2019年11月15日

晩秋の厚別川最上流を遡行



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 虹鱒中心だがオショロコマの噂も

 昨夜からの雪で、札幌は本格的な冬の到来。15日午前7時の南区の積雪は5センチほどで、郊外では二桁のところもありそうだ。これが根雪となるのか。アングラーには、今年の納竿を迫る切っ掛けとなるはず。そういう自分はまだ諦めるつもりはないが。
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 今回の更新記事は、13日に訪れた厚別川最上流域への釣行。あまりにも近場なので昼から入渓して午後2時には脱渓した。
 あえて厚別川上流を選んだのは、この川が湧水河川のひとつではないかと確かめること。

 そもそも、厚別川の釣りのポイントは三つに分けられる。豊平川の出会いから国道36号線までの直線化した流れがまずひとつ。そこから滝野公園のアシリベツの滝まで。そして今回のような滝から上流域。
 豊平川合流点からアシリベツの滝までは、ヤマメと虹鱒、滝から上流は虹鱒だけが棲息するという、滝を挟んで全く異なる生態環境となっている。

 札幌ふれあいの森から滝野公園までの中流域で、2度ほど釣行したことがある。釣れたのはほとんどがヤマメで、一度だけ25センチ級がヒットして驚いた。これは滝野公園内の釣堀から逃げた魚だろう。
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 アシリベツの滝から上流は川底と両岸がコンクリートの三面壁で、ほとんどポイントはない。ところが、滝のカントリークラブから上流は、藪だらけの自然河川に替わる。
 川幅は最大でも3メートルほどで、上流にある砂防ダムまでの区間で25センチの虹鱒を釣ったことがあった。
 砂防ダムから上流は、支笏湖に向かう国道453号線に沿って空沼岳方向に伸びており、途中から国道の下を潜る。

 今回の釣行はこの国道を越えた上流域。川に沿って延びる器械場林道が入渓口だが、林道ゲートは鎖錠されているので車での通行はできない。
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 この上流域には、4年前に一度入渓したことがある。その時は前年9月の大雨で林道が押し流されて寸断、その先は2メートルほどの崖となっていた。今回も林道入口から100メートルほど行った場所は陥没したまま。当然林道としての役目は果たしていない。

 浅い流れの川筋を辿って上流に向かう。川岸には釣人の足跡がしっかりと残されていた。上流に行く毎に倒木が行き手を邪魔をするが、ところどころにポッカリと砂場の空間が現れる。
 
 森の中を流れる川だけに、流れは穏やかで水量は少ない。水温を測ってみると、外気温が5℃に対して8℃とドライフライには問題ない温度。
 4年前の釣行では、林道ゲート下の落ち込みで20センチほどの虹鱒がヒットした。その後もアタリはあるものの、フライにかかる魚はいなかった。さて、今回はどうか。
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 この季節だからなのか、川岸は開けており気持ちよく遡行できる。ただ、森が深くなっていくので、熊への恐怖感は高まる。
 倒木の作る淵や淀み、平瀬などのポイントにドライフライを流すが、遡行から30分ほどアタリはこない。初めてのアタリは、淵の底から浮上した15センチほどの魚。合せるタイミングが遅くてバラしてしまった。
 そこから再びアタリのない沈黙が続き、1時間後にようやくヒットしたのは20センチ足らずの虹鱒。

 結局2キロほど釣り上がったのだろうか、姿を現した堰堤で脱渓した。この間のアタリは少なかったが、川は水量を保ってさらに伸びているので、 その先は魚影が濃くなる可能性はある。また、最上流部にはオショロコマが棲息しているとの話も。いずれは最上流まで本格的に釣り上がりたいと考えている。

写真@国道453号線を越えた厚別川上流の流れA浅い流れで倒木が多いがこの時期は川岸が開けて遡行が楽だB脱渓地点の暗渠C落ち込みでヒットした虹鱒









2019年11月13日

苫小牧郊外の2河川が有望



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冬でも釣行できる札幌近郊湧水河川(後編)

 冬でもドライフライ釣行のできる渓流の後編として取り上げるのは、苫小牧郊外の錦多峰川と小糸魚川、そして尻別川支流の真狩川。特に苫小牧は、札幌と比べて積雪量が少なく場合によっては全く雪の無い川筋を釣り上がれる。寒ささえ我慢できれば、極寒の1月でもドライフライでアタリを楽しめる。

錦多峰川
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 札幌近郊とはいっても距離は100qほどあり、車で1時間半かかる。だから、そう簡単に釣行はできないが、これまで取り上げた湧水河川の中では一番推薦できる。
 最上流で湧いた温泉が流れ出ている関係から、真冬でも水温が10℃を下回ることがない。問題は、こうした恵まれた環境から釣人が多く入っていること。そのために、魚影は薄くて釣れる魚も虹鱒に限られる。
 入渓ルートは、砂防施設から川筋に沿って釣り上がるか、林道ゲート先の王子製紙の貯水池まで徒歩で行く。貯水池の上流も以前は池だったが、 現在は枯地となり錦多峰川が筋となって流れ出ていいる。
 小さな鉄橋を越えた上流から釣り上がると、強い水圧の蛇行した流れが続く。1キロほど行くと、崖で囲まれたガロー状のポイントが現れる。鉄橋からガローまでの区間はアタリは少ないが、ガローを越えると良型の虹鱒が顔を見せる。
 スリット型砂防施設の下流は、ボサに覆われた小さな流れだがヤマメも棲息している。
 熊が冬眠に入っている季節ならば問題はないが、時には1番危険な「穴持たず」の熊もいるという。冬だからと言って、くれぐれも油断しないように。


小糸魚川
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 源流部は、錦多峰川や苫小牧川と同じ支笏湖・丸山の森。樽前山の伏流水や湧水が源流。
 錦多峰川よりも流域が長く、その分だけ水温は外気に影響される。なので、真冬の水温はドライフライにぎりぎり反応する7℃ほど。
 虹鱒や岩魚もいるが、堰堤や砂防ダムがないので、広域にヤマメが棲息。ヤマメファンにとっては嬉しい河川。下流の小川のような流れは、高速 道路下あたりから蛇行を繰り返し、スリット型砂防施設から上流は手つかずの自然河川に変わる。川幅は、3メートルから5メートルと小さく、立ち込んで遡行するには難がある。
 さらに上流に向かうには、川筋に沿って遡行するか林道を徒歩で行く。800メートルほどいくとで暗渠が姿を見せる。
 条件さえよければ、この暗渠の淵にもヤマメが溜まっていることがあり、見逃せないポイント。川は林道に沿って流れていて、どこからでも入渓 できるが、熊の出没件数が異常に多くて冬でも深追いは禁物。
 また、魚のサイズは良型は少なく全体的に小ぶり。


真狩川上流
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 真狩川は、羊蹄山の伏流水が真狩村・泉地区他で湧き出し、枝川の流れを集めて尻別川に流れ出る。源流部ではバイカモが群生、オショロコマも棲息する、冷たく透き通った流れが特徴。
 自分がいつも入渓する泉地区の真狩川の川幅は、最大でも3メートルに満たない。水温は12月初旬で10℃ほど。1月には8℃に下がる。
 第1泉橋から入渓すると、次第に平瀬の続くポイントが現れる。ここから第3の橋までの区間はヤマメと虹鱒が棲息。
 4番目の橋から上流はバイカモの生い繁る姿が多く見られるが、バイカモの作る川底の森から飛び出る魚はいない。
 最後のポイントはその湧水池。フェンスで仕切られた湧水池は、上流部と下流部の2段に分かれ、底から伏流水が湧き出ている。
 残念ながら、目的のオショロコマをこの上流で手のしたことはない。他の釣人のブログによれば、真狩市街地でオショロコマが沢山釣れたとのこと。何で街中で釣れて源流部で釣れないのか、不思議でたまらない。多分、源流域が異なっているからだろう。
 このほか、札幌の超近郊河川として厚別川があるが、先日釣行したのでその話は次回に掲載する予定。

写真@錦多峰川上流の流れA小糸魚川上流の暗渠B真狩川上流の流れ








2019年11月11日

冬でも釣行できる札幌近郊の湧水渓流



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ドライフライに虹鱒やブラウンが

 道内の渓流フライ釣行は、ほとんどのアングラーが気温低下の著しい10月末から11月初旬にかけて納竿。翌年の春先まで冬眠状態で過ごす。
 そこで、自分のように1年中フライ釣行を行いたいと願う者は、湖や本流、サーフでのウェットフライに向かうことになる。
しかしショアや本流でのフライ釣行は、慣れ親しんだ渓流フライとは全くの別物。ガイドの凍りつく寒気厳しい中での釣行を好んで行うアングラーは極一部に限られている。

 こんな修験僧のような厳しい釣行は自分には無理。それでは、冬でも寒さを気にせず竿の出せる場所はないのだろうか、と思いついたのが本州の釣り雑誌に掲載された、伏流水や湧水でのドライフライ釣行。

 冬でも水温が7℃を下回らない河川では、ドライフライも可能なはず。また道内の釣り専門のブロガーが、実際に真冬でもドライフライで釣り上がる記事を見てその確信を得た。

 問題は、そうした湧水河川や伏流水の流れ出る渓流が何処にあるのかということ。山麓が源流の渓流ではなく、平野や湿地帯から流れ出る渓流を中心にブログの釣行記を検索。
 その結果、以下の渓流に辿り着いた。苫小牧郊外の錦多峰川、その隣を流れる小糸魚川、苫小牧川、支笏湖周辺のママチ川、紋別川、勇払川、尻別川支流の真狩川等々。
この他、まだ釣行していない河川は多く残されているが、自分が入渓した河川だけを何回かに分けて案内しょうと思う。初めは支笏湖周辺の4渓流。

 千歳川支流ママチ川


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 この川は、千歳川の合流点からヒメマスふ化場までの下流域、ふ化場から林道ゲートの中流域、ゲートを越えて源流に向かう上流域とポイントが分けられる。
 下流域は、水流も多く蛇行した流れの淵にブラウンの型ものが潜んでいることが多い。しかし、入り易い地形から他の入渓者との競争が激しく、誰も入渓していない朝まず目や夕まず目が狙い時となる。
 中流域は幾分蛇行は少なくなるが、相変わらず入渓者が多くて入渓するタイミングを間違うと全く釣果を得られないこともある。
 自分は、好んで上流域のイケジリママチ川やママチ川本流に向かうが、釣り上がるにつれて水量が減少。ブラウンよりも小さなヤマメが多くなってくる。また熊の出没が激しく、いつも糞がそこかしこに見られる。
冬期間は、ふ化場から先は除雪していないために通行は不可。上流に行くには川を釣り上がるしかない。

 千歳川支流紋別川

 直接第4ダムに流れ出るので、本来的には千歳川の支流ではない。入渓するには、恵庭・盤尻か恵庭市営牧場、千歳・サケマスセンター横の3カ所のゲートのいずれかから。
 林道ゲートはいつも鎖錠されているが、伐採作業業者や山菜採りが鍵を開けていくことが多い。流域は長くはないが、第4ダムに近い紋別1号橋や2号橋付近よりも3号橋、4号橋で釣果が上がる。
 ほとんどがブラウンで、40センチ級も多い。7号橋付近ではアメマスや岩魚も確認できるが数は少ない。ゲートで通行が規制されているために入渓者は少ないが、その分熊への恐怖が高まる。
冬の釣行は、林道が除雪されていないことが多く、雪をかけ分けての入渓となる。実際に釣行できるのは雪の積もる寸前まで。
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 苫小牧川

 この川は、河口から高岡の水源地までの下流と、水源地から丸山遠見の源流域までの上流に分けられる。上流域に入るためには口無沼に向かう林道か、国道276号線沿いにある鉄塔の下から。
 林道経由では、水源地近くまで車で通行できるが、冬期間は閉鎖される。このため、冬期間は鉄塔下の崖を下って入渓するしかない。
50〜60メートルほどの崖を下ると、蛇行した苫小牧川が見えてくる。下流に向かうと水源地、上流は倒木で作られる淵の多いポイントが現れるために、釣り上がる者が多い。実際に、水源地まで釣り下がっての釣果はほとんどなかった。
 ヤマメも棲息していると聞いているが、これまで虹鱒しか釣ったことがない。
 崖の下を流れる川は、蛇行を続けて次第に細くなっていく。回りが鬱蒼とした森のために熊への恐怖が高まる。絶対に熊よけグッズが必要な渓流だ。
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 勇払川

 ウトナイ湖に流れ出るこの川は、上流域で勇振川と植内川に分かれる。本流の勇払川にはヤマメや虹鱒が棲息、支流の勇振川も同じような魚影だ。ただ、水源地から上流はほとんどが虹鱒だが、前回の釣行で初めてヤマメを釣った。
 この川に入渓するには、国道276号線沿いにある林道ゲートを潜り抜けるか、アッペナイ水源地のゲートからとなる。ママチ川の林道ゲートからも入っていけるが、いつも鎖錠されており、確実に入渓するにはアッペナイ水源地だろう。
 蛇行を繰り返す上流の水源地までの流れは、いかにも魚が棲息しているように見えるが、多くの釣人が入っているために、極端に魚影は薄い。水源地上流の大渕や流れの太いポイントも、見かけによらずアタリは少ない。今回初めて上流に入渓したが、釣人の入った形跡が薄く、虹鱒のアタリは多かった。
 支流の植内川は完全なブラウン河川。勇払川本流と比べても穏やかな浅い流れが続く。ポイントが少ないほか、魚影自体も薄く感じる。
 いずれの川も、ママチ川と同じ森の中を流れており、当然熊への警戒を怠ってはならない。
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写真@ママチ川上流の流れAB紋別川の晩秋の流れ。同川でヒットした40センチ級のブラウンC崖の上から見た苫小牧上流の流れD蛇行を続ける勇払川の流れ

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2019年11月08日

苫小牧川を諦めて勇払川支流の勇振川へ



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みぞれの中を湧水河川に釣行

 ドライフライでの釣行を取り上げる期間も残り少なくなってきたが、今回の更新記事も前回と同じ湧水河川。
 札幌で初雪が観測されるという今年一番寒い日に、何を好んで出かけるのか自分でも呆れている。
 ただ、札幌を発つ時には気温が5度とそれほど低い訳ではなかった。

 それが現地苫小牧郊外の丸山の森では4度に、そして時間が経つごとに3度、2度と下がってきた。帰りの昼過ぎには雪模様となり、支笏湖と札幌・南区を結ぶ区間は時折吹雪という荒れた天気となった。
 幸いスタッドレスに替えていたので問題はなかったが、夏タイヤで走行していた車は速度を落としても、路面の雪にハンドルを取られて四苦八苦していた。
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 さて、11月7日の釣行先は苫小牧川を考えていた。しかし現地に着くと、林道ゲートはしっかりと施錠されていて、車で釣行先に向えなくなった。
 通称鉄塔下から歩いて入渓することも考えたが、この歳で急な崖を登り降りするのはきつい。
 ならば、前回更新した勇払川はどうだろうと、道路を挟んだ向こう側の林道に向かうと、幸いにゲートは開いていた。
 それではと、行き先を変更して勇払川支流の勇振川に向かうことにした。

 勇振川は、丸山の森の中で勇払川に合流する小河川。これまで入渓したことがなくポイントなどの様子は掴めないが、規模的には勇払川の半分程度の川幅。しかし藪が少なくて、この時期はドライフライを打つには支障はなさそう。
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 勇払川の合流地点から竿を出す。
 蛇行の多さは勇払川と同じで、曲りが作る淀みや淵に#10のカディスを打ち込みながら釣り上がる。入渓した合流場所で小さな反応があったが、遡行する毎にアタリは遠のく。
 
 そして苫小牧川で見た同じシーンが。缶ビルを木の枝に刺している場所が現れた。
 苫小牧川と同じ人間だろう。足元には空缶のほか、ガラスの空き瓶も残されており、どうも質の悪い釣人のようだ。
 そうした怒りも影響したのか、どこまで遡行してもヒットはしない。仕方なく1時間ほどで勇払川に戻り、水源地近くまで下がることにした。

 フェンスで囲まれた、水源地手前の落ち込みには魚が溜まっているのでは、とフライを打ち込む。と、小さな落ち込みからアタリが。ヒットしたのは15センチほどの虹鱒だった。同じように他の落ち込みを探ると、虹鱒のほかに10センチほどのヤマメも。
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 ひと通り落ち込みを探った後、今度は釣り下がることに。しかし、いつまで下ってもアタリはこない。それも当然かもしれない。  水源地直下での魚影が薄いのに、釣人の多い下流はもっと厳しいはず。

 再び場所を移動、今度は前回脱渓した勇払川の更に上流を目指した。上流に向かっても水量は変わらず、そして蛇行が連続して続く。

 前回は、これはというポイントでアタリがきた。同じようなポイントなのに今回全く反応はない。前回と変わったことと言えば、外気温の低さと10℃から8℃に変わった水温。それと、最近の釣人らしい足跡が残っていた。

 入渓時点から30分ほどした、倒木の淵でようやく大きなアタリが。尺には届かない虹鱒らしく魚がだったが、アワセが早すぎてバレてしまった。
 魚の居ることを確認できて、ようやくモチベーションが高まったのに、先ほどから降っていた雨がみぞれに変わり、流したフライの行方も見えなくなってきた。
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 結局、今回の釣行では水源地下の落ち込みでヒットした15センチから18センチほどの虹鱒が3匹に、10センチから12センチのヤマメが2匹という釣果。どうせならば植苗川への釣行も考えていたが、ブラウンしかいないのが分かっていたので、敢えて深追いはしなかった。

写真@勇振川の蛇行した流れ。まるでママチ川の上流を見ているようだA苫小牧川で見たあの空缶がここにもB勇払川の水量は安定していいて、遡行するには楽だったC水源地下の落ち込みでヒットした虹鱒とヤマメ








2019年10月31日

 晩秋の勇払川でドライフライ



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飽きない程度に虹鱒がヒット

 10月最後の釣行先は前回の真狩川と同じ湧水河川の勇払川。北海道ではすでに晩秋だというのに、気温は平年を上回りアングラーのモチベーションはハイギアーのままだ。
 ただドライフライに関して言えば、山岳渓流への釣行はさすがに厳しい環境となっている。それを見越した上で、例年この時期から釣行先を湧水河川に切り替えてきた。
 
 昨年も、10月後半から11月中旬にかけて赴いたのは、苫小牧の錦多峰川、千歳のママチ川、同・紋別川、真狩川それに勇払川と植苗川。いずれも伏流水や湧水河川で、水温が真冬でも7℃は保っている。
 特に錦多峰川は、どんなに寒くても10℃を下回ることはないほど。それだけに、1年中釣りを行いたいアングラーの格好の場所となっている。
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 面白いのはそうした湧水河川の魚種の片寄り。ママチ川は時折虹鱒や岩魚も釣れるが、ほとんどがブラウン。同じように紋別川はアメマスもいるが、圧倒的にブラウンが支配。逆に錦多峰川は虹鱒だけで、苫小牧川上流もほぼ同じ。

 昨年11月初めに訪れた勇払川水系の植苗川などは、入り易い地形と穏やかな流れのためか、魚影は極端に薄く、それもブラウンしか釣れなかった。
 本流の勇払川も状況は変わらない。特に、植苗川と合流する下流域や浄水場付近の魚影の薄さには閉口した。
 
 10月30日は、林道のゲートが解放されていたことで、まだ入ったことのない勇払川の上流に向かった。同じ丸山の森を源流としているせいか、川は同じエリアの苫小牧川やママチ川を大きくしたような流れ。

 夏ならば草木で上流や下流の見通しは利かないが、枯葉も落ちて木が裸になったこの時期、目の前には広々とした空間が広がっていた。
 勇払川の流れは蛇行を繰り返し、その曲りの淵や倒木などが作る淀み、水深のある平瀬といった格好のポイントが次々に現れる。
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 午前9時の外気温は12℃、それに対して水温は10℃前後とドライフライには問題ないはず。入渓前に熊予防として、林道の真中で爆竹を鳴らして川に下ろうとすると、3頭の大きな鹿が目の前を駆け抜けた。
 川幅は最大でも7メートル、狭いところでも3メートルと、前回の真狩川よりもロッドは扱いやすい。

 問題のアタリはというと、入渓地点からしばらく行った何の変哲もない平瀬で、#12のカディスに20センチ余りの虹鱒がヒット。 それを合図に、曲りの淵や倒木下から15センチから20センチの虹鱒が飛び出る。しかし、多くの倒木が交差して深場を作る絶好のポイントからは小さなアタリばかり。
 
 釣り上がって現れた同じようなポイントでも、小さなサイズの虹鱒しかヒットしない。多分、こうしたポイントばかりを攻める釣人が多くて、魚はスレてしまったのかもしれない。
 ヒットした魚も最大で25センチほど。もっと大きな虹鱒がいてもおかしくはないのに、この日は目にすることができなかった。
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 ただ、過去に浄水場の上流では虹鱒しか釣ったことがなかったが、今回初めてヤマメを手にした。浄水場の堰堤で堰き止められるために、ヤマメの遡上はほぼ不可能なのに、どのようにして登ったのだろう。
 結局この日の釣果は、15センチから25センチの虹鱒が7匹に18センチほどのヤマメが1匹。バラシが5回で、ブラウンがいなかったのは幸いだった。

 ドライフライでもこの時期に竿の出せる場所は残っている。釣果はあまり期待できないが、まだシーズンを終えたくないフライフィッシャーにとっては、1年の締めくくりとして出かけるだけの価値はあると思う。もし釣行されるのならば、必ず熊対策を忘れずに。 それと、林道は閉じられていることが多いので、別の場所の検討も必要。

写真@A湧水河川独特の蛇行の続く勇払川の穏やかな流れ。見通しが利いて気持ちの良い釣りが楽しめたBヒットしたのはほとんどが虹鱒Cその中でヤマメの姿も
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2017年11月25日

ブラウンに占領された植苗川上流



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 今年最後の渓流ドライフライ釣行

 札幌は真っ白な冬の装いに変り、最低気温が零度を下回る日が当たり前になってきた。そんな一日の11月24日、日中の最高気温が2度の苫小牧郊外の植苗川に向かった。今年最後となるかもしれない、渓流のフライ釣行のためだ。
 植苗川は、千歳のママチ川と同じ森を源流部とする湧水河川で、最後はウトナイ湖に流れ出る。平行して流れる勇払川には何度も釣行したが、植苗川は初めての釣行。
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 勇払川と植苗川の上流部に釣行するには、閉じられた林道のゲートから深い森を徒歩で行くしかない。今回も、林道ゲートの設けられている「あっぺない」に車を止めて、植苗川上流を目指そうと考えていた。
 ところが、伐採作業が行われているようで、ゲートは開放状態。遅くても、作業の終わる時間までにゲートに戻れば、車での走行が可能だ。この機に乗じて、一路植苗川上流へ。
 湿原地帯を過ぎて、川に沿って走る枝道を左に曲がって入渓。川は、水量が少なく穏やかな流れで、ママチ川と紋別川の上流に似た景観。 
 外気は零度に近くても、水温は10度を越えており、ドライフライに反応するはず、とモチベーションを高める。
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 河岸の両脇が開けていて見通しが利き、川に立ちこまなくても竿を振ることができる。森の奥深い場所で見通しが利くということは、何よりの熊対策。それでなくても、これまで以上に熊の営巣地に入っている。時折聞こえる鹿の鳴き声にさえ、敏感に反応する。

 入渓したのは、浅い平瀬が続いて蛇行に代わった地点。流れを塞ぐ倒木やえぐれ、淵や流れ出しなどが続出する、見た目は最高のポイントだ。釣人のものらしい踏み跡がしっかりと残っている。
 
 しかし、#10のカディスを淵に落としても、えぐれの横に流しても反応はない。人気場所ならではの魚影の薄さか、あるいは魚の活性が鈍いのか。この場所から本格的に遡行を開始。アタリがあったのは、50メートルほど上流の倒木の先の淵から。だが、針掛りが浅くバレてしまった。
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 同じことが何度か続いて、フライを#12に交換。それが正解だったのか、10センチほどのブラウンが小さな落ち込みから飛び出た。こんなに小さくても、派手な赤い斑点がやけに目立つ。その時点では、この川の主たる魚種はやまめや虹鱒と思っていたが、ヒットするのはブラウンばかり。

 隣を流れる勇払川では、下流域でやまめと虹鱒、上流で虹鱒しか釣ったことがないために、この違いに驚いた。確かに、同じ森を源流部とするママチ川でも、ブラウンが勢力を広げている。植苗川は、実際にはそれどころではないのかもしれない。今回は、入渓地点から2キロメートルほど釣りあがったが、ブラウン以外の魚は確認できなかったからだ。
 季節にもよるだろうが、もしかして他の魚はブラウンに駆逐されたのでは。そうでないことを祈っている。
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 記したように、この日の釣果はブラウンばかり。23〜4センチが最長で、これを含めた20センチクラスが4匹、10センチが1匹。バラしを含めると、計10数回のアタリがあった。
 この時期のフライ釣行としては、林道のゲートが開いていたという幸運と、入った場所にも恵まれてまずまずだったのでは。ただ、ブラウンしかいなかったのが気にかかる。
 
 さて、次回の更新からショアトラウトの釣行を考えている。更新の途絶えたホラー分野も何とかしなければ、と思っているのだが・・・。

写真@AB植苗川の流れ。両岸が開けているために開放感があり、遡行もしやすい。所々にポイントが作られる。ブラウンがヒットした場所は、流れの緩い淵や平瀬だったDEそうした場所から飛び出たブラウン

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2017年11月21日

この時期のママチ川は魚影が激減



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多くの釣人が入渓したストレスか

 別に、11月の更新ブログを湧水河川特集として取り上げたつもりはないのだが、結果として、この時期にドライフライのできる場所が限られているために、11月のブログは湧水河川釣行に偏ってしまった。
 同じように、春先の3月、4月のフライ釣行も、湧水河川に集中している。
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 さて、ひと口で冬でもドライフライが可能な湧水河川とはいっても、錦多峰川のように1年中安定した釣果の得られる河川がある一方、晩秋では釣果の得られない河川もある。

 これはあくまでも自分の主観だが、前々回取り上げた真狩川は、晩秋から冬にかけて釣果が得られる反面、春先は期待できない。逆に、今回取り上げたママチ川は春先は期待できるが、晩秋の釣果は難しい。苫小牧川や小魚井川もママチ川に似ているかもしれない。

 色々と原因はあるが、ひとつ上げるとすると、釣人の入渓行動だろう。特にママチ川は、林道が積雪で閉ざされる一時期を除いて、釣人が絶えることはない。林道に沿って流れているために、簡単に入渓することができるからだ。
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 その1年間の溜まったストレスが秋から冬かけて現れて、釣果が激減する。だから、この時期のママチ川釣行は、いくら湧水河川だからといっても釣果の得られないことが多い。
 
 今回入渓したのは、錦多峰川に釣行した翌日の16日。雪こそ降ってはいないが、気温は5度を下回る寒さ。午前8時半に、いつもの上流域からではなく、姫鱒ふ化場の中流域から上流を目指す。
 水量が中流域と上流とでは大きく異なり、曲がりや淵、倒木といったポイントが多いことから。それと、先ほど記した1年間のストレス云々が本当なのか、を確かめるため。

 姫鱒ふ化場上流から蛇行の続くママチ川に入渓。緩い流れの平瀬、適度な水深と、申し分のないポイントが連続して、釣果の期待が高まる。遡行とともに次々に、川の蛇行が作るえぐれや淵が現れる。
 そこで今回は、透明度の高さから#14のカディスを使用。ある程度の小さな魚にも対応できるはず。
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 しかし、釣りあがってから1時間が経過してもアタリはこない。こんなに魅力的なポイントが続くのに、魚の姿は見られない。実際には、速い速度で動き回る15センチほどの黒い魚は確認できたが、フライには見向きもしない。

 昨年も今回と同じような季節に入渓して、坊主に終わったことを思い出した。しかしそれは、水量が少なく浅い上流域でのこと。水量があり、淵や平瀬の連続する中流のようなポイントではなかった。

 3時間が経って、一度のヒットもなく、いつも入渓する上流に架かる橋に着いた。橋の上には、ジープ型の車が停車していて、こちらを見ている。鍵の掛かった林道ゲートをどのようにして入ったのだろう。

 橋の上流で流れ込む、支流・イケジリママチ川と本流の二股を、右の本流に進む。本流は林道のすぐ横を流れており、その林道を辿ってさらに上流へと向かう。
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 途中で大きな熊の糞を発見。さらに500メートルほど歩いた先に、いつもアタリのある暗渠が現れた。今回の釣行はここで終了することにして、今度は大型カディスを打ち込む。が、やはりアタリはこない。

 結局、中流域から4時間ほど遡ったが、フライへのチョイスはめだかほどの魚が3回ほど。ヒットの回数はゼロだった。やはり、この時期のママチ川は厳しいというのが実感だ。釣人の絶えた、冬から春先には回復しているはず。その時期にもう一度挑戦してみようと思う。

写真@AB 蛇行した流れの連続するママチ川は、釣人を誘惑する。しかし、この時期の魚影はきわめて薄く、釣果に恵まれないC林道の真中に残された新しい熊の糞

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2017年11月19日

この季節でもドライにヒット



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 錦多峰川上流を釣り上がる


 11月半ばを迎えて、今期の納竿を終えたフライフィッシャーも多いのでは。自分も、4年ほど前までは10月末でフライ釣行を諦めて、冬を迎える準備を行なっていた。
 ある切っ掛けで、冬でもドライフライの可能なポイントを見つけてからは、積雪があっても、極寒であろうとも釣行する機会が多くなった。
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 そして3年前からは、ルアーによるショアトラウト釣行にも挑み、今では1年中フライやルアーでの釣行を楽しんでいる。
たださすがにフライは、涌水渓流などの限定されたポイントだけしか釣果が得られないのも事実。そのポイントを交互に訪ねて、盛期に備えた。

 11月15日に訪れた場所もそうした涌水河川の錦多峰川。前回は、同じ涌水河川の真狩川だった。川の規模など異なる点はあるものの、基本的には水量の多い里川らしい緩い流れ作っているのは変わらない。ただ、大きく異なることがひとつだけある。
 それは、熊の存在。真狩川では、熊との遭遇は全くといってないが、錦多峰川上流は名だたる出没地帯。新しい糞が残されているのも珍しいことではない。
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 特に、積雪の少ないこの地域では、穴を持たない熊も多いという話を聞いたことがある。それもあって、これまでの錦多峰川の釣行は、王子製紙貯水池から2kmほど上流までに留めていた。
 そうなると釣果は自ずと限定されて、型ものは難しくなる。今回は、熊の恐怖も忘れてさらに上流への釣行を試みた。林道のゲート前に車を置き、川に沿って走る林道を1時間ほど歩いた。

 その先には、4年前の大雨による倒木が幾重にも折れ重なって、行手を防ぐ。
仕方なくここから入渓。地図上では、源流部はあと4キロメートルほど先のようだ。入渓地点は川幅が4メートルほどだが、水量が多く流れが速い。
 気温は5度前後か、時折り雪が舞い散るが、風がないので寒くはない。川の水温は10度を越えており、普通に考えるとドライフライを行なうには何も問題はないはず。

 川は全体的に直線化した流れだが、所々に倒木や曲がりが作る淵や緩い平瀬が現れる。その淵に投じた、#10のカディスの第2投目にアタリがきた。慎重にピックアップした竿の先には尺に欠ける虹鱒が。これで一気に期待が高まり、数少ない淵や流れ出しを探しながら遡行を続ける。

 すると、これはというポイントで3回に1回の割合でアタリがくる。ただ、ほとんどが20センチ前後の虹鱒で、尺を越えるサイズは皆無。
 遡行と共に川幅は狭まり、底が深くて急な崖で作るガロー状態のポイントが多くなってきた。そのガローの、ぽっかりと空いた小さな淵にフライを落とすと、ようやく尺を越える虹鱒がヒット。だが、高い崖の上から引き上げることが出来ずにバレてしまった。

 再び流れが落ち着き、川幅の広い場所が現れた。だが、そうした場所からは小さな虹鱒しか出てこない。今度は、上流に高巻きが必要なガロー状のポイントが現れた。どこまで遡行したのか判断できずに上流を見やったが、その先の見通しが利かない。
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 もう少しで、温泉が沸いているという源流部に着くと思われるが、川を囲む森は更に深くなっていく。
入渓から4時間が経過して、ここで遡行を断念した。
 それが正解だったのか、それとも間違いだったのかは、帰りの林道上に残された真新しい熊の糞が答えてくれたと思う。
 こうして、11月2回目の涌水釣行は終了、16日も連休で3回目の湧水河川として、千歳のママチ川に釣行した。その模様は次の更新で。

写真は@A錦多峰川上流の流れ。川幅が狭く、崖で作られたガロー状の景観も現れるBC底の深い淵から飛び出した真っ黒な虹鱒と銀毛の美しい虹鱒

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2017年11月14日

晩秋の真狩川にフライ釣行



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  上流域で元気なやまめと虹鱒

 11月のフライ釣行は、天候との競争なのかもしれない。雪が積もらなければ晩秋で、積もってしまえば初冬というこの時期に、フライ釣行をするほうがどうにかしている。しかし、まだ納竿するのは寂しい。なので、13日もドライフライができる場所にいそいそと出かけた。
 目的地は真狩川。羊蹄山の伏流水を源泉とした、この時期でもドライフライが可能な湧水河川だ。途中の中山峠は、頂上で道路脇に20センチほどの積雪。朝晩は、凍結のために夏タイヤでの走行は無理だろう。
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 さて、真狩川への釣行は今年2回目。前回は4月という、北海道では湧水河川でなければ釣行が成り立たない時期に訪ねた。結果は、伏流水の湧き出るポイントに近い場所だったにも関わらず、一度のアタリも来なかった。ただ、昨年11月17日の初釣行では、オショロコマこそヒットしなかったが、やまめや型ものの虹鱒が飽きない程度にヒットした。
 
 時期的にも今回と代わらないので、釣果はある程度期待できると見込んでの釣行。これまで、源流に近い場所に趣いたが、今回は試しに真狩村市街地の下流域にも足を延ばしてみた。
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 当初は、澱粉工場横に架かる橋の下からの遡行、あるいは釣り下りを計画した。ただ、実際に橋の上から見る流れは早く、川底が深い上に濁りが入っており、ドライフライは難しそう。実際に橋の上下流にドライフライを流してみたが、簡単にアタリが来るほど甘くはなかった。
 
 この場所を、1時間もかけずにいつもの上流域に移動。源流に近い上流は透明度が回復して、ドライフライは問題なく使えそう。ただ、いつもことながら川幅は最大でも3メートルと狭く、両岸には笹や草木、枯れたイタドリが川の真中まで迫り出している。なのでロッドを振ることは難しく、下流に流して逆引きするダウンストリームでの釣行となった。
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 まず、川幅が2メートルほどの橋の下から釣り下った。最初のアタリは、100メートルほど下流の流れの緩い平瀬から。フライは、#10のカディスを使用していることから、小さな魚は銜えることができない。
 初めてのアタリも小さな魚のようで、ヒットしない。そこからしばらく行った、何の変哲もない平瀬から大きなアタリ。しかし、心の準備ができていなかったために、ピックアップが遅れてしまった。こんな場所にも棲息しているのか、と気を取り直して釣り下りの速度を上げる。

 初めての釣果は、倒木が流れを遮った平瀬から。ヒットしたのは20センチほどの虹鱒。同じポイントから15〜6センチのやまめも続く。急流に棲息しているためか、いずれの魚もすこぶる元気。さきほどバラした魚も、アタリは大きかったが実際には同程度の大きさだったのかもしれない。
 やまめは、1箇所から3匹連続してヒットするなど、魚影の濃さを感じさせるポイントも。
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 釣り下っていくうちに、川幅がすこしずつ広がってきた。そして、曲がりや淵、倒木が多くなって、アタリも増えてきた。
 場所によっては、川の両岸に釣人が付けたような踏み痕が。枯れたイタドリが折られた場所には、足跡がクッキリと残っていた。今回のアタリは、そうした踏み痕があった場所から。ただ、川幅が急に狭くなる、潅木が川を覆う場所には踏み痕はない。そうした場所からは、小さなやまめが飛び出てきた。

 下流には、まだまだ魅力的なポイントが見え隠れするが、入渓してから500メートルほど下った地点で脱渓。今度は、入渓地点から遡行して上流を目指すことにした。
 昨年の釣行で、ポイントはある程度掴めているが、果たして今回はどうか。
 釣り上がるといっても、竿を振ることが難しく、枯れたイタドリを取り除きながらのクロスストリーム。2回に1回は、ラインやリーダーが潅木や笹、枯れたイタドリに引っかかり、イライラが募る。
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 そうした気持ちを反映してか、上流ではピタリとアタリが来なくなった。昨年ヒットが連続したポイントでも無反応。このまま、バイカモの生い繫る上流まで遡行しても、釣果は難しいのでは、と弱気になり入渓地点から5〜600メートル付近で脱渓した。釣り下りと遡行を逆にしたのならば、結果は異なっていたのかもしれない。
 
 とりあえず、晩秋のフライ釣行2回目は終了。まだまだドライフライを楽しみたいので、次の釣行河川をどこにするのか検討中。どうか、雪が積らないように!

写真は@真狩村の下流に架かる橋から見た真狩川の中流域の流れA濁りがきつく、底が深いためにドライフライは難しかったB源流部ぬい近い真狩川上流の流れ。川幅は細いが、元気な魚が棲息していたCこんな場所からやまめや虹鱒が飛び出るDヒットした虹鱒とやまめ

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2016年11月22日

冬の湧水河川、最後はママチ川



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頻繁なアタリも針がかりしない

 今月に入って4度目の釣行先も、涌水河川のママチ川。夏の川でのドライフライのアタリを懐かしみ、フライロッドを少しでも長く手にしていたい、という悪あがきにも似た心境なのかもしれない。あるいは8日目の蝉なのか。

 千歳川に流れ出るママチ川は、夏場ならば千歳川のついでに釣行してみようか、という気軽に入れる小河川。しかし、気温の低下とともに千歳川での釣果が見込めなくなる、晩秋から冬、そして春にかけて主役に躍り出ることもある。
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 今年のママチ川での釣りは4月以来7ヶ月ぶり。そのときも、長い冬を耐えて待ちわびたドライフライの初釣行だった。4月でも水温が10度前後と、ドライフライに反応する温かさで、愛らしいヤマメと小型のブラウンがヒットした。

 季節的に、秋から冬に向かう時期と冬から春に向かう時期とでは、同じ気温でも寒さの感じ方が異なる。温かい季節から、寒い季節に移るほうがより寒く感じる。これは人間も魚も同じなのだろう。前回の苫小牧川、前前回の真狩川に今回のママチ川の釣行を通して、それが理解できた。
 いくら水温が高くても、冬になれば魚も活性が鈍る。その対策として、冬の涌水河川の釣りは、陽が高くなり気温の上昇する時間に入渓することが肝心と理解した。
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 18日のママチ川は、午前8時の気温が−1度。上流に向かう林道の轍(わだち)の水溜りは、凍り付いていた。息を吐くたびに、帽子の中の眼鏡が曇る寒さは3月以来か。それでも川に立ちこめば、足元から温かさを感じる。今回は、ママチ橋から100メートルほど下流が入渓地点。
 橋の横の空き地には先行車が一台。釣人は本流のママチ川に入っているようだ。自分も本流を計画していたが、仕方なく支流のイケジリママチ川を釣り上がることにした。

 一投目に倒木下の淵に流したドライフライは、ピクリともしなかった。何度か同じポイントに打ち込むと、ようやく反応が。10センチあまりのヤマメのようだ。しかし、くわえたフライを簡単に外して逃げられた。
 川底には、上流へと泳ぐ黒い影が見える。定位している魚と、泳ぎ回る魚の捕食活動は異なるようで、黒い影の先にフライを打ち込んでもまったく反応しない。そして、その後に冬を迎えた魚の活性の鈍さを感じた。
 
入渓してから、4時間が経過しようとしているのに、ここまでのヒット数はゼロ。しかし、アタリは有に10回近くあった。ヤマメやブラウンなど、全ての魚は針がかりしないでバレてしまった。

 夏の魚は勢いよく餌に食いつくが、この時期の魚は捕食活動が緩慢。そして、餌を浅く咥えることで、フライなどは簡単に見極められる。これがバレの原因だ。フライをダウンサイズするなどの対策は効果がありそうだが、残念ながらミッジクラスのフライは持ち合わせていなかった。

 ただ、ある程度のテクニックをマスターできれば、冬のママチ川を攻略できそうな気がする。冬でもドライフライを行える川は、フライフィッシャーにとって宝もの。キャッチ&リリースやゴミの持ち帰りを徹底して、大事に守っていきたい。
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 今回の冬のドライフライ釣行を一区切りとして、次回からは海アメなどを目的としたショアトラウト釣行を予定。また、冬の湧水河川への釣行を記録した動画をyoutubeで配信することも検討している。

 写真は、涌水河川独特の穏やかな流れを見せるママチ川の各ポイント。残念ながらヒットシーンを収めることはできなかった 





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長い人生の中で、お金はなくても時間だけは贅沢に使える今しかできないこと、やりたいことが沢山ある。それを少しづつでも実現していきたい。
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