新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2016年06月07日
6月初旬の小樽内川上流
pan style="font-size:large;">
data-ad-slot="2867931466"-size:large;">
data-ad-format="auto">
岩魚ばかりで、ヤマメの姿は見えず
ようやく雪代が解消されて、河川や渓流はフライの本格シーズンを迎えたようだ。今年に入っての河川の釣行は、苫小牧や千歳の湧水河川だけ。
そして、前回ようやく千歳川に釣行した。ドライはまだ早いようで、ウェットフライを駆使した釣りだったが、渓流釣行の楽しさをあらためて実感した。
今回も午後から休みで、釣行するにしても札幌近郊が限界だ。そこで、千歳川に次いでの河川釣行として、小樽内川の上流に向かった。
私の渓流や河川の釣行で、千歳川と漁川、小樽内川の3河川がホームグランドと言える。何ということはない、札幌市内から近くて本格的な渓流釣りが行えるからだが。
中でも小樽内川は、さっぽろ湖のインレットから春香山に向かう山峡の流れまで、釣場は広がっている。対象魚も、さっぽろ湖付近では虹鱒やサクラマス、やまめから、上流部はこれに岩魚が加わる。そして最近は、湖でブラウンも棲息圏を広げているばかりか、イトウまでも棲息しているという。
このさっぽろ湖の話は、いずれ釣行する機会に残しておく。
小樽内川の入渓地点は、いつもは春香山に向かう林道のゲートを越えた白樺橋。ただここは、これまでの経験から、ヤマメや岩魚はそこそこヒットするが、満足のいくような型を求めるのが難しい。
入渓地点を迷った末に、今回は白樺橋からさらに500メートルほど先の上流から入ることにした。そこまで上流ならば、大きな型も手にすることができるだろう、という思惑から。また、小さな魚を避けるために、ドライフライのサイズは#10の大型カディスを使用した。
雪代の治まった流れにカディスを流してみた。しかし、ここぞという淵や倒木が築く淀み、深さのあるカタや平瀬から飛び出す魚はいない。
入渓地点から100メートルほど遡行、ドライに2度ほど小さな水柱が上がったものの、針をくわえるほど大きくはなかった。
他のアングラーが入渓していてもおかしくはないが、それにしてもアタリが少ない。それならば、一気に上流までワープするために、川に沿って伸びる林道に上がり、30分ほど歩いて再度入渓。ここは、先ほどの地点から2キロほど上流のはず。
昨年秋に、白樺橋から1時間かけて入渓した同じ場所だ。その時は、尺に近いヤマメや岩魚が飛び出して、楽しい釣りを行うことができた。
「季節が違う今回はどうだろうか」と、同じサイズのカディスを流れに投じる。すると、一投目から型ものがヒット。しかしフッキングが甘くバレた。同じ場所で、今度は小さな岩魚が反応するが、針が大きすぎてくわえることができない。
水深のある平瀬で、この日初めてヒットしたのは15センチほどの岩魚。「こんな大きなカディスに、よくもついたものだ」と感心していると、今度は20センチ超えの岩魚がヒット。それを機にアタリが相次ぐ。ヒットしたのはいずれも岩魚で、ヤマメの姿は見えない。そして、下流と比べると一回り、二回りほど型が大きい。
入渓地点から200メートルほど上流に行くと、川岸は3メートルほどに狭まり、川面にまで張り出した樹木が行く手を妨げる。さらに上流を見渡せば、平坦なザラ場が延々と続いている。
今回は無理をせずに、ここで脱渓することにした。小樽内川上流の初日の釣果は、岩魚の20センチ級が4匹、15センチ級が2匹、バラし5回。3時間の釣行としては、まずまずの釣果だと思うが、型に物足りなさを感じたほか、やまめの姿が見えなかったのが残念だった。
今年はこれからあと何回、この川のお世話になるだろうか。
写真は上から、小樽内川上流の思わず見とれる景色、#10のカディスにヒットした20センチ級の岩魚、下流域・白樺橋から見る小樽内川の流れ
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
トラウトフィッシング ブログランキングへ