なく河口横の海岸から、沖にある岩の周りを探ったが全く手ごたえはない。
@.jpg
  A.jpg









  諦めて、余別漁港手前の来岸漁港に移動。港内では、船着き場の隣にある砂浜でアングラーが黙々とルアーを打ち込んでいた。こちらも、港内の中心に向けてメタルジグを放ち、ミノーを泳がせる。さらにスプーンまで投入するが、追ってくる魚はいない。この漁港でのいつもの取り組みで、防波堤の外海に切り替える。防波堤基部の砂浜でも、アングラーが沖に向かってルアーを打ち込んでいたが、手ごたえはないようだ。
 外海にルアーを遠投して、しばらく粘ってみたがアタリはない。ここまでは計算済みで、本命のきびなご餌の浮き釣りに切り替える。この場所の浮き釣りで、坊主となったのは一度だけ。それも、時期の外れた季節のことで、それ以外は大なり小なり釣果はあった。
B.jpg
C.jpg








 しかし、今回はいくら粘ってもアタリは来なかった。海の様子が変わったのだろうか。ここまで釣果がないのならば、と積丹の各ポイントを駆け足で回ることにした。
 次のポイントは入舸漁港。漁港内は、積雪量が多く内防波堤から先は車で行くことができない。前回スプーンでアメマスを上げた船着き場の深場を中心にジグやスプーン、ミノーを打ち込むが、魚の気配は感じられない。さらにここから車で10分ほどの幌武意漁港に向かう。幌武意漁港のポイントは、内防波堤の外海。アメマスよりも、サクラマスの溜まる場所として知られているが、この時期はアメマスが中心だ。だが、ここでも粘りは通じなかった。
D.jpg
E.jpg









 札幌に帰る途中、美国・小泊海岸に立ち寄る。前日には、何人ものアングラーが入ったのだろう、足跡があちこちに残されていた。この海岸は、遠浅のためにそれなりの遠投が必要だが、巻き上げたルアーには海底に沈んだ枯葉やゴミなどが付いてくる。時化が続いて底荒れが起きたのだろうか。ここも1時間ほど粘ったが、残念ながら運にも見放されたようで一度のアタリもなかった。

写真@:アングラーの姿は見えない野塚のゼロワンド、同A:余別川河口海岸には波が押し寄せて、岩場に上がることができなかった、同B:来岸漁港にはアメマスは入っていなかった、同C:外海の浮き釣りでも釣果は得られなかった、同D:幌武意漁港の外海もアメマスやサクラマスのポイントだが、ここもアタリはなかった、同E:美国・小泊海岸は底荒れが起きていて、枯葉やゴミがルアーに絡みつく


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2016年01月22日

天候回復でショアトラウトに期待



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 美国海岸や古平川河口でも釣果

 道南や道東に、大きな被害をもたらした台風並みの低気圧が去って、日本海や噴火湾沿岸ではショアトラウトへの期待が高まっている。新聞社などの釣り情報によると、福島・松前から江差、瀬棚にかけての日本海オロロンライン沿岸で、サクラマスが急上昇しているとのこと。
 海アメマスも、島牧から積丹にかけての沿岸でシーズンを迎えており、日毎に釣果が高まってきている。これからさらに北上して、浜益や増毛方面でもショアトラウトの岸寄りが進む見通しだ。
2016y01m21d_233142823.jpg

 札幌から近い積丹や浜益、苫小牧などのショアポイントは、サクラマスはともかくとして、時化ていなければ海アメの釣果が期待できる。中でも古平川河口海岸や美国・小泊海岸、苫小牧・元町海岸、苫小牧東港などの釣場は釣行しやすく、アングラーが集中しそうだ。
 さらに、確実な釣果を求めるのならば積丹方面がお奨めで、定番の野塚海岸や浜西河のほか、来岸漁港、余別川河口、入舸漁港、幌武意漁港と期待できるポイントが揃っている。また、時化ている時でも、風向きの違うポイントに移動することで、落ち着いて釣りのできるところもある。計画さえしっかり立てていれば、無駄足を踏むことはなくなるだろう。
2016y01m21d_233238130.jpg
 札幌から近い、日本海沿岸でのショアトラウトの直近の釣果を、「プロショップかわぐち」の釣人情報から抜粋した。
「島牧村」1月17日 江の島海岸・18番で、午前9時頃に約40cmのサクラマスをヒット。ルアーは、カブキメタルの30gのピンクバック。
「積丹・野塚海岸」1月16日 積丹町野塚の駐車場下で午後3時頃、約40cmのアメマス。 
「島牧村・18番」午前中に40cm前後のアメマスを二人で三匹。 
「古平川河口」午前9時頃に1匹バラす。
「美国・小泊海岸」1月14日 小泊海岸の砂浜で二人で二匹のアメマス。大きさは40cm前後。2匹ともジグで釣れた。ジグの色はグリピンと、ピンクバック。  
「島牧・千走漁港」午前9時過ぎ頃に、先行者がアメマスを連続して3匹ヒット。後から入った釣人も約40cmを一匹。ルアーはタイドミノースリム140のグリーン系。

写真@:美国の小泊海岸。波が穏やかで釣りやすいのが魅力、同A:苫小牧東港。海岸からフェンス方向を見る。今の時期はショアトラウトのほか、ボラもフライにヒットすることがある。スレがかりでルアーにくることも
 

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2016年01月20日

動画版「米里の幽霊屋敷」



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荒天で釣行断念し、動画編集

 保険会社の事故調査という新しい仕事についてから、これまでのような「好きな時に釣行できる」という時間が無くなった。
 今年に入って、といってもまだ半月ほどしか経っていないが、釣行したのは二回ほど。それでも、一般の勤め人と比べれば多い方だが、昨年は1週間に3回も釣行したことがあり、それを考えると・・・。
 しかし、これが本来の釣人の姿なのだろう。その分、1回1回の釣行を大事にしていかなければならない、と気持ちをあらたにした。
 そして今日、ようやく釣行の時間が取れて「いざ魚のもとへ」と、計画を立てたが海、川と大荒れの天気。諦めるしかない。代わりに、朝早くからブログ作成とyoutube向けの動画の編集を行った。動画編集は思ったよりも早く仕上がったが、内容はいまいちか。
B.jpg

  今回は、昨年12月18日のブログに掲載した「米里の幽霊屋敷」。撮影自体は昨年12月初めに終えていた。ブログでは、「羊たちの沈黙」のハンニバルに絡んだ東米里の幽霊屋敷を取り上げたが、投稿動画は幽霊屋敷の近辺をドキュメンタリー風にまとめた。興味があったらご覧になってください。ただし、「なんだこれは!」とか「全然面白くない!」と、野次を入れたり、怒らないようお願いします。ふらふらふらふら

写真は、まだ焼け落ちる前の廃墟状態の屋敷。下はyoutubeに投稿した動画
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2016年01月15日

時化続きで島牧・海アメダービー低迷



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場所の選定に苦労した3連休

 1月9日からの3連休、ショアトラウトを狙って日本海沿岸を南下したアングラーが多かったのでは。しかし悪いことに、この三日間は大時化が続いて、竿の出せる場所を探して立往生したという人も少なくない。
 この悪天候が影響してか、島牧アメマスダービーの釣果登録が低迷している。年が明けてからの釣果記録は5日までに集中。それ以降の釣果は、6日から13日まで僅か2匹だけだった。いずれも、時化を避けての千走漁港内での釣果。そのうちの1匹は、不調が続いていたフライフィッシャーが上げた。
 荒天の影響もあるが、全体的にアメマスが減少気味と分析する釣人もいる。日本海沿岸では、道東・白糠のようなアメマスの駆逐を目的とした動きはないはずだが・・・。
2016y01m14d_095321900.jpg

 ショアトラウトの情報が少ないので、釣具店に寄せられた情報を抜粋してみた。
 【余市・プロショップかわぐち】
 「寿都町浜中海岸」1月10日 釣り客情報 風車下のセコマ寄りで7時半頃に40cm前後のアメマスを3匹。最初に掛かってバラシタ魚は、手応えから50cmを超えていた模様。使ったルアーは、ディーヴァアルミ40gのピンクバック。 

 また、別の釣り客が島牧村の18番で、午前7時半頃にウインドリップ95Sのブルーバックピンクベリーに良型アメマスがヒット。しかし、ファイト中にラインブレイクしてしまった。 

 「積丹町来岸海岸」1月9日 釣り客情報 昼前に浜西河海岸で60cm近いと思われるアメマスを寄せてたもののバラす。午後1時過ぎに来岸漁港の右の砂浜に入り、約40cmのアメマスがヒット。
 砂浜の右の磯場でも、午後2時半頃に35cmのアメマスが上がった。ルアーは、ジグミノーの ワイズミノー95S、カラーはホロイワシ。午前中に、別な色のジグミノーからイワシカラーに替えたら食ってきたので、午後からもイワシカラーを使っていたとのこと。
2016y01m14d_095403218.jpg
写真@:1月14日の島牧・江の島海岸の様子。時化気味で釣人の姿は見えない、同A:千走漁港では灯台下に場所を据えるアングラーが

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2016年01月12日

鵡川海岸で恐怖の一夜



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Aさんの霊体験を動画化

 ブログを通じて親しくさせていただいているAさんから、若い頃の心霊体験を昨年4月に投稿していただいた。この話をもとに、今回現地でビデオ撮影してyoutubeに投稿した。
 昨年4月にブログで読まれた方もおられると思うが、できるだけ原文に忠実に再構成した。

 内容は、Aさんがまだ20歳代の頃に、鵡川の海岸に社屋を持つ砂利プラントで、重機オペレーターをしていた時の話。
2016y01m12d_140248858.jpg
 休日の前夜、会社の先輩と社屋からすぐ近くの海岸に夜釣りに行くことになった。
 それを聞いていた数名の同僚から「あそこは止めた方がいい」「怖い思いをするだけだ」と止められた。理由を聞いても教えてくれない。
 結局、予定通り夜釣りをすることに。車を砂浜に降りる土手の上に止め、海岸で竿を出した。

 午前2時ごろ、Aさんは仮眠を取るために車に戻り、そのまま寝込んでしまった。朝方目が覚めると、横にいた先輩はすでに起きていて、肩を丸めて震えていた。そして「お前を起こしたのに、全然起きなかった」との言葉。

 理由を聞くと、3時を回った頃にドアをドンと叩く音がした。続いて、車のあちこちをドンドンと叩かれた。恐怖に駆られて、車を出すためエンジンを掛けたが全く掛からない。そのあまりの恐ろしさにジャンバーを被って小さくなっていたという。
2016y01m12d_140409286.jpg
 明るくなってきたので、二人で外に出て車を確認したところ、ボンネットとリヤフェンダーに手のような跡が薄らとついていた。
 誰かが悪戯したと思ったが、この場所へ来るには2本の道しかなく、どちらから来ても遠くまで見通せる。そして、先輩は誰も来ていないという。

 休み明けに、会社の同僚たちが釣りの話を聞きにきた。起きたことを説明すると、「あーあ、やっぱりかー」とか「だから止めろと言ったのに」と、口を揃えて言うが、理由を聞いても誰も教えてはくれなくなかった。

 この海岸付近には、古くからアイヌがコタンを築いていたが、大津波によって多くのアイヌが亡くなったとの伝承が残されている。
 また、ここからそう遠くない豊城地区と春日地区には、アイヌの言葉で「ウコドイ」といわれた場所があった。そこには、あの世に通じるという洞窟のあったという。
2016y01m12d_140638559.jpg
 また、180年前には、幕府の命で鵡川の警備と農漁業の開拓のために入林した、「八王子千人同心」の飢えと病の末に悲惨な死を遂げたという記録も残る。地元では、千人同心の妻が幽霊となって彷徨う話も残されている。
 ここは、そうしたアイヌと入植者の霊が色濃く残る場所なのだろう。

 現在でもこの鵡川の海岸付近には、砂利のプラントが点在している。そして、プラントの社屋に通じる道路の脇には「窃盗事件多発のため赤外線カメラ設置」の看板が立てられていた。別の意味で、今も恐怖が残っている場所なのかもしれない。

写真説明@:Aさんたちが恐怖体験した場所。2方向に伸びた道路は見通しが効く、同A:昼なお寂しい海岸線。これが夜だったら尚更だ、同B:鵡川の国道沿いに建立されている八王子千人同心の慰霊碑。下は、yoububenに投稿した動画


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2016年01月10日

動画版「荒天の積丹で海アメ釣行」



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天気が良ければ野塚や西河、幌武意漁港も

 1月8日に更新したブログ「荒天の積丹で海アメ釣行」で撮影したビデオを編集して、youtubeに投稿した。ブログの通り、積丹半島ばかりではなく、正月明けの日本海沿岸は北から南まで時化が続き、釣りどころではなかった。その中でも当日は、比較的天候が安定している、という言葉に誘われて積丹に向かった。

 途中にある古平川河口や、美国・小泊海岸などショアトラウトで実績のあるポイントは、比較的波が穏やかだった。しかし、平日ということもあり、港内を含めて竿を出すアングラーはいない。日高や苫小牧の港では、大勢の釣人が集まっているというのに。

 今回取り上げた積丹の釣行先は、来岸漁港と入舸漁港のニヵ所だけだったが、波が落ち着いていれば野塚海岸や西河、余別川河口、幌武意漁港横の岩場ほか、ポイントが目白押し。特に野塚のゼロワンドや、浜西河ではサクラマスが上がっているとの情報もあり、天気が良ければ行くだけの価値はある。事前に現地の天気予報を確認するなど、しっかりとした準備が必要だが。
 youtubeに投稿した動画を二本掲載した。上が今回1月8日の釣行の模様、下は昨年4月の来岸漁港での釣行の模様を映した動画で、季節の違いがはっきり分かる。積丹のショアトラウトのシーズンは、これから初夏まで続く。くれぐれも安全な釣行を。




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2016年01月08日

荒天の積丹で海アメ釣行



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入舸漁港ではスプーンにヒット


 車が余市から古平、美国と、積丹半島に近づくたびに、しぶきを帯びた高波が大きくなる。海と区別のつかない鉛色の空からは、強風を伴った雪が止め処なく吹き付ける。これが冬の日本海だ、とは分かっていてもモチベーションは下がる一方。果たして、積丹はどうなっているのか、と不安が募る。

 そうした不安が、野塚海岸のゼロワンドを見たときに最高潮に達した。海岸に寄せる波の高さは4メートルはあるだろうか。当然、アングラーの姿は見えない。隣の西河も砂浜は白波状態だが、岩場は波の死んでいるところも見られる。何とか、竿は出せるだろうが、ここにも釣人はいない。

 「無理して積丹まで来ることはなかったのでは」と、落ち込んでいる間もなく、来岸漁港に着いた。こんな天気なので、当然といえば当然だが、港内の内防外防に釣人の姿はない。
 風は強いが、波は野塚海岸とは打って変わって穏やかだ。時化の時の逃げ場ということではなく、元々の目的地がこの漁港。条件さえ合えば、港内でも海アメが釣れるほか、サクラマスも期待ができる。
 また、港内でアタリのない場合でも、外海では釣果が期待できるという、条件に合わせた釣りができることから、来岸漁港への釣行頻度が高まった。ただ、内防波堤から先は関係者以外の立ち入りが禁止されている。
2016y01m08d_122314212.jpg 
 早速、港内にメタルジグを打ち込む。しかし、何度投じても追ってくる魚は見えない。ミノーやスプーンに代えても結果は同じ。
 港内には魚が入っていない、と諦めて今度は外海に向かってルアーを遠投。昨年春には、アメマスばかりではなく、ホッケもメタルジグやジグミノーでヒットした。
 港内では、サクラマスの子供も上がっていたことから、外海では親も可能だろう。そう思いながら、メタルジグを主体にミノーやスプーンを投じたが、時化が関係しているのかホッケの反応すらない。
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 ここで、鉄板仕掛けの浮き釣りに変更、きびなごを餌に潮の流れに乗せてアタリを取る釣り方。仕掛けを投入してから、すぐに浮きが水中に消し込む。強引に引き上げると、40pには足りないアメマス。それから間を置かずに、二匹目のアメマスがヒットした。
 狙いの魚が釣れたことでホッとしたものの、なぜルアーでヒットしなかったのか。

 その後、潮目が変わりアタリが無くなったことから、入舸漁港に移動。この漁港には、入舸川から下ったアメマスが群れることがあり、海アメの狙い場のひとつともなっている。ただ、来岸漁港よりも風が強く、釣人の姿も見えない。

 始めは小さなメタルジグを投じたが、風の影響でアタリがとれない。漁港奥の船着き場の深場でスプーンを泳がせているうちに、ようやくアタリが。上げてみると、海に下ったばかりだろうか、40pあまりの痩せたアメマス。その後さらに風が強くなり竿を納めたが、粘ればさらに釣果が得られたものと思う。
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 積丹の本格的なショアトラウトフィッシングはこれからで、ときにはサクラマスも期待できる。釣行されるアングラーは、天気の良い日を選んで行かれた方が良い。
 尚、当日の積丹での模様を映した動画をyoutubeに投稿。次回の更新時に掲載する予定。興味のある方は、ご覧になってみてください。

写真@:積丹・来岸漁港の外海の様子、同A:浮き釣り仕掛けにきた30センチ強の海アメ、同B:移動した入舸漁港でスプーンにきた海アメ
 
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2016年01月06日

今年の初釣行は日高門別漁港



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苫東港はアメマスが大型化

 官公庁は4日から仕事始め。自分は昨年暮れから仕事に復帰したが、本格的な活動は来週からとなる見込み。また釣行については、これまで休日を避けてきたが、それは今年も変わりなさそうだ。

 今年初めての釣行先は積丹方面を計画していた。ところが、日本海沿岸は連日の暴風雪で、とても釣りにはなりそうにない。そこで選んだのが、大雪の心配がなく陽の射している日高方面。高規格・日高道終点となっている日高門別漁港には、北広島インターから1時間ほどの走行距離。この日高門別漁港には、昨年11月に海アメマスを目的に訪れた。結果は11月26日付ブログに記したように、一度のアタリもなかった。
 その後に移動した苫小牧東港でも、アメマスを確認できなかった。苫東港で海アメが釣れ始めたの12月中旬からで、日高門別がそれよりも早いはずはない。坊主は当然の結果だったようだ。
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 それから一ヵ月が経過、日高門別漁港でもアメマスの岸寄りが進んだとの情報。現地には10時過ぎに到着、漁港前の岸壁にはチカ釣りの人たちがズラリ陣取っている。その対岸の防波堤には、ルアーロッドを手にしたアングラーが4〜5人。そのうちの1人に話を聞くと、早い時間帯にアメマスが上がったとのこと。外海は3メートルを越える大波で、時化を避けてアメマスが入ってきているらしい。
 しかし、昼を過ぎても誰のロッドにもアタリはこない。そして防波堤から一人減り二人減り、最後まで残ったのは自分だけ。
 
 あまりにもアタリがないことから、門別漁港をあきらめて苫小牧東港に移動。高規格道路を経由して、苫東港に着いたのはそれから30分後。前回苫東港を訪れたのは12月28日で僅か1週間しか経っていない。
 火力発電所フェンス前で釣れているのは、前回よりも一回りも大きい50pサイズのアメマス。早朝にはサクラマスも上がっているという。春先には、サビキ仕掛けでアメマス、サクラマスが釣れていたのを何度も目撃しているが、この時期はさすがに餌をつけないと釣れないようだ。
2016y01m05d_223555260.jpg
 1週間前の釣行では、アメマスがルアーやフライに頻繁に反応したが、今回は餌釣りにアタリが集中。あれだけヒットしたフライも4人かがりで1時間に1〜2匹、ルアーにはほとんどアタリがこなかった。

 餌釣りでは万遍なくヒットしているので、魚がいないわけではない。多分、疑似餌にスレてしまったのだろう。餌釣りで上がったアメマスは、持ち帰る人がほとんど。反面、フライやルアーはキャッチ&リリースが徹底されていて、リリースしたアメマスは疑似餌に警戒心が強くなっていると思われる。

 苫東港でルアーロッドを準備していると、「ホラー好きのフライマンさんですか?」と、イケメンの若い方から声をかけられた。ブログを通して交流させていただいている「アマちゃんさん」(かなりアマチュアな無線家 http://ryo4108jp.blog.fc2.com/)のお仲間の望月さん(モッチさん)だという。
突然のことで、悪戯しているところを見られてしまった子供のように狼狽、「えっ・・・そうです」としか言葉が出てこない。どうも、止めている車の車種で分かったようだ。
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 これまで、釣行先でお会いした方から「あの時の釣人は私です」というコメントをブログに寄せて頂いたことはあるが、最初から正体を知られたのは今回が初めて。気恥ずかしさで動揺した自分が情けない。
 それにしても、アマちゃんさんは望月さんやMAKOTOさんをはじめ素晴らしい仲間をお持ちになっていて羨ましい。「モッチさん」からは、帰りしなにペットボトルコーヒーまでいただいた。ありがとうございました。

 結局、苫東港でも釣果は得られなかったが、間違いなくサイズアップしており、魚影も濃くなってきている。次はサクラマスも対象に加えたい。そのためには、やはり朝・夕のまづめ時か。

写真@:日高門別漁港でアメマスを狙うルアーマン達、同A:苫小牧東港では50pを越えるアメマスが餌釣りで釣れるようになってきた、同B:フェンス前には餌釣りからフライ、ルアーと多くの釣人が集まっていた
 


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