尻別川水系への釣行: ホラー好きのフライマン
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2022年07月29日

真夏の尻別川本流釣行は貧果



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寝坊して日高釣行を変更

7月最後の釣行先は、7月7日に訪れた尻別川上流域。当初、浜益川と日高・額平川の何れかを考えていた。しかし、不覚にも寝坊して午前3時出発予定が4時半に繰り下がった。仕方なく、この時間で釣りのできる近場の場所として尻別川を選んだ。
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7月28日の釣行先の尻別川上流は、7月7日に増水で下流に釣り下ることのできなかった場所で、今回あらためて釣り下りに挑戦することにした。
ポイントは、長く続くザラ瀬が流れ出しに変り、さらに荒瀬から平瀬になった変化のある場所で、前回はウェットフライに18センチから22センチの小型虹鱒が7匹ヒット。これにバラシを含めて12、3匹と、小さいながらもアタリは頻繁にきた。

現地には6時前に到着したが、このポイント近辺にはすでに先行者が2名。相変わらず激戦区の様相で、ほぼ20日ぶりのこのポイントでの釣行に不安が。
早速、前回アタリが集中したザラ瀬から荒瀬に変る場所に釣り下ることに。水量は前回と比べて1割ほど少なく、この分では釣り下るのも支障はなさそうだ。
ただ川岸には多くの靴跡が残されており、そのせいか前回のような反応はない。
ようやくアタリがきたのは、入川から1時間ほど経過してから。前回、水深があって釣り下ることのできなかった場所からだ。
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ウェットフライを銜えて上がってきたのは、前回と同じようなサイズの小型虹鱒。以前この場所では、ドライフライで15、6センチを筆頭にヤマメを数匹上げたことがある。いつの間にか虹鱒のポイントに変ってしまったようだ。

さらに釣り下るが、今のところ水深も腰付近と慎重に歩けば問題無さそう。
先ほどのヒットから30分ほどして2回目のアタリがきた。下流に流れ出しの見えるポイントからだ。
派手な水しぶきを上げてヒットしたが、手応えは軽い。やはり、先ほどと同じような20センチ越えの虹鱒だった。

この先には樹木の張り出したポイントがあり、以前はこの木の下からも頻繁にヤマメのアタリがきたが、今回は虹鱒も含めてまったく反応はない。
50メートルほど下流は、流れ出しから荒瀬に変るポイントで、荒瀬がブレークして平瀬に変った地点にウェットフライを流し込んでみた。
ここでアタリが無いならば、釣り下っても釣果は期待できないだろう。やはりというか、こんなに見た目の良いポイントなのにアタリはこない。
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この時点で入川から2時間半が経過。思っていたような釣果は得られず、ここで竿を収めることにした。
ただまだ昼まで時間があり、さらに上流を目指すことにした。場所はいつも支流ではなく、渓相の美しい尻別川本流。
ここより上流には何度か入ったことはあるが、今回はそれよりも少し下流。その時は尺岩魚をドライフライで2匹上げた。今回はどうだろうか。

尻別川は最上流でも踏み跡がしっかり残されている。この場所も釣人の踏み跡だらけで、いくら渓相が美しくても釣果には結びつかない。
今回もその通りで、大岩の落ち込みから長い平瀬に変る場所でも小さなアタリがきただけ。
小一時間竿を出して、本日の釣行を終えた。
寝坊は3文の損だったようだ。

写真説明@A7月7日に訪れた尻別川上流のポイントに再び。前回釣り下りできなかったポイントで竿を出したB今回釣果の小虹鱒。やはりヤマメの姿はなかった


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2022年07月10日

ピーカンを避け曇りの尻別川上流へ



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ウェットで20センチ級虹鱒8匹

(更新ミスがあり再掲載しました)

釣行日前日の7月6日は札幌で真夏日を記録、7日もこの高温状態が続くとの予報だ。夏の早朝からの快晴、ピーカンの天気は釣りを行うには体力的にも厳しく、出来るだけ気温が低くて曇りの地区を探した。

候補地は余市川、尻別川上流、白老4河川に浜益川支流と静内川の5地区。この内、日の出から昼までの時間、曇り空が続くのは白老地区だった。
それで釣行先を白老に決め、さて出かけようかとあらためて天気予報を確認すると、尻別川流域の京極や喜茂別も曇り空が続くとのこと。
ならば、尻別川上流のほうが距離的にも近くて、前回不振のリベンジもできると、尻別川に進路を変えて車を走らせた。
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前回の尻別川釣行は6月9日。竿を出した寒別付近の本流は、まだ魚の活性が鈍かったのか、一度のアタリもなく撤退。上流の尻別川に流れ込む支流に移動して、何とか小型のヤマメと岩魚を手にしたが、とても満足のいく釣果ではなかった。

今回の釣行先も同じく寒別付近の本流。ドライとウェットフライを駆使して、大型ヤマメを狙うことにした。
現地到着は午前5時半。海釣りではこれでも遅いくらいだが、河川釣行では少し早すぎる。だが、この場所が人気ポイントということもあり、敢えて早目に入川することにした。

川相は前回と比べて2割程度水量が多くて、流れが速い。最初に本流に流れ出る支流にドライフライを投じてみた。
ここで釣果があれば本流でも期待できるが、何度投じてもフライはただ流れていくだけ。
またダメか、との悪い予感が頭を過ぎるが、今度は本流でウェットフライを流してみた。荒瀬脇の深場が期待のポイントだが、魚の気配は感じない。
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一度のアタリもなく1時間ほど過ぎた頃、向こうアワセでようやくアタリがきた。小さくジャンプを繰り返すところから、小型虹鱒だろうと見当をを付けたが、思いのほか暴れる。そしてネットに入ったのは22、3センチの銀毛がまぶしい虹鱒だった
狙っているサイズには程遠いが、魚を確認できたことでモチベーションが高まる。

その後、派手な水飛沫を上げる虹鱒がヒットしたが、直ぐに針を外して逃げた。それを最後にアタリは遠退く。
入川から2時間ほどが経過して、次の場所に移動することにした。
最終的には前回入った支流に入ることにしたが、その前に尻別川に沿って走るあぜ道から、直接川に降りられるポイントに入ることにした。

ここは、3年前に一度竿を出したことがあり、広い川幅が急に狭まって流れ出しに変るポイントがある。その流れだしの急流がブレークして平瀬に変る付近に魚が溜まっていることが多いが、今回はどうだろうか。

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入川地点から100メートルほどして、その流れ出しが現れた。荒瀬から早瀬に変った場所で小さなアタリが。慌ててピックアップすると20センチ前後の虹鱒。さらにその下流からもアタリが相次ぎ、そのいずれもが型を揃えたような虹鱒だった。

さらに下流に足を運ぶが、知らない間にかなり深い場所に立ち込んでしまった。
川底は急深で、このまま立ち込んでの釣りは難しくなった。かと言って川岸は、がれきが犇めく崖状態で足場を作れない。

水量が少ない季節ならば、立ち込んで問題なく釣り下ることができるだろうが、今回は危険すぎるようだ。
時間はすでに9時を越えており、ここで竿をたたむことにした。
今回の釣果は、寒川ポイントの1匹を加えて18センチから22センチの虹鱒が8匹。これにバラシを含めると12、3匹と、虹鱒は活性化してきたが、ヤマメの姿はなかった。これから段々型も大きくなっていくとともに、ヤマメも期待できるだろう。

写真@寒別付近の尻別川上流域Aさらに喜茂別寄りの上流域B当日の主要な釣果。ヤマメの姿はなかった

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2022年06月11日

今季初の尻別川本流



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低水温で活性化が遅れ気味

昨年6月初旬は、尺に近いヤマメが釣れているとの釣具店情報から、余市川中流の大江橋から下流の支流が流れ出るポイントを集中的に攻めた。
しかし、水温は低く水量が多いという厳しい環境もあり、散々な結果に終わった。その経験から、今季はあまり情報に惑わされないような釣行計画を立てるつもりだ。
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さて、6月2回目の釣行先は寒別付近の尻別川本流。ブログで何度も取りあげてきた場所だ。昨年の6月中旬には、このポイントで虹鱒の30センチ級と25センチほどの岩魚が計4匹ヒットした。しかし今回の釣行は6月9日で、昨年よりも少し早くそしてこのところの低温続きの天気が影響するのでは、と釣果期待していなかった。

この他、問題は午前9時から10時にかけて上流からラフティング船団が押し寄せてくること。その前に勝負をしなければならない。そのため、入川は午前5時と、本流に入るには少し早目の時間となった。夏場ならば朝まず目の釣行は有効だが、水温の低いこの時期はどうだろう。

本流で竿を出す前に、尻別川支流の流れ込みにドライフライを流してみた。ここでフライに反応するならば本流でも釣果は期待できるが、全く反応はなかった。試しにウェットフライを沈めて流したが、こちらも生命反応はない。そのため、「今日はかなり厳しい釣りになるのでは」との嫌な予感が過ぎる。


尻別川本流の水量は、数日前の雨の影響なのか多いように感じる。そして流れも速く水温も低いようで、フライを行うには厳しい条件。まず、水流に負けないウェットフライを流芯に打ち込み、ダウンクロスでアタリを探る事にした。
そこから釣り下がり、何度もフライを打ち直すが全く反応はない。
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これが初夏や真夏の釣りならば、前日に入った釣人の影響も考えられるが、その様子は見当たらない。水温が低くて魚が活性していないだけなのだろう。ウェットフライからドライフライに替えても、当然アタリが来なかった。

ここで2時間ほど粘ったあと、さらに上流に移動することにした。新しい場所もブログで何度も取り上げたポイント。寒別と違うのは、流れの穏やかな平瀬が続いているということ。ただ人気ポイントだけに、岸には多くの釣人の足跡が残されていた。
早速、上流のザラ瀬から平瀬に変るポイントにソフトハックルを流してみた。すると5投目に小さなアタリがきたが、フライが大きいのか針がかりはしない。

何度かアタリが続いた後、ようやくヒットしたのは12、3センチほどのヤマメ。このサイズが先ほどからフライを悪戯していたようだ。アタリはあってもヒットしないポイントが50メートルほど続き、このポイントにも見切りをつける。
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次に向かったのは、尻別川上流に流れ出る支流。この支流の増水は収まったようで、流れが速いことと水量が少し多いほかは盛夏と変わりはない。
ただ、水温がまだ低いのか、ここぞというポイントでもフライに飛びつく魚は出てこない。

ようやくドライフライから変えたウェットフライにヒットしたのは、15センチ前後のヤマメだった。それもスレがかりという情けなさ。そして同じくスレがかりで13センチほどのヤマメが掛かった。スレで釣れるということは、それだけ魚影が濃いということだが、そんな気配は感じられない。


何度もドライフライとウェットフライを替えながら釣り下ったが、結局ドライフライにきたのは10センチほどの岩魚だけ。やはり水温がまだ低くかったようだ。あと10日もすれば、活性が進むのだろう。
この日の釣果は12、3センチ、15センチのヤマメ3匹と10センチほどの岩魚1匹。釣った魚はすべてリリースした。


写真説明@A尻別川最上流に流れ出る支流Bこの日釣れたヤマメと岩魚


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2021年10月29日

雨の合間に知来別川へ釣行



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魚道の無い堰堤の上流は岩魚ばかり

このところの降雨で釣行先が限定され、釣行計画の変更を余儀なくされている。
今回、10月28日は沙流川支流を考えていたが、雨の影響がどの程度なのか判断がつかず、結局近場を選んだ。行先は、前回の更新記事で取り上げた真狩川支流の知来別川。
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その更新記事でも触れたが、今回は真狩川との出合いとオショロコマが棲息していると考えられる、豊川と合流するの上流域への釣行を計画した。しかし、下流域は前日からの雨で濁りがきつく、フライでは対応できそうにない。仕方なく、流域を遡りながら上流域に車を走らせた。

豊川との合流地点から上流は、渓流と言うよりも里山の小川といった景観。そしてあちこちに三面壁が設けられて、とても竿の出せる雰囲気にはない。何しろ、川幅が最大でも2メートルほどで、河原は灌木や雑草で覆われている。
これで水が澄んでいればまだモチベーションが高まるが、この上流域でも濁りは強いまま。
何とか三面壁から外れた場所を探して、落ち込みや流れだしなどの数少ないポイントで竿を出してみるが、ドライ、ウェットともに全く反応がない。
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前回は、ここから2qほど下流に築かれた堰堤下に竿を出した。その時の釣果は25センチ前後の岩魚が1匹だけで、魚道の無い堰堤間の魚影の薄さを痛感した。
今回はさらに下流に入ることにした。

だが、ここにも魚道の無い堰堤が姿を見せる。その堰堤下から釣り下ることにしたが、一向に濁りは収まらない。もしかして、各所から流れ込んだ農業用水の影響で、これが元々のこの川の水質なのかもしれない。
この地点まで来ると。流れは遅く水深も膝から少し上までで、立ち込んで下ることに支障はない。両岸には河原がなく、灌木やイタドリを始めとした雑草が川面を覆う。
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川の名前の知来別は伊達ではなく、実際に昔はイトウが棲息していたのだろう。そんなことをこの緩い流れが感じさせる。
今回は、濁りに対応してウェットフライを用いることにしたが、入渓から下流300メートル付近まで全く反応はない。その先に川が少し狭まって作った流れ出しが見える。
流れ出しから落ち込みに変るポイントに、ウェットフライを流し込んでみた。その2投目にようやくアタリが。ヒットしたのは尺に欠ける岩魚だった。

前回もこのサイズの岩魚がヒットした。もしかして、この流域には他の魚はいないのでは。
さらに釣り下ると、今度は先ほどよりも小さな流れ出しが姿を見せる。その先に流れのはっきりとした早瀬が続いている。その早瀬の終わった地点で2度目のアタリがきた。先ほどよりも小さな20センチ強の岩魚だった。
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さらに釣り下ると、新たに魚道の無い堰堤が姿を見せた。これだもの、ヤマメの姿が見えないはずだ。この川に何故これほどの堰堤が必要なのか。
堰堤下のプールにフライを落とし込んだが、予想に反して反応はない。もしかして、さらに下流にも魚道の無い堰堤が作られているのか。

さらに釣り下るか考えている時に、大音響の雷鳴が響き渡る。そして、先ほどまで陽が出ていた空が暗くなり雨が降りだした。
もともと午前10時頃から雨の予報。これを機に入渓地点まで戻ったが、その後この雨は夜半まで続いた。

11月もフライ釣行を計画しているが、10月までのようなドライフライは厳しい。なので、11月末までは湧水河川中心の釣行を計画している。

写真説明@知来別川下流は濁りが強いために上流域に入渓したAしかし上流は小川のような流れで魚の気配はしなかったため、前回釣行からさらに下流に入ったが、緩くて変化の無い流れが続くB今回もフライにヒットしたのは尺余りの岩魚が2匹だけ


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2021年10月23日

大雨の後の真狩川に釣行



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川を覆う灌木やイタドリに大苦戦

10月20、21日と全道的に降り続いた雨による河川の増水を懸念して、22日の釣行は降雨の影響が薄い湧水河川に変更した。
今回は特に、湧水河川の中でもヤマメに実績のある真狩川上流に行くことにした。
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前回14日の釣行先も真狩川を含めたが、この川は水流の強さは同じでも上流域と下流の様相は全くの別物。上流域にはこれまで何度も入渓しているので、それなりの安心感があり釣果もある程度期待できる。

ただ、真狩川上流域と言っても、今回は湧水の湧き出る最上流域ではなく、サケマスふ化場のある泉地区から真狩村市街地にかけての釣行。
この区間には初めて入るが、果たしてヤマメは飛び出すか、はたまたオショロコマが姿を見せるのか、胸をワクワクさせて入渓した。

最初に竿を出したのはふ化場下流にある橋から。イタドリや灌木に覆われた自然河川で、川の太さは最大でも3メートルほど。流れは直線的で低い堰堤が各所に設けられている。その堰堤の流れ出しや淵がポイントとなっているようで、釣人の踏み跡がそうした場所にしっかりと残されていた。
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フライを打ち込む前にまず、川を覆うイタドリや灌木、枯れた草などを取り除く作業が待っている。ただ、いくら取り除いてもフライを打ち込む3回に1回は、せり出した木や草に引っかかる。また、何とか打ち込みに成功しても魚の反応は薄い。
この川がいくら雨に強くても、いつも以上に水量が多く、流れも速いことが原因のようだ。

入渓してから暫らくして、下流に穏やかな流れの平瀬が現れた。そのポイントからようやく10センチほどのメタボなヤマメがヒット。さて、これからと勇んで釣り下るが、狭い川幅ときつい流れは変わらない。それでも、所どころに出来た遅い流れの中から、15、6センチの虹鱒が連続してヒット。

さらに下って行くと、いつの間にか開けた場所に出た。どうも公園内のようで、真狩村の市街地に着いたようだ。
結局、2キロほど下ったことになるが、その釣果はヤマメが1匹に虹鱒2匹と言う散々な有様。
いつものように、ふ化場から湧水池まで釣り上がれば釣果も違ったものになったのかもしれない。しかし、大雨の後でも竿を出せただけ満足しなければならないだろう
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折角だからと、今度は真狩川支流の知来別川に入渓することにした。入渓地点を探すうちに、魚道の無い砂防ダムが現れた。ダムの下流にはもう一つの小さな川が流れ込れ込んでいる。砂防ダム下のプールにドライフライを打ち込むが、まったく反応がない。
ならばその下流に作られている平瀬はどうか、と#10の派手目のカディスを流した。それにも何の反応もなく諦めかけていると、フライが水中に引き込まれた。

遅れて合せを入れると、25センチ前後の岩魚が暴れながらネットに入った。てっきりヤマメかオショロコマしか頭になかったので、少し戸惑う。
さらにもう1匹と追い打ちをかけるが、ヒットしたのは後にも先にもそれ1匹だけで、それ以降アタリがない。

何故なのかは、その下流に行きついて分かった。そこにも魚道にない砂防ダムが築かれていた。先ほどの岩魚は砂防ダムと砂防ダムの間で命を繋いできたのだろう。何とも複雑な気持ちでこの川を後にした。
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この知来別川は真狩川との出合から、そのすぐ上流が面白いのかもしれない。また、最上流域はオショロコマが棲息しているのだろう。今回のような中流域には手を触れずに、再び釣行することを考えている。

写真@細くても水流の強い流れが特徴の真狩川上流域A川を覆う灌木やイタドリに邪魔をされるB真狩村の市街地を流れる真狩川C今回の釣果のチビヤマメと子虹鱒、知来別川の岩魚。




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2021年10月16日

尻別川に流れ出る支流を転々と



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本流の釣果は厳しくとも小物が好調

秋の深まりと共に水温の低下も進んで、ドライフライのできる日も限られてきた。
今年の釣行は新規ポイントの開拓に力を入れようと思っていたが、こうしてフライフィッシングのできる日が少なくなると、それも叶わぬものとなりそうだ。
10月14日の釣行は、占冠付近の鵡川支流への釣行を検討していた。前日に十勝への私用を兼ねて現地の下見を行った。翌日の釣行ポイントを物色するためだ。
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しかし、札幌から高速道路でも2時間半が掛かるという長い走行距離に二の足を踏んだ。結局は以前から計画していた、これまで入ったことの無い尻別川の下流域に流れ出る支流ポイントへの釣行を実行する事にした。

具体的には真狩川とルベシベ川、それに名無川の三河川で、いずれもニセコ町の郊外で尻別川に流れ出る。真狩川とルベシベ川は上流域に何度か入渓したことはあるが、名無川は上流も含めて今回が初めて。
樹木が鬱蒼として岩のゴロゴロした渓流景観の上流域と比べて、下流域は市街地に近い分、流れが穏やかで里川の趣が強いだろう。そして流れが太く、尻別川に近いことで虹鱒やヤマメの型ものが期待できるのでは、と考えた。
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初めに入ったのは、ニセコ町市街地から5分ほどの真狩川最下流。魚道の備わった低い堰堤の下に場所を設けた。数日前の雨のせいか、予想以上に濁りが強く、ドライフライだけではなくウェットフライも厳しい状況。竿を出して30分も経たずに場所を移動することにした。

次に向かったのはルベシベ川最下流。上流に向かってあぜ道が作られており、かなり上まで車を走らせることができる。しかし、低い堰堤が次ぎから次に現れて、とても竿の出せる雰囲気ではない。尻別川との合流地点から釣り上がれば、それなりの釣果が期待できるだろうが、今回は見送ることにした。

そして最後は今回初めて釣行する名無川。ここも橋の横からあぜ道が上流まで続いており、それを利用してポイント散策。橋から500メートルほど上流に、流れ出しから平瀬に代わるポイントが現れた。その上流も落ち込みや大岩、淵などが連続している。
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その平瀬に#10のカディスを流すと、フライには掛からない小魚がすぐに反応。フライを#12に替えると10センチ余りのヤマメがようやくヒット。
しばらく同じサイズが反応した後、早瀬から流れだしに変る場所で20センチに足りない虹鱒がヒット。同じ場所で10センチほどの岩魚も上がった。
今回狙っているサイズとは程遠いが、そこそこ魚影は豊かな川なのだろう。

再び移動することに。今度は尻別川の上流域に流れ出る支流。実際には尻別川支流のそのまた支流で、雨の後など水量が増えるときでなければ釣果が上がらない渓流。棲息しているのは虹鱒と岩魚が半々。時にはヤマメの型ものも姿を現す。一昨年の同じ時期には、30センチ越えの虹鱒が5匹ヒットした。

今回はその条件を満たしており、支流の流れだし地点から釣り上がった。
いつもならば、浅い平瀬や流れ込みなどの小さなポイントからもアタリがあるのに、水量が多いためか100メートルほど釣り上がっても小さな反応しかない。#10のカディスにようやくヒットしたのは、曲がり込みから落ち込みに変る流れの二分したポイントから。15センチほどの岩魚だった。
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上流は同じような流れ込みと淵、流れだし、平瀬などの好ポイントが連続。そこから15センチほどの虹鱒や岩魚が続けざまにヒットする。しかし、狙っている型ものの気配はない。500メートルほど釣り上がっての釣果は、15センチから20センチの虹鱒が4匹と15センチ未満の岩魚が3匹。

今回は、尻別川本流2か所でもウェットフライを行ったが、まったくの坊主状態。それと比べると、支流では小さいながらもアタリがあるだけ釣りを楽しめた。
渓流フライシーズンは、残すところあと半月ほど。それまでに満足のいくフライ釣行を行いたいが、果たしてどうなるのだろうか。

写真説明@真狩川の下流。堰堤下にフライを流すが、濁りは強くて釣りにならないA名無川の下流域は、流れの穏やかな里川の雰囲気。小ヤマメや虹鱒、岩魚がドライにヒットしたB尻別川の上流域に流れ出る支流のそのまた支流。こんな小さな渓流だが、魚影は濃いC今回ヒットした虹鱒や岩魚、小ヤマメ


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2021年10月08日

尺アメマスと20センチヤマメがヒット



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3週間ぶりの釣行先は尻別川下流域の支流

9月18日以来約3週間ぶりのブログの更新。この間も9月30日に尻別川支流に釣行したが、前日からのまとまった雨により目的地は濁流状態。
上流域では何とか竿を出せるのでは、と何カ所かの渓流を回ったが、いずれも褐色の流れが収まっていない。
最後は、雨にあまり影響されない湧水河川の最上流部まで足の延ばした。結局ここも増水が激しく、丸1日が無駄足となった。
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前回訪れたのは、同じ山の名前が付く尻別川の支流。これまで釣行した支流とは異なり、尻別川下流域に流れ出る渓流釣りでは知られた河川だ。
自分にとっては初めての渓流だが、「型ものヤマメが期待できる」という知人の甘言につられて釣行計画を立てた。
今回10月7日の釣行は前回の計画をそのまま移行。現地には日の出時間と同じ朝6時に到着。前回は濁流で竿を出せなくても、次の釣行のためにここぞというポイントを確認、それによって今回入渓する場所はすぐに決まった。

尻別川との出合から1キロメートルほどの場所で、魚道を備えた堰堤が姿を見せる。堰堤下には二つの流れが作られていて、その下流50メートル先に平瀬が続いている。幸い、この時期には避けて通れない鮭の遡上は見られない。
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その流れのひとつに#10のドライフライを流すと1投目から反応が。小さな魚が何度もイタズラするが、フライが大きすぎて食いつけない。そこから下流に、流れ込みから平瀬に変わる目的のポイントが現れた。

平瀬は30メートルほどの長さだが、水深がそこそこあり、魚がいれば定位しているはず。上流からウェットフライを流してみると、すぐに反応が。上がってきたのは10センチほどのヤマメ。先ほどからドライフライにイタズラしていたのは、このサイズのヤマメだろう。

それでも、型ものがいるのではとフライを流し続けていると、竿をしならす大きなアタリがきた。動きを封じて、岸に引き揚げた魚は30センチほどのアメマス。
このポイントではこれ以上アタリがないので、次のポイントに移動。川に沿ってあぜ道が付いているので移動は楽だが、それだけ釣人の入り易い川なのだろう、あちこちに踏み跡が残されていた。
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今度の場所は流れ込みから淵に代わる1級ポイント。魚が居着いていても可笑しくない場所だが、フライに小魚だけが悪戯する。大場所だけに、魚がスレているのだろう。すぐに移動することに。

次の場所は、ここから100メートルほど上流。川が開けて見通しは利くが、全体がザラ瀬気味。それでも、岩と岩の間の落ち込みや流れ込みなどのポイントが散見される。そうしたポイントにフライを投じると、3回に1回は小さな魚が反応。10センチを超すヤマメは空を飛んで手元に来る。

どうも、下流よりも魚影が濃いようで、そんなアタリが何度か続いたあと、20センチ余りの虹鱒も釣れるようになってきた。魚の居着いていそうな小さな平瀬からは、20センチ越えのサビの入ったヤマメも飛び出した。
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ところが、その先はザラ瀬の続く景観が広がり、ポイントらしいポイントが見つからない。時間も予定の11時を過ぎたことからここで終了。この日の釣行を終えた。

この渓流の最大のポイントは、支流の流れ込む橋から上流だという。今回はウェットフライト兼用のために下流域に釣行したが、また来る機会があったら、上流域にも挑戦してみようと思う。

写真説明@魚道が機能している堰堤の下に入渓A堰堤下流の平瀬Bザラ瀬の続く上流域Cこの日釣れた30センチほどのアメマスと20センチのヤマメ、同サイズの虹鱒


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2021年09月10日

尻別川上流でウェットフライ



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平瀬に変わる場所で型ものヒットも・・・

先週の9月2日は、白老と苫小牧の境を流れている別々川上流に釣行したが、釣人ならば誰しも入るだろう橋下のポイントに入渓して大苦戦した。
元々の予定ポイントは今回よりもかなり下流。ならば、どうして入渓ポイントを間違えたのか。
それは、その2週間前に釣行の下見で訪れたインクラの滝広場から、社台川上流に抜ける林道ゲートが開かれていたことが原因。
「別々川で釣果が上がらなくても、社台川に移動して竿をだすことができる」と、できるだけ社台川に近いポイントに入ったことから。
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しかし2日は、社台川上流に抜ける林道ゲートの鍵が閉じられていて通行できなかった。この2つの失敗が釣行計画を大きく狂わせた。
最終的には、別々川からウヨロ川上流に移動したわけだが、ブログの通り釣果は散々な結果で終わった。

そして今回9月9日は、ウェットフライだけで釣果を求めたいと、1か月半ぶりに尻別川上流に赴いた。
最初に向かったのは、超競合ポイントの上尻別橋。橋から200メートルほど下流に作られた渕や流れ出し、平瀬では雨後などのタイミングでヤマメや虹鱒などの型ものが釣れることがある。
ただ、ここでの自分の釣果は20センチ前後のヤマメや虹鱒、岩魚。型は大きくはないし魚影も薄い。それでも、ウェットフライへの反応が楽しくて釣行を重ねてきた。

9日も、河原に多くの釣人の足跡が残されていて、初めから厳しい釣果が予想できた。それでも1匹ぐらいは、と上流からウェットフライを流し込む。
だが、何度竿を振っても反応はない。
あまりのアタリの無さに、この場所から100メートルほど釣り下がったザラ瀬で納竿。次のポイントに移動することにした。
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次の場所もウェットフライに適したポイントで、釣人が余り入ることのない直線化した長いザラ瀬が続く。ただ、その後に流れが変容。流れ出しから魚の溜まっていそうな平瀬に変る。
ザラ瀬でも、シーズンによってはヤマメがヒットすることはあるが、この日は全く反応がない。

100メートルほど下って、いよいよ平瀬が姿を見せる。その平瀬への流れ込みでウェットフライにようやくアタリが。初めにきたのは10センチ足らずのヤマメだった。
ため息をつきながら、再び対岸の深場にフライを打ち込む。すると、向こうアワセでグイグイ引き込むアタリが。ラインをやり取りしながら手元に寄ってきたのは20センチほどの虹鱒。

そして続いて右に左に暴れまくる大きなアタリが。余りの暴れっぷりにラインのコントロールが利かず、針がすっぽ抜けてしまった。アタリの大きさから言って40センチクラスの虹鱒だろう。
これに気をよくしてさらに釣り下る。
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平瀬の下流は5メートルほどの細い荒瀬に変わり、ウェットフライへの反応がなくなった。そして200メートルほどして再び大渕が現れた。この淵では、過去に姿の確認できなかった大物をバラしたことがある。
期待を込めてフライを流れに乗せるが、今回は小さな魚さえも姿を見せなかった。

入川ポイントから1キロほどきた地点で、川の流れは再び平瀬から荒瀬に変わった。どう見ても魚の気配がしないことからここで納竿。
アタリは少なく大物もバラしたが、競争の激しい尻別川でまだ開拓する余地の残されているポイントがあることを嬉しく思った。

写真説明@超競合ポイントの上尻別橋の下流。淵や平瀬が続いているが、魚影は薄いA次に向かったのは長いザラ瀬の続くポイント。ザラ瀬の先の平瀬で大物がヒットしたが痛恨のバラしB結局、当日の釣果は20センチほどの虹鱒と小ヤマメだけ



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2021年08月01日

尻別川本流で苦戦も支流で挽回



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こんな上流の支流にもブラウンが棲息

北海道の今年の夏は、本州よりも暑い日が続いている。特に旭川や帯広、北見などの内陸地は35度を越える猛暑となるなど、厳しい暑さとなっている。
札幌圏でも、連日の30度越えで熱射病患者が増加、とても釣りどころの話ではなくなってきた。
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それでも、暑さ対策を施せば何とかなるのでは、と7月最後の釣行として29日に尻別川上流に赴いた。
今年の尻別川本流の釣行は今回で3回目と、余市川に次いで多い。ただ過去2回は、入ったタイミングの問題からほとんど坊主に終わり、悔しい思いをした。

当日の気温も30度を越えるとの予報。ならば早めに現地入りして昼前には釣りを終えようと、札幌を3時半に出発。現地の寒別橋には5時前に着いた。
いつも入るポイントでこの時間に釣人と遭遇したことはなかったが、今回はすでに1台の車が。
車を降りて入川の準備をしていたのはイケメンの若いアングラー。「熱心ですね」と話しかけると、「ここはラフティングが来るので、早めに入らないと」との事。自分と同じ思いをしている人がここにいた。
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優先権を持つ先行者にポイントを決めてもらい、自分は下流に入ることに。そこは支流の流れ出る場所で、ウェットフライを試すには丁度よい川幅と水深がある。
心配していた渇水もそれほど酷くはないが、6月下旬と比べたら1割ほど水嵩が低い。

問題のアタリはというと、小さなヤマメらしき反応はあるが針がかりはしない。
今日初めてのヒットは、釣り始めてから1時間後に#10のプロフェッサーにきた22、3センチの虹鱒だった。が、この後が続かない。
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暫らく粘った後の帰りしなに、支流の淵と平瀬の混じるポイントで#10のドライフライを流してみた。
すると、3投目に虹鱒特有の水面を割るような大きなアタリ。上がってきたのは予想外の20センチ余りのブラウンだった。

昆布川の流れ出る中流域では何度もブラウンを釣ったことはあるが、この場所では初めて。「ここまでブラウンの棲息域が広がったのか」と複雑な気持ちに。
再びフライを打ち込むと、続けざまにヒットしたのは15,6センチの虹鱒とヤマメ。本流よりも支流の方がアタリがあるのは水温のせいか。

その教訓をもとに、ここを後にして向かったのは尻別川上流に流れ出る支流。ここも釣人の激戦区で、午前9時を過ぎたこの時間では誰か彼か入渓しているはず。
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幸いにもう帰ったのか、いつも止まっている場所には車の姿はない。水量はいつもの2割ほど少なく、釣りを行うには支障はないが、ポイントはかなり失われている。
そして突然の雨。雨粒は大きいものの、それほど激しい降雨ではないために、魚がいるのかいないのか疑心暗鬼で釣り上がる。
ザラ瀬の続いた後に現れた流れだしにドライフライを流してみると、1投目から反応が。

アタリの大きさから、小さなヤマメではと再び打ち込むと、この川で初ヒット。上がってきたのは17、8センチほどのヤマメだった。
そして同じ場所から同サイズのヤマメもヒット。その少し上流の平瀬からは15センチに欠ける岩魚と、それよりも小さな虹鱒が連続してヒットした。
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さらに、その上流のポイントでも小さな岩魚とヤマメがヒットするなど、アタリが続いた。このポイントに最近釣人が入っていないか、あるいは降りだした雨が魚の警戒感を和らいだのかは定かではないが、予想外の釣果。

ブロックで築かれた岸から釣人がいつも竿を出している、大物の居着きそうな深場の人気ポイントに差し掛かった。
しかしここではアタリは皆無。多くの釣人が入るために、魚影が極端に薄くなっているのだろう。

上流を見渡すと、奥までザラ瀬が続いている。そしていよいよ雨も本降りに。仕方なくここで脱渓することにした。
この雨は美笛峠から支笏湖まで降り続き、濃霧も発生。昼間なのにヘッドライトを点けて走行するほどの見通しの悪さとなった。

写真説明@初めに入ったのは、尻別川と支流の出会いAここでは20センチ強の虹鱒しか釣れなかったB支流でヒットした小型ブラウン。こんな場所にまで棲息域を広げたようだCさらに尻別川上流に流れ出る支流Dここではヤマメと岩魚が連続ヒットした


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2021年06月20日

まだ水量の多い尻別川本流



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 有力ポイントでも苦戦が続く

 海のトラウト釣行から、フライの本流・渓流釣行に移行してほぼ1カ月が経過。この一月間の釣行先は、千歳川上流に尻別川本流とその支流、余市川本流の三河川で、釣行先が限られることもあり苦戦が続いている。

 ここ数年前からウェットフライを手がけてきた。ウェットフライを行うためには太い流れが最適で、それに合致した本流のみに限定して釣行。
 しかし今年の尻別川と余市川は、5月に入ってからの長雨や雪代解消の遅れなどで水量の減少が進まないほか、水温も低いままで推移。だから魚の活性も鈍い。
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 釣果の上がらない言い訳はともかくとして、この1カ月での釣果は尻別川支流と千歳川上流でのヤマメのみ。もういい加減、水量が落ち着いているだろうと、6月17日に赴いたのは5月中旬以来今年2回目の尻別川本流。

 前回は寒別橋付近のポイントが増水で立ち込むことができなく、仕方なく次善の上尻別橋ポイントに移動。しかしそこもアタリひとつこないために、このポイントから近いオロウェン尻別川の支流に入渓した。

 この支流は低い山から流れ出るために水量も安定しており、水温も本流よりは高くて魚の活性が進んでいるはず。しかし、ここも一度のアタリもこない散々たる結果。ここでの坊主は初めてのことでは。

 6月17日は、前回入ることのできなかった寒別橋上流。水量が減少していて、ようやく立ち込める状況となっていた。
 これまでは、流れ込む支流との出合で型ものヤマメや虹鱒が飛び出たが、今回は魚の気配が感じられない。そして、肝心の本流の平瀬から淵に至るポイントでもアタリは皆無。
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 寒別橋下流でも様子見。試しに、早瀬の脇にウェットフライからドライフライに換えてフライを流したが、針を銜えることのできない小魚が反応しただけ。

 2時間ほど粘った末にさらに上流の上尻別川橋に移動、このポイントをウェットフライで釣り下った。
 前回よりは水量が減少したとはいうものの、それでもこの時期としては2、3割ほど多い。

 何度もウェットフライをダウンクロスで流しては逆引きを繰り返す。が、いつもならば向こうアワセでヒットするのに、アタリすらこない。
 釣り下ってから200mほどの地点でようやくヒットしたのは12、3センチのヤマメ。だが、その後が続かない。
 結局、このポイントもまだ早かったようだ。
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 ならば、ここから近い支流のオロウェン尻別川に入ることにした。だが、本流で釣果が上がらないために支流に移動するという、同じことを考えるアングラーがいるようで、ここにはすでに先客の車が2台、川ぷっちの別々の場所に止められていた。

 川の流れが細いために、ここではドライフライで釣り上がる。尻別川との出合いから500メートルほど行った上流で脱渓したが、小さな魚がいたずらするだけで針には掛からなかった。

 平日ながら尻別川本流では多くの釣人の姿を見かけた。彼らの釣果がどうだったのか気にかかる。

写真説明@寒川橋下流のポイントA上尻別川橋下流でウェットフライを流したが・・・B支流のオロウェン尻別川も散々たる内容


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