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2015年10月31日

 雪解け水で河川が増水



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アメマスが狙い目か、11月の釣行先

 10月も今日で終わり、フライフィッシャーにとっては厳しい冬の扉が目前に迫る。この時期は、大河や湖の朝夕のまずめか、原野を流れる里川が釣行先となり、釣り方もドライからニンフやウェットに変わる。
 その点、ルアーはまだ十分に楽しむことができる。ただ、魚の活性が低下しているので、使用するルアーの選定、底を沈めるテクニックや釣行先が求められるだろう。

 例年、川釣りの終わる11月中旬から、海アメマスのシーズンを迎える。瀬棚や島牧、積丹などでその走りに入るが、札幌から2時間圏の美国や浜益の海岸も有望だ。本格的な冬の海になる前に、一度積丹などに釣行してみようかとも考えている。
 尻別川水系や余市川水系は、降った雪が解けて増水状態となっており、水温の低下も進んでいる。遡行するときは十分な注意が必要(つい最近の釣行から)。札幌近郊の豊平川上流や小樽内川、千歳川、漁川も増水気味だが、遡行には支障はない。
音別川上流.JPG
 さて、その大型アメマスのポイントとして知られる、音別川の10月29日現在の状況を釧路市がHPで公開した。この川の情報は、隣を流れる茶路川や庶路川と共通するもので、アメマスの釣果としてひとつの目安となる。以下、次のとおり。
 【音別川河口】河口が塞がっているため、かなり増水しているが、濁りはない。
 【音別橋上流】河口が塞がっている影響でここも増水していた。濁りなし、魚影なし、人影なし。
 【川西橋下流】ここは水量少なく濁りなし。先週みかけた魚の群れは、どこかに移動した。
 【初音橋付近】ここも水量少なく濁りなし。魚影の確認はできなかった。
初音橋付近.JPG
 一方、道東の新聞社が掲載した最近の釣果情報は、
【十勝毎日新聞】(10月25日ごろ)
 「音更川」ニジマス20〜40センチ、2〜7匹。士幌町市街周辺
 「然別川」ニジマス20〜40センチ、2〜7匹。鹿追町市街周辺
 「札内川」ニジマス20〜40センチ、0〜5匹。中札内村市街周辺
【釧路新聞】(10月27日)
 「釧路管内河川」湿原系の河川で30センチほどのアメマスが釣れる。阿寒湖や屈斜路湖などでもアメマスやニジマスが釣れている。
写真説明@:釧路市が発表した10月29日現在の音別川の模様。写真は増水気味の音別川上流、同A:同じく初音橋付近の音別川の流れ


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2015年10月29日

「カシプ二川」の上流・下流を一気に



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 予想以上に濃い虹鱒とやまめ

 秋の深まりとともに、釣行する機会が減少してきている。なので、ブログに載せる情報も乏しくなり、ネタ探しに頭を悩ませる。そんな中、今週の火曜日に1週間ぶりで尻別川方面に釣行した。
 ブログを通して交流させていただいている、アマちゃんさん(かなりアマチュアな無線家 http://ryo4108jp.blog.fc2.com/)のブログ情報を元に赴いたもので、行き先は京極・カシプ二川。喜茂別から京極に向かう、国道276号線を横切って尻別川に流れ込む河川で、国道上から見る限り畑を流れる普通の里川という印象でしかない。
@.JPG
 実は、このカシプ二川を以前に一度だけ訪ねたことがある。行った先は、国道から1キロほど上流に架かるカシプ二2号橋。そこには河原がなく、川岸一面に木の枝が張り出して、とても竿の出せる状態ではなかった。
 今回釣行するにあたって、アマちゃんさんのブログのほか、地図や川の状況を書き記したガイドブックを参考に、カシプ二2号橋のさらに上流にある東亜橋に入渓した。
 途中にも、多くの堰堤が設けられている。その内のひとつの堰堤で投じたドライフライに、まるで鯰(なまず)のような形と色をした岩魚がヒットした。あまり気持ちの良い場所でなかったので、そこから河原の開けた東亜橋まで赴いた。
A.JPG
 ザラ瀬と流れ込みが交互する東亜橋下のポイントからは、15センチから20センチの虹鱒とやまめが川面を割って飛び出す。それほど魚影が濃いわけではないが、飽きないほどに魚信があり、十分に楽しませてくれる。ここからさらに支流が流れ込む上流に向かう。  
 川は錦地区で本流と支流の共和川の二股に分かれるが、町道は共和川に沿って続く。なので、共和川に架かる名も無い橋から上流に遡行を開始。川幅が2メートルもない小河川だが、そこそこの流れもあり次々に現れる淵や落ち込み、流れ出しでは魚のいる予感を感じさせる。
 橋から50メートルほど釣り上がると、ようやくアタリが。初めにきたのは小ぶりのやまめ。次いで、今度は白い斑点模様がはっきりした20センチほどの岩魚。さすがにここまで来ると岩魚が濃くなってきた。

 今回の釣行で、最も行きたかった場所が下流域にある堰堤。堰堤の下は、魚が溜まりそうな淵状態だが、そこには魚がいないのか、ドライフライには反応しない。堰堤を越えると、水深のある平瀬が続く。その平瀬に迫り出す木の枝の下で、小さなライズがいくつも発生。ライズというよりも”もじり”のようで、いずれにしても小魚が群れているのだろうと、上流からカディスを流す。
 初めは見向きもされなかったが、3投目のフライがようやく水中に引き込まれた。小魚だろうと、高をくくって合わせを入れると、0・6号のティペットが切られるのではという暴れっぷり。ようやくネットインしたのは30センチに欠ける綺麗な魚体の虹鱒だった。
B.JPG
 川相だけを見れば、同じ京極町を流れるペーペナイ川を小さくしたようなものだが、国道付近ではうぐいが中心のペーペナイ川よりも、カシプ二川のほうが豊かな魚影を保っていると感じた。
 尚、上流に架かる東亜橋の横に建立されている「身替り地蔵」のいわれをご存知の方はお教えください。写真は撮りませんでしたが、なかなか可愛かったです。

 写真@:カシプ二川の中流域。魚の溜まりそうな堰堤が幾つも続いている、同A:上流で合流する共和川とここで釣れた岩魚、同B:下流の堰堤上流部でヒットした綺麗な魚体の虹鱒


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2015年10月27日

動画版「ラルマナイ川支流のオショロコマ」



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女性的な穏やかな渓相が魅力

 このところの悪天候で、なかなか釣行ができない。フィールドワークをブログ更新内容の主体としているために、こうした身動きの取れない状況は、時化で漁に出ることのできない漁師と被る。そこで、もともと動画撮影のために釣行したものの、釣果が芳しくないために手を付けずにおいた最近の釣行記を、今回あらためて編集し直し、それをyoutubeに投稿した。
@.png
A.png










 今回の動画は、ブログでは9月30日に「ラルマナイ川支流へ釣行」として更新したもの。ラルマナイ川支流への釣行で、釣果は小さな岩魚を含めて僅か二匹だけという寂しい内容だったが、思いもかけないオショロコマとの出会いがあった。そして昨年9月の大雨で、棲息環境が壊滅的なダメージを受けたラルマナイ川支流でも、こうした魚の姿を見ることができたことは、どのような釣果にも替えがたい。
B.png
 この支流は、深い谷あいを流れる渓流だが、小滝や淵、滑床、ゴルジュなどの変化に富んだ渓相は魅力が満載。同じ山岳渓流でも、女性的な穏やかさを秘めている流れだったのが印象的だ。その分、棲息する動物たちにも優しく、見通しの利く河原には多くの生き物の足跡が残されていた。
 写真@:砂防ダムから上流が今回の釣行場所、同A:上流では小滝や淵が連続する、同B:思いがけず現れたオショロコマ、下は投稿したyoutube動画




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2015年10月23日

秋の支笏湖で惨敗



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千歳川でブラウンが活性化

 このところ、行く先々での釣果が芳しくない。特に大きな川の本流が顕著だ。例えば鵡川や尻別川、余市川、支笏湖も挙げられる。こうした先での釣行記は、ぼやきと自虐感が入り混じるので、ブログでは敢えて取り上げなかったが、「なぜ釣果が上がらないのか」「場所や時間、技術に問題があるのか」などのアドバイスを寄せていただくために、掲載することに。
syasinn1.jpg
syasinn2.jpg










 初めは今週月曜日の支笏湖釣行から。もともと支笏湖では、これまで自慢できるような釣果はないが、場数だけは踏んでいる。今回はフライではなく、秋の大物を狙ってルアーだけを持参。行き先は、モーラップキャンプ場と苔の洞門の中間にある虹鱒橋。途中のポロピナイの湖岸から虹鱒橋まで、平日だというのに何台もの車が国道脇に駐車して、人気の高さを物語っていた。

 虹鱒橋下の険しい枯れ沢を潜り抜けると、岬の突端に出る。そこから左岸は樹木が湖に張り出して、セミフライやセミルアーの絶好ポイントが連続している。夏には大小のライズやもじりが頻発する場所で、型はともかく釣果には事欠くことはないはずだった。
 湖岸に着いた時には、すでに先行者がフライロッドを振っていた。邪魔にならないよう、左岸奥にある岩盤床まで移動。若干波がありライズは見当たらない。はじめに木の枝が迫り出した岸すれすれに、軽量のスプーンを投じる。
 次に5gのミノーを対面に、そしてミノージグを遠投して様子を探った。いつもなら、沖合に見られる大きなライズがいくら待っても生じない。そして2時間が経過。先行者の姿が見えなくなった。こちらもアタリらしいアタリが一切なく、移動することに。

 今度の場所は、丸駒温泉方面にあるホテル廃墟跡の前浜。ここは、春先から初夏にかけて、アメマスの活発なクルージングが見られるポイント。ここにも先行者が2人、フライロッドを振り出していた。右岸の奥、300メートルほど先は、どん深でチップ釣りの船が集まる場所。前浜から、どん深ポイントまで移動。はじめに、8gのスプーンをポイントのど真ん中に投じて沈め、10秒ほど数えてリトリーブ。同じことを何度も繰り返すが、アタリどころか追ってくる魚も見えない。
 これ以上の魚の集まりそうなポイントは見当たらない。ならば、どこに打ち込んでも同じだろう。沖には相変わらずライズも発生していない。「いつものこと」と自分に言い聞かせるが、モチベーションは下がる一方。
syasinn3.jpg
 時間は午後1時を指している。魚の顔を見ないで帰るのは悔しい。ならば、ここから30分ほどで行ける千歳川の上流へ、ということで急遽千歳川に向かった。千歳川ではドライフライだけに徹しようとしたが、ヒットするのはチビやまめだけ。フライサイズを上げると、さすがに食いつくことはなくなったが、型ものは出てこない。仕方なくウェットフライで本流の中層を狙うことにした。
 その1投目にヒットしたのは20センチほどのブラウン。ブラウンの活性が高まる時期を迎えたようだ。その後も同じようなサイズがヒット。支笏湖での悔しさは晴らせなかったが、豊かな千歳川に感謝して帰路に着いた。

写真1:鵡川中流域の川相。ここまで鮭が遡上していたが、虹鱒や型もののやまめは皆無、同2:鵡川の支流・イナエップ沢川。上流では岩魚が釣れるというが・・・、同3:千歳川でウェットフライにきたブラウントラウト


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2015年10月21日

やまめが濃い「ヌップリ寒別川」



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 尻別川の留産橋、寒別橋は惨敗

 尻別川本流には年に3〜4回釣行している。今年も3回ほど訪れたが、泣き尺のやまめが最長で、釣果には恵まれていない。入川ポイントが偏っているせいもあるが、他の方のブログを見ると、40センチ〜50センチの虹鱒が当たり前のように釣れている。最終的にはポイントが決め手なのだろうか。
 先日、また懲りもせずに尻別川本流に釣行した。向かった先は、喜茂別町の留産橋下と寒別橋の上流。泣き尺のやまめは、寒別橋上流の淵で釣れたことから、今回も釣行先に加えた。
@.JPG
 留産橋下には、流れ出しから大きな落ち込みに変わる、大場所が造られている。いかにも、魚が棲息しているように見えることから休日、平日を問わずいつも入釣者がいる。
 この場所には、夏に一度入ったことがある。その時は、ルアーで40センチちかくの虹鱒がヒットしたものの、取り込み中にばらしてしまった。
今回は、そのリベンジも兼ねている。初めは、前回のヒットルアーと同じ5gのスプーンを上流の落ち込み下に投じ、下流まで流した。これを何度か繰り返したが、さっぱり反応がない。
続いて5センチのミノー、3gのスピナーと総動員したが、小魚さえも追いかけてはこない。下流域にある淵で、さらに30分ほどルアーを投じてみたが、魚影は確認できなかった。

 この場所をあきらめて、今度は京極経由で寒別橋に向かう。寒別橋上流には、ヌップリ寒別川が流れ込んでおり、前回、前々回と尻別川との出合いではやまめがヒットした。今回は増水気味で、夏には頻繁に起きたライズも見られない。
ヒットの確立が高い、3gのスピナーを出会いに投じるが反応はない。下流への逆引きでも追いかけてくる魚はいない。
この出会いから尻別川本流に移動。今度は水深のある平瀬や淵に、流れに負けない8gのスプーンを投じて底を這わせる。が、ここでもまったく反応しない。他のルアーも音沙汰なしで、魚がいないとしか言いようがない。

 まだ坊主を経験したことのない、このポイントがダメならば、どこに行っても同じと、本流釣りを早めに切り上げた。そして、前から気になっていた支流のひとつで、このポイントにも流れ出ているヌップリ寒別川の上流に行くことにした。
上流には、やまめのほか岩魚や虹鱒が棲息していて、時おり尺を越える魚も釣れる、との話。果たして本当か。
A.JPG
 ヌップリ寒別川は、国道から尻別川に流れ出る下流域は穏やかな流れだが、上流は岩が連続する山岳渓流そのもの。上流に架かる最後の橋から入渓したが、増水気味で上流への遡行はかなり厳しく、滑る岩に何度も足を取られて転んだ。
肝心の魚影は、入渓地点の橋の下から小さなやまめがドライフライに反応する。それも、#10のカディスに。落ち込みやカタ、流れ出し、水深のある平瀬などのポイントから、ほぼ1匹の割合でやまめが飛び出す。
そして、上流に向かうほどサイズも大きくなってくるが、川岸に迫り出すボサや木の枝が邪魔をして、フライを思ったポイントに打ち込むことが出来ない。
 遡行開始から2時間ほど経過、依然釣れるのはやまめだけで、岩魚の姿は見えない。そして、ようやく樹木やボサが開けたが、その先はザラ瀬が続いていた。
B.JPG
 遡行の途中から、「この川岸から駐車した場所に戻ることができるのか」という不安が募っていた。というのも、渓相が荒く何度も足を取られてここまで遡行したが、同じ川を下って戻る自信がない。
そこで、一旦崖状の川岸を登り、周りの様子を見ることにした。崖を登り切ると、一面牧草地が現れた。牧草地からは遠くに自分の車が見える。入渓地点から300メートルくらいしか来ていないようだ。
 2時間で、これだけの距離しか遡行できなかったのは、渓相の荒さが原因。それとともに、どのポイントからでもやまめが顔を出したことからだ。もう少し遡行を続ければ、岩魚の姿も見られたのかもしれないが、それは次回の楽しみとして取っておきたい。

写真説明@:尻別川本流の留産橋下のポイント、同A:渓相が荒いヌップリ寒別川の上流部、同B:どのポイントからもやまめが飛び出す



 
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2015年10月19日

動画版「上野と芝公園の古墳」



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古墳中央に向かって伸びる枝

 先日更新した「上野公園と芝公園の不思議な古墳」のブログをビジュアル化して、このほどyoutubeに投稿した。
 内容は、ホラー作家・加門七海氏の著書「うわさの神仏 江戸TOKYO陰陽百景」に記載されている二つの古墳にまつわる不思議な話。
 上野公園にある摺鉢山(すりばちやま)古墳は「(古墳頂上の)擂鉢山の上にある1本の外灯の周りでは、誰でも不思議な温かさを感じる」ことができる。また、芝公園内の芝丸山古墳は、古墳頂上を取り囲む樹木が「なぜか南に向かって枝を伸ばさずに、すべて古墳の中心に向かって枝を伸ばしている」「木は強いパワーのある場所に枝を伸ばす。つまりこの古墳の真中に、南の太陽をも凌ぐパワーを秘めているということになる」と記している。
 さらに、「枝の向かう先、古墳のど真ん中には意味不明の石がある。これは、もともと古墳の中に収まっていた石室(お墓)のかけらではないか」とも。
@.JPG

A.JPG








 動画では、二つの古墳へのアクセスと全体像を映した。摺鉢山古墳では、頂上にある外灯付近の温度変化は確認できなかったが、芝丸山古墳の墳上では、中央の石室に向かって取り囲む樹木の枝が伸びているのが分かった。
 これが加門氏のいう「古墳や神社の造られる地は、当時の人々が大地の神がいると選んだ場所。そこに神そのものを祀ったり、先祖の霊を大地の強い力で護ってもらおうと、墓(古墳)を造った。そして建てられた神社や古墳は、土地の気をもっと強くするバイブレーターの働きをしている」パワーの力なのかは分からないが、面白い現象なのは間違いない。

 写真説明@:上野公園・摺鉢山古墳の頂上に立つ外灯、同A:古墳の周りの樹木が石室に向かって伸びる芝公園・芝丸山古墳の頂上


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2015年10月16日

小樽内川支流の釣行「奥手稲の沢川」



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やまめが濃く、上流では岩魚

 先日、小樽内川に入渓した帰りに見た、支流の奥手稲の沢川の流れに惹かれて、再び小樽内川に向かった。ただ、今回の目的地は奥手稲の沢川そのもの。
 小樽内川には、朝里岳沢川や朝里峠の沢川、大漁沢川などの支流が流れ込み、それぞれで岩魚ややまめ、虹鱒などの釣果が見込める。特に小河川の大漁沢川では、やまめと岩魚、虹鱒にほうらい鱒がヒットするなど、川の規模に似合わない豊富な魚種を確認した。
@.JPG
 その中で、小樽内川最上流部に向かう春香山林道を共有する奥手稲の沢川は、本流を目的に入渓する釣人が一般的なことから、この川でほとんど釣人を見かけることはない。
 小樽内川本流は、上流に行くほどやまめや岩魚の型物が見込め、登山口入口から遠ざかるほど魚影も濃くなる。しかし、増水で遡行が困難なときや先行する入渓者がいる場合には、この奥手稲の沢川は入渓するだけの価値はある。
  ただ、川幅は本流の半分から三分の一ほどと小さく、もし先行者がいれば釣果はほとんど見込めない。

 渓相は上流域が大岩、小岩、小滝の連続する山岳渓流で遡行は大変だが、下流域はザラ瀬や落ち込みに流れ出し、平瀬などそれほど遡行するのに苦労はない。釣魚は、やまめと岩魚の二種で虹鱒は確認できなかった。
 また、この川には小樽内川の流れ出し地点から最上流部まで、堰堤や砂防ダム類の構築物はない。そのため、さっぽろ湖から遡上したサクラマスが自然産卵して、やまめの濃い渓流となっている。
A.JPG 
 入渓地点は、春香山に向かう林道に架かる橋の下からか、奥手稲の沢川に沿って伸びる、奥手稲山に向かう林道を経由して入渓することができる。本流と同じく、熊の出現が多い場所で、林道ゲートにはいつも「熊出現注意」の看板が掛けられているので、くれぐれも熊対策を。

写真説明@:奥手稲の沢川の中流地点に現れた滝。この上流にも岩魚がいた、同A:下流域はやまめが濃く、頻繁にドライに反応する。下は奥手稲の沢川の釣行を投稿したyoutube動画





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2015年10月14日

秋色に染まる小樽内川上流



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ちびやまめと岩魚が相手を

 中山峠が吹雪模様となった昨日13日、小樽内川上流部に入渓した。小樽内川には、9月14日に入渓して以来ひと月振りの釣行。また、小樽内川本流としては、二ヶ月振りとなる。  
  土日に多くのアングラーの入る、釣果を求めるには厳しい川だが、今月に入ってから週末に天気が崩れることが多く、ある程度の確信を持ってこの川を選んだ。
@.JPG
 ただ、当日も朝から雨模様だったほか、気温も7度を下回り、遡行している最中にみぞれと雷が鳴り出すという、厳しい条件。多分、最上流部の春香山頂上では雪模様となったものと見られる。
 しかし、この川は他の渓流とは異なり、林道に沿って流れていることから、突然の増水・鉄砲水でも逃げることができる。そうした条件も、雨の中での釣行先に選んだ理由。
 始めに入渓したのは、さっぽろ湖インレットから1キロほど上流の橋の下。いつもは、ザラ瀬で楽に遡行できる場所も、週末の大雨の影響で水位が増しており、対岸に渡ることさえできない。すぐ上流にある、流れ込みで造られた淵にドライフライを打ち込むが、夏の渓流とは異なり底から浮き上がる魚は見えない。
A.JPG
 場所を上流の春香山登山口に移動。8月中旬には登山口から約4キロ先の橋まで、林道を1時間ほど歩いたが、今回は支流・奥手稲の沢川を越えてから1キロほどの地点。林道からは、紅葉に染まる森の景色が続く。標高が高いことから、下流よりも枯れ落ちた広葉樹が目立つ。
 入渓地点は水位がいつもより高く、川の真ん中を遡行すると足を取られるほど水流も早い。しかし、流れの穏やかな平瀬や瀬脇、淵、肩はそれなりに点在して、ドライフライを打ち込むには支障はない。
 目の前の淵に大型のカディスを打ち込むと、早速10センチ足らずのサビの入ったやまめが食いつく。そして、同じ場所で同じようなチビやまめが、体に似合わないフライに飛びついた。
川岸を見ると、草や蕗が増水の跡を示すように連続して横倒しになっている。川に棲息する魚たちも、増水により捕食に苦労したのだろうか。
B.JPG
 入渓地点から1キロほど遡行したが、流れのないトロ場で20センチほどの岩魚がヒットしたほかは、釣れるのはチビやまめだけ。8月の釣行時のような尺越えの岩魚や型物のやまめは見当たらない。流れ込みから淵に変わる、絶好のポイントでも底を這わせたニンフにさえも反応は無かった。そして、みぞれ混じりの強い雨が再び降りだした。遠くからは雷の音が連続して鳴り響く。
 
  遡行をあきらめて入渓地点まで戻ると、雨は上がり少しだけ青空も見えてきた。せっかくの釣行、今度は比較的穏やかな流れの支流に入ることにした。川幅は広いところでも3メートルほどだが、落ち込みや肩からやまめに混じって、本流では1匹しか釣れなかった岩魚が顔を出す。棲み分けが行われているのかもしれない。
C.JPG
 小さいながらもヒットする魚が増えきた。さらに上流へと向かおうとすると、雲が厚く垂れ込んで、あっという間に夜の帳が下りたような暗闇が押し寄せた。流したフライも確認できない。そして、この支流は流れは穏やかだが、鉄砲水から逃げる場所が少ない。そうこうしている内に雨が本降りとなり、慌てて入渓地点まで戻った。
 
 写真説明@:紅葉がピークを迎えるさっぽろ湖の景観。このあと、天気が急変、同A:小樽内川上流の渓相。秋が深まり紅葉や枯れ葉が目立つ、同B:釣れるのは錆びの入った小さなやまめ、同C:支流では岩魚も飛び出た。本流と棲み分けが出来ているのでは

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2015年10月12日

上野公園と芝公園の不思議な古墳



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ホラー小説の現場を歩く

 愛読するホラー作家・加門七海氏の著書「うわさの神仏 江戸TOKYO陰陽百景」(集英社文庫)の中に、東京都内の古墳に関したオカルトがかった記述がある。このブログでも、一度取り上げたことのある上野公園・摺鉢山(すりばちやま)古墳と芝公園・芝丸山古墳だ。
 先日、東京に行った際にこの二つの古墳を訪ねて、記述された現場をビデオカメラに収めた。

 著書での摺鉢山古墳に関した記述は「擂鉢山の上にある1本の外灯の隣では、誰でも不思議な温かさを感じる」ことのできるパワースポットだという。
 また、芝公園の芝丸山古墳については、古墳頂上を取り囲む樹木が「なぜか南に向かって枝を伸ばさずに、すべて古墳の中心に向かって枝を伸ばしている」「木は強いパワーのある場所に枝を伸ばす。つまりこの古墳の真中に、南の太陽をも凌ぐパワーを秘めているということになる」と記している。
 さらに、「枝の向かう先、古墳のど真ん中には意味不明の石がある。これは、もともと古墳の中に収まっていた石室(お墓)のかけらではないか」とも。

 この二つの古墳が、パワースポットとして一部の人々に知られていることは、ネットに寄せられる情報からもうかがう事ができる。また、いずれの古墳でも頂上を取り囲む樹木の枝が、中心に向かって伸びているのが分かる。これは、前回更新したブログの「ホラー小説の現場を歩く 錦糸町・置いてけ堀」と同じ現象。
@.JPG
 かいつまんでそれぞれの古墳の概要を見ると、上野恩賜公園内の前方後円墳・摺鉢山古墳は、残存長70メートル、後円部径43メートル、高さ5メートル、前方部幅23メートル。 
 上野公園内にはこの摺鉢山を始め、美術館脇の小丘、国立博物館内の丘など、他にも幾つかの古墳があったらしい。
 中でも、摺鉢山古墳は都内屈指の古墳だったようで、発掘当時、直刀やその他多くの副葬品が出土したと記録されている。
 いつ頃の古墳なのかは定かではないが、少なくとも初期の古墳ではないようだ。古墳の案内板によれば、芝公園内の丸山古墳と同じ系統のもので、墳頂には明暦に移転するまで五條天神や清水観音堂が存在していたらしい。
A.JPG
 これに対して、東京タワーに隣接する港区・芝公園の芝丸山古墳は、5世紀に築造されたものと考えられている。古墳の案内板には、「墳丘長106メートル前後、前方部前端幅約40メートル、後円部直径約64メートル、くびれ部幅約22メートルと都内では最大級の前方後円墳」と書かれている。
 古墳に眠るのは武蔵国の豪族らしい。この古墳が築造された4〜5世紀当時の武蔵野台地は、東京湾に面する縁辺部で最大の古墳密集地帯となった。渋谷区などの古川流域、足立区内の毛長川流域、葛飾区内の中川・江戸川流域などの低地に面した武蔵野台地の縁辺部には、6世紀代の古墳が多く分布している。
 さらに、都心部や東京低地部では現在でも未確認の古墳があると言われている。それらは、主に丘陵上の創建年代の古い神社の墳丘上に立地しているのではないか、と考えられているらしい。
B.JPG
 古墳を築造するときに、呪術で古墳荒しから守るという話は、よく知られている。ならば、その古墳を守る”気”が今も発せられて、古墳の周りに影響を与えていることも考えられる。あるいは、もともと“土地の力”の強い場所に古墳を築造したのかもしれない。
 「古墳や神社の造られる地は、当時の人々が大地の神がいると選んだ場所。そこに、神そのものを祀ったり、先祖の霊を大地の強い力で護ってもらおうと、墓を造った。そして、建てられた神社や古墳は、土地の気をもっと強くするバイブレーターの働きをしている」と、加門七海氏は文中で述べている。撮影した動画は、近いうちにyoutubeに投稿する予定。

写真説明@:上野公園にある「摺鉢山古墳」の頂上。外灯の隣では、誰でも不思議な温かさを感じるという、同A:東京タワーがすぐそばの芝公園内にある「芝丸山古墳」。真中には、石室のかけらなのか意味不明の石が置かれている、同B:古墳を囲む樹木が中央に向かって伸びているのが分かる


 
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2015年10月10日

今週末の釣行は道央が無難



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河川水位は思ったよりも安定

 台風23号により、2周連続して週末は厳しい釣行となりそう。海の時化と強風は一部でまだ残っているが、港内についての釣りは問題なさそう。しかし、鮭釣りなどのサーフでの釣果は難しいと思われる。
 これに対して、河川や湖のトラウトフィッシングは、道東や道北で台風の影響が残り、大きな河川は増水や濁流が収まるのは週明けとなりそうだ。しかし、道北やオホーツク圏を除く河川をライブカメラで確認すると、結構釣りの出来そうな状況に見える。
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 北海道開発局が、河川の水位をリアルタイムに把握するために据えたライブカメラでは、網走を始めとしたオホーツク圏の河川は増水しているが、道南・十勝・釧路、そして道央圏は思っていたよりも水位は落ち着いている。画像で平常時と比較できる、各河川の10日午前7時現在の様子をライブカメラで見た。
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 まず、尻別川・蘭越は、画面が不鮮明で分かりずらいが、水位自体は平常時と大きな変化は見られない。鵡川・穂別は、濁りが入っているが水位は安定している。十勝では音更川、十勝川・共栄橋、札内川の水位が安定しているが、利別川はやや増水気味。濁りは思ったよりも少ない。
 湧別川や常呂川、諸骨川のオホーツク圏の河川は、水位は問題ないが、濁流が残り釣行は難しそう。石狩川上流と支流の忠別川は増水しており、濁りもきつそうだ。
 道央圏は、千歳川・西越と、漁川・日の出橋付近を見る限り、水位・濁りとも釣には影響が無いように見える。それに対して豊平川は、雁来や南22条橋などの下流域では、増水気味で、濁りが強い。支流・厚別川の水位は落ち着いている。
 道北の手塩川、名寄川、風連川は増水気味で濁りも入っている。道南の後志利別川は、水位が安定しており濁りも少ない。
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写真は左上から尻別川・蘭越、千歳川・西越、十勝川・共栄橋、釧路川・標茶、札内川、手塩川・新問寒別橋( 北海道開発局のライブカメラから)


 
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